第20話  流血の宇宙 (脚本:河中志摩夫  絵コンテ:湖川友謙  演出:石黒昇  作画監督:清山滋崇)
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ストーリー:作戦面でも実践面でも足並みの揃わない貴族連合軍は、ラインハルトとその麾下の提督達の敵ではなかった。まず、先陣をミッターマイヤー艦隊が務め、アルテナ星系で士官学校時代の師で「理屈倒れ」とあだ名されるシュターデンと戦い、これを撃破、撤退に追い込む。撤退したシュターデンはレンテンベルク要塞に引き籠もる。ラインハルトはレンテンベルクを攻略し、貴族連合の本拠地ガイエスブルク要塞攻略の橋頭堡とするるべく、要塞第6通路を白兵戦で突破し中心部の核融合炉を奪取するようロイエンタールとミッターマイヤーに命じる。しかし、ここを守備する装甲敵弾兵総監オフレッサー上級大将のために多くの犠牲を払わされながらも、「陳腐な罠」でオフレッサーを捕らえることに成功。オフレッサーを失った貴族連合は降伏、レンテンベルクは陥落した。一方、捕らえたオフレッサーはオーベルシュタインの策により、生かしたまま釈放。これが功を奏して貴族連合軍は相互不信に陥り、オフレッサーは裏切り者の汚名を受けたまま、ブラウンシュヴァイクの命令により処刑された。

キャスト
 
ラインハルト:堀川亮
ミッターマイヤー:森功至
ロイエンタール:若本規夫
オーベルシュタイン:塩沢兼人
メルカッツ:納谷悟朗
オフレッサー:郷里大輔
シュターデン:村越伊知朗
ブラウンシュヴァイク:小林修
アンスバッハ:井上真樹夫
ランズベルク:塩屋翼
フェルナー:堀内賢雄
バイエルライン:大山尚雄
アムスドルフ:清川元夢
シュナイダー:目黒裕一
ドロイセン:斉藤茂
レッケンドルフ:安宅誠
ヒルデスハイム:秋元羊介
ルビンスキー:小林清志
ボルテック:仁内建之
 
 
 
 

ナレーション:屋良有作
 
 
 
 
 
 
 
 
 




予告:ヤン艦隊はクーデターに参加した第11艦隊とドーリア星域で対決する。一方、ハイネセンでは、ジェシカが中心になってクーデターに反対する市民集会が開かれていたが…。次回、銀河英雄伝説第21話「ドーリア星域会戦、そして…」。銀河の歴史がまた1ページ。