第15話  アムリッツァ星域会戦  (脚本:河中志摩夫  絵コンテ・演出:清積紀文  作画監督:清山滋崇)
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ストーリー:疲労し士気の下がった状態の同盟軍は、帝国軍の圧倒的な攻勢にさらされ、壊滅的状態だった。イゼルローン要塞で指揮を執る同盟軍宇宙艦隊司令長官ロボス元帥は、しかし撤退を許さずアムリッツア星域で艦隊を再編成し決戦を挑むことを命じた。ヤンの第13艦隊は、まずケンプ艦隊を半月陣で迎え撃って振り切り、4倍数のキルヒアイス艦隊の攻勢も振り切って、アムリッツァ星域に集結しながら、ラインハルト麾下の人材の多さに感嘆の声をあげていた。ラインハルトもヤン艦隊の働きを賞賛していた。が、ビッテンフェルト艦隊はヤンの策にのせられてしまった。キルヒアイスは、ヤンが敷設した宇宙機雷原をゼッフル粒子で突破し、3万隻の艦隊でヤン艦隊の背後に迫った。

キャスト
ラインハルト:堀川亮
キルヒアイス;広中雅志
オーベルシュタイン:塩沢兼人
ロイエンタール;若本規夫
ミッターマイヤー:森功至
ビッテンフェルト:野田圭一
ケンプ:玄田哲章
ベルゲングリューン:田中亮一
フーセネガー:依田英助
グレーブナー:山下啓介
ディルクセン:佐藤政道
メックリンガー:土師孝也
ルッツ:堀勝之祐
ワーレン:岡部政明

大野由佳
小山結香
 
 

ナレーション:屋良有作
 

ヤン:富山敬
フレデリカ:榊原良子
ムライ:青野武
フィッシャー:鈴木泰明
パトリチェフ:塩屋浩三
ポプラン:古川登志夫
コーネフ:鈴置洋孝
ビュコック:富田耕生
グリーンヒル:政宗一成
ロボス:大木民夫
ウランフ:大林隆介
チェン:小関一
ボロディン:池田勝
アル・サレム:北川米彦
アップルトン:石森達幸
ルフェーブル:今西正男
コナリー:笹岡繁蔵
マリノ:荒川太郎
ファイフェル:梅津秀行
ハズキ:草尾毅
サイモン:飛田展男
トダ:大森章督

同盟軍は、ビッテンフェルトの攻撃を受け、味方艦隊を逃がすためにウランフ提督が戦死、ミッターマイヤーの猛攻に遭ったアル・サレム提督(第9艦隊)が重傷、パラディン提督は自殺、降伏。
 



実は、ビッテンフェルトの「進め進め!勝利の女神はお前らに下着をチラつかせているぞ!」のセリフがお気に入り。セリフ自体は下品なんだけど、言ったのがビッテンフェルトなら許せるな〜と思わせてしまうテイストがよく出ていると思います。な〜んか、憎めないビッテンフェルトに仕上がっているのは、声の野田圭一さんの功績大って感じですね。さすが。



予告:壊滅的打撃を受けた同盟軍はイゼルローンへ撤退し、その侵攻作戦は失敗に終わった。これにより同盟で政権交代がおこなわれている頃、帝国でも大きな事件が起こっていた。次回、銀河英雄伝説第16話「新たなる潮流」。銀河の歴史がまた1ページ。