第11話  女優退場  (脚本:戸田博史  絵コンテ:石黒昇  演出:大関雅幸  作画監督:木下ゆうき)
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ストーリー:かつてフリードリヒ四世の寵愛を受けたベーネミュンデ侯爵夫人は、ラインハルトを目の敵にしているフレーゲル男爵と結託し、現在の寵姫アンネローゼ(グリューネワルト伯爵夫人)を誘拐し謀殺しようとする。しかし、これを察知したキルヒアイス、ロイエンタール、ミッターマイヤーらの働きにより未遂に終わった。ラインハルトに命じられ、かねてよりこの件を調査していたオーベルシュタインの働きもあり、事件は露見。ベーネミュンデ侯爵夫人は皇帝から自害を命じられた。フレーゲルはベーネミュンデを見捨てて矢面に立たすことで保身を図った。

キャスト
ラインハルト:堀川亮
キルヒアイス:広中雅志
アンネローゼ:潘恵子
オーベルシュタイン:塩沢兼人
ロイエンタール:若本規夫
ミッターマイヤー:森功至
フリードリヒ四世:阪脩
リヒテンラーデ:宮内幸平
フレーゲル:二又一成
エーレンベルグ:佐藤正治
ケプナー:秋元羊介
女性事務官:中野聖子
ベーネミュンデ:藤田淑子

ナレーション:屋良有作

                              

キルヒアイスとロイエンタール、ミッターマイヤー(と、オーベルシュタイン)が活躍!



アンネローゼの危機を救うキルヒーとロイとミッちゃんとオベ。←この顔ぶれを見ると、あの頃はまだみんなが「運命共同体」だったなぁ、なんてしみじみ振り返っちゃいます。ラインハルトは都合で殆ど登場せずキルヒアイスが活躍するところに、外伝の「汚名」の原型をみるような気がします。

予告:帝国との講和に持ち込もうとしたヤンの思惑と異なり、同盟政府は遂に帝国領内への逆侵攻を決定する。史上最大の作戦が発令されたその裏には…。次回、銀河英雄伝説第12話「帝国領侵攻」。銀河の歴史がまた1ページ。