思いついたままを、とりあえずかきなぐり!な日記。
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2000.05.17
  いや、なんか、最近いろいろあったもので。そんな時は日記などをつけてみたくなってしまうものです。私だけ?
  塩沢兼人さんが亡くなったりして、近年なかったほどダメージを受けてます。それも理由の一つかな。
  1週間経ってやっと復活した感じです。小渕さんも死んだけど、「へえ」と普通に受け止めただけ。きっと何年経っても、小渕さんが亡くなった話題の時は、塩沢さんのことも思い出したりしちゃうのかな、と少し思ったりしました。4日にはハイセイコーも昇天してしまったし。産経新聞のweb版のおくやみ欄に「ハイセイコー」とあったのを見つけて、なんか笑ってしまいました。人間並みの扱い(笑)。ハイセイコーって勿論私は現役時代を知らないから深い感慨とかはないけれど。私でも「元祖アイドル」って知ってるし、いろんな「名馬本」ではかならず語られる馬だし、「さらばハイセイコー」(笑)も知ってるから、親近感はありました。享年31歳。数年前、シンザンが亡くなったけど、シンザンって「シンザン翁」もしくは「シンザン爺さん」ってイメージだったけど、ハイセイコーって今も若いイメージだったな。会ったことがないからかもしれないけど。やっぱり「最高齢馬」といわれるシンザンと、元アイドルのハイセイコーでは「売り」が違うってこと? 亡くなったときの年齢はそんなに違わなかったのにね。

  日記の内容としては、主に競馬とかアニメとかマンガとかゲームとか本とかネットの話題とかになるんだろうな、という気がしています。たまに音楽とか。仕事の話書いてもしかたないし。



2000.05.18
  ゆうきまさみ「じゃじゃ馬グルーミン☆UP!(23巻)」を本屋で発見。即購入。「ゲーム雑誌のカラクリ」(大沢良貴著・キルタイムコミュニケーション刊)もついでに購入。何故か「どピンク」の表紙に吸い寄せられるようにして近づいてみると「ナゴムの話」(平田順子著・太田出版刊)だった。「おお、ナゴムレコード!?」と思って中身を見るとまさしくそう!一緒にレジへ。「じゃじゃグル」は一気に読んだ。他の2冊は少しずつ読んだ。「ナゴム」は私の知っているよりずっと長く活動していたんだね〜っと興味深く読む。あのころはお金もなかったし、情報もなかったから知らないことがいろいろ書いてあった。有頂天とか、カステラとかどれもこれも懐かしいぜよ。昔カステラの「夜明け」だけはどうしても欲しくて通販で買ったんだよな〜。どこかにしまってある筈だが、さて……? 「ゲーム〜」のほうはそんなに気を引くようなことも書いてなさそう。文章もあまり上手ではない。ただ、道楽編集者の1日が、まるで私の今野生活のよう…とちょっと思った。ちょっとだけね。生活パターンっていうの?


2000.05.19
  彼が4歳の時から応援してました…ローゼンカバリー。彼の引退が決まりました。そう、わたしが主に使用しているハンドルnameのひとつの由来は、彼だったのよ。それほど大好きな馬。
  HNは「ローゼン」とかでもよかったんだけれど、それだと「薔薇」ってバレバレじゃん?それに私バラってキャラでもないし(笑)。神奈川方面には 「そうてつローゼン」ってのもあるし。んでもって「カバリー」にしたんだけど、それでも分かる人にはピンとくるだろうってことで、ひらがなにして、「ー」を取って、「かばり」。単純。

  個性的な馬でした(今でもだけど)。ちょっと笑えるエピソードに事欠かない彼のキャラクターが大好きでした。判官贔屓の私が、好きになるSS産駒なんてめったにいない! 貴重な馬です。毎週「週間ギャロップ」を買ったら、真っ先に見るページが「関東オープン馬の近況」おページ。ファンの数はきっと多いと思うんだけど、常にG1の主役になるような馬ではなかったから、彼が大きく取り上げられるような記事はめったになかったから情報は少なかったし。
  関東に住んでる私が彼の晴れ姿を見るためだけに「菊花賞」の京都競馬場を訪れた日のことを思い出します。他馬がスタンド前を通らずに返し馬をおこなったのに、ローゼンだけが私たちのいるスタンド前を駆け抜けて行ったことが、彼への思いを確実なものにしたような気がします……(遠い目。すっかりマイワールド(笑))。
  で、とうとう引退です。引退後は種牡馬になる予定だというので、少し安心。繋養先が未定なので今後の同行も見逃せません。いくらSS産駒だといったって、そうそう簡単に種牡馬への道が開けているとは言えません。兄のサマーサスピションだってなかなか…という感じだし。社台は最近シャトル種牡馬なるものもはじめたらしいので、そういう線もあるかも。去年、彼が勝った目黒記念を控えての引退表明。なんだかまた寂しくなります。結果的に、最後のレースが香港国際ヴァーズだったので、「引退レース」を見ることは出来ませんでしたが、最後に勝った去年の目黒記念、見に行っておいてよかったと思います。
  今後の彼の種牡馬としての活躍と健康を祈ってやみません。
  そんなわけで、目黒記念はヤネに武豊を迎えての(今回限りの組み合わせだろうけど)ステイゴールドで。今度こそ!(と、実はオークスより目黒記念で盛り上がってる私)

  「Wジュリエット(4巻)」(白泉社)と「マンガ夜話(vol.8)」(キネ旬ムック)を本屋で発見。他にも数冊、まとめて購入。



2000.05.20
  ステイゴールド初重賞V!

  それはいいんだけど、ラガーレグルスは残念なことをしました。ゲート試験に落ちてしまいました…故にダービーに出られなくなってしまいました。テレビでVTRを見たのですが、1回目は「よしっ、頑張ったぞ!」思わず拳を握りしめてしまいました。でも2回目が…(泣)。特別に彼のファン、というわけではないのですが、彼ラガーレグルスの気持ちを考えるとなんだか切なくなってしまいます。勿論、調教師をはじめ、関係者の皆さんも残念でしょうが、ラガーレグルスがあんなにゲートを嫌いになってしまってしまったのには、何か理由がある筈だ、と思うからです。素人の私がこんなコトを言うのも何ですが、何か…ゲートの中に入ると、精神の平静を保っていられなくなるほどのトラウマのような何かが。そう思うと、馬という生き物を育てるその困難さを考えずに入られません。そして、嫌いなゲートにどうしても入らなければならないラガーレグルスの心…いつか乗り越えられるといいなと、思います。映画「モンタナの風に吹かれて」みたいに、人間と馬の心が通じ合うといいなと。



2000.05.21
  オークス。山内厩舎のワンツーでした。あのメンコ、目が回りそうな気がして、直視できません…。因みに馬券は買ってません。

  「劇場版 機動戦艦ナデシコ」のビデオ(中古)を先日購入しておいてそのままだったのを見る…わ、若本さん、出てたんだ〜。しかもなんかイイ!いつものことですが、一言ひとことにインパクトが! 「えっちじゃないの〜」とか言ってるし(爆)。落語みたいな喋りも好きなんだ〜。シグマセブンのWEBサイトのボイスサンプルのような、「立て板に水」みたいな喋りもまた、良いものです。一昨年公開されたときに、見に行ったのにそのときは気づかなかった、不覚。因みに水曜日の「商品降臨」殆ど毎週見てま〜す!



2000.05.22
  月曜日はビデオ予約録画がいろいろしてあるので帰宅してから忙しい。密かに「モンコレナイト」にハマっていたりしていることは大きな声では言えない。そして月曜のメインは「世界まる見え テレビ特捜部」だけどねっ。


2000.05.23
  テレビ東京で夜中に放送してる「テレコンワールド」。堀川亮さん、出てるような気がしてなりません。ああ、マイン・カイザー。弱いんだ、この声にも! でも、夜中だし、耳腐ってたかな、私。自信がもてない。見るだけで暗算が速くなるビデオ「マスマジックス」(おいおいmathematicsのシャレだよ(笑))と、テレコンではもう定番商品の「アブシェイパー」。昔も塩沢さんが「イーグルアイズ」というサングラスの商品の時に出演していらっしゃるのが、信じられなかったけど、そうだったし。 他に誰が出演してるのか、まだまだ未熟者の私には分からないことが多いけど、よーく見ると、番組の「協力」って箇所に「青二プロ」って出てるから、青二関係の声優さん出現率高い筈。

  「銀英伝」のビデオ、今日からレンタルだと思ってたけどそうではなかったらしい。ふう。しかたがないから、「ジョジョの奇妙な冒険」(ジャンプビデオ)の1巻と「Gガンダム(10巻)」を借りてきた。今更なぜ突然「ジョジョ」なのか。それは、先日雑誌の広告で同作の新作の広告が出ていてキャストのところを見たら、案外魅力的だったから、気になってたんだよね。いままで全然ノーマークだったし、荒木飛呂彦わりと好きだし。ということで、メインキャストは、小杉十郎太、大塚周夫、森功至、鈴置洋孝、小林清志……新作の方の広告には他に若本規夫とか(敬称略)、ん〜ツボかも。1本40分だから、コストパフォーマンスが気になるけど、仕方がない。いつも思うんだけど、レンタルビデオって、どうして30分だろうが2時間だろうが、料金が同じなのかしら? なんか、納得がいかないわ。

  そうそう、小渕さんの二女が衆院選出馬ですって? 2世議員ってあまり好きじゃない。っていうか、地盤とかをそのまま引き継ぐのがいや。それって民主主義っぽくない。

  「優駿」6月号と「月刊カメラマン」6月号を購入。ついでに唯川恵「彼女の嫌いな彼女」(幻冬社文庫)もタイトルに惹かれて購入。「あれ〜、この人いつの間にコバルト(文庫 ・集英社)じゃなくなったんだろう?」って思ったんだけど、それは私が時代から取り残されてるんだろうか。
  あと鶴岡法斎の「マンガロン」(イースト・プレス刊)も購入。この人知らないけど、著者が私と同年代ということもあり、内容的にも文章としても、とても読みやすい。ゆうきまさみの項、現在40歳前後の岡田斗司夫などの[オタク第1世代]を評して、「わたしにとってこの世代はある種、畏敬の念を感じずに入られない」と同時に「憧れと嫉妬を抱いた」というのは、私もそう思うよ。彼らがリアルタイムで体験してきたアニメだのマンガだののそれら殆ど全てそのままが、アニメやマンガの歴史そのものであるってのは強いよな〜という気がするから。
  先日買った「マンガ夜話」にもあったんだけど「究極超人あ〜る」はオタクなマンガである、ということがこの本にも書いてあって、私はこの認識に驚いている。大好きだから、このマンガ(中学生の時から。あ、歳がバレるって…)。「ケムラーの目」とか書いてあっても「???」だったのが、ある日「そうか〜そういうコトね?」と納得したり、「ばるぱんさーのポーズはこうだ!」とかに爆笑したり、理科の教科書に「バン・アレン帯」と書いてあるのを見て独りニヤニヤしてみたりする快感(「あ〜る」のバレンタインデーのエピソード参照)。そういういろんなもののちりばめ具合が好きなの、ゆうきまさみ。…ちりばめ具合が好き、といえば、川原泉も近いものがある。ちりばめてある内容の違いはあるけれど。あと、どちらも出てくる女の子たちが(男もだけど)、媚びてないところも好き。私が中学の時に入ってた美術部とか大学の時に入ってたサークルとかって、今思うと光画部みたいなところだったな〜と思うし(当時は思わなかったけど)。
  と、いうわけで。私って、オタクだったのか!(驚愕)確かに、中学生のくせに「スネークマンショー」とかで、内輪だけで盛り上がってたという、今思えば少し変な中学生だったけどさ。少しね。



2000.05.24
  ああ、そろそろ歯医者に行かねば。
  明日は「スーパーロボット大戦α」の発売日。ららら〜♪  「免許を取ろう!」も同じ日に発売だって、昨日気づいた。
  今日の「商品降臨」のテーマは、ケンタッキーフライドチキンより「チキンクリスピーピタ」。ピタ。


2000.05.25
  ららら〜給料日。仕事がてんこ盛りで疲れた…。


2000.05.26
今日の収穫(?)は、なんといっても、今日発売の「声優グランプリ」(7月号)。
 塩沢さんのインタビュー載ってるんです……。4月20日のインタビューとのこと。読んじゃったら、ますます、信じられない気がしてきた。来月10日からの青二ミュージアム行かなきゃ。お休みもらえるかな〜、平日にゆっくり行きたい。

  「週刊アスキー」で大槻ケンヂが連載していた「90くん」(いまは「2000くん」に変わった)が1冊の本になっていた。お気に入りのほりのぶゆき氏の手によるマンガのほうは残念ながら収録されてなかったけれど、表紙の絵がっ!! じっくり表紙だけ鑑賞して(買わずに)帰ってきちゃった。



2000.05.28
 ずっと、探し求めていた「戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人」のビデオを1200円でゲットぉぉ〜! ブンドルが出てるかと思うと、少し心が痛いのですが、ずっと見たかった作品なので、これから、見ます…。ほかにも、PCエンジン用ソフト「デスブリンガー」と「ゴールデンアックス」をゲットできました。どちらも100円(なんと!)。でもPCエンジン本体持ってないんだよね〜。

 今日は日本ダービーdayでした。勝ったのはアグネスフライト。「河内さんよかったね〜」その一言に尽きます! 先日、これが「ラストチャンスかもしれない」なんて悲しくなっちゃうようなコメントをおっしゃっていたので、余計そう思います。「良馬場でやりたい」ともおっしゃっていたけれど、今日の馬場状態はたいして良くもなく、レース前は「んー」という樹がしていましたが。「牝馬の河内」らしく、母も母の母馬も、河内騎手が手綱をとっていて、その子でダービーというのがまた感動。政人サンみたいにダービーを獲って引退なんて、したりしないでほしいものです、寂しくなるから。

  今日の「発掘!あるある大辞典」のナレーションはレギュラーの森さんは勿論ですが、三石琴乃さん、それに郷里大輔さんまで出ていて、びっくり。郷里さんが出てるのは初めて見ました。(わたしのチェックが甘いだけか?)テーマは「賃貸住宅」。



2000.05.31
  今日も「銀英伝(叛乱者)」を借りられなかったから、留守録していおいたビデオを見ることにする。
  今日の「商品降臨」は、トヨタのカーナビ「モネ」。先週の「ピタ、ピタ、ピタ」が強烈だっただけに、今週のは至って普通に感じられる……。とは言っても、「トヨタ モネ」と言った回数全6回、「モネ」2回と、正味1分ちょっとの間に商品名連発。「トヨタ」と「モネ」の間に微妙な若本さん独特の「ま」が入る。そしてやっぱり耳に残る…。
  その後、久しぶりに「ラブひな」を見た。原作を読んでいないワタシにはもはやなんだか分からないところまで話が進んでいる(まあ、原作とも違うらしいんだけど)。
  話は変わって。
  近頃、「ドラゴンクエストZ〜エデンの戦士たち」のテレビCMをよく見かける。ようやく今度こそちゃんと発売するってコトか。しかし、なぜSMAP? タレントなんか使わなくても、買うヤツは買うよ。だってドラクエだよ? それより、1秒でも多くゲーム画面とかを見たいぞ、わたしは。SMAPだからって、今さら話題性もないし。ワタシ的にはかなり不評なコマーシャルである。いいけどさ。

  CMといえば、三共製薬(だったかな?)の「システック」のCM、声が大塚芳忠さん?



2000.06.01
  今日から6月だけど、特に何の感慨もないし、何が変わるというわけでもないので無視。ただの昨日の続き。
  先日買った「彼女の嫌いな彼女」。なーんか、つまらん。つまらないから、なかなか先に進まない。ある1つ商社に勤める独身OLの公私にわたる愚痴話がいろいろモノローグ形式で、オムニバスで書いてあるんだけど、登場人物がそろいも揃ってバカばっか。なんか頭の中だけで考えた「いかにも、いそうなOL像」もしくは「ステレオタイプなOL」の臭いがプンプン。リアリティのかけらもない。それともコレがかかれた8年前はこれがリアルだったんだろうか。細かいところで言えば、いまどきのコピー機って進化してるから、コピーをとって、それをいちいち自分でステイプルしなくていいんだよね。たとえば、うちの会社にあるタイプのは、原稿をページ順に並べてセット→コピーしたい部数をピッピって押す→ステープルする位置を選択→スタートボタン…ってな感じで、必要なコピーが何部でも作れちゃう。その間ワタシはぼんやり壁でも見つめながら「こんな会社辞めてやる。問題はいつ辞めるかということだ」などと考えてるってところかな。仮にも商社ならそれぐらいのコピー機の装備はきほんだろう?あ、もしかして昔はそんなのなかった?
  あーあ、タイトルは面白そうだったんだけどな。
  それにしても、どうしておじさんというのはコピー機ぐらい自分で使いこなせないのかしら?

  ここんところ毎日、「銀英伝外伝」の「叛乱者」を借りるためにレンタルビデオ店通いを続けているんだけど、そこは、本屋も兼ねてるよくあるタイプのお店なんだけど、目当てのビデオがいつも「貸出中」なものだから、ついつい本屋さんを覗いてしまって、毎日本だのマンガだのを買ってしまって、ちょっと自分でも困ってる。ここ数日でキネ旬ムックの「BSマンガ夜話」を揃えてしまったりしてなんだかな〜という気もする。1冊1500円もするから、結構高いんよ。「アールグレイ氏の優雅な生活」(後藤星)も遅蒔きながら買ってしまったし、「ギレンの野望を一生楽しむ本」(ケイブンシャ)も買ったし松苗あけみの「もう学校へなんかいかない」(これが「ぶーけ」から彼女が出す最後のコミックらしい)も買ってしまって、なんだか自分でも把握しきれない。ちょっと買いすぎ……。でも読まない訳じゃないしなどといいわけをしてみる。この歳になると、マンガだの本だのを貸したり借りたりって滅多にしないから、買うしかないんだな(だって同じ趣味の人あまりいないし)。そうそう。明日は「ヒカルの碁」7巻の発売日だっけ。17日は「天使な小生意気」待望の4巻。はー、今から待ち遠しいわ。少年マンガって、ペースが早くていいよな。週刊だけのことはある。

  さて今週は「安田記念」。混戦……?世間ではスティンガーの方が評価が上なんだろうか。でも私は今のところウメノファイバーに期待。カッチーごめんね。しかし私は中京の「愛知杯」で盛り上がっている(勿論1人で)。ラティールとエイダイクインの両芦毛牝馬を応援。それにしても、「宝塚記念」のファン投票の第2次中間発表で、ステイゴールドが上位に食い込んできていて嬉しいぞ。1次でも2位だったので地位は安泰。テイエムオペラオーに続いての「2位」というところが、イマイチ君な彼にぴったり(目黒記念は勝ったにしても)。1人あたり10頭に投票できるというシステムが彼に有利に働いたのか? きっと1番と思って投票してる人は少ないんじゃないかと勝手に推察してるんだけど、みんなに愛されてるんだな〜と思えて幸せ。



2000.06.02
  そして買った「ヒカルの碁」。私は週刊誌の方は買ってないから(読むマンガのジャンルが限られてないから、買うのはちょっと無謀というもの)、まっさらな状態で読むのね、単行本を。1冊をまとめて読む快感〜♪ この作品って、ジャンプなんだけど、ジャンプらしさを持ちつついわゆるジャンプっぽくないからいいんだよね。つまり、主人公はとにかく強くて、どんどん勝ち続けるってパターンじゃないところが、ジャンプっぽくなくてよい。今のWJでは「ワンピース」がこのパターン。が、「ヒカルの碁」は、囲碁の素人だったヒカルが偉大なライバル(?)の塔矢アキラを目指して、だんだん(どんどん?)強くなってゆく。その様子は、まるでマガジンの「はじめの一歩」(おお、思わず新しい例が浮かんだぞ!)のよう。ところが、「ボクシング」じゃなくて「囲碁」だから、汗くさくなくてよい。絵も綺麗。佐為、かわいいし。
  ところで、囲碁がはやってるって本当だろうか。近所の碁会所をのぞいてもおっちゃん達しかいないぞ。

  今日は、インドカレー食べた。今日は近くのお店へ。昔ラーメン屋さんだったところを改装して営んでいる小さなお店なのにインド人が3人もいて、驚いてしまった。でも、作ってる人は2人。後1人の役目は一体…? 照明がラーメン屋らしく普通の蛍光灯。それはさておき、実は先日からインドのミルクティー「チャイ」がおいしくて美味しくて。ヤン・ウェンリーではありませんが、元々紅茶好きの私はチャイのとりこ。うちにはユリアンはいないから自分で淹れないと。
  もう、カレーもおいしいし、ナンもおいしいし、チャイはおいしいし。はー、暫くハマってしまいそう。スパイスとか紅茶とか、奥が深そうでなかなか楽しそう……。とりあえず、チャイの淹れ方をネットで調べてみたら、あるわ、あるわ。こんなに沢山の人がチャイの虜に!とりあえず、チャイ用の茶こしを購入せねば。



2000.06.03
  最近、土曜日に毎週見てるテレビ番組「美の巨人たち」(テレビ東京・後10:00)がお気に入り。毎回、1枚の名画を足がかりとしてそれを中心としながら、作者である画家の人生を小林薫氏のナレーションで紹介する30分番組。これまでに既に、ピカソ「ゲルニカ」、セザンヌ「画家の父」、ゴーギャン「マナオ・トゥババウ」、ダリ「記憶の固執」、レンブラント「夜警」、ロートレック「ムーラン・ルージュ」、フェルメール「牛乳を注ぐ女」、で今日はベラスケス「ラス・メニーナス」。教育テレビの「日曜美術館」のようなくそまじめな番組でもなく、1枚の絵をとことん見つめるというコンセプトが嬉しい。私って美術館でも見るのがとても遅い人だから。
  そして「声マニア」の私が番組の本論以外にも楽しみにしているのが、「外国人が演じる再現ドラマの声を誰があててるのかな〜」というところ。番組最後のエンドロールまで見逃せません!今週は田中和実さんとか、出てました。
  もしこれで下手にタレントとかが出てきて「視聴者の代弁者でござい」と言うような顔をしてどうでもいいコメントを吐かれるような番組だったら「知ってる●もり」とかゼッタイ見ないんだけど(どうして、そんな面白くもない感想を聞かされなければいけないんだ、と腹が立つ。番組を見た感想は、私が自分で考える!! 番組自体の本筋は楽しく見られるんだけど)。さらりとシンプルに、へんてこりんなテロップにも侵されてなくて、心が落ち着く、とても良い番組である。エプソンの1社提供の番組なんだけど、こういう番組こそスポンサーになる価値があるよなぁ、と大きなお世話だけど思ってしまう。どれだけの数のひとが見てるかじゃなくて、どれだけ番組に集中して視聴者が見ているかってことが、番組を作る上での判断材料にならないんだろうか…。

  そうそう、4月から大阪市立美術館でやってる「フェルメール展」、観に行きたいんだけどねぇ、場所がちぃとばかり遠い…。それに今日から土・日曜日の開館時間延長とかで、今日だけで9500人も入場したとか。そんなんじゃ、ゆっくり観られないよね、きっと。数年前、上野の美術館で観た「バーンズ・コレクション」(サ●ケイグループ主催だったっけ?)も、すごい人の数で、満足に絵も観られず、それ以来、大入り美術館はすっかり嫌いになってしまった。開館時間前から、上野公園に長蛇の列を作って並んで、中に入っても見たい絵の前で立ち止まることも出来ず、見たい絵の前にもたどり着けない…そんな体験をしてしまったものだから、その後、横浜でやった「ゴッホ展」も、美術館前までは行ったけれど、その列の長さに「ああ…」と、引き返して帰って来てしまった私が、大阪まで行って、引き返さないとも限らない。ちょっと宣伝しすぎなんじゃないの、毎●新聞(←主催者)?フェルメール展は7月2日まで。さて、どうするか。

  テレビばっかり見てた1日でした。教育テレビの「みんなの広場だ!わんパーク」(後5:00)には、はやみけんたろうさんが出演してて頭のてっぺんからつま先までひとつながりの衣装を着て「わはははははは、ケンタマンだ!」と言ったついでに「ストレッチマンじゃないぞ!」と言っているのをみて、やけにウケてしまったわたしでした。



2000.06.04
  衆院選に向けて、街で選挙ポスターを見かけます。街の景観を損ねるだけでなく、美しくもないおっさんの顔を見せられるのも不愉快なので、ついつい、悪態をついてしまう私。たとえば、今日見かけた公●党の「人生のベテランと初心者にやさしい党(つまり、老人と子供にやさしい)」みないな(ちょっと記憶が定かでない)」とかいうポスターのコピーを見かけて、思ったこと……じゃあ働き盛りのいい大人に対しては、やさしくしてくれないのかっ! 税金バリバリ取り立てたりとか。そんな党はやだ。ああ、やだやだ。

  夜は、久しぶりに富山敬さんがエディ・マーフィーの吹き替えをやってるバージョンの「ビバリーヒルズ・コップ」の放送があった。もう、テレビで何度か見てるけど、楽しい〜。こうやって何年経っても富山さんの声が流れるのって、いつも不思議な気分。



2000.06.05
  今日はめずらしく時間がいっぱいあるから、今日放送の「世界まる見えテレビ特捜部」レポート。いつも見てるけど、こんなコトするの初めてだ。
  ナレーションはのっけから広中さん〜♪「ギネスワールドレコーズ(GUINESS WORLD RECORDS)」(アメリカ・FOX)1人目、バスケットボール回し男は井上和彦さん。そして次が「コオロギ飛ばし」(コオロギを口の中に入れて、スイカの種みたいに吐き出してその距離を競う)。私はここでめまいが…だって虫が嫌いなんですもの。広中さんの声は聞きたいけれど、そこにいるだけでも怖いコオロギをあろうことか口に…。9m77cmの記録が出て、なんとかそれは終わった。次はストリート・リュージュにロケット噴射で加速をつける「大噴射野郎」。時速112kmの記録。次は1度に3つのハンバーガーを口に詰め込む「大口大学生」でした。広中さんの「危険なのでマネはしないように」とのお言葉でコーナー終了。
  そして続いても広中さんナレーションが続きました(ラッキー!)。それは「レスキュー911」(アメリカ・CBS)。この番組は毎回広中さんがナレーションをする番組です。まず1つ目のお騒がせ事件はネブラスカ州のユニオン大学で、学園祭に出展する石膏のオリジナルマスクを作ろうとしたところ、顔に塗るワセリンの量が少なすぎたため、石膏が学生の顔から取れなくなってしまった事件。(このちょっと情けない被害者の声は井上和彦さん)レスキュー隊もお手上げで、近くの病院へ行き手術用のメスで取り外したとさ。その後、彼には「マスクマン」というあだ名が付いたって。次は、定番の動物が「はさまって」しまうお騒がせ。犬が顔を壁にある洗濯機のの排水溝の穴にすっぽりはまってしまって、壁を壊して救出成功。次はバージニア州間シューズのレスキュー隊員全員の無線が同時にへんてこりんな音を立てたのでオペレーションセンターで何かあったのでは?と同センターに駆けつけると、オペレーター1人でがのどに何かを詰まらせていた。隊員がハイムリック処置法という方法で、それを吐き出させると、それはキャンディーだった。めでたしめでたし。
  次のコーナーは野田圭一さんのナレーションで、怪事件捜査を追う「新たなる犯罪捜査(THE NEW DETECTIVES)」(アメリカ・ディスカバリーチャンネル)。ファイル1:夫を殺した妻の事件に関わったマイアミ警察の刑事の声をあてていたのも広中さん。ファイル2:自殺と見せかけて夫が妻を殺した事件かと思ったら、夫の犯行に見せかけようと妻が仕掛けた自殺だったって話。(その間に入ったNINTENDO64のソフト「エキサイトバイク64」のナレーションは広川太一郎さんだったような気がする)
  その次は今週の「ザ・ベスト」フランスの「ハエ戦争」(フランス・フランステレビジョン)でした。ああ、どうして今日は虫なの!!!虫はいやぁぁぁ! ナレーションは引き続き野田さん♪ でも、ハエ(;_;)。ハエの大発生とか、羽のないハエとか、吸血バエとか、世界中のいろんなハエの紹介。怖くて直視できず。果ては、ハエの美味しい食べ方とか。はあ、げっそり。そして番組終了。今日は広中さんと野田さんだけのナレーションの日でした。(今日のナレーター:井上和彦、野田圭一、松島みのり、江森浩子、広中雅志、掛川裕彦)

  どっかの誰かのサイトの「日記」に「もうすぐボーナス」と書いてあるのを見て、「おお、そういえばそうだ」と思った。でも特別何か買おうとかそういう計画ないしな〜。会社辞めたときのことを考えて、手堅く貯金かな。できればこのボーナスを最後に今の会社とおさらばしたいのだ。毎日だらだらしてしまって、傍目から見たらそんな気は無いようにみえるだろうけど。今年3年目。やっぱ節目の年だよな。



2000.06.08
  もうそろそろ寝ようかな〜なんて思っていたらテレビから若本さんの声がいっぱい聞こえてきたぞ〜。なんかオペレーターかコンピュータの声らしい。いや、ロボットなのか? そんなロボット一体欲しいぞぉ。今、日付的には9日午前3時。フジテレビの木曜洋画劇場「未来世界」だって…?一体何なんだこの映画? 見たい。でも、もうねむねむ……。どうやらそこら中で人間と見分けが付かないロボットが働く世界の物語らしい。で、風采の上がらない新聞記者が勘に頼って「何かある」とか言い出して、調査に乗り出した。あ、今度はアメリカ家画にありがちな「こんなのいねえよ」って感じの偽サムライが現れた。さっぱり意味が分からない。深夜ってこういう番組やってるから、寝るタイミングを逸しちゃうんだぞ〜。


2000.06.10
  今日、教育テレビの「大草原の小さな家」の再放送を観ていたら、佐々木功さんが吹き替えで出ていらっしゃった。「にせの牧師さん」というゲストキャラの今日の主役で、それが今日のサブタイトル。「おお、なんか得をした」と思いながら観ていたら、ちゃーんと歌う場面があって、「やはりな」という感じ。火事の被災者のための寄付を集めると偽って、それを頂いちゃおうとした詐欺師なんだけど、街のみんなに本当の牧師さんとして1週間扱われているうちに、詐欺を諦めて善人になっちゃった牧師さんの話でした。
  んでその後は「ほんパラ!関口堂書店」を観る…いや、聞く。はうー。広中さん!
  それから、「世界ふしぎ発見」(NTV)では、あの詩人ランボー(←今回のテーマ)の美貌にうっとりしながら小林清志さんのナレーションを堪能、そのあとは「美の巨人たち」(テレ東)で飯塚昭三さんを聞いた。あ、そのCMの間にはフジテレビの「セブンイヤーズ・イン・チベット」がやってたから、ブラッド・ピットの堀内賢雄さんや大塚明夫さん大塚芳忠さん他の吹き替えをむふふと聞いた。んで、「チューボーですよ」の武田広さんのナレーションで一息入れて、そのあとはNHK「ビバリーヒルズ青春白書」「ダマー&グレッグ」の海外ドラマをダブルで楽しんだ。後者では島田敏さんがかなり強烈な役で、「本当に島田さん?」と疑ってしまった。いいね、吹き替えは♪


2000.06.11
  雨が降っています。
  テレビ朝日で「おぼっちゃまくん」の早朝再放送を眺めていたら、塩沢さんが出ていて、目が離せず、一気に目が覚めてしまった。続いて「セーラームーン」の再放送。来週から森功至さんのジェダイトの活躍が始まるぞぉ! セーラームーンが終わった瞬間に「マシュランボー」のCMが入って、来週登場する敵役の潘恵子さん(キャラ名忘れちった)が、高笑いしていた。さっきまでルナでクイン・ベリルだったので「おお、連チャン」と驚く。 で「ムーぽん」で一息入れて7時から「ニャンダーかめん」。んもう、賢雄さん、相変わらず仕事しすぎ! 嬉しいけど。で、次は特撮ターイム!「タイムレンジャー」の堀之紀さんのナレーション他…。
  午後は競馬中継を見る。今週と来週はGTがないので、世間が無駄に騒がしくなくてよい。函館の11R 巴賞(芝1200・晴れ・良・6頭)注目はエアギャングスター。やっとメインレースに出てくるようになったかという感じ。良血を騒がれながらデビューしたのに、今ではすっかり普通の馬になってしまったからこそ!私は応援するぞ。文句なしの1着♪やっぱ名前が悪いのかな〜?「ウマ家の謎」


2000.06.12
  テレビのスイッチを入れると、「たけしのTVタックル」が今しも、終わるところだった。流れるテロップに広中さんのお名前が……。ああ、しまった。どんなナレーションをしたのかしら。
  気を取り直して録画しておいた「まる見え」を再生。>>>エンディング、なぜか今日はナレーションの方々のお名前ひとつもが流れず、「なぜだぁぁぁ!」と2度もそこだけ見返してしまった。


2000.06.13
 不便をなくすために考え出された道具・機械。その発展形であるパソコンがわたしを使う。こき使う(T_T)。なんでこうなるの?と半分情けない気持ちで、半分怒りながらキーボードを叩く日々。パソコンさえなければわたしはこんな仕事をせずに済んだのに。(家のパソコンはそんなことないよ)
 昨日「世界まる見えテレビ特捜部」を見てたら、レトロな蒸気機関の車が出てた。それを動かすためには、必ず2人がかりでなければならず、1人が運転、1人が石炭をくべる担当をしなければならいとのこと。運転する方は、操作する楽しみもあるしまあ、なんとか楽しそうだが、くべる方はきっと蒸気機関に「使われて」いるような錯覚に陥るだろうなぁと想像した。
 そんなわけで、道具が人をこき使うのは何も今さらパソコンに始まったことではないんだなぁと思ったけれど、それでわたしの不満が解消されたわけではない。とか言いつつ、パソコンがなくなったらとても困るわたし。とりあえず会社で一番仲良しなのがパソコンだし。

 仲良しといえば、パソコンと双璧をなすのが、コピー機。毎日毎日大量に紙を無駄にしてます(笑)。個人的には「こんなもの、フロッピーにおとして各自見てもらうか、データを共有して見れば、ペーパーレスになるのに」と思いながらも、毎日コピーする。おじさんたちは何故か分からないけどどうしても、紙にこだわりたがる。髪にこだわるのと同じぐらいに。どうでもいいような会議にどうでもいいような形ばかりの資料を揃えないと不安らしい。そしてそんな資料は対して眺めない。パソコンを導入したら一気に紙の消費量が減るんじゃないか?と思っていたけど、絶対増えてるって。(^_^;
 そんなわけで、コピー機の話。
 自分で使う分のコピーをとるときは、ほんとに便利で「コピー機様さま」なんだけど、大量コピー(つまり他人のためのコピー)をとってる時って、つまらないのにコピー機の前にいなくちゃいけないしから、ある一定のリズムで同じ動きが繰り返され、同じものが複製され、積み上げられてゆく様子なんかを眺めたりしていると、なぜかダークな、催眠術にかけられたような気分になってきて「こんな仕事やだなー」→「こんな会社やだなー」→「こんな会社辞めたいなー」→「ぷーにはなれないから、転職だなー」→「転職するにはまず何から手を着けようかなー」と思考が発展していく。
 それで、ふと専業主婦が離婚を考えるようになる瞬間って、案外こんな時かも…などと想像する(勿論理由はほかにあっての事ででだけど)。洗濯機が一つの渦をつくって、ぐるぐる、ぐるぐるまわるのを見たり、同じ幅のネギやキュウリの輪切りを大量にしてるときとか(←この辺いまひとつ想像の域を脱しないんだけど)。
 つまり、複製、同じもの、同じところ、同じ動き、繰り返し…それに飽きたら、そこから逃げ出したくなるのが人情ってもんでしょ。まあ、そこに何か価値が見いだせればいいのかもしれないけれど。なんかそれって、ジジくさい(ババくさい?)感覚のような気がして、とりあえず今のわたしはちょっと遠慮したい。現状にに満足できないってのは、若いってことなのか、不幸なことのか、素晴らしいことなのか、かわいそうなことなのか、いろいろ考え方はあるだろうけど。とにかく今の自分はいい感じじゃない、よなー。

  さて、今日初めて見た番組「捜査官クリーガン」。チャンネルを変えてたら「おおっ!」と耳に留まったもので(笑)。鈴置洋孝さんに安原義人さんがゲストキャラの回らしい。きゃあ。ちなみにサブタイトルは「髪フェチ殺人事件(前編)」。だれが髪フェチだって〜?それにしても主役のクーリガンの声の森田順平という人、初めて聞く名前。誰? ってことでこれから調べにネットを漂ってきまーす!



2000.06.14
  「辛い冷麺を食べよう!」と焼き肉店へ行った。メニューから「辛麺」を選び、ドキドキしながら待ちながら、カルビやキムチをつまむ。そして出てきた麺が予想通り真っ赤。「おお」と声をあげる我われ。麺は極細で、まるで、そうめんかはるさめのよう。箸を入れるとびよ〜〜んとのびるのびる。細いのに全然切れない、すごいコシ。そんでもって、食べてみるとそんなに辛くなくて甘くて酸っぱくてさっぱり……と思ったら、んなわけないだろぉぉ!ってぐらい辛くて、顔の毛穴全部開いた?と思うぐらい、汗が鼻から、額から吹き出す。でも、食べてる間は辛くないから「辛いよ〜」と言いながらまた食べる。あまりに辛くて、なんか頭がぼーっとしてくる。こんなの初めて。箸休めのためにサラダを追加注文したり、麦茶をもらったり、四苦八苦しながら食しきった時には、何か一仕事終えたような爽快感と、若干の疲労感。今まで食べたものの中で最も辛かった!

  今日の「商品降臨」のテーマは、川口市にできる「大京エルザタワー32」。んもう、なんでも紹介しちゃうのねっ!? 家とかマンションに詳しくないから、よくわからず。



2000.06.15
  先日古本で「楽園を追われるときに必要な物」(鴻上尚史・光文社)を購入した。氏の本はエッセイ・戯曲に関わらず、10年以上前から大好きで、書店で見つけたら必ず買うようにしているので、だいたい持ってるんだけど、これは全然知らなかった。どうしてだろう?と思ったら、これが出版されたのが1992年。なるほど。わたしはこの年、通っていた短大を中退して、大学に行くために予備校に通っていたのだ。この年は、1年間、ホントにテレビも見ず(テレビのない寮に住んでいたから99%見ていない)、参考書以外の本はほんの数冊しか読まず、CDもほんの数枚しか買わず、友達も殆ど作らず、毎日毎日勉強だけをしていたのだから。話はズレるが、この時、受験勉強が面白くて仕方なかった。高校時代なんて3年間、居眠りに学校に行っていたようなもんだったから、勉強なんてポーズ程度にしかしてなかった。そんな人間が改心して(?)猛烈に勉強をはじめたら、やったらやっただけ成績が上がって(まあ、短大辞めちゃって、後がないガケっぷちだったってのもあるだろうけど)、面白い。言ってしまえばゲーム感覚の受験勉強ですな。その功罪はさておき。それまで、なんとなく靄がかかっていたようだったものが、「おお、そういうカラクリだったのか」(←?)と視界が開ける感じでエキサイティングだった。その代わり胃も悪くしたけど、別にそんなの構わなかった。しんどかったけど面白かった。普通浪人生には「スランプ」というものが訪れるらしいが、私はスランプなんてものが訪れないほどおバカだったのだ。本当に。で、そのとき身につけた知識が役に立ったかといえば、役立つこともあるし、別に役立たないこともあるって感じ。やっぱり、知らないよりは知っていた方がマシって程度だな。まあ、おもしろかったんだからいいやと私は思っている。  それだけ知っててもどうにもなるものではないけれど、高校や大学で習った「先生」は先生ともあまり思ってないけれど、予備校の講師の先生の方がよほど「先生」と感じている。物の考え方、捉え方を教えてもらったような気がするから。それは、私の通った学校の先生が単にそういう人たちだっただけかもしれないけど、これならはじめから大学には4年計画で行くつもりで、高校3年間は、もっと思いっきり遊んでおけばよかったな〜と、少し自分の計画性のなさとしたたかさの欠如を嘆くよ。それはさておき。
  で、話はもどって、その年に起こった事件、その年の話題のドラマ・アニメ、CM、その他諸々、私の中からすっかり抜け落ちている。きっと1年ぐらい海外生活したらこんな感覚だろうな〜というのを、国内にいながら体験!したものだから、いくら大好きな鴻上さん(んもう、「さん」付けで呼んでるところが、もう贔屓)の本だとしても、その年に出版された物は知らなくて当然。で、今呼んでるんだけど、なんか「既に懐かしいネタ」と「既にもう分からないネタ」と「今もまだ続いてるネタ」がある!
  当時出まわりはじめた携帯電話(ショルダーバッグみたいのじゃなくて)が、「ムーバ」と呼ばれていたんだな〜とか、ほほえましい。でも、確かに携帯電話はもう備え付けの電話機の契約数を超えたし、などと、答え合わせをするような気分で、こうやって読む機会はないぞ〜と古いネタでも楽しく読んでいる。
  そういえば、私が短大に通っていた時代は、だれも携帯電話なんてもってなくて、短大の寮のロビーには公衆電話がずらーーーーーーっと並んでいて、夜にはみんなテレホンカードを持ってならんでいたのに、1年の浪人時代を経て大学へはいるとポケットベルを持っている人がたくさんいて、そしてそれがあっという間に、携帯電話に取って代わって、通信業界の激動の時代に私は大学生だったんだな〜と思ったりする。そして今や、携帯電話は誰でも持ってる時代になった。ちょっと前までは、「携帯電話は、持ってないんじゃなくて、持たないんだ!」なんて言ってる人がちらほら身の回りにいたりしたのにね。
  本の中身の話題にもどるけど、気になるのは「情報誌の情報誌」が創刊されるという話のところで、雑誌名は「佐藤」になるらしい…とあるけど、そんな雑誌なかったよな〜?あったのか?知らないだけ?そしてもう消えたの?と思う。結局どういう名前になったの? と疑問があるんだけど、謎のまま。出版社名も書いてないし、調べようもない。そんなのある? それから、当時はインターネットがなかったんだな〜と感じてしまう箇所があったりして、なんだかしみじみ。 当時、日本の一般世界にはインターネットなんて影も形もなかった頃だから、ネットネタはひとつも書いてないんだけど、それが、とても不思議な世界に感じられる。読んでいて「…それって、ネットのことじゃん?」もしくは「ネットがあれば…」と思うのに、ネットのねの字も出ず「ああ、この頃、日本にはまだネットな世界はなかったんだっけ」と苦笑いなわたし。  これが出版されたのが1991年で、文章は「JJ」などに連載していた物だから、もっと前になる。10年一昔っていうけど、本当だわ。


2000.06.20
  ここ数日、遅ればせながら「スーパーロボット大戦α」(PS版)を始めてしまいまして、相変わらずの面白さに気にはしつつ、日記を書いてなかったけど、忘れてたわけじゃないのよん。
  今度の「スーパーロボット大戦」は、マクロスやジャイアントロボを迎えてさらに顔ぶれが、新しげになった。もう、キャラクターの数も殆ど限界に達してるっていうか、育てないキャラもかなり出てくるんだけど、そこは隊を3つに分けたりして、できるだけ全体のキャラをレベルアップせざるを得ないようなシステムになってるんだけど、今回、登場してないロボたちもいて、少々寂しい。前作「F」で度肝を抜いた「イデオン」(これもお気に入りロボなの)や、スパロボに採用されたことでその知名度を一気に上げた「ゴーショーグン」や私も大好きな「グレンダイザー」などは今のところ登場していない。仕方ないけどね。で、クリア状況は今「キャラクター辞典」が70%を超えたところ。
  ゲームやってるとテレビをあまり見なくなってしまう。ビデオに録画してある番組もいっぱいたまってる。気がつけば立て続けに皇太后とか竹下登くんとか「大物」がお亡くなりになってますが、私の生活は何も変わらず。しかし!今度はとうとう、グリーングラスまでお亡くなりになってしまった。「TTG対決」の一角として、リアルタイムじゃない私のようなひよっこ競馬ファンにもおなじみの立派なお馬さま。ちょっとしみじみ。合掌…。今年になっていろんな方が亡くなってるけど、なんとなく過去の物が消えて、「新世紀に向かって準備」してるような感じがする。そんなワケないけどさ。
  そうそう、17日(土)にフジテレビのゴールデン洋画劇場でO.A.した「バードケージ」は面白かった。吹き替えは江原正士さんと羽佐間道夫さんほか。江原さんによるロビン・ウィリアムスのおカマの吹き替えは、「ミセス・ダウト」でかなり楽しんだけど、今回も相当面白かった。そして彼(彼女?)の恋人役の吹き替えが羽佐間さんで、こちらもかなり感動!!!素晴らしく素敵でした!!おかげでいつも見てる裏番組「美の巨人たち」を見逃してしまった。ゴヤの「裸のマハ」の回だったんだけど、ゲスト声優さんがだれだったのか気になるところ。あ〜、これってビデオ化されないのかな?
  ここ数日間に買った書籍類…まとめて行ってみよう!  「天使な小生意気」(西森博之・小学館「少年サンデー」」)の4巻。それから、ダニエル・キイスの「眠り姫」(早川書房・ダニエル・キイス文庫)も上下巻買ってしまった。こういう、心理学っぽいもの、とても気になるんです。そんなわけで「片づけられない女たち」(サリ・ソルデン著・WAVE出版)。これはADHD(注意欠陥多動性障害)やADD(注意欠陥障害)の本。かく言う私も、かなり片づけられない女だが、別に気にしない。それでストレス発散しているっていうか、何か心のバランスを保てているような気がするから(と、言い訳しておく)。でも、そとではそれなりにキレイにしてるっぽいから、ああ、これも二重生活? などと思いながら読む。それにしても、世に片づけられない男はたくさんにて、それを恥ともしない人もかなりいるのに、女が片づけられないと、どうしてそんなに問題なんだろうか。女はきれい好きだから? いやぁ、私よりきれい好きな男の人ってたくさんいる。そんなのこの私が一番よく知ってる。これが「片づけられない男たち」っていう本だったとしたら、読みたい人はどれ程いる?「AX」で連載していた声優さんのインタビューをまとめた「演声人語」(ソニー・マガジンズ)。収録されているのは青野武さん、飯塚昭三さん、池田昌子さん、大塚周夫さん、小林清志さん、野沢那智さん、広川太一郎さん、納谷悟郎さんなどベテラン声優さん総勢15人。因みに帯の永井一郎さんの「郎」が「朗」になっているのはとても気になる!それから、 書店でその本の隣に置いてあって同じ感じの装丁だった「声優の教科書」(本田保則著・ソニー・マガジンズ)。別に声優になりたいと思っているわけではないけれど。競馬関連で「『あの馬は今?』ガイド2000-2001」(流星社)。この本、去年も買ったよな〜。コレは引退した馬たちが今どこの牧場に繋養されていのかとか、そういうことが書いてある。今年は牧場見学に行けるだろうか。未だに1度も行けてないが。井崎脩五郎と須田孝生の「最重要ウマ問題裏議事録」(ザ・マサダ)もやっと手に入れた。「競馬の達人」に連載されていた文が殆ど。でも読んでなかったから、面白い。競馬って当たり前だけど振り返っているヒマがないほど毎週次々と押し寄せるように開催されるから、たまには振り返るのもいい感じ。因みに表紙のイラストはよしだみほ。「次柳瀬尚紀「広辞苑を読む」(文春新書)。この人の本は、どれもとても好き。言葉について考えるとどうしても、重箱の隅をつつくような話とか、どうでもいい方言の話とか、語源を求めてそれだけとか、文法の話とか、日本語はどの辺が美しいかとか、いつまでたっても同じ所にとどまっているような気持ちがして嫌になってしまって、「言葉ってもっと面白いような気がするのに」と残念に思ってしまう本が多い気がするんだけど(私の場合)、この人の場合、生産的な感じがして、、ことばって、そうだよねっ!と嬉しくなってしまうのだ(いま、ちょっと急いでるから、かなり乱暴な言い方だけど)。将棋の羽生サンとの対談の本とか、「辞書はジョイスフル」とかどれも面白かった。こんかいも、いろいろと「広辞苑」を語っている。あくまでも「辞書を使っている人の立場」で書いていらっしゃるのもよいと思う。でも柳瀬氏が訳してる「ユリシーズ」はまだ読んでないの。まとまった時間ができたら必ず読む!! ジャンルはがらりとかわって「ドキュメント・ボトムズ」(三一書房・霜月たかなか編著)。あのアニメ「装甲騎兵ボトムズ」を高橋良輔アニメという正統派な切り口から紹介している。雑誌はいっぱい買った。特に声優関連は要チェックだった。塩沢兼人さんの追悼記事があるから、根こそぎ買ったけど、「hm3」だけは、数行の小さな囲み記事しかなかったので、買わなかった。多分締め切りとかの関係で入りきらなかったんだろうか。「声優グランプリvol.29」は、なんというタイミングでインタビューをしたんだ!と、巡り合わせみたいなものを感じる。きっと、編集者の方たちはもっとそれを感じていらっしゃるかもしれない。こんな感じ。他にも古本や雑誌やマンガも買ってあるけど、省略。

  明日はお休みをもらえたので、念願のある所に行って来ます…。



2000.06.21
  そんなわけで、行ってきましたよ、青二ミュージアム。勿論、塩沢兼人さんの「Memorial Exhibition」のために。いま、そのレポートを作成中です。静かな興奮って感じです。そして帰ってきて予約録画しておいたビデオを見たら、BS2で再放送された「ベルサイユのばら」がちょうど塩沢さんが出演なさった回で、またまた感無量でした。 >>詳しく見る


2000.06.29
  ああ、すっかり日記をサボってしまった。どうもねぇ、「スーパーロボット大戦α」が面白くて……。おかげで、ビデオの予約録画したのを見るヒマがなくて、たまっちゃって大変。
  さて、もう殆ど1週間前になってしまうんですが「ちびまる子ちゃん」を見ていたら、プール掃除をする話で飛田展男さんが、体育の先生と丸尾君2役をやっていて、かなり面白かった! たまちゃんのお父さんとか、かなりいろいろやってますねぇ飛田さん。
  26日の「金田一少年の事件簿」先週から引き続き明智クンの話になってますが、犯人でチェスの名人ゴールドマンの声が家弓家正さんなんだけど、いいっすね、頭の切れる紳士で悪い奴! 「モンコレナイト」はコレクション伯爵が「男らしく」(笑)番長になってしまって、素敵でした〜!
  とビデオを観るヒマがないとか言いながら、さらにビデオをレンタルしてきてしまう私って…。借りてきたのは塩沢兼人さんを偲んで塩沢さんの初主演劇場作品(1980年)「火の鳥2772」。もう20年前の作品なのに、すごく面白かった。最初の約10分は、音楽のみでセリフはないんだけど、不思議と全然飽きなくて目が釘付け! 絵が動く楽しさ、嬉しさが体現されてる感じがしました。走る車を上空から俯瞰するような視点で描写する場面は、あの「JUMPING」が思い出されました。普段見ているアニメが、いかに貧困なものかを思わずにはいられません。予算がないのは重々承知してますが。
  そして昨日はNHK総合「その時歴史が動いた」で第2次世界大戦中に制作された「桃太郎海の神兵(しんぺい)」(脚本・撮影・演出:瀬尾光世 /影絵:政岡憲三 1945年/松竹)を取り上げて放送していたのだが、モノクロアニメだけれどコレがまたきれいでした。メカが本物ってのもマニアは嬉しかろう。戦意高揚アニメ云々は置いといても、貴重な映像なよなぁ。どうせなら全編放送してほしいぞ、NHK!制作費は全額軍部持ちで27万円(現在の4億円相当)と説明されていたけれど、今、4億円なんてアニメないよねぇ。誰か4億円ぐらい出してくれないかな〜、金に糸目を付けずに作った日本のアニメを1度ぐらい見てみたいものだなぁ。金かかってるっていえば、ディズニーもまぁいいんだけど、今ひとつ、あの無駄にぐねぐねとしたゴムみたいな動きに慣れなくてさ。最近の娯楽ものでお金かかってるといえばテレビゲームだけれど、あの「シェンムー」の総制作費は70億円と喧伝されてるけど、どの辺が70億円なのかピンとこない…。まあ、アニメに誰もお金を出してくれないってコトは、一応、アニメの内容についての自由はあるってことかもしれないけど。どちらがいいか、なんて、私には論じられません…戦争を煽動するようなアニメを4億円で作るか、全く自由なアニメを数百、数千万円で作るか…なんて。
  相変わらず豪華キャストな「週刊ストーリーランド」(話はつまらなくて、絵も×××だけど)。1話「奪われた宝くじ」の出演:白鳥哲、大友龍三郎、土師孝也ほか。2話「旅人と四人の小僧」松岡洋子、矢田稔、皆口裕子、くじら、三田ゆう子、杉山佳寿子、鈴木弘子。3話「暗闇の悲劇」田中秀幸、高島雅羅、屋良有作、谷口節ほか。3話目の田中さん、目の不自由なピアノの調律師で妻思いの素敵な夫役がよかった! その妻の兄役の屋良有作さん、失業して、妹夫婦にたかる酔っぱらい役が最高!でした。
  そうそう、21日に登録を抹消されて正式に引退したローゼンカバリーの繋養先が決まったそうだ。北海道・苫小牧のノーザンファーム空港牧場だとか。がんばれよ。