Report: ピエトロ牛丼 (2002年12月7日)

教祖WORKER HEAD氏推奨の神の食べ物、すき家の「ハーブチーズ牛丼大辛トッピングつゆだく」。ジャンクフードと侮る無かれ、これはマジで旨い。というか牛丼とは違う食べ物にメタモルフォーゼでケミストリーしちゃってて想像を絶してるからそこのブラザーも是非とも試してみてくれよ！ちょっとヘビーだから喰った後に胃にクるけどな、な一品でございまして、当方も朝っぱらの新宿で、イベント明けの空腹を「神」で満たして超満足＆超ヘビーでドッシリきた胃を抱えて小田急線で多摩川越えて帰っていくのがここんとこの定番になってたりします。

しかし流石は日本国。伊達に神様が八百万もおりません。やはり人それぞれ神の食べ物があるわけでございます。そして今回挑戦したのが2ch運動会でうまい棒投げて世界記録も出した男、ﾃﾞｶ長氏推薦の「神」候補、「ピエトロ牛丼」(以下「ピエ牛」と省略)です。

このピエ牛、ようは「吉野家のつゆだく牛丼にピエトロドレッシングをかける」だけの簡単シンプルな一品なのですが、流石にピエトロドレッシングを店内に持ち込んで食べるわけにもいかないのでどうしてもお持ち帰り限定アイテムになってします。なので近所に吉野家がないと実行不可能だったために大変難儀しておりました。

ところが先日行った蒲田のJumpin'n TVのハコは、再入場可能、近所に吉野家アリ、なんてったって蒲田だから道ばたで牛丼喰ってたって平気、と奇跡的な好立地。神奈川の片田舎で吉野家もピエトロもままならない暮らしを余儀なくされているワタクシと千葉のド田舎、一番近い牛丼家は一駅となりの松屋と最低な牛丼ライフの教祖WORKER HEADの両名が我慢できるわけがございません。教祖が実家用に「ゆふいんの森ドレッシング」を買い足す都合もあったので、辛抱堪らず共にイベント抜け出して駅前のスーパーまで出てピエトロドレッシングを調達。ちょっぴり寒い12月の黄昏時に呑川のほとりで二人ウンコ座りしてピエ牛に挑戦してみました。

ピエトロ牛丼

デジカメを持っていくを忘れてしまったので写メール画像で申し訳ございません。よく見えないと思いますが、普通に牛丼の上からピエトロドレッシングをまんべん無く振りかけさせて頂きました。そしてガッツリと男らしくかっこんでみました。ん～、口に広がる牛丼の味わい+ピエトロの程良い酸味・・・だけでした。確かに旨いんだけどちょっと違うんですよ。肉+ドレッシングの実は比較的安定した組み合わせであって、それ以上の物に進化しているかというとちょっと違うかなぁというのが当方＆教祖の共通見解でございます。簡単に言うと「あったかい冷しゃぶ」を想像していただけるとよろしいかと思います。

しかし決してマズイもんじゃないですね、という事で教祖＆当方のピエ牛評価は「『神』じゃないけど、『神』の下の『偉い人』の下の『いい人』くらいだ」という事で一致。ついでに教祖の実家用に購入したゆふいんの森のごまだれ味も試してみましたが、やはりこっちもゴマ+肉の安定コンボなので普通に食べられます。

そんなカンジで「おいしいけれども、もっと凄い事にはならなかった」ピエ牛でございました。とはいっても味の好みは人それぞれ、もしかしたらピエ牛はあなたの神かもしれません。ちょっぴりピエ牛に心惹かれた方、普通の牛丼ライフにはちょっと飽きたという方は、是非試してみてはいかがでしょうか。そして本当に「神」だったときは、迷う事なく人差し指をほっぺに当ててグリグリしながら、ピエトロの故郷イタリアの魂を胸に「ボ～ノ～」と叫びましょう(これ、イタリアの旨いもん喰ったときの仕草)。

神の食べ物シリーズその2・ピエトロ牛丼2002年12月7日

関連リンク