第一回マトリックスinOsaka上映会「マトリックスがみてる」行って来ました。2003年8月3日

基本的に思考がネガティブな性分なので、この手のイベントにありがちな「思い出作り気分一杯!みんながんばったもんね!」なのを想像して行ってみたんですが良い意味で裏切られてきました。

客の入り

40~50人くらいのお客さんが来てました。定員が60人だったことを考えるとまぁまぁ客の入りだったと思います。客層はゴスな衣装な女性の方、普通の格好の兄ちゃん、あたしのようなダメ人間等がおりましたが、やはり一番多かったのはスミスさん達で、スミスルックの方はお客さん・スタッフも含めて15人近くいらっしゃいました。スミスさん達も含めていつもLPOの2ちゃんねるナイトに来る方々と出してるオーラは同じでしたので、ここらへんは関東・関西問わずといったとこなんでしょうか。

上映会の内容

6/15に行われたOFFの映像を編集・加工したメインのムービーが三本(各5分程度のもの)と、メイキング映像、NG集で、他にwebにもあがっているFlash等のネタ映像も紹介されていました。

進行は随所にゲストを呼ぶスタイルで、リアル・エージェント(警官)に質問責めを喰らったバーチャルネットスミス34歳のページの管理人さんの中尉さんによるそのときの話や、大阪マトリックスOFFのマスコット的キャラクタであるスミス神さん、殺陣を担当した美少女氏を交えての撮影苦労話等を展開するといったやり方でした。

映像の上映が終わったあとは、入場時に配布したアンケート用紙を使ってQ&Aコーナーとくじ引き大会。くじ引きの方はポスター・Tシャツ・トレーディングカードといったグッズを大放出で、結構な数が出ていました。お客さんの半分近くはなんらかのグッズを貰っていたように見えました。最後はスミスだらけの写真撮影大会で盛り上がりつつ、スタッフロール映像と共に終了。正味二時間程のイベントでした。

感想

映像に関しては、最初は大量のスミス達(大阪は主催者発表で130人だそうです)の映像が新鮮でかつ「ありえねぇ!」という驚きがあって楽しかったですが、あとはアングルは違っても結局映してるシーンは同じといった映像が多かったので、中盤からは「あぁ、またここね」といった感じでちょっと食傷気味になってきたというのが正直なところです。使えるシーン自体が少ないというのもあるんでしょうが。 また映像ソースが家庭用DVなので、会場のスクリーンサイズまで引き延ばすと流石にアラが目立ってました。これも仕方ないことですが。

しかし、映像はそんなでも進行と壇上にあがるゲストの皆さんが素晴らしかった。特に進行の浜村ジュネ氏とT2女史の進行は非常にスムーズで、さらに随所にちゃんと笑いをちりばめ(やっぱりここら辺は土地柄なんでしょうか)、二時間の枠で客をダレさせる事無くかつキッチリとイベントを進めていました。もうこれには尊敬の念を禁じ得ませんでしたね。ただただ素晴らしい。ゲストとして出てくる方々も全員キャラが立っていて、特にスミス神はいるだけで面白い、まさに神のレベル。このように出演者の多くがお喋りと笑いを心得た人達だったおかげで、映像をネタにキチンと話を膨らますことが出来ていて、お客さんのウケも上々でした。

一つ難を言えば、木のイスに二時間座りっぱなしはちょっと辛かったので、一回休み時間を設けて欲しかったです。でもそれくらいで後は参加していて非常に楽しかったですし、勉強になる事の多い良いイベントだったと思います。

まとめ

とにかく出演陣の話っぷりが素晴らしかった。逆にそれが無かったらイベントしてはヤバかったんじゃないだろうかっていうくらい。何かとイベントに関わる事があるのでこの部分はマジで勉強になった。

さてそうなると今度は私のお知り合いが何人かスタッフとして奮闘している東京MATRIXOFF上映会が気になるんですが、大丈夫なんでしょうかね。伝え聞く話は色々大変らしいんですけど。盆休みに東京戻ったときに話聞きに行って来るかな。


関連リンク

マトリックスがみてる~第1回 MATRIX in OSAKA 上映会~ ・・・ イベント公式サイト
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4686/matomite0802.htm