平成15年(2003) 11月 12月
12月31日
昨年は私の一年を象徴した言葉は「遇」でした。今年を振り返ると「走」でしょうか?気持ちだけが走り回っていた、あわただしい一年だった様な気がします。
 本年もHPをご覧頂きありがとうございました。何度か止めようと思った「日記」も年を越すことになりました。今後ともよろしくお願い致します。よい年をお迎え下さい
                               大蓮寺 住職 鷲澤文雄

12月30日  
時斎 分水町 源八新田
 
「あしたの新聞」
読めたらいいですね。我が家では来年の新聞が配達されるんです。
 例年であれば、1月1日の新聞が12月31日配達になるのです。ただし、別冊だけです。最初はびっくりしましたが、理由は簡単。「1日の新聞は別冊が多いので一度に配達するのは大変だから」ということでした。元旦の新聞は、十分納得できるほどの分量ですので仕方ありませんね。
 ところで、皆さんはあれだけの量の記事に目を通しておられるのでしょうか?素朴な疑問です。恥ずかしながら、私は・・・開くこともない別冊も毎年有ります。


12月29日 
葬儀 分水町 中島
 
年末もここまで来ると「年の瀬」を思わせることが、いくつか出てきます。その一つがパソコンのメールの数です。毎朝のメールテェックでは、滝のごとく(少しオーバーでした)流れ出てくるセールスのメールも、ピタリと止まりました。中身も見ないで削除するセールスメールも、来ないということになると、少し寂しいものがあります。
 わずらわしいと思っている事も、無くなると、寂しいものなのです。普段、わずらわしいと思っている人間関係も、無くなると寂しいものなんでしょう。


12月28日 
葬儀 吉田町 佐渡山
 夕方の写真です。 自然は、見る人の目を気にしません。だから、傲慢にならず、へつらいもしないのです。
 自然の色を無理に四角い枠の中に入れようとすると、その輝きを失います。
 自然は、四角い枠の中に収まりきって生活をしている、人間の様子をどのように思っているのでしょうか?  

12月27日
 悲しい雪も一夜明けると、弥彦山も国上山も薄化粧。時々差してくる日差しに照らされとてもきれいでした。
 これからお通夜です。朝からずっとお通夜の法話の事が気になっています。何をお話ししたらいいのか・・・?
 今日の法話も自然に任せて・・・。まぁ、私の中にあるものしか出てこないのですから。
 そんなことは、解っているに、胃が痛くなるということは、困ったものです。

12月26日
 
初雪でしょうか?雪が降ってきました。静かな夜です。
 昼間、続けて二人の方が亡くなられたとの知らせがありました。お二人とも五十代の男性です。降り始めの、こんな奇麗な雪を見ることなく逝かれたのです。
 雪の落ちる様子は、今日は少し違っているように見えます。


12月25日
 
歴史を学ぶということは、空間の広がりと、時間の流れの中で自分自身を発見することだといいます。
 
毎年この時期になるとTVで「この一年を振り返る」特集が放送されます。2003年を学び、自分自身をその中で発見し、新しい年を迎える準備を整えるという趣旨なんでしょう。 きっと、年末年始の連休は、そんな意味があるんでしょうね。
 そんなことを言っている、私自身は、「新年を迎える」というより、「振り出しに戻る」という感じがします。  こりゃ 大きな問題です。 毎年 振り出しに戻っているから進歩がないのでしょうね。
 

12月24日
 明治生命保険から加入者を対象としている生まれ年別の名前調査を発表しました。男の子の「一位は大輝、二位は翔、三位大翔・翔太」
 以外なのは8位の「蓮(レン)」。まさか「大蓮寺」の蓮を一字とってと言うわけはないですね。調べてみると、ここ5年ほどBEST10に入っています。「蓮」という名前の出てくるドラマでも有ったんでしょうか?
 名前は、個人の識別の為に使われます。でも、それと同時に、「願い」としての役目も持っています。名前は付けた人達の「願いの凝縮」です。そして、名前は「願われてあることの証(あかし)」でもあるのです。
 だからこそ、名前を付ける時に皆さん苦労されているんですね。

 
12月23日
 「この天気、年末?」と言いたくなるような、上天気でした。いつもなら、震えながら交換しているスノータイヤものんびりと交換終了。
 あんまり気持ちが好いので、ちょっと海を見に出かけてみました。 暖かい日といっても、やっぱり冬の日本海は荒れていました。冬の海は結構好きなんです。 「何でかな?」と車の中で考えていたのですが、気が付くと近くの車は全部カップル・・・・・
 無粋なおじさんは、そそくさと退散することにしました。そうそう、今日は休日だったんです。次は平日に行ってゆっくり海を見ることにます。

12月22日
 今日は冬至。冬至と言えばゆず湯と冬至カボチャです。
 今年もゆずを沢山いただきました。 ゆず湯には、体を温め、風邪を防ぎ、はだを強くするという効果があるそうです。
 冬至かぼちゃは、「中風にならない」、「風邪をひかない」と言われています。ビタミンたっぷりのかぼちゃは粘膜を丈夫にし、風邪に対する抵抗力を付けるのだそうです。
 カボチャを食べ、ゆず湯に入って、気力が続けば今冬は万全です。でも、三つの中で不安材料は、やっぱり「気力」でしょうか

12月21日
  
中陰 寺泊町 敦ヶ曽根  ・  初七日 燕市 大野
車に乗っていて偶然、知り合いの車とすれ違うということがあります。軽く会釈してすれ違う。
 今日のすれ違いは・・・赤信号で右折するために右折車線で停止。真っ正面になる対向の右折車線に近所のお父さんが「ニコニコ」してこちらを見ています。私もニコニコして軽く会釈。こんな形で知り合いに会うと変に照れるものです。
困るのはその後。こんな時は信号が長く感じます。みなさんはどうしてますか?
 
@ すまし顔でそのまま正面を見ている。
 A すまし顔で信号を見ている。
 B 用事もないのに車内に目線を下ろす。
 C すれ違うまでニコニコしている。
 D 手を振ってみる。
 E その他


 今日は、両車線とも対向車が多かったため、交差点の真ん中で、またまた、お見合い状態。 すれ違った後で苦笑いでした。まいった!


12月20日

 
待っていた訳ではありませんが、いよいよ冬の到来です。
 今日は外の風雪の音を聞きながら、午後から暖かい部屋で「のんびり」と事務仕事でした。仕事をしていながら「のんびり」というのも変なのですが、時間を気にしないで過ごしたと言うことです。
 でも、のんびりし過ぎて予定の仕事が終わりませんでした。まぁ、こんな日は、終わらないまま「先送り」ということで、夜の時間はのんびりTVでも見ることにします。
 
 それにしても、明日は「納骨」があるんです。積雪が心配です。長靴が必要かも?
 どうも、心配性の性格はどうしようもないようです。

12月19日
 
俗にいう老人世帯。数週間前に奥様を亡くされてお一人になってしまいました。
 
「少しは 慣れましたか?」の問いに、「食べる分には全く困らない」とのことでした。具体的に、例を挙げて生活全般について不自由のないことを説明して下さいました。
 お話しの内容を聞いて、便利になった現代の生活を再認識しました。
 でも、話しの途中でこうも言われたのです。
  
「世の中、便利になったので気持ち以外は何にも困りません」


12月18日   
葬儀 燕市 ・ 高志会勉強会
 
年に一回の高志会の合宿 宿泊ということで日記はお休みでした

12月17日   
初七日 吉田町・上法事 弥彦村
 
最近のお通夜、葬儀は、自宅で行わないケースがほとんどです。家の間取り・地域の特色・家族の事情・等々、理由は様々です。明日の葬儀も葬儀屋さんの会館で行われます。
 結婚式と違って事前に練習するわけには、いかないのが葬儀。でも、会館での葬儀はスムーズ過ぎるほど、段取りよく進行します。
 段取り通りには生きられない、人間一生の最後。少し位段取りが悪くても・・・と思うのですが?

 あるおじいちゃんが、こんなことを言っていました。

 
「近頃の葬式は葬式げんね。昔は親類しょが、その時その時に、顔を付き合わして段取りしたもんだ。今は、葬式の日を決めれだけで、後は、何でも用事がねえなった。」
 
 
追記
 高志会の皆さん。明日は葬儀ということで、勉強会は遅れて参加します。発表までには行けると思いますので、よろしくお願い致します。


12月16日   
時斎 分水町 中島
 はたと、気が付けば12月も半分が終わってしまったんですね。12月になれば少しは余裕のある日が過ごせると思っていたのですが・・・・。相変わらずバタバタと法務に追われている毎日です。
 でも、今月の日記を見て気付きことは、時間には余裕があっても、気持ちに余裕がなかっただけのことの様です。
 「もう 幾つ寝ると お正月」  後半月でお正月です。やり残しのないようにしたいものだと思っています。

 
12月15日
 部屋から見えるイチョウの葉も全部落ちてしまったのに、未だに雪が降りません。(何のことか判らない方はココをクリックして下さい。11月1日分です。) 「本気ね、喜こばんば だめですてー」
 しかも、日中は上天気でした。こんな日は冬を迎える外仕事をしたかったのですが・・・・。雑用に追われて結局出来ませんでした。
 ということを夜になって、振り返って見ると、夜でも出来る事務仕事を昼にやっていただけのことでした。
 つまりは、気がなかったということでしょうか。

12月14日    
上法事 分水町 新堀・内佛法事 分水町 大川津
            時斎 分水町 新堀 

 普段は気付きませんが、土の上では自動車が動くとタイヤはこんなに大きな跡を残すんです。ゆっくり走ったつもりだったんですけどね。
 私たちは、大地に支えられて生かされています。でも、私たちは、その支えているものを蹴り、傷付けなければ、歩む事が出来ないのです。
 それが、私たちの人生の歩みの現実です。 

12月13日  
葬儀 吉田町 米納津
 夜に中学生時代同年生二人が出演する手作りのロックコンサートに行ってきました。ベースのKさんとは30年ぶり。そのKさんがベースを弾いているときは、キラキラと輝いていてました。同年生だからもう49才。人が輝くということは年齢に関係ないということをあらためて感じさせられました。
 肝心の音楽はというと・・・。久しぶりに大音量のコンサートだったので、未だに耳鳴りがしています。でも、とても楽しかったですよ。無理矢理誘ってくれた、Iさん。ありがとうございました。

12月12日
 
昭和24年生まれの男性のお通夜でした。一週間程前にお見舞いに伺ったばかりの方でした。痩せてはおられましたが、普段通りの会話をしてきたばかりなので、連絡をもらったときはびっくりしました。「朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり」という先達の言葉が身にしみるお通夜でした。

12月11日
 覚えてらっしゃいますか。去年の今日は大雪でした。今頃の時期だったんですね。
 昨日の歯医者さんの待合室で聞いた会話です。
「ほんね、今年って、暖ったけねー。」
「そらてばね。喜ばんば、だめらてばね。」
 助かる
でなくて喜ぶなんですね。ちょっとしたニュアンスの違いですが、自然を受け入れ、土に生きた、農家のおばあちゃんの生き様が伝わってきた会話でした。 

12月10日
 
朝、7時頃セールスの電話がありました。電話の向こうでは、何人もの人が同じように電話している声が聞こえます。こんなに朝早く!
 「朝早くからご苦労様」という気分には、なれませんでした。でも、電話をしていた皆さんは、家を何時に出られたんでしょうね。人ごとながら気になります。
 今の社会は24時間動いています。ということは、24時間、誰かが仕事をしているのです。いろいろな業種・職種の人達が見えないところで、不眠の社会を支えているのです。
「人ごと」とは言っていられない様です。

12月 9日    
 春先に近所の方が連れてきた亀。「おめさんとこで飼わんかね?」ということで、飼うことになった「おかめさん」という名前の亀です。
 この寒気ではそろそろ冬眠の季節なのですが・・・・方法がわかりません。 HPで調べてみても千差万別とにかくいろいろです。
 大きな選択肢は二つ
@冬眠させる A冬眠させない(ヒーター) 
 昨日の日記ではありませんが、とりあえず「自然が一番」ということで、冬眠してもらうことにしました。ところが冬眠の方法が沢山あるので・・。おかめさんには、もうちょっと冬眠を我慢してもらうことにしました。

12月 8日   
教学研修部会議
 
日の短いのは冬至かと思っていましたが、今頃なんだそうです(TVの受け売り)。夏の日の長さから考えると一日に何時間も損をしているような気がします。
 でも、有り得ませんが、「もしも夏の日が短く、冬の日が長かったら・・・・」
@ 農作業がはかどらない。農作物が育たない
A やっと羽化した、蝉の鳴く時間が短くなる
B 夏休みのラジオ体操に行くのに懐中電灯が必要になる

C 本堂のお朝事の時間が寒いのに早くなる。(ちなみに、冬は6時半。それ以外は6時)
D ・・・・・・・

 やっぱり、「夏は日が長く、冬は日が短い」これでいいようです。

 雷が鳴ってきました。停電が恐いので今日はこの辺で
 意味不明の日記でごめんなさい

12月 7日   
法事 寺泊町 箕輪   回檀 燕市
 
アテネ五輪代表選考会を兼ねた福岡国際マラソンがありました。でも、マラソンは全く興味が・・・というより、TVでマラソンは見たことがありません。どうして、マラソンは日曜日のお昼スタートなんでしょうか?日曜日のお昼では、大抵法事の真っ最中ですので、我々は見られません。
 代わりにといっては変ですが、お坊さんの中には隠れ「NHK朝連ドラマ」ファンがおられ、自宅出発時間は8時30分という人が結構多いようです。普通、お勤めの方は見られない番組ですよね。 ちなみに私の出発は8時です。念のため!


12月 6日    
 先代住職も毎年行かれていた、新潟市黒鳥 威徳寺様の報恩講のお手伝いに行ってきました。名目上は「お手伝い」ということですが、私のにとって「報恩講」の意味を教わる場でもあります。
 報恩講は、親鸞聖人のご苦労を偲び、教えに出遇うことを通して「生まれてきたことを喜び・生きることの意味をあきらかにする」ための法要です。
 その、報恩講を勤めるという報恩の気持ちがそのまま、本堂の荘厳・ご接待という形になります。忙しいということが、言い訳にならないのが「報恩講を勤める」ということなんです。今年もあらためて教えてもらいました。
 

12月 5日  
  大蓮寺聞法会
 今日、聞法会で学んだ言葉は「自分のあり方に 痛みを感ずるときに 人の痛みに 心が開かれる」でした。
 昨日の日記の続きで言うと、自分の日頃あり方は「自分の人権は主張するが、人の人権は尊重しない。」ということなんでしょう。だから、憲法にまで謳わなければならないのです。
 日頃の自分のあり方に痛み(悲しみ)を感ずるときに 人の痛み(悲しみ)に共感(共有)できるんです。
 そこで、初めて人と人とが出遇うということがあるのかと思います。

12月 4日  
回檀 分水町 新堀地区
 
日本国憲法は、@国民主権、A基本的人権の尊重、B平和主義の3つを基本原理としています。「基本的人権」とは、「人間が、社会を構成する自立的な個人として自由と生存を確保し、その尊厳性を維持するために必要なすべての権利」と言う事なんだそうです。そして今日、12月4日から10日までは「人権週間」
 「人権」については大切であり、守られるべきものであることは、誰もが了解しています。でも、その了解されている事項を、憲法で謳(ウタ)い、しかも週間まであるのです。単に、その了解を確認しているだけではないようです。


12月 3日  
回檀 分水町 新堀地区
 今日は中島地区では「資源ゴミ」の日。分別の仕方が複雑で私にはさっぱり判りません。最近では「分別」というと分別(ブンベツ)ゴミを思い出します。分別は言葉の通り「ものを分けて別にする」という意味です。
 「分別(フンベツ)」という読み方をすると、世間の事を常識的に判断、考慮するという意味に使われます。したがって「無分別」は世間の事を常識的に判断、考慮できないという事になります。
 仏教での「分別」という言葉は、だいぶ違う使い方をします。「分別」は、言葉や考えによって、出てくる妄想ということで、「無分別」は妄想にとらわれず、正しい真理を理解するということです。

 
つまり、世間で言う「分別」は、ものを幾つかに分けて理解するということで、前後・左右・善悪・大小・・などの相対(差別)の形になります。仏教で言う「無分別」は本来の形をあるがまま(真)の形で捉える(絶対)ということです。
 私たちが望む幸せも相対という形で追いかけているかぎり、追いつくことはないのかと思います。

 追記  分別ゴミは必ずブンベツして出しましょう。

12月 2日  
真宗佛光寺派新潟教区臨時総会
 
この時期の話題で一番多いのは「政治」・・でなくて「今冬の雪」です。心配しても、話し合ってもどうにもならない事なんですが、やっぱり話題になってしまいます。やっぱり、雪は生活の負担が大きいのですね。でも、暖冬が予想される今冬は、スキー場ではドキドキものでしょうね。

  ♪♪富士の高嶺に降る雪も
     京都先斗町に降る雪も
     雪に変りはないじゃなし
     とけて流れりゃみな同じ
♪♪

 
雪には変わりはありませんが、量と場所の問題でしょうね。所詮は、その人達の都合の問題です。でも、その事に関係なく、富士の高嶺にも、京都先斗町にも、新潟にも雪は降ります。

12月 1日  
葬儀 分水町 地蔵堂
 
今年の「新語・流行語大賞」の大賞に「毒まんじゅう」「なんでだろう〜」「マニフェスト」が選ばれた。この三つの言葉共通のキーワードは「?」でないでしょうか。
「毒まんじゅう」・・・食べたのか、食べないのか?
「なんでだろう〜」・・・素朴な疑問?
「マニフェスト」・・・意味不明?

 「?」
が、だめだと言うのではありません。むしろ「?」を持ち続けることが大切なことなんです。私も含め、今の日本人は「納得」も、「あきらめ」も安易過ぎる様な気がします。

11月30日 
法事 燕市 小中川    時斎 分水町 新堀
 雨模様でしたが、明日から12月とは思えない暖かな一日。一昨日(左の写真)は、一カ所に集まっていたコイも今日は悠々と泳いでしました。戸惑っていることと思います。
 困っているのは、水槽の亀!冬眠の時期を狙っているようですが、この天候では当分決心が付かないことでしょう。

 私の方も後一週間くらいで、法務が一段落します。そこで亀と一緒に冬眠といきたいところですが、デスクワークが山のようになっています。やっぱり、冬眠は亀と違って無理のようです。残念!

11月29日  
 初七日 月潟村
          回檀 燕市道金地区 ・ 吉田町 田中地区

 
回檀もあと一息というところまで来ましたのでちょっとのんびりムード・・(^ー^)
 ところが、急な法務が出来てしまい、月読経の段取りが大変です・・・(*_*)
 こうなってくると、残業の出来る仕事がうらやましくもあります。まさか、夜の10時過ぎに「今晩は」という訳にはいきませんから・・・

 月読経が間に合いそうもない時の選択肢は3つ。でも条件があります。
  1)早朝に行く(農家で小さい子どもさんのいない家)
  2)日にちを変えてもらう(祥月命日で無いこと)
  3)休ませてもらう(月に2回以上の月読経がある・回檀に行ったばかり)
  
 そのほかに、回る順路も考える必要があります・・・・┗(-_-;)┛
 でも、どうしても段取りが付かない日は「出たとこ勝負」しかありません。結構どうにかなるものです。

 人生の段取りも大切ですが、段取りだけで終わってしまうということもあるかも?「出たとこ勝負」ということも、思わぬ結果が出て来るのかもしれませんね。ご縁のままですから・・。

11月28日  
 
 今日はいい天気・明日から連休。子どもたちにとっては最高の日です。近所の女の子が境内に遊びに来ました。小三の仲良し三人組で、元気いっぱいです。
 最近は外で遊んでいるのは女の子。男の子は家の中でゲーム?私たちが子どもの頃とは違うようです。

 がんばれ 男の子 \(^-^)/ わ〜ぃ 

11月27日  
 回檀 燕市小中川地区
 次女が風邪でダウン。明日から定期試験ということで、即効性を見込んで点滴治療という事になりました。入院はもちろん、点滴さえしたことがないという親孝行?の三人兄妹。長女は点滴に興味津々・・
  長女・・・ 
「どーだった」
  次女・・・ 
「やーだった」

 
聞く方も答える方もいい勝負。でも、一応姉として妹を心配しているようで、チャント気持ちが伝わっているから不思議です。兄妹はやっぱりいいですね。
 今日は久しぶりに姉に電話してみようかな?


11月26日  
葬儀 月潟村
 
今日は果物農家のご主人の葬儀。キルティングのつなぎ服が似合うスマートな人で、3年前に奥様をなくされ、一人で果物栽培に取り組んでおられました。まだ、72才 残念です。
 人が死ねば、その人の「経験・知識・生き方・願い・・・」全てを置いて浄土に帰っていくのです。置いていかれた「経験・知識・生き方・願い・・・」を受け伝えていくのか?お仏壇の奥にしまい込んでしまうのか? 大切な、大切な問題です。


11月25日  
回檀 燕市 八王寺地区
 今日の回檀は八王寺(燕市)地区でした。この付近は畑農家の多いところです。今年の野菜は大豊作だから値段は大暴落だそうです。「仕方がない」とあきらめの早いのが畑農家の特徴です。
 今の野菜は土が付いていては出荷できません。写真は「長ネギの皮むき器」一本一本、皮をむいてきれいにしての出荷です。「ネギの値段は土を落とす手間賃だな」と一言・・・
 野菜の値段が安いからと、みんながヽ(^o^)ノという訳にはいきません。

11月24日  回檀 吉田町 佐渡山地区
 今朝は、最高の天気と引き替えに今季最低の温度だったそうです。こんな日は弥彦山・国上山がグッと近くに見えます。毎日見ている山も、見る角度、影の具合でいろいろな見え方をします。写真は、中島から撮った弥彦山です。新しい弥彦山を発見しました。
 普段見慣れているものも、気を付けて見れば、新しい発見があるかもしれません(◎_◎)  新しい出遇いがあるかもしれません(o^-^o)


11月23日  
法事 寺泊 敦ヶ曽根    初七日 燕市 大野
 アルビレックス新潟    J1昇格 
 J2リーグ優勝

      ♪O(^^O)(O^^O)(O^^)O♪

  \(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/バンザーイ

 
ついにJ1昇格です。おめでとうございます。選手の皆さんの努力の成果ですね。そしてそれは、そのまま、選手の努力を支えていた役員・サポーターの努力の成果でもあったのです。
 
4万人超の応援に支えられ、「努力できることの喜び」を、体一杯に表現した試合だったように思えました。 いよいよ来期からJ1です。頑張って下さい。

11月22日  
法事 分水町 地蔵堂
 寒気の影響でついにあられが降りました。(分水だけかな?)
 昨日の様に日記のネタに困ると・・・ニュースでネタ探し
 それでもダメだと・・・参考に去年の日記を・・・
 あれ あれ ・・・・・去年の11月22日の日記です。

   (^^ゞ
       (´ヘ`;)
           (-_-;)
               m(_ _)m
                     お察し下さい。すみません。

 
去年も困っていたようです。一年経っても進歩のなさにがっくりです。

11月21日  
回檀 月潟村
 兵庫県の特別養護老人ホームが、今月9日の衆院選で、痴呆症などで投票の意志確認ができない入所者約50人について、勝手に不在者投票していたことが分かった。同ホームの施設長(65)は「ホームでは全員投票が“慣例”となっており、設立当初の80年から行われていた」と証言。「特定候補への投票ではなく白票だった」としている。
 施設長は「3年半前に就任した時、前任者からこの方法を引き継いだ。特定候補の名を書くことはしておらず、違法と思っていなかった。申し訳ない」と釈明した。(毎日新聞より)


 
あきれるようなニュースですが、あきれてばかりはいられません。生活・仕事の上で「慣例」ということは、非常に便利なものです。なんといったって、考えなくて済みます。でも、考えないことにより、その事の本質を考えなく(問わなく)なってしまいます。私たちの生活・また寺の在り方も含めて、慣例になっていることを問い直す必要があるようです。

 
追記
 
昨日のおばあちゃんはお湯に入りにいったかは、確かめるほどのこともないので不明です。念のため
∠(*^-^*)

11月20日  
葬儀 燕市 大野
 
雨に天気予報がハズレて、上天気の一日でした。そんな時の気分は \(^O^)/
 晴れの天気予報がハズレて、雨の一日だと (`_´メ)

 
ところが、天気予報がはずれたと、怒っていいる人もいました。言わく
「今日は雨が降るいうっけ、お湯に入りにいこと思て、昨日はいっぺこと畑したてがんね・・・・こんがの天気らば、お湯にも行かんねてばね。
(`□´)コラッ!
 やっぱり、人間は身勝手なんですね(^◇^)


11月19日  
上法事 東京 赤羽
 
お通夜でした。「大正生まれの明治男」 一本筋の通った人生を歩まれた方でした。印象的だったのはご家族に対しても最後まで「ありがとう」と言っておられたことです。「ありがとう」は漢字で書くと「有り難う」になります。「有り難い」「有ること難し」という意味になります。
 人と人の出遇いは
「有ること難し」で始まり「有り難う」の歩みなんでしょう。

11月18日   報恩講
 報恩講も無事終わりました。写真は、御初夜の時に出る「甘酒と小豆粥」です。寒い本堂で食べる「甘酒と小豆粥」は絶品!こうやって炉淵でお手伝いの人達がゆっくりと作るんです。美味しいわけです。
 報恩講も私たちの人生もいろいろな人達のお手伝いが有って務まるのです。ありがとうございますm(_ _)m

11月17日    
報恩講
 朝の強風・雨で今年も「報恩講荒れか!」とがっかりしたのですが、何とか晴れてくれました。と言っても、この時期は大型ストーブ2台をフル稼働しても本堂の底冷えに追いつきません。そんな中で、熱心な参詣・聴聞を頂きました。ありがとうございました。
 今のところ「大したうっかり」は無いようです(^_^;  一応ご報告致します。

11月16日    法事 中之島町 中条新田
 
報恩講の準備終了 後は気になるのが、、うっかりと忘れた準備と明日の天気。天気は仕方ないにしても、「うっかり」の方が心配です。何か大切な事を忘れているような気がして(;¬_¬)
 でも、この緊張感も報恩講らしくていいのかもしれません! 慣れて来て「うっかり」「ちゃっかり」に変わらない様に気を付けます。 初事 初事


11月15日
 
アルビレックス新潟 J1昇格決まらず(-_-;)    結局、HOMEの最終戦までお預けです( i_i)\(^_^) (勿論、J1昇格の前提ですよ) 
 でも、年間を通した試合の成果が最終戦で決まるというのは、ものすごいプレッシャーだと思います。サポーターの皆さんも、あの試合で、あのミスが無ければ・・。あの時、シュートが決まっていれば・・・と思い出すことが有るのでないでしょうか。一試合、一試合が大切なんですね。結果は後から付いて来るものです。
  ところで、私の一日、一日は? 結果はともかく 大切な一日、一日を生かさせてもらっているのです。大切に 大切に (^_^)/
  
11月14日
 報恩講(親鸞聖人の法要・真宗門徒にとってもっとも大切な法要)
 生まれてきたことの喜びと、生きることの意味をあきらかにされたのが親鸞聖人です。その親鸞聖人のご命日に、毎年報恩講が勤まります。文字道理「恩に報いる法要」です。
 我々が「恩に報いる」というと、「これだけのことをしてもらったから、これだけのことをしてやる」ということになります。しかし、報恩講は、親鸞聖人のご苦労を偲び、教えに出遇うことを通して「生まれてきたことを喜び・生きることの意味をあきらかにする」ための法要です。
 17日・18日 共に10時より読経が始まります。ご参詣下さい。

11月13日  
回檀 燕市 大野地区
 今日で報恩講前の回檀は終了。今度は、報恩講の準備です。真宗寺院の年間のメインイベントはやっぱり報恩講です。ご参詣お待ちしております。
 写真は「報恩講」の期間だけ掛ける「親鸞聖人の伝絵」。親鸞聖人の御一代を絵巻形式であらわしたもの。お見逃し無く!
 写真は去年の写真です。念のため。 

11月12日 回檀 寺泊町 敦ヶ曽根地区   初七日 寺泊 敦ヶ曽根
 門徒さん宅のニャンコです。名前は「文太」。もちろんオス。暖かい沖縄生まれの7才です。縁有って、新潟に来たのは今年の8月。食事は特別のエサなので、沖縄から送られてきます。「沖縄より夏は涼しいので、新潟の生活は満足している」様子?
 でも、まだ新潟の寒さ、白い雪は知りません。(;^_^
 この冬の「文太君」の生活に興味津々(ё_ё)です。
 正月過ぎにでも、近況報告します。「文太」がんばれ\(^^\)

11月11日 
葬儀 寺泊町 敦ヶ曽根      御講 分水町中島川島地区
 川島地区の御講がありました。本堂でお経、法話(らしきもの)があり、その後はお斎(とき)です。前は、全て持ち寄った野菜の精進料理でしたが、最近は魚屋さんの仕出しもメニューに入れたりします。基本的に当番の人が献立を考え準備するということになります。
 魚屋さんからは、煮魚と茶碗蒸し。後は、寺で皆さんが調理した料理です。
 はキャベツのゴマ和え、は菊とカリフラワー、木皿は野菜の煮物が入っていました。とても美味しかったですよ。せめて皆さんに色だけでもお裾分けいたします。

11月10日  回檀 燕市 三王 灰方地区 
 
やっぱり低投票率でした。夢が持ちにくい時代ですが、現実だけは直視する必要があると思います。
 今日は、2ヶ月ぶりのお通夜でした。 胃は正直なもので心の動きをチャンとキャッチしています。昨日から、持病の胃潰瘍が大暴れ(-_-;)  やっぱり、通夜・葬儀は緊張します。慣れるということは無いようです。
 でも、それでいいんです。生きるということに慣れてしまった私たちの心を振り出しに戻す法要なんですから。


11月 9日  
法事 分水町 中島    法事 吉田町 高木
 
政権選択を最大の焦点とする第43回衆院選の投票日でした。特に比例選挙区では投票率での、党の有利・不利が言われている為、関心が集まっています。
 近年、若者の政治離れも、投票率低下の原因になっているとのことです。歴史を振り返ると、選挙権を得るために世界でも日本でも命がけの苦労をされた人達が沢山おられます。その人達のご苦労を考えると「選挙権」は権利と共に義務なのでないでしょうか。本来、「権利と義務」は一体なものだと思います。はたして投票率は・・・・・・

11月 8日  法事 寺泊町 敦ヶ曽根   法事 分水町 牧ヶ花
 
急に冬の近づきを思わせる天気になりました。法務の疲れも出てきています。こんな時は、温泉の露天風呂に入ってのんびりと・・・・。いいだろうなぁ(*^_^*)
 と、思ってみましたが・・・実は4日の勉強会は「岩室温泉」が会場だったので、しっかり露天風呂に入っていたのでした(;^_^A
 のんびり出来るかどうかは場所の問題ではないようです。
 

11月 7日  
回檀 分水町 砂子塚地区    聞法会
 「比べる必要のないほど 平等なことはありません」今日の聞法会で勉強した法語カレンダーの言葉です。
 私たちは比較(相対)の世界で生き、一喜一憂しています。喜び・悲しみ・優越感・劣等感・・・。あたかも、その事が「生きる」ということの中心であるかの様な生活をしています。
 でも、「生きる」ということの中心は、比べる必要のない「無量寿のいのち」を生きているということなんです。

11月 6日  
回檀 西川町 巻町
 昨晩の努力の甲斐あって本日より「報恩講の案内」の手渡し分の発送が始まりました。手間がかかるのは、個人発送分の封筒です。
 左の写真は名付けて「封筒プレス機」(^O^;  「木枠・可動式の仕切・小型ジャッキ」の組み合わせです。
 「さっと折った中身を封筒に入れて一晩プレスする。」それだけのことですが、中身が多い時に、封をする時は、結構重宝しています。 
 もうすぐ、一晩プレスした青い封筒が届きます。少々お待ち下さい。ただ、プレスした封筒が届いた頃にはどうなっているのでしょうか??? 
 追跡調査は致しておりません\(^O^)/


11月 5日  
回檀 溝・佐善地区
 学習会が終わって「ホッと一息」と言いたいところですが待っていたのは「回檀の案内」と「報恩講の案内」の発送です。別個に発送する物を一度に作るのですから、頭の中は大混乱 !「盆と正月がいっしょ」に来たみたいです。
 一般的には「盆と正月がいっしょ」というのは、楽しい意味に使います。でも、お寺の「盆と正月がいっしょ」に来たら・・・。想像しただけで恐ろしい状況です (;¬_¬)
 写真は、去年の報恩講

11月 3日  法事 弥彦村 矢作
 
このところ予定外の法務もないのに、明日の学習会の準備が進んでいません。明日の学習会は幹事がテキストを決めての会です。毎年は「こんなテキスト何で選んだんだ 」と愚癡を言いながらレポートを作っていたのですが・・・。 今年は・・・・・σ(^_^;) 私が幹事です。
 みんな、愚癡を言いながらレポートを作っているんだろうな。ごめんなさい _(._.)_
 ただし、今日忙しかったFさんだけは、2日ほど前にレポートが出来上がっているとのこと。明日、一番の発表をお願いしようかなo(^-^)o
 私はもう一頑張り。だから今日は早い日記更新です。 18:30

11月 2日  
法事 分水町地蔵堂  法事 燕市 大野
 
日本最大のコイの産地、茨城県の霞ヶ浦と北浦で先月中旬から養殖ゴイの大量死が相次ぎ、国内で初めてとなるコイヘルペスウイルス(KHV)の感染による大量死の可能性があるとのことです。
 動物・植物・パソコンと次から次へと新種の病気(ウイルス)が出てきます。あたかも、病気と治療(薬等)の追いかけっこです。何千年も続けられている、この「追いかけっこ」は、まだまだ続くはずです。
 科学者・お医者さんはこの「追いかけっこ」で立ち止まる訳にはいきません。でも、私たちは時々立ち止まってみるのも必要かも? 何か大切なものを忘れて来ていませんか?
 

11月 1日
  結婚式 分水町新堀  法事 分水町佐善
 今日は祝辞を頼まれていた結婚式のお呼ばれでした。(^_^;)?
 でも、普段は「おめでとうございます」ということはあまりないので・・・。もし間違えていつものように・・・(-_-;)
 だいぶ緊張しました。不思議なもので緊張すると、顔は笑っているのに、手が震えているんです。体は正直ですね。
  今日挙式を挙げられたお二人 どうぞお幸せに\(^O^)/