大蓮寺住職 日記     

平成14年(2002) 10月11月12月
12月31日
 
清水寺の管長ではありませんが、私の今年一年を象徴した漢字は「遇」(ぐう)です。
 
遇は遇(あ)う・・思いがけずに出あうという意味です。
 今年の一月は偶々(たまたま)大学時代の友人とのメールのやり取りがきっかけで、大学時代の友人たちと24年ぶりに再会しました。11月には同級生のお通夜をきっかけに、中学時代の級友と再会しました。
 私たちは、日々いろいろな人と出あいます。でも、よく考えてみると、みんな偶々なんです。一つ条件が変われば、夫婦でも親友でも出会えなかったんです。
「人と人が出遇うということは、感動がある。感動のない出遇いは出遇いと言えない。」
 
こう言われた先生がいました。偶々の出遇いは、自分で作った出会いでなく、あたえられた出遇いなんだと思います。与えられた、偶々の出遇いだからこそ大切な出遇いなんでしょう。来年も、感動できる出遇いがあるはずです。
 書き続けた事だけの日記でした。3ヶ月間、本当にありがとうございました。
 
追記 もちろん、来年も続けます。お付き合いよろしくお願いします。
                              大蓮寺 住職 鷲澤文雄

12月30日

 時斎 分水町 源八新田
 昨日紹介した、長男の携帯電話のアンテナが壊れたため、機種変更することになりました。午前中に店に持っていき、手元に届くのが夜ということでした。一日落ち着かない様子です。
 現代の若い人にとって携帯電話は、友人とコミュニュケーションをとるために必要不可欠になっているのです。長男の落ち着かない様子は友人とコミュニュケーションをとれないことの不安なんでしょう。
 現代は交信手段が多様かつリアルタイムになっています。でも、連絡をとる方法が増えれば増えるほど、早ければ早いほど、不安も大きくなるというのも変な話です。
 

12月29日
 
法事 分水町中島
 本年度最後の法事でした。ご命日が12月30日ということで、12月最終日曜日の法要になりました。冬休み中ということで当院(長男・寺の次期住職の呼び名)も呼んでいただき、二人で出かけました。正直とても疲れました。特に長男の前での説教です。長男に説教するということなら、お互いになれているのですが・・・・
 説教をしながらも、当院の声が横から聞こえて来そうでした。
      「言ってることと、やってること。だいぶ違うんじゃない」


12月28日
 初七日 寺泊町 敦ヶ曽根
 こうやって、毎日日記を書いていると、どうしても何も出てこない日があります。パソコンの前に座って30分・・・なーんにも出てきません。
その点TVのニュース・新聞は凄い。 毎日・毎日ニュースのネタがあるものです。でも、
 「今日は世界中、何もなかったのでニュースはお休みします。ニュース番組ファンの皆様すみませんでした。」
 そんなテロップがTVに流れたら面白いですね。一回ぐらいあってもいいと思うんですけど。
 いかがなもんですか?

12月27日
 学生時代の友人と会って、長い時間話をしてきました。全く別の道を歩き初めて、?十年。歩む道は違っても、悩み・喜びを共感・共有できるのが不思議です。凍結した冷たい道路をおそるおそる帰ってきましたが、心はぽかぽかと温かでした。
 また、会おうな。

12月26日

 午後から数珠(じゅず)の修理をしました。修理と言ってもヒモのつなぎ直しです。仕事柄、年間数本はヒモを切ります。ここ数年、忙しさにまぎれて、修理が必要な数珠が十数本たまってしまいました。使える数珠が無くなって仕方なく修理ということです。
 「数珠のヒモか切れると縁起が悪い」とよく言います。すると私なんかしょっちゅう縁起が悪いわけです。
 そもそも「縁起」という言葉は「因縁の生起」の略です。「無常・空(くう)・無我」は縁起の道理を示す言葉です。数珠があればいつかヒモは切れる(物事は常に変化し常で無い)。 それだけのことです。
 ただ、問題は「今日は縁起が悪いから出かけるのは止めた。」などという、生活そのものさえも、制限してしまうような、私たちの弱い生き方なのでしょう。最近若い方に、星占い、、血液占いが流行しています。依って立つものが解らなくなっているのだと思います。何に依って立つのか、真剣に考えなければならない時代だと思います。
 確実なものが何もない時代だからこそ。

12月25日
 夕方から風が強くなり、雨風という状態です。明日には積雪があるとか?積雪量が心配です。
 大蓮寺のあるところは、分水町です。分水町は三島郡と西蒲原郡の境界にあります。三島郡であれば中越地方。西蒲原郡であれば下越地方。境界であれば、中越・下越どちらの天気予報を見ればいいのか迷うところです。でも、地元の人は、長年の経験で佐渡地方の天気予報が一番当たるのだとか。

 唐突ですが、問題です。
   分水町は、三島郡、西蒲原郡。どちらかご存じですか?
   答えは、西蒲原郡です。

 勘違いされてる方結構多いんですよ。三島郡ではありません。なんで、長々とこんなこと書いたかというと、「YAHOOのきょうの天気」中越地方(三島郡)に分類されているのです。今日発見しました。あんまりだ!!

 実際は西蒲原郡でも三島郡と勘違いされている。天気は佐渡地方がぴったり。また、警察署は、西蒲原郡では唯一「燕警察署」の管内。
 分水町ていったいなんなんだ〜。 町村合併の成り行きが心配になります。

 単なる、ぼやきでした。

12月24日
 葬儀 寺泊町 敦ヶ曽根
 葬儀でした。97才のおじいちゃんです。笑顔が素敵で、ちょっとおしゃれ。ゲートボールが大好きは方でした。97年の人生には、喜びと同じ数だけご苦労が在ったんだと思います。長いご苦労ありがとうございました。
 
でも、何も知らない赤ちゃんと、みんな判かっているお年寄りの笑顔が素敵なのは、なぜ?

12月23日
 
今日付新潟日報の記事の見出しです。
 もう万里じゃない!?
   万里の長城消失・中国で調査 長さ半分以下に・れんがはがし農民が流用
 ついで記事には農民のコメント
   「この壁が長城とは知らなかった」
 
やっぱり、中国は凄い国だ。日本とスケールが違う。何だと思っていたのだろう?

12月22日
 
きょうは、一年で昼が一番短い冬至。この日にゆず湯に入ると一年中風邪をひかなといわれています。冬至などすっかり忘れていいましたが、高木のKさん宅に伺った帰り際、今日は冬至だからとゆずをいただきました。だから今夜はゆず湯です。風呂場に入るとほのかにゆずの香りがします。お湯に浮かんだ黄色いゆずを見ながらじょんのび・じょんのび。Kさんの暖かい心遣いがズーンと体にしみます。
 ところで、あの黄色いゆずお湯に浮かべて見ているだけですか?まさか、食べてしまう人はいなくても、やっぱりゆずで遊んでしまいますよね。お手玉したり、投げてみたり・・・・・。だから、一人一人の入浴時間が長くなります。ゆず湯の時は少し早くお風呂を立てましょう。

12月21日
 
人間は幸せを求めるものだ。でも、人間の求める幸せは悩みも苦しみもないことを幸せというこにしています。だから、「幸せですか」の質問に、「不幸でないから幸せだと思う」という答えが返ってきます。悩みも苦しみもないことを幸せというのでないんですね。悩み、苦しみのど真ん中でも幸せはあるんです。「願われてある存在」だと気づいたときが幸せなんです。今日教えてもらいました。ありがとうございます。

12月20日
 
明日からいよいよ子どもたちは冬休み。しかし、お休みの前日はお決まりの通知票学期末の成果をもらうということで、楽しみにしている子どもたちもいるだろうが、私は嫌いだった。(理由はお察しの通りです。)
 好き嫌いは別としても、一枚の紙で評価し、評価されるのが通知票です。また、一枚の紙で評価しなければならない先生の、一枚の紙で評価される子どもたちの、痛みを親に知らせる「痛知票」でもあるのです。
 親も「痛知票」として見れば、通知票の見方も変わってくるかと思うのですが?

12月19日
 
年末の勉強会終了。この会が終わると、いよいよ年末年始の準備です。のんびりしていましたが、もうすぐお正月なんですね。せめて正月を迎える準備は計画を立てゆったりとした気持ちで迎えたいと思っています。

追記
 本日、2回目の日記の更新です。分水町中島のWさんと、午後六時ということで時斎のお約束をしていました。すっかり、忘れて催促の電話をいただき急いで行ってきました。30分遅れです。ご迷惑をおかけしました。

 教訓 「正月を迎える準備は、今月の計画を立てる前に今月の予定表を確認しょう。」


12月17日
 「その耳どうしたね?」
の質問攻めと予想していましたが、誰も聞きませんでした。「具合わありかね」と耳たぶからの血液検査と勘違いした人が一人だけ。昨日原稿を作ったのにまるで、必要ありませんでした。耳の絆創膏なんて、本人が考えてるほど周りの人は気にならないんですね。
 劣等感・優越感も本人が思っているだけで、周りの人は気にしていません。劣等感も・優越感も所詮は人間の大きさ。卑下する必要もなく、慢心することもなく、自分のペースで一歩・一歩
 明晩は一泊の勉強会です。日記はお休みします。

12月16日
 
半年くらい前から左耳の耳たぶに小指の先くらいの脂肪?が出来ていました。痛くもないので忙しさに紛れほっておいたのですが、家族に言われ渋々11月に病院へ行きました。手術が混んでいて1月に手術とのこと。自分が早く行かなかったことを棚に上げ。「え。1月までこのまま」。
 ところが、ここ2〜3日でずんと大きくなり、痛みも感じてきました。なんとか12月中に手術をお願いできないかと病院へ。先生云わく「こりゃだめだ。すぐしましょ。」というわけで無事手術終了。
 (1月というのは何だったのか?)今度は看護婦さん云わく「楽になったでしょう」・・楽になるわけありません。脂肪の10倍くらいの大きさのガーゼが巻いてあるのですから!!

 明日から当分「その耳どうしたね?」と聞かれる度に上のことを説明するんです。説明のための原稿でした。(^_^;)

12月15日
 
法事 分水町 五千石
 今日の暖かさで雪がだいぶ溶けました。自動車で1日出かけている我々に取っては大助かりです。でも困ることもあるんです。寺の境内の除雪です。雪が降らないで、溶けているのだから除雪はいらないとお思いでしょう。でも、違うんです。 
雪がどんどん降っているときは、あっちもこっちも雪だらけ。必要最小限の除雪でOK。でも、雪が溶け始めたり、降らなくなると、どこのお宅も玄関前はきれいに除雪されています。しかし、寺の境内は!!今度は必要最小限という訳にはいきません。ともかく、境内の道(大門)が長い長い!!
 だから、降雪に関係なく、これから毎日少しずつの除雪です。春が来るまで、ずっと・・・だれか、ボランティアいらっしゃいませんか?
 今日月読経に地蔵堂にいってきました。御門徒さんに言われました。「ホームページ見ました。」恥ずかしかったけどうれしかった。地蔵堂のKさんまた覗いて見てくださいね。

 追記 
覗くという言葉がぴったりの、住職日記になってしまいました。こんなんで、いいのでしょうか?
 ご意見・ご注意お寄せ下さい。記念品・粗品はありませんが、お礼のメールだけは差し上げます。

12月14日
 
葬儀 分水町 中島
 中陰 吉田町 高木
 時斎 分水町 新堀
 地元中島のおばあちゃん(85才)の葬儀でした。いつも明るい方でした。笑顔が想い出されます。葬儀には仏心寺様・西来寺さまのお手伝いをいただきました。最近は法事も一人で勤めさせて頂いていたので、3人での読経は久しぶりです。
 3人でお勤めをしていると、いつの間にか、お経に変な癖がついているのに気づきました。
 周りの声を聞かない生活は、変な癖がつくものです。お気を付け下さい。

12月13日
 法事 岩室村 親戚寺院

 10日11日の雪で松の枝がだいぶ折れました。近辺でもだいぶ被害が有ったようです。大事な松なのにどうしようと思っていましたが、「あっちでも、こっちでも」ということになると、なぜか安心する。どうしよう仕方がないに変わります。松ならばいいけれど、仕方がない・仕方がないの人生では困ったものです。


12月12日
 
今日は、三条市 須頃 西照寺様の聞法会に飛び入りで行ってきました。なぜかというと聞法会の納会(餃子パーティー)だったからです。何か理由がはっきりしない。
 ともかく、餃子とお酒を沢山ごちそうになりました。西照寺さん・西照寺の聞法会の皆さん。ごちそうさまでした。
 ということで、酔っているので、お休みなさい。


12月11日
 冬になるとみんなが帽子をかぶる様に、お墓も雪が降ると帽子をかぶります。ちょっと冷たい、真っ白い真綿の帽子。 でも、少し寒いので、みんないっしょに真綿の布団に入ります。顔だけちょっと出して、あとは白い布団の中。
 
 みんな、みんな如来様の暖かい布団の中。
    でも、みんなは、気づかない。
        無量寿のいのちの中にいることを・・・・
    でも、みんなは、忘れてる。
        生かされて、生きていることを・・・・


12月10日
 
初七日 燕市 小中川
 
 すごい雪になってしまいました。「素敵」とはとっても言えなくなりました。今日予定されていた、聞法会は中止しました。年配の方も多く、夜の雪道でけがでもされたら大変です。
 初七日の小中川から帰ってきたのは、午後8時頃。寺の境内に入ったとたんに「なぜ」。雪が多い。周りの雪が集まったのでないかともうほど、雪が沢山あるように見えます。
 皆さんもそんな経験ないですか?
      日本では「隣の花は赤い」アメリカは「隣の芝は青い」
というのだそうです。やっぱり隣がよく見えるんですね。隣もそこそこ。内もそこそこなんでしょう。きっと。


12月 9日
  今日は一日雪模様でした。関東の方は積雪があったとか。分水町は積雪ということは、ありませんでした。分水町は国道116号線があります。116号線は、北の新潟から南の柏崎へ続く道です。積雪の時期に分水町から北の新潟へ向かうと段々雪が少なくなっていくんです。なんで、北の新潟より南の分水が雪が多いの?不可解。

 今年は、11月から寒かったため、「ついに雪が降ったか」というより「やっと雪が降ったか」という感じです。暖かいコーヒーを飲みながらガラス越しに白い雪を見るのもちょっと「素敵」です。
 今、NHKのニュースで明日も雪だと言っていました。のんびり「素敵」と言えるのも、今の内だけかな?
 これから冬本番です。皆さん風邪をひかないように、お気を付け下さい。

12月 8日
 
葬儀 燕市 小中川
 
中陰 分水 五千石
 上法事 吉田町 佐渡山
 時斎 分水町新堀

 
ちょっと忙しい一日でした。帰ってくると。12月4日にご紹介した。長岡にあるBS観光 青柳様より、来年の本山参拝の確認と、お叱りのメールをいただきました。
メールの内容は
「自分の声をテープで聞くと変な気分ですが、写真を見るとなおさらですね。がっかりして落ち込んでいます。会社で話したら皆に見られ、今では晒し者状態です。」
ということでありました。青柳様の会社での地位、ご家族の心情をわきまえず、勝手に写真を記載致しまして、まことに申し訳ございませんでした。青柳さんの名誉をばん回しようと、パソコンの中の写真を全部調べたのですが、もっと、ひどいモノばかりで、私のホームぺージでは扱えません。(どうしても、というご意見があれば、やぶさかではございませんが)

 
全く私的になってしまった、ホームページ(特に住職日誌)など誰も見ていないと思い、カウンターは今までつけませんでした。5日に気まぐれでカウンターを付けてみたのですが、自分としては、カウンターが意外と伸びているのにびっくりしていました。いったい誰が?
 本日、青柳様のメールでやっとわかりました。BS観光様で見ていただいたのですね。
本当にありがとうございました。今後もよろしくお願い致します。
 さすが
  「仏教界唯一の団参専門機関 新潟 BS観光」 TEL0258-34-4848
 お寺の事に関して、絶えず情報収集を怠らない、会社の社風に感心させられました。今後もお付き合いよろしくお願い致します。

 追記 BS観光の皆様  近日中に今年の旅行に添乗してくださった金安さんの写真も公開する予定でございます。ご期待下さい。(^O^)


12月 7日
 
法事 牧ヶ花
 通夜 小中川
 
回檀がやや終わって、のんびりムードに入る間もなく、葬儀が続いています。人の生き死には待ったなしです。「ちょっと待って」といっても、人の都合を許さないのです。生きているという私たちの人生(いのち)も、同じ意味で「自分の都合を許さない・待ったなし」の人生です。待ったなしの人生どのように生きますか?

 今のところ、9日から少しのんびり出来そうです。姪のNちゃん、大学が決まっておめでとう。京都へ行くのか。いいな。その内、おじちゃんがお祝い持っていくからね。


12月 6日
 
葬儀 寺泊町蛇塚

 
夜中の時半頃。携帯電話の呼び出し音で起こされました。携帯の画面を見ると「伝言メモ・・・・」。中年のおじさんにはよくわからない言葉が並んでいる。しかも、寝ぼけているので、もうパニック!!!覚えていないけれど、何かボタンを押したら、若い女の子の声が聞こえる。心当たりなどあろうはずもなく(残念ですが)、「何だ間違い電話か」と納得。伝言メモ機能なるモノが有ったことを思い出しまたまた納得。
 しかし、持ち前の好奇心で、若い女の子の夜中の間違い電話。内容が気になる。もう一度、伝言メモを聞くには、どうしたらいいのか。電気を付けて携帯と格闘すること約3分。ついに聞けたのです。
     「烏丸御池・・鷲澤・・・財布・・・090・・・・失礼します」
 長男の住んでいる京都の場所・長男の名前・財布、・・・おいおい、これ間違い電話でないぞ。寝ぼけた頭で内容を理解するには、5回ほど聞き直すことが必要でした。
 長男の財布を拾ったので、本人に連絡して欲しいとの内容でした。時間は夜中。長男は一番よく眠っている時間。あいつのことだから、財布を落としたことも気がつかず、眠っているのだろう。今電話して起こすにはちょっとかわいそうかなと親心。私の方から女の子に連絡して明日にでも受け取る段取りを付けるか、とも思ったのですが、もう大学生たとえ眠くても、自分の事は自分でするべきだと思い直して、長男に電話することにしました。
 1分か2分呼び出しの音がして、「ふぁーい」と「はい」が「はい」にならない声が聞こえるはずだったのですが、一度の呼び出しで「はい」。あれ!?!?!
 「財布を拾った人がいて・・」と父。「あった。良かった。アパートに入れないで探してたんだ」と長男。・・・困っていたんだな。見つかって良かったな。相手の電話番号を教えて電話を切りました。久しぶりの長男の声、しかも「ありがとう」。父親としては至極の瞬間です。よかった。本当によかった。父親としての充実感に満ちあふれながら、再び深い眠りに・・・
   ところで、夜中に我が息子は何をしてたんだろう????
寝不足になってしまいました。まだ、本人に何をしていたのか確認していません。

 それにしても、財布を拾って教えてくれた、アダチノリコ さん。どうもありがとうございました。
どこの誰か、わからない中年親父の携帯に、氏名、携帯番号まで教えてくださって。
 私からは決して電話しません。(当たり前か)まだまだ、日本の若い人たちは大丈夫です。安心しました。
   ところで、どうして私の携帯番号知っているんだろう????


 息子よ。父親を許して欲しい。これは住職の日記で、家族の日記でないのはわかっています。今日は寝不足で頭から何も出てこない。ついに家族の話題が出てしまった。すみません。希望があればすぐにでも削除します。そんなメールでもいいからたまに下さい。

 追記
 家内の話題は、もっと楽しいこと沢山あります。お楽しみに (^_^;


12月 5日
 通夜 蛇塚
 お医者さんと違う意味で、私たちは亡くなっていく人の最後の時に立ち会います。そして、悲しむ御家族の様子にも立ち会います。お医者さんにとっても、私たちにとってもつらい時間です。
 真宗に於ける葬儀は、お別れの式(告別式)ではありません。大切な家族、友達、有縁の方の死を通して、亡くなった方の、願いを聞いていく。いわば、別れることを通して、亡くなった方と今までと違う出遇いを始める為の儀式です。そして、一方、自分自身のいのちとも出遇う儀式なのです。「人間、死ねばゴミになる」と言った有名な人がいますが、「人間死ねば教えになる」のです。そして、その教えは、私たちの生きることの力になるのでしょう。悲しみの中から立ち上がって行く力となるんです。だから仏様うやまうのです。

 
27日に京都の本山で「共に」と言うことでお話しさせていただきました。人は、誰かと一緒でなければ生きていけない。また、一緒にいれば、無意識に傷付けあわずにおれないという矛盾を持っています。本当に悲しいことだと思います。
 親鸞聖人はそいういう人間の生き方を凡夫という言葉で言い表されました。人間に凡夫という状態の時があるのでなく、人間の生き方そのものを凡夫という言葉で言い表されておられます。
 
先ほど大学時代の友人からメールをもらいました。今日出したメールの返事です。不用意な私のメールで傷付けてしまいました。詳しい事情もわからないままメールを出してしまったのです。すぐに凡夫という言葉が頭に浮かびました。ごめんなさい。
 週明けまで出張ということでメールを読めないだろうから、この場でお詫びします。(週明けまでメールが読めないということは、もちろんこのHPも見ないね?・・まぁいいか。)
 でも、傷ついたと言ってくれる友人を持てたことが、素晴らしいことだと思います。これからもよろしく。

12月 4日
 回檀 分水町新堀 午前
BS観光の青柳氏来訪。大蓮寺の旅行に必ず添乗してくれる添乗員さん。先代からのお付き合いで安心してお任せしています。協議の結果、来年度の団参は本山に決定しました。題して『本山佛光寺参拝と京都・北陸の旅』かな?10月8日〜10日を予定しています。ふるってご参加下さい。
 (青柳さんすみません。こんな写真しかありませんでした。2年前の団参の写真です。本当はとっても、ハンサムな紳士です。どうしても、真偽を確認されたい方は、団参にご参加下さい。  (^o^) )


12月 3日
 回檀 分水町新堀 午前
 11月と12月がひっくり返ったような上天気。布団を干している家もチラホラ見かけました。これから冬に備えて、天気の日は貴重な一日です。
 にわか雨で久しぶりに、虹を見ました。カメラが追いつきませんでしたが、地平線から地平線までの半円をした大きな虹でした。思わず見とれてカメラのシャッターをパチリ。私みたいに車を止めて、見入った人何人くらいいるのかな?

12月 2日
 
来月はもうお正月なんですね。「いいお正月をお迎え下さい」という挨拶を帰り際にもらってびっくり。
 11月に入ってからは、悲しいこと・楽しいこと・別れ・出遇い、ともかく色々なことがありました。今考えると1年分が11月に集約されたような感じです。
 悲しいこと・楽しいこと・別れ・出遇い 「みんな・みんな意味がある」のだから、一つ一つのご縁を大切にしたいと思います。
 
今日の月読経は午後から遠いところばかり、一日で130キロは走りました。天気は良かったし、車好きの私としては、ちょっとしたドライブ気分。少し気張らしの出来た一日でした。
 

12月 1日
 
回檀 燕市
 中陰 燕市 大野 
 昨日は、中学時代のクラブ仲間が集まって、「ちょっと一杯」のつもりが、たっぷりいただいてしまい、日記はお休みでした。
 ずっと同年会に参加出来なかったので、33年ぶりの人もチラホラ。みんなすてきなおじさん・おばさんになっていました。年を重ねての再会は、感動モノ。こりゃ、歳をとるのもちょっとgood。
左の写真がその時の記念撮影。え、顔が見えない?クリックしても大きくなりませんのであしからず。  


11月29日
 回檀 燕市 道金地区
 回檀 吉田町 田中地区

 回檀も終盤にさしかかってきました。色々しなければならない事・やりたい事が溜まっています。まとめてメモしておかない忘れそう。
 西川町のAさん。9月に頼まれていた「法名帳」の件忘れていません。最優先で書きます。お待ち下さい。


11月28日
 
 本山より帰ってきました。車での往復だったので少し疲れ気味です。今回は、御正忌報恩講の通夜布教の為でした。40分ほどの説教でしたが、ともかく寒っかった。通夜は27日午後6時半から28日午前3時過ぎまで勤まります。文字通り、夜通しの法座が開かれます。門徒さんは、体に毛布を巻いての聴聞。体力勝負です。
 今日は、御正忌報恩講の最終日、午前9過ぎになると、滋賀県の門徒さんがどんどんバスで到着します。やっぱり、本山の報恩講は雰囲気が違います。


11月26日
 
 明日から2日ほど本山に行って来ます。明日は日記休みます。

 ホームページ用に普段からデジカメを持ち歩いているのですが、じゃまになるため、思い切ってカメラ付きの携帯電話を買ってしまいました。左の写真がその写真です。日記用には、ちょうどいいですが、写真と考えると使い物になりません。カメラ付きの携帯を買おうかと考えている方の参考まで。


11月25日
 
回檀 月潟村
 
岩室温泉 綿屋さんの会長(石崎栄松氏)が13日に亡くなられており、遅くなったがお悔やみに行ってきました。故人は詩吟・読書が趣味で、幅広い交友を持たれていることでも知られていました。そしてその交友関係を大切にされたご生涯でした。物静かなご様子が偲ばれます。


11月24日
 
法事 地蔵堂
 回檀 寺泊町 箕輪地区
 初七日 中島
 前からお願いしていた、樒(しいみ)を植えてもらいました。本堂の華瓶に使わせてもらいます。ありがとうございました。
 2日続けての晴れが有ったのはいつだったか?ここまでくれば、晴れた日はめっけもん。


11月23日
 
回檀 燕市
 燕市の回檀でした。
  ・消防団で叙勲
  ・50年以上農業一筋
  ・会社の社長さん
  ・テレビにも出ている俳句の先生
 いろいろな方と、お話しできるのが我々です。初歩的なことを聞いても、とんちんかんな事を聞いても、丁寧に教えてもらえます。すごいことだと思います。有り難いことだと思います。


11月22日
 
回檀 吉田町 佐渡山地区

   (^^ゞ

   (´ヘ`;)

   (-_-;)

   m(_ _)m

               お察し下さい。すみません。

11月21日
 
法事 味方 西源寺さま
 西源寺前住職さまの一周忌法要でした。前住職様の母親は大蓮寺から嫁がれたので、大蓮寺にとっては「孫」になります。でも、前住職様にとて大蓮寺は「孫のうち(家?)なんです。大蓮寺にとって、西源寺さまは孫が住んでいるんだから「孫のうち」というなら解るんですけど。
 
だれか、知っている人がおられたら教えてください。

 今日、「踊る電子メール」というサイトを教えてもらいました。楽しいサイトです。1時間ほど、はまってしまいました。電子メールを絵手紙風にする素材のサイトです。とりあえず実験的に家内に出してみました。(あくまでも実験です)まだ、何も言ってこないところをみると、今日は、まだメールを開いていないようです。そのうちに、皆さんの所にも届きます。ご期待下さい。(中年男性がすることでもないような気もしますが)


11月20日
 
葬儀 分水町 中島
 生まれながらの耳の障害を持っておられた女性の葬儀でした。大正2年生まれで90才です。当時のことですから、いわれない差別と偏見でご本人はもとよりご家族もご苦労されたようです。
 
現代はどうか言えば、同じ事でしょう。表に出てくるか、裏に隠れているかの違いで、同情・憐れみという形の違った差別になっただけです。
 親鸞聖人は、人間を「差別するもの」と定義されます。同じ無量寿のいのちをいただきながら、そのいのちを互いが、差別しあうという「根本矛盾」を持って生活しているのです。
 「共に、差別されることを悲しみ、差別することを悲しむ。」 この大きな悲しみを、「大悲」といいます。しかし「差別するもの」の中からは大悲は出てきません。その大悲とは如来様が私たちに向けられた悲しみです。如来大悲を私たちが受け取り、初めて「共に」悲しむとういことが出来るのです。

11月19日
 
 昨日、Yahooより連絡があり、「大蓮寺のホームページ」がサイト登録されました。
 これで、Yahooのマルチ検索で、「大蓮寺」で検索できるようになります。
今年中にはもう少しまともな、HPにするつもりです。時々、覗いてください。


11月17日

 報恩講(親鸞聖人の法要・真宗門徒にとってもっとも大切な法要)
 生まれてきたことの喜びと、生きることの意味をあきらかにされたのが親鸞聖人です。その親鸞聖人のご命日に、毎年報恩講が勤まります。文字道理「恩に報いる法要」です。
 我々が「恩に報いる」というと、「これだけのことをしてもらったから、これだけのことをしてやる」ということになります。しかし、報恩講は、親鸞聖人のご苦労を偲び、教えに出遇うことを通して「生まれてきたことを喜び・生きることの意味をあきらかにする」ための法要です。
 「報恩講荒れ」という言葉があります。なぜか毎年大蓮寺の報恩講になると「風雨」でした。今年は冬囲いも出来て、準備万端。ところが、近年にない上天気。うれしいやら、がっかりしたやらで複雑な気分。

 報恩講のスナップ写真「何でも写真館」に追加しました。

11月16日

 
今日は月読経だけで、なーんにも行事のない日。
 思い出して、神社のイチョウの木を見ました。やっぱり葉がありません。母に「神社のイチョウの葉っぱなくなりましたね。」と言うと「ずっと風が強く荒れてたから」との返事でした。
 落ちたイチョウの葉に、私は「冬の到来」、母は「雨でやり残した畑の仕事」 同じものを見ても、それぞれ感じること、思いは違う。当たり前だけど、それが尊い。
 

11月15日

 真宗セミナー(教区主催)会場 大蓮寺
教区主催の勉強会が大蓮寺でありました。内容は「歎異抄」。発表は聖徳寺様です。月に何回かは、こんな勉強会があります。皆さん真剣に勉強されています。 私は、真剣にHP用の写真撮影 (^^ゞ

 Yahoo! JAPAN
のディレクトリサービスに掲載を依頼しました。1週間から2週間の間に掲載確認のメールが来るかどうかどきどきもの。でも楽しみ!!!!


11月14日

 
報恩講準備と自動車免許証更新のため回檀はお休みでした。
 ずっと行事の連続で、少々ばて気味です。冬到来を教えてくれる、神社のイチョウの葉もどうなったことか、見る余裕がありませんでした。昼間ならここから見えるのですが、今は真っ暗で見えません。
 明るくても見えない。暗くても見えない。 余裕のなくなった目はこんなもんです。
 

11月13日
 
回檀 燕市 大野
 
 久しぶりの散髪に行ってきました。前から気になっていたんですが、広いひたいに白髪が一本。「そのままにしますか?抜きますか?切りますか?」理容師さんの言葉。「切って下さい」私の返事。ひょっとして次は仲間を連れて黒い毛が生えるかも?  未練たらしいことです。


11月12日
 回檀 寺泊町 敦ヶ曽根地区
 
 朝から土砂降りの雨・雷。回檀には絶望的な天気。敦ヶ曽根地区は17件。車の乗り降りだけで、びっしょり確実。予備の足袋を2枚用意して出かけました。が、思わぬ天気でびっくりしました。こんな当てはずれは大賛成です。

 中学時代のクラブの仲間と「同期会」をしようと計画中。といっても男女混成のクラブだったので、男性は私が取りまとめるにしても、女性はそんなわけにいかず、Mさんに取りまとめをお願いしました。手間のかかる仕事をお願いして申し訳ない。この場を借りてお詫びとお礼を申し上げます。
 先日同級生の通夜で、多くの同級生に会いました。そのとき数人クラブの同期の人がいたのですが、はたと気づいたことがありました。中学3年間同じ部屋でクラブを共にしていた、仲間でもほとんど話をしたことがない人がいるんですね。このまま死ねない(ちょっとオーバー)
 
「このまま死ねない」という私の思いこみから始まった同期会も、13人中なんと10名が参加してもらえることになりました。本当に感激でした。もっとも私の「このまま死ねない」ということで集まってくれるわけではありませんが。

 私のメールは、ほとんど事務連絡でしたが、「同期会」の打ち合わせで数人とメールをやりとりしました。メールもなかなか楽しいですね。メールで同級会もいいかも?


11月11日
 
回檀 燕市 三王 灰方

 
長年念願だった本堂の冬囲いの設置が今日から始まりました。足場を組んでの大仕事です。沖野工務店さんに無理を言って報恩講に間に合わせてもらいました。本堂脇の墓に眠っている先代住職のニコニコしている顔が目に浮かびます。檀信徒のみなさん・沖野工務店さん。本当にありがとうございました。これで安心して報恩講を迎えることが出来ます。


11月10日
 法事 敦ヶ曽根
    
近所のたんぼで「冬の使者白鳥」を見つけました。毎年見かけますが、やっぱり少し早いような気がします。このまま冬が来るんでしょうか。


11月 9日
 回檀 巻町

 今日は11月9日で119番の日。朝、分水町が、お知らせの放送をしていました。秋の火災予防週間だそうです。一ヶ月季節が早まったようで、の火災予防週間みたいで、みょーに間の抜けた感じでした。
 持病の胃潰瘍は寒い時期に出てくるのですが、今年は一ヶ月早くうずき始めています。胃で冬を感じる人は珍しいでしょうね。
 明日も寒くなるみたいです。いよいよ使い捨てカイロ登場かな?


11月 8日
 回檀 砂子塚

 今日よりADSLが1.5Mから8Mになりました。
 しかし、実際は3Mとちょっと。悪くとも5M位かなと、期待していましたが、少しがっかりです。感覚的にはあまり変わりません。ちょっと不機嫌。
 でも、スピードテストによると

測定サイト http://www.bspeedtest.com/ v2.0.8
測定時刻 2002/11/08 19:43:17
回線種類/線路長 ADSL/3.0km
キャリア/ISP NTT flet's ADSL 8Mbps/dti
ホスト1 WebArena(NTTPC) 3.30Mbps(1441kB,3.5秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 3.17Mbps(1441kB,3.5秒)
推定最大スループット 3.30Mbps(412kB/s)
コメント NTT flet's ADSL 8Mbpsとしては速いほうです。

だそうです。そうなんですか?


11月 7日
 
御講 中島 川島地区
 初七日 高木

 回檀の日は雨・雪。回檀がない日は、いい天気。人が選んだ日なら、愚癡も出ますが、自分で選んだ日ですからしかたありません。
小中学校時代のミニ同年会が、ありました。それぞれ、立派なおじさん、おばさんです。お互い、子供の頃を知っているので、取り繕っても、格好を付けてもだめな会です。でも、取り繕うこともいらない、格好を付ける必要もない会です。自然体の自分に出会った様な気がします。
 帰りに岩室のお寿司屋さんに立ち寄り、おいしいお寿司をいただきました。楽しかったけれども、午前様でした。明日がきつい。


11月 6日
 回檀 西川町

 夕べの雷で電話が不通。昼前には、NTTの外線工事で電話が使えるようになった。気づいたのが、朝だったのでよかった?が、夜だったら気になって、寝られないところでした。

11月 5日
 回檀 溝 佐善地区

 
寒い一日。もう、冬到来を思わせる気候でした。「報恩講荒れ」の季節です。


11月 4日
 御講 中島 下村地区

 「報恩講の案内」の印刷に入ったところで大きな雷が始まり、パソコンの停電が怖いので結局中止してしまいました。
 同級生のお通夜に行って来ました。懐かしいことがつらい時間。・・・・・・・・・・・・
 よく、若い人のお通夜・葬儀で「〜くんの分も生きます。」という弔辞がある。〜くんの分も生きるとということはどういうことなんだろうか。決して、「長生き」という単純な意味でない。
 「共に」ということでしょうね。


11月 3日
 葬儀 高木
 中陰 大川津
 中陰 三条(本堂)
 法事 地蔵堂

 今晩から本格的に、「報恩講の案内」作成開始。本山機関誌「ともしび」を同封したりで結構時間がかかります。でも、音楽を聴きながらの仕事で結構リラックスしてやってます。


11月 2日
 法事 小中川
 回檀 小中川
 御講 中島 本田小路地区
 お通夜 高木

 朝、小学校の同級生が病死したとの連絡がありました。みんながあだ名で呼んでいた気さくで活発な男でした。同級生が亡くなるというのはとてもショックです。
 お通夜は、27日に法事をされた家のおばあちゃんです。27日は、とてもお元気だったのですが、その後体調を崩されたとのことでした。
 老少不定・無常を痛感した一日でした。生かされているということは、本当は、やっぱり、すごいことなんです。


11月 1日
  
いよいよ、11月です。本日よりお朝事は6時30分
 写真は寺から見える神社の大きなイチョウの木です。このイチョウの葉が黄色くなり落葉が終わる頃は、いよいよ初雪です
 寒さに弱い私は、イチョウの黄葉を見ながら、冬の予感にただ、ため息をつくばかりです。
 10年ほど前は、風の強い日になると、銀杏を拾っている人を見かけましたが、最近はあまり見かけなくなりました。写真では見えにくいですが、銀杏がたくさん落ちています。
 銀杏も、食べれる様になるには、ずいぶん手間がかかりますので、最近は瓶詰めの銀杏の方が手軽なんでしょうね。お手軽が好まれる時代なのでしょうか。手間をかけたもののすばらしさが、銀杏と一緒に落ちて忘れられているような気がします。


10月31日
 回檀 大川津

 久しぶりのいい天気。回檀も何かのんびりムードでした。

10月30日
 回檀 高木第一

10月29日
 中陰 寺泊 聖徳寺様

 
聖徳寺前住職様の中陰法要が勤まりました。少し早目の法要でした。本堂にある写真を見ていると、前住職様の大きな声が聞こえてくるようです。本堂が割れんばかりの、大きな声のお説教が思い出されます。


10月28日
 
回檀 高木第2
 
 
昨日から今日にかけては、やっぱり強風でした。本堂のことが気になって眠ることが出来ません。結局、本堂脇の部屋に午前1時頃移動して眠ることにしました。おかげで、安心して朝までぐっすり眠ることができました。めでたし・めでたし。(なんか変かな)。
 心配事は、遠ざかるより、中に飛び込んでいった方が落ち着くみたいです。はい。
 朝には、沖野さんが来てくれて、応急処置。やっと、本当に安心しました。

 今日も、ともかくにぎやかな天気の一日。
 
雨・風・あられ・雷 何でもあり。 車の乗り降りでの傘が間に合わず、一日髪の毛が濡れていました。本堂前の天水石の中にもあられが溜まって冬景色。
応急修理中の本堂

あられの溜まった天水石 
  

 
10月 27日

 法事 吉田町 高木
 初七日 分水町 五千石

 一日中荒れた天気。 またまた傘を門徒さんの家に忘れてきました。お邪魔するときは土砂降りで帰りはポツポツの雨。・・・・・自分が忘れて事を雨の責任にしてしまう。困ったものです。
 昨日の強風で本堂の戸が壊れてはずれてしまいました。ケヤキの戸なので素人にはどうもできず、とりあえず戸をロープで縛りつけ、新堀の宮大工「沖野工務店」さんに修理をお願いしました。沖野さんは明日になるということで、とりあえず縛った戸が風ではずれないか心配。今晩強風がなければいいのですが。

10月26日
 葬儀 地蔵堂
 法事  吉田町 佐渡山    寺泊町 北曽根

 本当に困っています。9月の27日は、奈良に行っていて月読経は思い切って全部お休みさせてもらいました。
 10月の27日は日曜日で法事もあり、回りきれるかどうか?
 11月の27日は本山に行っていて留守。
3ヶ月も休んだら叱られるだろうな。どうしましょう?だんだんと謝ることが上手くなっていく自分が怖い。


10月25日
回檀 分水町五千石
お通夜 分水町

 
自営の仕事の傍ら60歳を過ぎてから、自分の時間を持ちたいと、日本画・書道・俳句・ダンス等を始めたというおばあちゃんのお通夜でした。日本画は県展に何回も入選をはたし地元では有名な人。
 葬儀のお写真も本人の筆による自画像でした。ご長男によると朝4時から6時半までが、日本画制作の時間だったということです。仕事、家族の時間に食い込むことはなかったとのことでした。
 私たちが生活していく上で、中心と傍らということがあります。何が中心であるかをシッカリと守った生き方をされていたようです。
 中心を守り大切にした生き方は、そのまま傍らのことも大切にしていけるのだと教わりました。


10月24日
 葬儀 分水町 五千石

 分水町五千石で葬儀 86歳になるおばあちゃんです。数年前に糖尿病により足の切断手術をされていました。あるがままの自分を受け入れるという意味で「釋妙」という法名を付けさせてもらいました。如来様の教えは、あるがままの自分を受け入れ、認めなさいということです。あるがままの自分を受け入れるということは、あるがままの自分を知るということです。道元禅師は「仏道を習うは自己を習うなり」といわれます。お念仏の鏡を通してのみ、自分の真の姿が見えてくるのです。

 夜は、高志会(佛光寺新潟教区有志)の勉強会が、中之口村の浄源寺さまでありました。自己を習う
大切な勉強会ですが、準備不足でした。
           


10月23日
 回檀 大川津

 いよいよ寒くなりました。皆さん風邪をひかないように!


10月22日
 回檀 野中才

 誕生日 48歳 いよいよ50代突入後わずか。少し楽しみ。
 京都にいる長男より、「誕生日おめでとう」とメールが届いた。一瞬、「覚えていてくれたか」と思ったが次の瞬間思い直した。そんなわけない。「家内からの連絡でメールを出したな?」予想的中でした。
まぁこんなもんか。


10月21日
 いよいよ、10月中旬に入りました。回檀・法事・報恩講と約40日間予定がぎっしり詰まっています。
一年間でもっとも充実?した季節です。ただ、問題は月読経が間に合わないということです。
みーなーさーん。月読経行けなかったらごーめーんーなーさい。誰も読んでない、日記の中で謝っても
だめか。


10月20日
 
米寿のお祝いを兼ねた法要がありました。ひ孫からゲートボールのセットを送られご機嫌の
おばあちゃん。まだまだ元気しゃくしゃくで、ゲートボール、畑など活き活きと生活されています。
 最近特に中高年の女性の活き活きとした姿にであいます。逆に私の方が元気をもらったりして。
 自分自身のことを考えると、目先のことばっかりで余裕がないんでしょうね。今の生き方が。
   

10月18日
 燕市のEさんのおばあちゃんの葬儀 95歳でした。ご主人を亡くされて42年。最後は自宅
で亡くなられました。物静かで、しっかりしたおばあちゃんでした。
 おばあちゃんはお医者さんの薦めで、自宅で亡くなられました。最近、お医者さんは状況が許せば、最後の時は自宅で迎えるように家族に指導されているようです。年配の方は、出来れば最後は自宅に帰って迎えたいとの希望は多いようです。
 反面、家族の負担は大きくなります。「昼間はいいけれど、夜が怖い」とご家族は言われます。「夜中に変調があったらどうしたらいいか。」 家族の不安は切実です。
 お医者さん・患者さん・家族それぞれの思い・願いがかみ合わないところに医療・福祉の問題があるのででしょう。
 また、それぞれの思い・願いがかみ合わないということは、現代の家庭でも同じ事です。でも、かみ合わないことをご縁として、お互いの思い・願いが聞いていけるのだと思います。お経は「我 かくの如き 聞きたまえき」ということから始まります。医療・福祉・家庭の問題の掘り起こし・問題解決は、まず聞くことから始まるのでないでしょうか。


10月17日
 寺泊 聖徳寺様の前住職 窪沢泰忍師が、亡くなられて1ヶ月です。個人的にも、大蓮寺・教区・教団にとっても大切な師をなくしたということが、日にちを重ねるごとに実感されます。
 師はよく、「初事」ということを言われておられました。「毎日の事でも、初めての事のように丁寧にせよ」というお念仏・闘病生活・戦争体験からの教えでした。
 毎日毎日が、初めての一日。 一日一日の積み重ねの人生です。


10月16日
今日の夕日ご覧になりましたか?夕べからの雨風・雷を吹きとばさんばかりの、おっきな夕日でした。 今年は後何回こんな夕日が見られるのでしょうか?寒がりの私としては気になるところです。

分水町牧ヶ花付近より撮影


0月15日
 新潟教区機関誌「とびら」の編集会議(月潟村 西来寺さん)
 編集会議といっても、ほとんどがパソコンの作業。会議は全員。仕事はパソコンと西来寺さん。
ご苦労様でした。
 思ったより時間がかかり帰宅は、午後9時30分。仕事はしていないのに後ろ頭が痛くなっています。普段しないネクタイのせいか、たばこの吸いすぎか、風邪気味なのか。今のところ不明。
 作業風景


10月14日
 体育の日ということで、末娘は分水町主催の「ウォークラリー」に単身参加。末っ子はたくましく育つものです。父親の私は、先日の予告通り午後から洗車に取りかかりました。今日こそは、洗車して久しぶりの「ワックス」でもと思っていたのですが、洗車の段階でリタイヤ。ワックスは当分おあずけ、愛車よ、ごめんなさい。

 夕方より「真宗佛光寺派 新潟教区のホームページ」の改良(改悪?)
実は、「新潟教区のホームページ」も私の担当です。一台のパソコンで2つのホームページを管理するのはなかなか気をつかいます。よろしかったら覗いてみてください。

    新潟教区URL   http://homepage3.nifty.com/bukkoji/


10月13日
 明日は法事が、先方の都合で延期になり、久しぶりに法事のない休日!!!
 午後からは予定が入っていないし、体育の日ということなので、何か体にいいこと検討中
 候補(草取り・芝刈り・洗車・・・・・・)あまり名案が浮かびません。
 久しぶりに洗車するかー

 京都の大学に行っている長男から、「嵐山の天竜寺」へ行く方法を教えてくれとの電話。過保護とは思いながら、インターネットで検索してアドバイスをする。京都に住んでいる長男に京都のことを新潟にいる私がアドバイスをするという、まさにインターネット時代か?


10月12日
 弥彦のYさんより長男が生まれたとのメールがありました。おめでとうございます。
 先輩は、「子供を如来様からの預かりもの」と言っていました。自分の子供だけれども、私有化(所有物)しない。だから大切に、大切に育てることが出来るんです。
 Yさん、「如来様の子供」を大切に育ててください。

10月10日
 近所の人から本堂裏の枯れた竹を始末してもらう。何日かかかりそう。
 前は、竹を切るともらってくれる人がいたが、最近は竹を使う必要がなくなり始末してもらうほかない。竹の子の時期は大切な竹林だが、それ以外は持て余し気味。なんと自分勝手なことか。


10月9日
 大蓮寺聞法会 午後7時30分〜9時 講師 中之口村 打越 仏照寺住職 花井性寛師
 10月の法語カレンダー「幸いを求めて 弥陀を信ずるのではない 毎田周一 師」 より 
 
人間それぞれ幸せの定義が違う。健康・家族・お金・仕事・趣味・ect。「それぞれの幸せ」で
ある限りそれは、個人的幸せでしかない。つまり自分中心の幸せである。それは、エゴのこころであり欲望のこころである。しかも、健康・家族・お金・仕事・趣味・ectは、条件・環境により変化するものであり、しかもまた、その人によってハードルの高さが違う。それらの、幸福論に縛られている限り、真の人間の幸福は来ない。
 花井師は、「人間の欲望を叶えてくれるのが弥陀でなく、人間の真の姿をあきらかにしてくれるのが弥陀である。」と述べられる。弥陀があきらかにした人間の姿による幸福とはどのようなものか?
 花井師は金子大榮師の幸福三条をあげられる。
     1.人間に生まれてきた、ありがたさ
     2.仏法に遇った かたじけなさ
     3.今日を生きる もったいなさ
 「生まれてきてよかった。今このままの私でよかった。」ということが、仏法に出遇ったことにより知らされる、人間の幸福であるという。つまり、無条件の幸福である。

 聞法会の余韻か、文章が硬い。しかも何が書いてあるのかわからん。
                    申し訳ない。
 聞法会はどなたでも入れます。(どこかのCMのコピー)ぜひ、ご参加下さい。

 今朝起きたら、眼が真っ赤。血走っていました。最近、睡眠時間が少ないせいかと思います。体の疲れは、体が教えてくれる。正直なものです。血走った眼に感謝。今日はすぐ寝ます。
 聞法会風景


10月8日
 午後から真宗佛光寺派新潟教区教学研修部の機関誌「とびら」の編集会議
「真宗佛光寺派新潟教区教学研修部」・・・・なんと長い名前だろう。略して「真佛新教研」では、全く意味がわからない。仕方がないか。
 とびら10月号は「児童大会」の特集です。できあがったら本堂においておきますので、ご覧になってください。

10月7日
 高木地区御講(25日講)何百年も続いている御講です。
 昨日は一日暖かくいい天気でしたが、今朝は一転して、雨と強風でした。お朝事後にあわてて本堂の戸を閉めなおしました。秋の天気は変わりやすいのでご注意!


10月6日
 今日は法事が3件少し疲れました。月読経も行けないところがありました。すみませんでした。
 本堂では、吉田町 高木から名古屋に出られたH家の法要が勤まりました。名古屋・東京その他いろんな処から集まっておられます。内々だけの法要でしたが、集合場所は、大蓮寺から2キロほど離れたお墓の前だったそうです。墓石に「倶会一処」と刻むことがあります。それぞれが生活の事情をやりくりして親のお骨の入っているお墓の前に集合する。文字道理「倶に一処で会う」ということです。近年は、親子兄弟でも本当の意味で出遇えなくなってきています。出遇うというのは、願いを共有することかと思います。
 90歳を過ぎても毎年名古屋から奥さんのお墓にお参りに来られたご先代の願いが聞こえてくるようでした。


10月5日
 土曜日ということで、法事2件 中陰1件を勤めさせてもらいました。特に I家の法要には感動しました。若い主人ですが、準備の一つ一つに丁寧な、心くばりがありました。導師の私はというと、法話の準備もせず、何とかお話はしたものの、実にお恥ずかしい次第です。恥ずかしい事があると、照れ隠しでやたらとしゃべる。私だけでしょうか?今晩は、明日の法事の準備をゆっくれさせてもらいます。


10月4日
 回檀 牧ヶ花 6件ということで午前中に回らせてもらいました。時間があるのでお茶をいただきながらゆったりした回檀でした。午前中 6件くらいがちょうどいいかな。
 HPの為のペット取材。 結構ペットを飼っている家が多い。なかなか顔を撮影させてくれないのでまいった。家の人は、「何なんだろう」と思っているに違いない。


10月3日
 娘たちがかわいがっていたウサギの「ミミ」が朝冷たくなっていました。
 大量の出血をともなう最後でした。
      「生まれたからには、死ぬ」
 人でも動物でも、当たり前の事実ですが、なかなか受け入れられないものです。
 ミミの死をを通して「生きる」ということはどういう事なのか娘たちに学んでもらいたいと願っています。

 夏戸 本光寺さん ご門徒の「早川杉蔵」さんから樒(しきみ)の木をいただくことになりました。寺には無かったので助かります。ありがとうございました。
 樒はお仏壇の華瓶(けびょう)に入れる木です。時々造花が入っているのを見かけますが、本来は樒が入ります。なかなか手に入りにくい木ですので、無い場合は何も入れない方がいいです。普段の寺役におじゃましたときは、言いにくいので、この場でご案内します。


10月2日
 台風は たいしたこともなく新潟を通過した。わがままなもので、無事通過したら、したで、せっかく支え棒をしたのにということになる。被害があるところもあるのに身勝手なものだ。


10月1日
 大蓮寺ホームページの作成開始。 内容も考えないまま作り始めたので、なかなか進まない。
 台風が明朝接近ということで、本堂の戸が風で開かないように、支え棒をする。
 無事に通過してくれたらいいのだが!