ノン ット ダルン ナ

(君はもうひとりの僕)
けだるい 陽射しが 僕の髪を 照らすとき
僕は突然 言いたくなった

こんなときは ロウソクの火が お似合いだけど
今 僕の中で 渦巻く 一言
僕が 眠りに就く日まで
君に 傍にいてほしいってこと

この世の終わりに 独りになった 僕を
君はいつか なだめてくれたね 僕を わかってくれた
そう 僕が 生きたい理由は そんな君

つまらないことで よくケンカしたね
だから 今日まで やって来られた
小さな問題も いっしょに 悩んで
心の奥から 話し合えたんだ
わかってほしい 君は もうひとりの僕なんだ

この世の終わりに 独りになった 僕を
君はいつか なだめてくれたね 僕を わかってくれた
そう 僕が 生きたい理由は そんな君

原文はこちら


プロポーズですね、これは。唄うときちょっと照れます。「ヌン ガムヌン ナルッカジ」は眼を閉じる日までですが、死ぬまでという意味でしょう。「セサン ックテ ホルロ ボリョジン」は直訳に近いままにします。この世の終わりとか世界の果てとか、何とでも訳せますが、いずれにしてもかなり強烈な孤独感に襲われていた「僕」が、なんでも理解してくれて生きる望みになってくれた「君」に出会ったのでしょう。「タドクコリョッチ」は、赤ちゃんを寝かしつけるときにトントン叩く、と辞書に書いてあります。「癒す」「なだめる」「和ませる」「あやす」…と考えた末、「なだめる」を選んでみました。

スンチョルが以前、テレビで言ってましたが、この曲はオリジナルではなくて、誰かが歌ったもののリメイクなんだそうです。

戻る