『エアマスター』を漫画喫茶で読みました。女子プロ辺の辺りまで。アニメ版は苦労してるんだなあと思います。
今、見てるアニメは結局『学園戦記ムリョウ』だけに落ち着きました。見る方に緊張を強いない肩の力の抜けたとこが良いのです。
『ここがウィネトカ・・・・』は人生をシャッフルして生きる男女のお話。だもので、メモや記録をとったりしてます。
これが載ってる時間SFアンソロジー(新潮文庫)には、他にもメモをとるタイムトラベラーが出てきます。そういうタイムトラベラーは珍しくないのでしょう。でも、これを読むと思い出される話があって・・・・。
『ここがウィネトカ・・・』
→グレッグ・イーガン『貸金庫』
→ケン・グリムウッド,『リプレイ』
どちらもシャッフルではなく、時間リピートの話ですが、この2作品は、『ここがウィネトカ・・・・』を読んで生まれたような気がします。
特にイーガンは『ここが・・・』を読んでの鮮やかな90年代バリエーションと見えます。イーガンには他に世界がシャッフルされる中で活躍するエージェントのは話があった、と記憶してますが、これも源流をたどるとここに行き着くのかも。
『タイムアクセル12:01』
→『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』
こんなこともあるかも。
『タイムアクセル』は時間リピート系の映画です。科学者が実験中に時間リピートに巻き込まれ、犯罪を未然に防ごうと奮闘する話だったと思います。何度も何度も同じ時間が繰り返されるのがポイント。当然、その前にあると考えられる短編があるのですが・・・
『恋はデジャ・ブ』
→『7回死んだ男』
こちらも映画。『ゴースト・バスターズ』と主役が同じ。呪いで何度も同じ一日を繰り返すようになってしまった男の話。これはうまい! 未見ですが『リバース』という洋画もあるそうで、これの影響もあるかも知れません。この2本は『しばし天の祝福より遠ざかり』から玉突きのようにつながっているイメージです。『タイムアクセル』もそうです。
充実したタイムトラベル作品一覧を見つけたのでリンクを。
『ターン』『タイムリープ』はどこから出てきたんだろうと想像するのも面白いと思うんですが、未読です。
島本和彦の『ワンダービット』にも色々なタイムマシンが出てきますが、きっとあれは独力なんでしょう。
『タイムアクセル』について調べていたら『リバース』という映画に行き当たりました。数十分という時間の中を繰り返し生きることになった主人公が、事件を未然に回避すべく奮闘するという話だそうです(『タイムアクセル』はもうちょっと、長い時間を繰り返します。)。中には、この『タイムアクセル』を越えたとするものもあって、興味がわきました。
早速、注文、取り寄せました。
感想はいずれまた。
『恋はデジャ・ブ』『タイムアクセル』はいずれも優れた時間SFです。機会がありましたらぜひ。
こないだの、始め面白いのに後半ダメダメな作家というのは、愛と正義の作家、ディーン・R・クーンツのことです。
『ここがウィネトカ・・・』とSFマガジンを読んだ話は次回。ちなみに今日は新型ミクロマンのはーつーばーいーびー♪
『ミラーグラスのモーツァルト』を読みました。
え、これがサイバーパンクの代表作なの? と読了後しばし、きょとーん。
スチームパンクに見えます。
多国籍企業ならぬ多時刻企業が、モーツァルトの生きてた時代に車、ドラッグ、ラジオ等を持ち込むという話。
『クロノスアイズ』の犯罪者達みたい。
ぜひ、絵や映像で見たい。山田章博先生の絵とか。
そういえば、誰か山田章博版・十二国記を立体化しないものでしょうか。例えばヘビーゲイジ。ぷりーず。
『アヌビス』浅井真紀版はお値段にちょっとびっくり。
4万円儲かったのだ! というのはつまり、SF大会に行けなくなったということなのです。
アフタヌーンに『BLAME』連載中の弐瓶勉によるX−MEN外伝『ウルヴァリン SNIKT』を立ち読み。SNIKTというのは爪が飛び出すときの擬音です。『BLAME』のような、というかまんま『BLAME』の世界に転移されてしまったウルヴァリンが大暴れするんですが、いまのところ、それだけの内容。
弐瓶版ウルヴァリンは細身で長身。野性味がました感じもしますが違和感の方が強い。変です・・・・。
新潮版『スパイダーマン』はなぜか2巻だけしかありませんでした。入荷数も減ってるみたい。『X−MEN』とは違って、ほとんど映画でやってたことの繰り返しなので、同じのをわざわざ読むことないでしょ? という人は避けた方がぶなんです。あまりのことに映画版『スパイダーマン』を借りてきて見直しました。映像もさることながら、脚本のバランス感覚が非常にいい。つくづく名作であります。これでMJがもちょっと可愛ければいいのに。それともアメリカ人にはあれが良いのか。
布団乾燥機とクーラーを買いました。型オチなら今が購入チャンスだと思ったのですね。
いろいろ本を買い込みました。
エラリー・クイーン編『ミニ・ミステリ傑作選』創元推理文庫
A・C・クラークのSFも載ってます。
荻野目悠樹 『デス・タイガー・ライジング1
別離の惑星』ハヤカワ文庫JA
沖方丁『マルドゥック・スクランブル』ハヤカワ文庫JA
奥泉光『ノヴァーリアスの引用』集英社文庫
アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』ハヤカワSF文庫
英語では『TIGER! TIGER!』という表記なのに・・・・。
早川は、もちょっとイラスト付けて欲しい。
ジャック・ヴァレ『異星人情報局』創元SF文庫
『半身』の表紙に引かれてあちらを買いそうになりました。でも、そっちのが正解だったかと未だ迷い中。
神代 創『パートタイムプリンセス』1、2巻 MF文庫(メディアファクトリー)
・・・・なぜ?
ジョン・ウインダム『呪われた村』ハヤカワSF文庫
G・R・R・マーティン編『ワイルド・カード1 大いなる序章』創元SF文庫
古本です。『ワイルド・カード』はこんなに古本屋で見るくらい売れてるはずなのに、どうして続きが出ないのでしょう。ちなみにもう10年くらい前の本です。
H・P・ラヴクラフト『ラヴクラフト全集 1』創元推理文庫
H・P・ラヴクラフト 他『暗黒神話体系 クトゥルー 1』青心社
勉強、勉強。
マガジン、CLAMPの新連載を読んでみました。どこかでCLAMP版。黒の剣の年代記と書かれてたのです。むー、これだけでは手塚治虫のスターシステムなのか永井豪みたく話がリンクしてるのか分かりません。
4万円儲かったのだ!
・・・・どこかで聞いたことのある数字ですね・・・・。
5/23にコクーン買いました。
雑誌まで買って調べようとしたら、その雑誌の2頁目にコクーンの広告が載ってたので2秒フラットで購入を決定。買ってきたのであります。ファミ通の裏表紙に広告が載ってましたね。
大容量HDで100時間近く録れます。番組表もネットにつないだりしなくてもアンテナから拾って来るという不思議機能搭載。むー。すごい。ただし、複数同時予約録画は出来ません。
予約操作しながらテレビも見れるんですね。
感動しました。
ちなみに画面と操作感覚はなぜだか、あのゲーム機・ドリームキャストに近いのでした。
購入したうれしさのあまり、yamatoさんに電話をかけて買ったことを伝えたり。
その節は失礼いたしました。
小説の『カルドセプト』を読み始めたとこ。
正統派ボーイミーツガールもの。最初はお互いに反発し会ってるのに徐々に引かれ会うというシチュエーション。男の子は控えめで女の子は元気爆発という紹介をまんが王で読んで買ったわけでなくきちんと自分の意志で買ってきましたが、読んでみるとこれがやっぱり弱点満塁ホームランな感じだったりするのだ。
アメコミマニアのKDKさんにおそば屋サンに連れてってもらったのだ。
ありがとーっ!
KDKさんがやせた原因はそれだったのね。にしても、やせすぎ。しかも参考にはならないし。
さておき。『デモンベイン』がいかに素晴らしいかを説明されました。
「えんじさん、気を付けないとこのゲームをやるとロリコンになりますよ」
注意しましょう。
クトゥルー以外にもクロウリーもおさえとかなければいけないそうです。難しそう・・・・。
それにあの『HELLO,WORLD』ほどではないもののプレイ時間が20時間程度かかるらしいのです。
・・・・。
『ビッグ・オー』が出てきそうな街、アーカムシティが舞台。主人公は魔術師になり損なってミスカトニック大学を中退した3流の探偵。ここ1週間は何も口にしていない。ところが、どこから聞いてきたのか主人公に魔術の知識があることを知った大富豪から調査依頼が入る。いささか胡散臭いものを感じた主人公だが、とかくこの世は世知辛いもの。貧乏に負けて、主人公は、探索に乗り出す。
と、探索を初めて間もない主人公の上に突如として悪漢に追われた美少女が落ちてくる。
美少女はアル・アジフ(ネクロノミコン)と名乗るのだが・・・・。
と、ここまで進めました。
ニトロプラスという会社は萌えとか、そういうのは一切関係ない会社だと思ってたらそうではなくて、萌えろ萌えろと言わんばかりの内容にびっくり。血と硝煙と刃物で成り立ってる会社だとばかり・・・・。
『鬼哭街』と違って、文章は非常にアレであります。突如としてSF作家になりたいと思った中高生のように難しい漢字、かっこよさそうな言い回しを繰りだしますが、どうにも板に付いていない感じ。ノリは、実は『スレイヤーズ!』の神坂一に近い。
ここまでの所、とにかく強引に話が進んでて、突っ込みどころ満載。ヤングアダルト小説の好きな私ですが「この表現はドウダロウ」「ここまで偶然を重ねて、話を進めていいんだろうか」と眉をひそめてしまうレベル。書いたものをそのまま乗せてるような気がします。
ゲームを始めてすぐに気がつくのが、非常によくしゃべること。これがまた、欠点で、主人公やアルの声が耳にさわります。
でも、画はきれいです。きれいなのですがお姉さまがたの胸がちょっと大きすぎて、良識派の私としてはもっとつつましやかにしていただきたいところ。
音声をカットしたらもっと楽しめるかもしれません。
『学園戦記ムリョウ』は変わらず好調。肩に力の入ってないとこがよいです。ナユタが良いというのもあります。声はカナン・ギモスやロラン・セアックと同じ人。気が付きませんでした。
音楽のせいもあるでしょうが、未来の話なのになつかしい感じがします。
SF者にしては部屋に本やゲームが少ないかも。ぽこぽこ捨ててるのです。
『デモンベイン』のオープニングを見ただけですが、これがちょっと重そう。これでは癒されないかもと思って、『ねこねこマシン猛レース』を買ってしまいました。
どこまでも堕ちていくのだ。
ういーん。ピロロン。
「メモリが足りません」
しくしくしくしくしく・・・・。
かくなる上はメモリ残量など関係のないPS2用のゲームを!! 買うのだ!
『凶獣リヴァイアサン』★★★★読了。
もーっ! そこまでやりますかー!
中身は非常に薄っぺらで、深みというものはありません。愛と勇気の物語ではありますが、クーンツ的な、テレビドラマ的な代物なのでそこに期待してはいけません。
そうではなく、怪獣ものの美学を突き詰めた傑作としてお読み下さい。
電撃でふっとばされる怪獣。誇り高き戦士。ステキ・・・・。
アメリカ版ゴジラを見ては「なぜ、火をふかんのじゃああ!」、ジュラシック・パーク2を見ては「よわっ! しかも展開ぬるすぎ!」などと不満を抱いた方はぜひ。
まさか、下巻中盤にああいう展開まで用意されてるとは思いませんでした。いろいろそれっぽい言葉で飾りたててますがこの飾り付けの仕方がうまい。
否応なしに、しかも理路整然と、必然的にお約束展開に陥っていく職人芸の本。
「こ、この作者はバカだ! 大バカだー!」と喜んで読めてしまう人へ。まじめな人には向きません。
シェフィールドの『遙かなる賭け』を読みました。
時間SFアンソロジーの中に入っていたもの。マーリンという名の男が妻の命を救うため、時間の海へ旅立つというお話。
そう聞くと、まず『永遠の王』を思い出します。さっそく読んでみたのですが、考えてみたら、共通点があっても気が付くわけがないのです。発表年代からすると、まずあり得ないのですが、むしろ実写映画の『エクスカリバー』を彷彿とさせました。
邦題が不明ですが『超人ハルク』の予告編を見てしまいました。
おおう・・・・。パワーがある、というのはこんなにかっこいいものだったのか!! 期待しちゃうぞ! ジェニファー・コネリーにも! でっかいポスターを作って欲しいなあ。
『ラビリンス』からのファンなのだ。
『マトリックス』『ターミネーター3』は慎重に予告編を見ないように見ないように、噂を聞かないように聞かないようにしています。目と耳にフィルターが欲しい。
ひさびさに漫画の紹介なぞ。
小箱とたん『スケッチブック』マッグガーデン
表示の画で想像できる通りの、のほほん4コマ漫画。地方の高校美術部が舞台。ポストあずまんが大王といって、一番しっくり来るのがこの漫画のような。『30girl』よりもこちらをオススメしますが、なんと、この漫画には今んとこ、AB型のひとが一人も出てこないのです。
凛野ミキ『クラブクライム』スタジオDNA
どう説明したらいいのか。とにかくマスカワさん向きの漫画だと思います。
ラブコメ史上、もっとも殺伐とした美少女に好かれてしまった(家の前に猫の死体を置いていってくれるストーカーな訳ですが)主人公がそれでも外見だけは可愛い彼女に翻弄されるとほほな日々を描くギャグ漫画。
現代の高校が舞台で主人公がよりへたれでヒロインが真性ストーカーな『ジャングルはいつもハレのちグゥ』といったら近いかも。ヘタレのくせに、異性に対しては健全な嗜好を持つのでどんなにひどい目にあっても同じ過ちを繰り返してしまいます。
ただし、メイドもウェダも出てきません。
なんてこったい、あのまんが王に『サンダークラップス!』の特集コーナーが出来てしまうとはっ! やりますな、まんが王のひと!!
ゲームの特集ページもありますよ。
『マリみて』のヒットの影に、実はここのhpの影響が少なからずあったと信じてる私です。
月刊『サンデーGX』を久々に買いました。『吼えろペン』は編集者と漫画家の関係を描いたもの。むー、編集者は漫画家に話を合わせて(知識でも、心でも)盛り上げなくちゃイカンのかー。大変だムー。
のほほんと読んでたんですが、『ブラック・ラグーン』の作者のインタビューを見て、早速、それが事実であることを思い知りました。
同号 p.93から
GX「初めて会ったときも景山さんの『虎口からの脱出』が好きだっていってましたよね。外国の作家だと誰ですか?」
広江「そうですね、外国勢だとアリステア・マクリーン。それからフランスのジョゼ・ジョバンニ。あとはスティーブン・キングもすきだし。ホラーは結構好きだったんで、H・P・ラブクラフトもそうだったし。あとはあれ、誰だっけ? いつも出だしはすごいおもしろいのに、後半にいけばいくほどショボクなる人(笑)」
GX「****とかの****?」
広江「そいつだあー(笑)。(中略)」
・・・・当てるなーっ!!!
そこの君! まさか、当てたりしてやいまいね?
ちはらさんの日記を読んで、本の中に出てくる架空の物語に思いをはせるのでした。
本の中に出てくる食べ物を食べたいと思うことはよくありますが、本の中に出てくる作品を読みたい、見たいと思うこともあります。
有名どころではやはり、ジョジョの『ピンクダークの少年』。A−10に出てくる「犬小屋の上でタイプを叩いてるあれ」よりへっぽこな日記、バケルくんに出てくるヒーローまんが。富士鷹ジュビロ先生の著作。一連の竹本泉作品の作家やまりあんが書いてる本。
そういえば、『完全なる真空』なんてのも。
現実にある本でさえ、読み切れないのに、空想世界の本まで欲しがってはいけないのかも。
ちなみに、食べたいものというとレンバス、にんじんか、虎のバター。
セガの社長が代わったのにびっくり。
ひさびさにサンデーGXを買いました。むきー。むきー。
アメコミなOFF会だったのだ。
by yamatoさん。
『X−MEN2』の話で盛り上がったのさ!
「『X−MEN2』の大ヒットにかんっぱーい!!」
食べ物もおいしかったし、静かな店で嬉しかったッス。
『ザ・リーグ』の話もして、紹介・翻訳サイトのことも教えてもらったはずなのに、さっぱり忘れてしまいました。
で、『サンダークラップス!』の「僕の考えたオフビート!」大募集はみんな、出すの? 〆切は28日。
原宿のアメコミショップ、ブリスターはとてもきれいな上に広かった。品揃えも充実。でも、黒書刊行会のここで紹介されてた本は、ほとんど入手できませんでした。
『ガーンズバック連続体』を読んだのだ。
読んだつもりでいましたが、ほんとは読んでなかった様子。
水玉先生が、みんなそれぞれに見えてる「自分の綾波がある」、というのはこれが元ネタだったのでしょうか。
『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』を読んだのだ。
読んだつもりでいましたが、ほんとは読んでなかったみたいです。
感想を一言で言うと「こわっ。」。
『本の雑誌』のSF者ネタではありませんが、あれがあるということは、あの人はこれを読んでた可能性が・・・・と、いろいろ考えてしまいました。
『ここが・・・・』は人生がシャッフルされる時間SFですが、人生がリピートされる作品群にむしろ、その影響を感じます。『リプレイ』は特に影響が強い。
映画『恋はデジャブ』なども、そう。話としてはこっちの方が好み。
銅大さんの日記を読んで、デモンベインがクトゥルー+美少女+スーパーロボットであることを知る。おすすめらしい。SF承認とみてよいのでしょうか。
『本の雑誌』最新号買ってきました。
特集、「SF者特集」は座談会、とりみき漫画、水玉すごろくととても豪華ですが、なにぶん情報が古い。60年代SFファンはそうかも知れないですが、70年代以降のSFファンにはなかなか、あてはまらないのではないかと思います。
あ、私のことだ、ドキドキみたいな人がそんなにいるのでしょうか。
ふと、自分の読書歴を見直してしまいました。
多少時系列があやふやですが、以下の通り。
ミステリ方面での私の少年時代の流れは
『少年探偵ブラウン』を読む → ポプラ社『ルパン』『少年探偵団』を読む → 『マガーク少年探偵団』を読む → ホームズに挫折するが、東山あかね解説本で戻ってくる → クイーンの冒険、新冒険を読む → クリスティやカーも読んでみる → 英語の先生の布教と地元作家が混ざってたことから校内で新本格派がはやったので読む → 新本格派の刊行ペースが落ちる → 歌野晶午を読んで挫折、ミステリから遠ざかる
SF方面はいろいろあると思うんですが
『リンゴの木の下の宇宙船』を読む → 知らない間にベン・ボーヴァやハミルトン、水棲人間、透明人間、『影が行く』を読んだらしい → 『宇宙船ドクター』を読む → 横山光輝『マーズ』を読んで一回休み → 『SF新世紀レンズマン』を読む → 『スカイラーク』『レンズマン』から創元SFの世界に入っていく → 星新一作品群や、角川の眉村卓を読む → 『超人ロック』を読む → 友達の家で『レリクス』『テグザー』で遊ぶも『ウィザードリイ』を慎重に避ける → 『BACK TO THE FUTURE』を見る → 学校に早川SF全集を見つけてしまう → ベンフォード、ベア、ブリン、カードなどが翻訳され始めたので読んでみる → 『トップをねらえ!』を見る → 『銀河英雄伝説』を読む → 『サターン・デッドヒート』『時の果てのフェブラリィ』を読む → 映画化作品を2本見てしまい、小松左京を避けるようになる → 所属していた吹奏楽部で『グイン・サーガ』『ドラゴンランス』『エターナル・チャンピオン』シリーズがはやってしまう
ファミコン、ゲーセンとはほとんど縁のない生活でした。
そして、この後、アメコミを読んだり、『ジャイアントロボ』『Gガンダム』を見てしまうのです。
『本の雑誌』はまだ見つかりません。千葉は遅いのでしょうか。
『凶獣リヴァイアサン』は料理風に例えると、うまくなるかまずくなるかギリギリのさじ加減で、絶妙の味を引き出しています。あと、小さじ一杯・・・・どころか耳かき一杯分の塩を足した途端にまずくなるというところでぴたりととめてある。
お約束ものはここが重要であります。もちょっと、さじ加減をほんのちょっとでも間違うとまずくなる(格好悪くなる、笑えてしまう、萎える)。
秋山瑞人先生も自作についてそんなような話をしてましたね。
ちなみに『戦闘マシーン ソロ』もそういう話。
私の好きなソロといえば、ハン・ソロでもナポレオン・ソロでもなく、戦闘マシーンソロなのだ。
ソロ、ラブ。
いま、上巻を読み終えたところ。最後に誇り高き北欧の戦士(身長2.5メートルの巨漢)と怪獣の対決が待ってるらしいのだ(ニコニコ)。
一騎打ちになるのかなあ。
広島カープよ、もちょっとがんばるのだ。
SF大会は4万円。
4万円。
今年のSF大会は、連休を利用した2泊3日の大型大会。どういう風に企画が詰め込まれてるのかいまいちよく分からない。体力的にもいまいち自信がなくて参加するかどうか検討中でございます。
同時期に温泉企画がアマノサンとこから出てるので、ふらふらーと、そちらへ行きそうな感じ。
今月の『本の雑誌』はSF者特集。まだ売ってませんでした。
明日こそ。
横山光輝先生の漫画『あばれ天童』発売。おそらく全4巻。『ジャイアントロボ THE ANIMATION』の九大天王がひとり、大あばれ天童の元ネタです。この前の『クイーンフェニックス』といい、これまた、失敗作の一つ。おすすめしません。
カプコン大赤字+岡本氏役員退任などなど。昨今のセガ騒ぎのせいで目立ちませんが、株価が大幅下落。コナミは、独禁法の件で一時落ちたもののきちんと維持してます。コナミのアミューズメント事業部は六本木ヒルズへ移転。
以下は私の視点から見た事実の記録である。
4月29日。
WHFでチュンリーのガレージキットを買って、ほくほく顔の岡田さんと、水玉先生デザインの雛人形を買って満足のえんじは、一路、秋葉原を目指しておりました。
「デモンベインておもしろいですか」
なぜ私に聞くのだろう。
途中で、内田師匠と合流。「媚山先生のガレージキットを見たいよね。」という岡田氏。そのままとらのあなという所へ連れて行かれる。
・・・・。
「えんじさんはこういうの気になるでしょう」
と同人誌フロアーへ。「ささ、前へ」。
ことほどかように、スパロボ好きの岡田さんは、「えんじさんが見たいんでしょ」「えんじさんがやりたいんでしょ」と人に責任を押しつけるのです。
そして、岡田さんがあまりにすすめるのでデモンベインを買ってきました。うわー、なんだか重そう。パッケージには、荒唐無稽スーパーロボットADVとあります。
でも、スパロボ好きなら鉄腕アトム『地上最大のロボット』は読んでおきましょう。
読めー。読めー。コンビニにある今のうちに買っておくのだー。
アニメの鉄腕アトムは宿敵、アトラスの登場。
アトムを読んだことがない人へ。
ほんとは鉄腕アトムは面白いんです。
続いてます。
『永遠の王』はアーサー王物語をベースにした有名なファンタジー小説です。
今のヒロイック・ファンタジーの源流をたどると『指輪物語』『永遠の王』に行き着くと言われています(河出書房『不死鳥の剣』参照)。
創元から邦訳も出てます(未読)。
特徴的なのは、マーリンの描写。
彼だけが時間の流れを逆に生きています。
SF大作『ハイペリオン』でマーリン症候群(だったと思います)という病気が出てきますが、これが起源。
分からないのは、なぜ、これをマグニートーが読んでるのか。
なにか深い意味があるんでしょうか。
私に考えつくのは
1.マグニートー役の人がガンダルフも演じてるんだという洒落
2.原作漫画に出てくるイギリスのX系チーム、エクスカリバーの存在を暗示している
3.X−MEN内部から裏切り者が出てくることを暗示している
4.かつてのプロフェッサーXとマグニートーの関係を暗示している
5.プロフェッサーXが途中で力つきることを暗示している
・・・・。
ただ、有名なベストセラーを読んでただけというのが一番ありそうな気がします。
・・・・それとも『永遠の王』を読めばすぐ分かるんでしょうか。
『永遠の王』はそのあと、もう一度、『X−MEN2』の画面に出てきます。
X−MEN2の前に、同じアメコミの『ザ・リーグ』の予告をやってました。フィギュア王で、確かウェイン町山先生が「ショーン・コネリーが暴れて失敗作に落ち着きそう」と書いてたと記憶してます。うむ、確かに悪い予感がします。
映画はこけてもいいので、邦訳さえ出てくれればっ!
雑誌『Newtype』最新号によると『タイムマシンにお願い』が復活するとのこと。ただし、シリーズのレギュラーは2人とも出ない。
シクシクシクシク・・・・。
待望の『X−MEN2』を見てきました。
良かったッス!
おもしろい。
妙に間の抜けた展開が続いた前作に比べる(比べると、です。)と、もう格段におもしろい。
原作知ってると逆に「ここからどうするんだろう?」という展開になってるので、ファン向き。前作のアイスマンのようにちょい役で、豪華なゲストが出てくるのもうれしい(途中、劇中のニュースで明らかになりますが、X系メンバーの一人があっち側についてたのにびっくり。)。でも、引き続き登場の壁通り抜け少女が誰なのかよく分からない。誰なんでしょう。映画オリジナルなのかな? 出来れば『ワイルド・カード』のような演出を見たかったのう。
CMでもやってるテントのあのシーンは、なんだか『マップス』のリプダインIN酔っぱらい惑星風。
アクションシーンは序盤と中盤が楽しくて、クライマックスがあまり大したことがないばかりか、だらだらしているのが問題。あそこをばっさりカットして、あのエピソードもなしにすればいいのに。
さらにラストシーンの毒を濃いめにするのがえんじの好みであります。
マグニートーの威厳が増したこと、レディ・デスストライクがとてもきれい、とこういったとこでかなりポイント稼いでます(でも、ローグがかわいくない!)。
謎なのが『永遠の王』をマグニートーが読んでたこと。
先日の角川SFの件については、湯川さんから掲示板に、一歩さんから日記にて情報いただきました。考えてたのは湯川さんのいう宇宙レースもののことでした。
ロジャー・セラズニィ(ゼラズニィでなく)という表記で、1度ビックリ。読み終えてつまらなさにもう一度ビックリ。ひょっとしてこれは、似た名前の別人に書かれたものではなかろうかと、当時、真剣に疑った記憶があります。
ところで『鬼哭街』はやっぱり傑作ですよね、一歩さん。
自分も昨年の5月25日に感想を書いてました。大変、気合い入りまくりなのが自分でも笑えます。
同じニトロプラスでも『Hello, world』側に行ってしまわれた方もいらっしゃいますが、機会あればぜひこちらも。
スパロボなコンサートは途中で、サザエさんの波平役の人がゲスト出演してました。
暗闇の中、誰かが舞台にたたずんでいる気配が感じられる。
しばらくの間、沈黙が続き、徐々にざわめきだす会場。
と、おもむろに
「人類がスパロボコンサートを開くようになって**年・・・・」
あれは良かった。
森口先生は確かに良かったんですけど、曲が少なかったのが惜しい。悔しい。
明日は、X−MENを見るナリよ。
ウルヴィーは仲間だと思ってたのに、あんなに背が高いなんて。て。
『アヌビス』終了でございますよ!! 東京の平凡な大学生サン、御指導ありがとうございました。木星の衛星カリストで、そして火星で! むさいおっさんがロボットで大暴れするゲーム。
1対多の爽快感とかよいとこ盛りだくさん。
だって、yamatoさんとこの犬は前はあんな(11月4,10日)だったのに、今はこんな(4月25日)です。
時の流れって厳しい。
『凶獣リヴァイアサン』。
読み中。
アメコミ→『ワイルド・カード』くらいのハイレベルで、怪獣映画→『凶獣リヴァイサン』。発表時期はこっちが先ですが、海外版ゴジラの失敗を見た漢が「ばかかお前、ばっかじゃねえのか! またはあほか!」とくそみそにけなした後、義憤でもって立ち上がって怒りで傑作を一気に書き上げちゃいましたみたいな感じです。
スペックを読み上げるくだりの美しさと来たらもう・・・・。
帰ってきました。
次は6月から7月にかけて姫路のはずです。コクーンとノートパソコンが欲しい。それと携帯ゲーム機に良いゲームが出てくれることを祈ります。小島監督の『ぼくらの太陽』は多分、おひさまにお目にかかるチャンスが・・・・。
そしてつぶれてしまった連休で疲れきったこの身体。
癒してくれるのは・・・・
次から選びなさい。
1 ゆめりあ
2 デモンベイン
3 ねこねこマシン猛レース
随分前に角川から出てた海外SFを思い出します。有名作家が設定だけてがけて中は別の人が書いてるというもの。野田元帥の翻訳でした。名前が出てこない。
む?
こないだ買った時計といい、今回の映画チケットといい、なんて無駄な買い物を・・・・。
あらかじめ買ったチケットは、実はよその劇場でしか使えないのでした。がっくり。
でも、せっかく、見に来たので(アマノサンも興味深いことを言ってましたので。)、お金を払って見ました。
スタートレックの映画です。
序盤の展開がなかなかに魅力的なんですが、そこのところはすでに宣伝の段階で露出してる部分。では、後半はというと退屈な戦闘シーンが延々続くのであります。
ファン以外の人は見ても楽しめないでしょう。
そして、ファンも多分、楽しめないはずです。
とはいえ、おそらく、これがネクスト・ジェネレーションの完結編。
ファンは見る義務があるのです。
・・・・湯川さんが、あれに気が付いてしまったんだとしたら、それは、ちょっとかわいそう。
5/3〜5まではお仕事でお出かけ中です。
そうなるのではないかと思ってたのです。
当然、SFセミナーにもドルパにもいけないのです。ぐっすん。