Created: 2003-09-22@639
Updated: 2003-09-23@595

2003-09-23

映画「ロボコン」

秋映画でマトリックス最終作とならんで大期待だった「ロボコン」。映画の宣伝文句でも『「ウォーターボーイズ」「ピンポン」に続く』とあったとおり、どう転んでも大好きな分野の映画になるとは思っていただけど、期待は裏切られなかった。(「ウォーターボーイズ」はドラマ版も良かった。「ピンポン」は今日地上波放送していますな。)

その名の通り、NHKでの放送で既に有名な高専ロボコンを題材にしている。全国の高等専門学校の協力で、実際に競技にで活躍したロボットや選手たちを相手に主人公がロボコンに挑んでいくお話。実物のロボットを使って、競技中も基本的に3分ノーカットで何テイクも撮っていく撮影方法(つまり、良いところ取りでカットをつなぎ合わせたということではない)が取られており、ロボコンのなんともいえない緊迫感がそのまま出ていて素晴らしい。主役4人のキャラも個性がうまく組み立てられていて見ていてすんなり彼らの世界に入って行ける。

この映画で良いのは、何といっても全国大会前日のラーメンのシーンだ。最後のハードルも何とか全員の努力で乗り越えて、あとは明日の試合を迎えるだけ。その試合を目標に頑張ってきたはずなのに、いざ間近に控えるとなんとも寂しい気持ちが湧いてくる…。主人公里美の「ずっと今日が続けばいいのにね…」の言葉を筆頭に、四者四様の表情で今の気持ちを噛みしめている…。

そんなシーンを見せられたら、もうポロポロ泣いてしまう。体育会系にせよ、文化系にせよ、多くの人が中高生のときにそんな気持ちを味わったことがあるはずだ。それにしても、あのラーメンは本当においしそうだった…。

後もう少し残っているけど、9月の映画としては文句無しにイチ押しの映画だ。気が向いたらぜひ見てもらいたい。

2003-09-22

PowerBook新モデル

待望のアルミの15インチモデル、さっそく触ってきた。

前モデルまでのその使いやすさをスポイルしてしまっていた筐体だが、スペック上の数値(厚みで約2mm増加、重さで約90g増加)以上にどっしりした触り心地で、かなり安定感のあるものになった。すばらしい。その性能から、一番潰しの利きやすい商品ラインだっただけに、最大の欠点が解消されたことは大きいなぁ。

1年前に出ていたらきっと買っていたであろうモデル。17インチモデルが出た今となってはメインマシンとしては中途半端な感じ(ある程度持ち歩くことを考えるならPowerBook or iBookの12インチモデルを別に持つほうがいい)がするけど、どうしても1台で済ませたいならこのモデルを選択することになるだろう。

今となってはデスクトップ(PowerMac G4 MDD)+ノートマシンの2台体制ではどうしても中途半端になるので、食指は伸びない。いまのMDDが陳腐化したら、その時は購入の選択肢になってくるかも。そのころにはPowerBookのG5化も期待できるし。それよりも今はアグラトップ端末+外出用の12インチモデルの方に興味がある(PC WatchのレポートによるとPB12インチは冷却系も見直されているみたいで期待大なのだ)。

でも、DVDレコーダーを発注したばかりで少し懐が寂しいので、iBookの新型を含めてもうしばらく様子見。

© ぴぐもん, 2003