Created: 2003-05-01@537
Updated: 2003-05-14@956

2003-05-15

MOTU 828mkII

いぬも書いていたMOTU Audio 828mkII。ちょうどそろそろFirewireなオーディオインタフェースにステップアップしたいなと思っていたところなので、まさに「タイミングの神様」状態なのだ。

今は、オーディオインターフェスにはUSB接続のものを使っている。EDIROLのUA-5だ。早くからMac OS Xに対応していて、ハーフラックサイズ、豊富な入出力インタフェースということでとっても重宝している。音質も好きだし。Live+Reasonでパソコン内で音いじっている間は十分だったけど、Cubaseで外部音源を駆動するとなると、少々物足りなくなってくる。ライブとかだとパラ出しもしたいし。

ということで、Firewireなオーディオインタフェースの828に注目していたのだけど、強烈な後継機種の登場。1UサイズでMIDIインタフェースまでついているので、PowerBookとMOTU Audio 828mkIIでかなりのことが出来てしまう…。という訳で、残りは財布との相談のみ。価格がいくらになるのか楽しみ。

2003-05-12

Let's Note W2

Let's Note W2というのが出た。コンボのドライブも載っていて、バッテリも標準バッテリーで公称7.5時間もつ。キーピッチも19mmだ。重量はたったの1.3kg。

この間、新しいiPodを触っているとき、パーティションの向こうではプロセミナーかなにかでAppleの原田社長がいつもの台詞を吐いていた。ノートパソコンは出来ることなら小さく軽くしたい。でも光学ドライブや快適なバッテリ駆動時間を追及するのであれば、今の重量が最善なのだと。でも、既にこの言葉は陳腐化してしまった。Let's Note W2は12インチiBookから比べると1kg近く、同じく12インチPowerBookからは800g近く軽い。でもバッテリはW2のほうがもつくらいなのだ。

でも、ときどき見られるようなAppleに対する批判とかそんなふうな気持ちにはなれない。それは、自分は完全なソフト屋さんだけども、物作りに近い立場にいるようになって、そんな技術がどれだけ大変で、どれだけ素晴らしいものか少しずつ分かるようになってきたからだ。おそらくノートPCだと、数ミリ、数十グラムの単位でいろんな議論があって、それを実現するために極限を追及していく。

ある会社が実現した、だから別の会社が全部出来るようにならないとおかしいなんていう考え方は、あまりにも技術の貴重さを軽視した、あまりにも尊敬の念の無い物の見方なのだ。

ともあれ、少しずつそんな技術は広まっていって他の会社も追いついてくる。そしてまた新しい競争が始まる。そうやって切磋琢磨していくのだ。

アップルはPowerBookでもiBookでも、あくまでオールインワンとして完結するマシンとして小型化を追及してきた。最近は値段もぐぐっとお手頃になって、本当に素敵なマシンに仕上がってきたと思う。Duoや2400 といった、今から考えればお笑いとしか言い様のない仕様のものを出していた頃と比べれば、進歩がはっきりと感じられる。W2みたいなマシンが出てきて、じゃあAppleがどのような回答を出してくるのか。それは軽量化ではなく機能のリッチ化の方向かもしれないけど、とっても楽しみだ。

2003-05-11

アクセス解析

このページのアクセス解析をインフォシークのものに変更した。以前使っていたものは最近ずっとログがおかしいままになってしまったからだ。

新しいサービスになって、かなりログ取得の精度も上がったようだ。JavaScript off と 画像取得をしない環境では取得できないだろうけど、それでも以前のものよりかなりアクセスが増えたように見える。検索エンジンからの検索ワードも取得できるようになったので、それをみるのも結構面白い。今だと、5/6に取り上げたCaptyの記事、それもWindowsナキーワードに引っ掛かってくる人が多いみたいだ。

アクセス数はあんまり気にしない。アンテナから来る人が多いので、意味がないのだ。ブラウザの種類とか、今書いた検索キーワードなんか面白いので当面使っていこうと思う。

2003-05-10

BugPack TNG

iWeek2003の最後のネタ。いくつかショップ系の出展があっただけど、ピクセラに質問をしに行った時、最終日だし掘り出し物でも無いかといろいろ見ていた。

すると突然目に入ったのが国立商店BugPack TNG。ここでは書くのをはばかられるような特価で値札がついていた。見つけた瞬間左手でキープ、右手はポケットの財布に手が伸びるという、バーゲン時のおばちゃんのような行動を取っていた。

初代モデルのPowerBag P-1は既に持っていて、旅行時とかにはその要領と使いやすさが大活躍。ただ、それなりにごついバックパックであるので、休みの日の街歩きや軽いハイキング用に小さめのバックパックが欲しくて、せっかくだからノートPCの収容にも対応したものが良いと思って、もともとBugPack TNGには目をつけていたのだ。ゲットしていたのは、もし買うとしたら欲しいなぁ、と思っていた赤で、これもばっちり。

さっそく使ってみる。中に入れるノートPCは仕事で使っているWindowsのモバイル用ノート。PowerBag P-1に比べるとポケットの数や容積がさすがに少なく感じるのだけど、背中ノートPCがぴったりくっつくような快適感は同じ。ノートPCを入れない場合もノートPC用ポケットが簡素で取り外しも可能なので、普段の利用にも便利。

とりあえずファーストインプレッションはかなり満足。普段の通勤は電車なので、バックパックで破棄を使うので手提げ鞄にしているのだけど、しばらくは体に慣れさせるために毎日使っていこうと思っている。

旧iPodのAACでのバッテリ持続時間

第1世代のiPodを使用している。AACにも対応すると分かった時に真っ先に気になったのはバッテリの件だった。1週間とちょっとAACをメインに聞いていたことからバッテリの持続時間について感覚的な感想を。

ちゃんと時計で計ったり条件を整えたりせずの結果だけど、MP3をメインに使っていた時と感覚的には変わらないと言っていい。毎日1時間ちょっとの通勤時間で使っているが、3日分ぐらいは十分持つ。もしかしたら短くなったりしているのかもしれないけど、これ位持てばMP3の時と比べて十分な持ちだと言えると思う。

それよりも、3月のソフトウェア1.2.6で、時計等の付加機能がついて以来短くなってしまったバッテリ持続時間が、正常な状態に戻ったことの方が大きかったかな。これはどうも第1世代のホイールモデルに特有の件だったみたいだから、ホイールのスキャン周辺でバッテリを食ってしまっていたのではないかと勘ぐっているのだけど…

2003-05-08

Reason 2.5リリース

Propellerhead SoftwareからReason 2.5がリリース。高品位リバーブやボコーダーなど0.5のバージョンアップにしては結構豪華なアップデート。2.0ユーザは無償アップグレード。国内取り扱いはメガフュージョン

というわけで、ここでも何回か取り上げているReason。順調に育って行っていて嬉しい。ちょっと前はAbleton LiveからRewireでReasonと連携させることによりReasonで作ったループをLiveで吸い上げて遊んでいた。Cubase SXをいじり出してからはCubase SXとReasonをRewireでつないで遊んでいる。いずれにしてもReason大活躍。

今の環境だとLiveでループのサンプルを加工したりしてベーシックなリズムを作り、オーディオファイルに書き出し、Cubaseで読み込む。MIDI外部機器やReasonをCubaseで制御して曲の組立、という感じかな。はやくLiveがReWireクライアントに対応してくれれば、Cubase-Reason-Liveという三者連携で嬉しい状況になるんだけど。

iPodでのMP3とAAC

初代iPodでもAACが使えるようになったことで、MP3からAACになることでファイル量の削減が取り上げられることが多いのだけど、肝心の音のほうはどうなんだろう?iTunes3でも既にAACに仮対応していたわけで、その時にもちょいと比較しながら試し聞きしていたけど、iPodでどういうふうに差が出るかしばらくその辺に注目しながら聞いていた。

結果はiTunesの時とほぼ同じで、AACはMP3で目立つ高音部のシャカシャカ鳴る成分の、揺らめきと言うかぼやけと言うか、いかにもモジュレーションかかかってますというようなところが押さえられているのが大きい。特に普段そういうやかましい音楽を聴いていることが多いので、自分にとってはAACにすることによる音質の改善の恩恵が大きい(ちなみに以前はMP3の128kbpsでエンコードし、現在はAACの128kbpsでエンコード)。

もちろん主に聴く音楽やその人の聴感や好みもあるだろうし評価は変わってくるだろう。上記に書いたようなおことで、AACのほうが音が閉まって聞こえるため、逆に寂しさを感じてしまう人もいるかもしれない。MP3の独特の質感を気に入っている人だっているだろうし…

ただ、個人的には昔からMP3のそういうシャカシャカしたところの弱さが気になっていたほうがので、AACの方が好きかな。

2003-05-06

PIX-MPTV/F1M(CaptyTV/FireWire)レポ

iWeek2003、3日目も行って参りました。というのも、その前の晩にMDRさんと話をしていて、iWeekに出展していたPixelaのPIX-MPTV/F1M(CaptyTV/FireWire)について何点か分からないことがあったからです。さっそくブースに行って説明員の方に質問してきました。

1点目は、CaptyのWindows向けの最高機種であるPIX-MPTV/P4Wに搭載されているゴーストリデューサが搭載されているかということ。2点目はフレーム単位での編集が可能とされているCapty MPEG Edit(仮称)は、ムービーの編集や結合後に再エンコードが必要かどうかということです。

まず1点目のゴーストリデューサーの搭載ですが、答えはNoです。なるべくWindows版の機能のキャッチアップを急ぎたいとのことでしたが、具体的にはまだ何も無いようです。(専用のチップ上での実現ですから、私が想像するに、もし可能となるにしてもハードウェアに手を入れなければならないでしょう)

2点目のCapty MPEG Edit(仮称)の再エンコードについてですが、これは「再エンコードしないそう」です。特殊な技術をライセンスにより導入しており、これまでWindowsのプロシューマ向けソフトウェア(数十万円のもの)でしか実現できなかったものを実現可能としたそうです。ただし、PIX-MPTV/F1M(CaptyTV/FireWire)に最初から添付されるのではなく、後からアップグレードの形で有償での配付となるそうです(説明員の方は申し訳なさそうにしていましたが、ライセンス関係で有償にならざるを得ないようです。高くても数千円程度になるだろう、とのことです)。

以上が私の聞いた限りですが、私の聞き違い、誤解もあるかもしれないので、ちゃんと知りたい方は直接確認をとったほうが良い、とだけ念押しさせていただきます。

2003-05-05

「新iPod触ってきました」の続き

「新iPod触ってきました」で、

ボタンは発表通り、全てタッチ式になっています。これはホイール中央の決定ボタンも同じ。触って離すことでボタンを押したことが確定という感じで、これまでのものを触っていると確実に違和感があります。でも、ある程度触っていても意図しない動作が起こるようなことは無いので、従来のユーザもすぐに慣れると思います。

と書いたのだけど、一方でよこたさんはiPodのレポート

しかし全部タッチセンサーなのは(旧型になれた人には)難ありかもしれません。ホイール部を回しているときでも少しでもホイール中央に指が触れるとその時点で選択されてしまいます。で、いじっていて「あれ?」ってことに。慣れたら問題ないかもしれませんが、うち的にはかなり厳しいかも。。。

とと書かれていらっしゃる。参照されたKa-kuさん

う〜ん、どっちだろ?(笑) はたまたどちらもありうるのか?

と混乱されているようなので、急きょ三者によるiChat会談(笑)が開催されました。

結論的には「使い方によって印象が変わるようだ」と言うことです。私はiPodのホイールを触る時はある程度親指を立ててクルクルと回しているのですが、よこたさんは親指を平べったくさせて、中央ボタンとホイールを一緒にぐるぐる回しているとのこと。したがって、私の書いた「ある程度触っていても」というのは、中央ボタンの角に指の腹がつつつーっと当たる程度のことをさしていて、一方横田さんの場合はボタンの平らな部分までべったり当たっている、というところまでさしているみたいです。

したがって、「触れる」といってもずいぶん程度が違うようでして、これはユーザごとに触ってみないと分かんないなー、という結論に達しました。

というわけで、直に店頭にも展示が始まると思うので、気になる人はそれで試してみるのがよい、という至極当たり前な結びにしますね。

新iPod触ってきました

本日もMacオタクの祭典、iWeek2003会場へ。今日はMIDシアターに設置されているUGブースとAppleブースに行ってきました。(AppleブースはMIDシアター内のプロステージ裏で開催されているのですが、これは分かりにくいかも…)。プロステージの開催中の暗い照明の中なので、写真撮影とかは無理でした。

Appleブースでは、5〜6台のiPodがiMac、PowerBookといったMac本体に接続されて展示されていました。いずれも15GBモデルでした。

持ってみた感じは、やはり「薄い」。携帯電話等でよくある手法ですが、厚み方向に角に傾斜がついているので、その薄さの感覚が助長されている感じです。初代iPodとくらべると、感覚的には「厚み半分」という感じです。

ボタンは発表通り、全てタッチ式になっています。これはホイール中央の決定ボタンも同じ。触って離すことでボタンを押したことが確定という感じで、これまでのものを触っていると確実に違和感があります。でも、ある程度触っていても意図しない動作が起こるようなことは無いので、従来のユーザもすぐに慣れると思います。ホイールは第2世代のものより感度が滑らかになっているような感じで快適でした。ホイールを操作していて中央のボタンに触れても動作することは無く、操作感に関しては考えられている感じでした。

Dockと本体の接続ケーブルは比較的細め(第2世代のものとの比較は分かりませんでしたが)。Dock自体も小さく、旅行にポータブルスピーカーと合わせて持って行くのも良いなぁ、と思いました。

で、どのiPodにもイヤホンとかリモコンがついていなかったので音とかは聞けなかったです…。(なぜそうなのかを聞くのを忘れました…)

2003-05-03

iWeekプレイベント ちょびっとレポ

本日は、昨日から来阪しているDANBOさんと朝からX-MEN 2を見て、京橋OBPのiWeek2003会場へ。

本日はプレイベントとのことで、Appleのハンズオンセミナー、Shopブース出展、アクアリウムステージ等が開かれていました。メインステージ、Appleブース出展等は明日・明後日とのことです。

2003-05-01

AV Watchの新iPodレポ

「アップル、新iPod/iTunes 4の国内説明会を開催 」(impress AV Watch)。実物の写真レポも載っている。推測通り、DockのPC側の端子はiPodのDock端子と同じもののようだ。逆に、iBookにつながっているケーブルは細いっぽものっぽい、というわけで推測は外れた。第2世代付属のものと比べてどれくらいかは不明だけど、少なくとも汎用で一般的に売られているIEEE1394ケーブルに比べると細いもののようだ。製品版も同じだと嬉しい。

© ぴぐもん, 2003