韓国 バス・ポイント紹介

韓国のバス・ポイントは日本と同じように湖と川に分かれます。
元は食用として移入したブラックバスが逃げたり、または放流されたりして各地で繁殖して、
現在に至っています。

1.

1.八堂湖(パルダンホ) ソウル郊外
1972年、食用を目的としてこの八堂湖にバスが放たれる。
ここからKorean Basserの歴史が始まった発祥の地。
詳細は調査中です。

2.雲岩湖(ウナモ) 別名:玉井湖(オクジョンホ) 全羅南道

ソウルから南へ200km。
全長約36km、最大水深約30mの大型リザーバー。
バスは25年くらい前に入り最近は食用として(!)
養殖されているという。
ここは97年5月18日にJB韓国プロ第2戦が開催された。
この時の優勝は河辺裕和プロ(ゲーリーヤマモトの日本代表)
また、97年6月14-15日にはJB World Pro Series 
第3戦が開かれた。優勝は半田光宏プロ。

98年9月20日にはJB韓国プロ第4戦が開かれ
小森嗣彦プロが優勝。


3.安東湖(アンドンオ) 慶尚北道

96年9月には日韓親善ブラックバス・トーナメントが開かた韓国屈指の大型ダム湖。
ソウルから南東へ約200km。最長54km、最大水深140mのリザーバー。
目に見えるストラクチャーはほとんどなく、ポイントが絞りにくい。
バスは1992年頃に養殖中のものが逃げて繁殖したとされている。
98年10月17日にも日韓親善バス・プロ・トーナメントがここで開かれた。
詳細は Korea Bass Federation のsiteでどうぞ(但しハングルです)。

99年2月18日、59cm、4.52kgのバスがあがり韓国内最大を記録する。

4.パロ(破虜)湖


paroho1.gif (83191 バイト) 2000年6月のJBCC日韓親善トーナメントの会場です。

位置 : 江原道ハチョン郡ハチョン邑、ヤング郡ヤング邑
面積 : 1168万坪
魚種 : ブラックバス、鮒、鯉、ソガリなど
1944年ハチョンダム建設によって生まれた人工湖。10億トンの多量の水と周辺は秀麗な景観、鬱蒼とした山林で取り囲まれている。朝鮮戦争時にはハチョンダムの死守のための北朝鮮軍3個師団を水葬させた凄絶な戦史を持っている。ハチョンダム死守後、故李承晩大統領がここを訪問し蛮人を撃破した湖という意味で破虜湖と呼ぶようになった。

パロ湖の位置はソウルの北東120km。北朝鮮の金剛山を水源とする北漢江を遮って作った人工湖で、周辺の景観が素晴らしい大型の釣り場である。パロ湖の大部分のポイントは船で行かねばならず一日では回りきれない。

ブラックバスが生息するが湖の位置が寒いところにあるため(北緯38度)その個体数や現況はつかめないが、水が澄んでおり水面積が広い点を推測するとバスのファイティングは良いものであると期待される。
これまでバスフィッシングが大々的に行われたことがなく、さらにパワーボートを利用したバスフィッシングは今回が初めての開催で、韓国バス連盟も大きな期待と関心をもつ地域である。

位置から判断すると5月初旬から末までが産卵期と思われる。最初のバス流入は約10年前と思われるがその間にバスフィッシングが行われなかった関係でその大きさ、個体数に期待が持てる。
バスが多いのは下流の網仕切養殖場があった場所や上流の石が崩れた直壁など。下流の網があった場所は網養殖用の稚魚の中にバスの稚魚が混ざって放流されたものと見られ上流地域は釣り人達の放流によると思われる。
パロ湖の写真はhttp://www.hwachon.com/top.htmにあります。

資料協力:ソギホン氏、イムチャンウク氏

1.京畿道 シンガル(新葛)貯水池

2.忠清南道 タプジョン(ノンサン)貯水池 *ソウル釣りクラブの釣行記から拝借

3.クイ(九耳)

4.ソヤンチョン(所陽川)






2.河川

韓国での著名な河川としては洛東江(ナクドンガン)があります。
洛東江水系のほとんどにバスが入っていると言われ、大型のバスがあがることで有名。
嶺南バス連合はそこを中心とするクラブです。また筆者が99年3月にBassingしたのも
この洛東江水系の密陽江です。

 

  • 洛東江
  • 密陽江
  • 南江
  • 錦江

 

洛東江のバス釣り場(99.12.19更新)

1.ケポナル

ケポナルは川の西側が岸壁で、これは下流に4,5km続く。川底は大小の岩と砂で覆われており水の流れは緩慢。水深は2,3m。ナル渡し場に船があり好きなところへ渡してくれる。ここ、ケポナルは鯉のポイントとして有名であるので鯉師も多くてポイントの確保が難しい。時々、その鯉師にバスがかかるほど魚は濃く、初心者にもお勧めの場所である。ベストシーズンはやはり、4,5月のスポーニング時期であろう。
特別なポイントがないために粘り強いポイント探しが釣果を左右するが、川の中心部へ向かって遠投し、ゆっくり引いてきながら石と石を乗り越えるときバイトが来る。

行き方
大邱から国道5号線でオッポ、ウィチョンを経由してヒョンプン方面へ進み、ノンゴン公団を過ぎたところで右側にパクソクジンに繋がる橋が出る。橋を渡り約7kmほど進めばケポナルに到着。


Copyright(C)1998-2008 Su-il All rights reserved.