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エアフロメータ側のピンアサイン(配列)です。
上が修理書に記載されているもの、下が実際のコネクタです。
点検要領は以下の通り。


(a) エアフロメータ部出力電圧点検
 (1) 1(+B)端子にバッテリプラス端子、2(E2G)端子にバッテリマイナス端子を
接続する。
 (2) SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エアフロメータに空気
を吹き込んだとき、3(VG)端子<->2(E2G)端子間の電圧が変化することを確認する。
SST 09082-00030,09083-00150

基準
電圧が変化する


#実際に試したことはないのですが、たぶん息を吹きかけたくらいでは
#厳しいのではないかと思います。せめてエアブローくらいは...


(b) 吸気温センサ部抵抗点検
 (1) SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、4(THA)<->5(E2)端子間の抵抗を測定する。
SST 09082-00030,09083-00150

基準値
2.2k〜2.7kΩ (20℃)


この図を見ていただければ分かると思いますが、抵抗値には幅があります。
この帯の外の数値を示してしまう場合、センサの「特性ずれ」が考えられます。
一見正常に作動しているのに何故だか調子悪い、というような症状になります。

この場合、自己診断(ダイアグノーシス)には表示されないことが多いようです。
自己診断が表示するのは基本的に「完全に動いていない」ときだけなのです。

室温相当では異常がなくても、暖めたり冷やしたりするとずれていく場合も
あるらしく、注意が必要です。

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