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いわゆる「見る上でのお約束」ってヤツです。
実際の配線図集よりは簡単に表現するつもりです。
ここも必要に応じて随時更新予定。
●コネクタの見方
コネクタを見分ける上で、コネクタ色、極数、場合によっては形状は重要な情報源となります。
よく「〜極コネクタ」という表現を見かけますが、この「極」というのは端子の数を指します。
例えば、
これは端子が2つあるので2極コネクタと言います。
これだと8極コネクタですね。
多いものでは35極コネクタなんてのもあります。(正確には28+7極)
コネクタに同じ形状の物は滅多にありません。
挿し間違いを防ぐためです。
また、1とか2とか書いてある数字は端子番号といいます。
コネクタは全ての端子を使っているわけではありません。
中には半分程度の数しか使っていないものも。
コネクタを見る方向は差し込み口側です。
配線が生えている方ではないので注意が必要です。
●配線色の見方
配線図集に記載されている配線色は以下の通り。
記号 | 線色 | 記号 | 線色 | 記号 | 線色 | ||
B | 黒 | L | 青 | SB | 空色 | ||
BR | 茶 | LG | 黄緑 | V | 紫 | ||
DG | 濃灰 | O | 橙 | W | 白 | ||
G | 緑 | P | 桃 | Y | 黄 | ||
GR | 灰 | R | 赤 | AM | 山吹 |
上図にあるように「W-B」と表記されている場合、白地に黒ラインが入るワイヤーハーネスを示します。
本文中では、例えば配線色W-Bの場合「白地に黒」と表記するか、もしくは以下のように図示します。
左上が下地色、右下がライン色ですね。
数字の2は端子番号です。
つまり、 「端子番号2は白地に黒ラインの配線」 と読むわけです。
ちなみにラインのない単色の場合は、以下のように図示されます。
「端子番号1は緑地の配線」ですね。
具体的にはこのような形で図示していきます。
(実際のコネクタ配線とは異なります)
なお、配線に一定間隔で銀色が塗られている場合があります。
これは同色配線を見分けるためのものであり、配線図内では区別はされていません。
本文中の一部画像出典 : ヴィッツ配線図集(トヨタ自動車株式会社)