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バイパスバルブを取り付けたところです。
インマニとの接合面に液状ガスケットを塗布後、キャップボルト4本で取り付けます。
赤丸がそれですが、たまたま陰になっているところは点線にしてあります(^^;)

またホースバンド上側はしっかりと緩め、下側はしっかり締め付けておきましょう。
ここはインレットチャンバが差し込まれるところです。


このバイパスバルブは、常時駆動されているコンプレッサユニットからの
過給圧を調整するために設置されています。
インマニとスロットルを結ぶ第2のラインですね。
コンプレッサユニットのベルトを外したときは、バルブが全開となることでNA走行が可能となっています。


次に、ブーストホースを取り付けます。
全部ではありませんが主要3カ所にあらかじめ取り付けておかないと、
次工程でインレットチャンバを取り付るため、これらの作業が困難になります。
簡単に言うと、狭くて手が入らないw



ここで気をつけたいのはインマニにあるニップル(1/8x6)です。
ニップル径に対してブーストホース内径が細いためかなり入りにくく、
しかも入ったとしても後日ホースが裂けてしまう可能性があります。
自分のは実際裂けてしまいました。
(詳しくはColumn3.トラブル七転八倒記にあります。)

対策としては径の大きなホースに交換するか、ホースバンドを併用して避けにくくするかとなります。
前者では、反対側のオリフィス付きT字ニップルも交換する必要があるでしょう。

後者の場合、使用するホースバンドはホームセンター(主に園芸コーナー)にて1個100円前後で入手可能。
安いんで、適当なサイズを複数揃えておくのが"転ばぬ先の杖"ですね。
種類としてワイヤーバンド式と板バンド式がありますが、板バンド式の方が強力みたいです。

板バンドもピンキリですが、こだわる人にはこれ。スウェーデン・ABA社のホースバンド
クリヤマ(株)が日本総輸入元だそうな。

俺はニップルに引っかかりやすいと思ってワイヤーバンド式を使いましたが、
そこまでシビアにならなくても大丈夫みたいです(^^;)過給圧低めだし。
なお、ガスホースに使われるようなクリップバンド式は、この場合不適当かと。

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