本文へ戻る   技術情報へ戻る  トップページへ戻る



写真のプーリーは純正の物。

オルタネータのプーリーを固定するナットは22mm。
最近の一部RV車ではホイールナットがこのサイズの物がありますが、
普通の人は持っていない罠。
そして俺は普通じゃないので持っていたり。(仕事上の関係、しかもインパクト用)
このためだけに買うのは非常に勿体ないので、誰か貸してくれる人が見つかると良いですね(^^;)

このナットを外すにはインパクトレンチが必須です。
普通に回しても軸が供回りしてしまい、永遠に取れないでしょう。
プーリーをなんとか固定して...と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
締め付けトルクは110.5Nm{11.3kgf・m}、ホイールナット並みの力が必要です。
こればかりは人力じゃ無理だと思うなあ...
(^^;)




オルタネータの軸、シャフト径には15mmと17mmの2種類があるようです。
キット添付のプーリーは17mmに対応しているので、
15mmの場合は写真のカラーを入れる必要があります。
必要かどうかははめてみれば一目瞭然なので、心配は不要。
ちなみにうちのは15mmでした。

ところで、この「カラー」という単語。色の「カラー」とは別物です。
スペルも色の"color"に対して、"collar"と書きます。
意味は、環・接管・軸つばとか。
(参照 新版自動車用語辞典/精文社)




スマソ、写真これしかねえ...(;´Д`)
キット付属のオルタネータプーリーです。

後になって分かった事ですが、純正のプーリーとキット付属のプーリーでは
その径が違うことが判明しました。
後者の方がプーリー径が大きいようです。

このことから、相対的にオルタネータの回転数が下がり、
同時に発電量も低下することがわかります。
もっともジムゼによると、その違いは僅かなもので
ほとんど支障はないということでした。

実際取り付けてから1年経ちますが、これといったトラブルはありません。
ですが、アイドリング時の発電が少し弱くなったという程度の実感はあります。

本文へ戻る   技術情報へ戻る  トップページへ戻る