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RSリヤバンパー換装 難易度 ★★★★

バンパー取り付け自体はそれほど難しくはないのですが、他に面倒くさいことが多かったので
難易度は星4つにしました。

!!! 注意 !!!
作業のためにナンバープレートの封印を外す必要があります。
また取り付けにおいても何らかの加工(溶接・塗装など)が必要な場合があります。



作業時間 
バンパー交換 1時間
配線作業    2時間

準備するもの
・RSバンパー一式
・配線キット・工具
・10mm工具
・車体下に敷く段ボールやマットなど(大きめ)

あった方がいいもの ・やる気

関連項目
Vitz簡単DIY講座 - リヤフォグの話


< 目次 -Contents- > クリックするとジャンプできます。

 Step 1. 部品紹介
 Step 2. ノーマルバンパー取り外し
 Step 3. 配線作業準備
 Step 4. 配線作業(スイッチ側)
 Step 5. 配線作業(リヤフォグ)
 Step 6. 配線作業 (ライセンスプレート)

 Step 7. RSバンパー取り付けと問題点
 Column. 感想と関連資料



Step 1. 部品紹介

品番・価格はColumn. 感想と関連資料をご覧下さい。

バンパー本体は割愛。見なくても分かるでしょ?(^^;)

リヤフォグランプ (右側) (45kB)

特製フタ (左側) (33kB)

ボデーロアバックパネルブレース (26kB)


Step 2. ノーマルバンパー取り外し

作業前に、TRDトランスポートフック(リヤ)を装着している場合は、これを取り外します。

TRDトランスポートフック(リヤ) (17kB)

注意点があります。
修理書によるとバンパーカバー(いわゆるバンパーの上半分)を外した後、
バンパーカバーLWR(下半分)を外すとなっています。
しかし結構難しく、上下同時に外した方が早かったので、今回はその方法をご紹介します。
ご了承下さい。

ではまずサイドシールから始めましょう。
サイドシールというのは、バンパー裏側下部のドロヨケのことです。

サイドシール一部切り離し (18kB)

次にバンパーを固定しているボルトを外します。計8本。

バンパー固定ボルト取り外し (外側) (33kB)

バンパー固定ボルト取り外し (内側) (21kB)

バンパーの端を留めているクリップを外します。

クリップ切り離し (24kB)

これでバンパーを取り外すことができます。
これで取りたくてもとれなかったサイドシールが撤去できます。

サイドシール取り外し (28kB)


Step 3. 配線作業準備

まずは点灯状態を決めないと、方針も定まりません。

点灯状態あれこれ (36kB)

というわけで、今回の配線は...
・ナンバー灯 1個増設 (必須)
・右下にリヤフォグ設置
を基準に考えることとなりました。

配線は主に運転席(右)側テールランプ裏に集中していますので、
この周辺を重点的にばらすことになります。
そのままでは作業しづらいので、内装を一部剥がします。

リヤドアスカッフプレートRH取り外し (30kB)

デッキトリムサイドパネルAssyRH取り外し-その壱 (35kB)

デッキトリムサイドパネルAssyRH取り外し-その弐 (30kB)

デッキトリムサイドパネルAssyRH取り外し-その参 (57kB)

外したら次へ行きます。


Step 4. 配線作業 (スイッチ側)

少なくとも、寒冷地仕様にはリヤフォグ用の配線が存在します。
今回はそれを利用します。

リヤフォグスイッチ (29kB)

配線の確認と作業のために、電動ミラー操作部を取り外します。

アウターミラースイッチAssy取り外し (32kB)

リヤフォグ配線取り出し (33kB)

リヤフォグスイッチ取り付けと作動点検 (18kB)


Step 5. 配線作業 (リヤフォグ)

それではまず、ランプ本体側の結線から。

リヤフォグランプ用コネクタ結線 (28kB)

配線はグロメットから室内に引き込みます。

リヤゲート部グロメット (36kB)

まずはアース線を片づけてしまいます。

リヤフォグのアース配線 (41kB)

んで、電源側の配線です。

リヤフォグのプラス配線 (31kB)

点灯試験は必ずしておきましょう。

点灯試験 (15kB)


Step 6. 配線作業 (ライセンスプレート)

ライセンスプレート灯についてはほとんどStep 5.と同じ要領です。

ライセンスプレート灯配線・点灯試験 (33kB)

リヤフォグ配線と併せてまとめます。

配線処理 (35kB)


Step 7. RSバンパー取り付けと問題点

ライセンスプレート灯取り付け (42kB)

左右のランプを組み込みます。
今回の場合は左がフタ、右がフォグですね。

バンパーを取り付ける前に、配線コネクタを差し込みます。
カチッと音がするまで、しっかり奥に差し込みましょう。

バンパーの取り付けは、(ナンバープレートが無ければ)とても簡単です。
はめるだけというか置くだけというか。
リヤゲート端のボルト2本と、バンパー下の2本を締めるだけです。
#詳しくは外したときStep 2. ノーマルバンパー取り外しを参照のこと。

バンパー本体が終わったら、サイドシールを取り付けます。
RSバンパー専用品になりますので、固定ピン(片側3本)を用いてはめ込みます。
これで完成です!お疲れさまでした。

完成! (21kB)


●問題点

RSバンパーはノーマルのそれに比べ奥行きが増すため、
ナンバープレートステーの高さが不足します。

ステーの交換は溶接・塗装を伴うため、費用がかかります。
実例を挙げると、2万近くかかるという見積もりがあります。
・部品代    230円x2
  (部品名リヤライセンスプレートブラケット 品番75121-52020)
・溶接     4,800円
・周辺塗装 12,000円

あとはボルト類を使用して上げ底する方法がありますが、車検は通らないでしょう。
対策に頭が痛いところです(^^;)


Column. 感想と関連資料

右にリヤフォグ1灯のみのクルマは他にいないので、満足です。
そのリヤフォグも吹雪の日に点けることが度々あり、やはり有ると安心ですね。
ただ、煽ってくる馬鹿が増えたような気が...(;´Д`)


●バンパー本体関係

・リヤバンパーカバー (いわゆるバンパー本体のことです) 
52159-52180-(カラーコード)  \24,400

#カラーコードは、C0 : 209ブラックマイカ / D0 : 3P0スーパーレッド
 / F0 : 580イエローマイカメタリック / J0 : 8B6ストロングブルーの4種類

・バンパー固定ボルト
90109-06231 (2本)     流用可。リヤゲート側用。
90119-06490 (2本)     流用可。バンパー下部用。
・ライセンスプレート支持フック
90959-01404 (2個)     ナンバープレート下側のプラスチック製フック

・リヤバンパー サイドシールRH
52591-52050  \950
・リヤバンパー サイドシールLH
52592-52050  \950
・サイドシール留めピン
90467-07166  6本     うち2本は穴の関係で使用できない可能性有。
90189-06013  2本     流用可。ただし取り外す際に壊れる可能性も有。

・ボデーロアバックパネルブレース
57667-25010 \3,600
・取付用ナット
90179-06054 2個
・取付用ボルト
90119-06661 2個


●各種ランプ・配線関係

・リヤフォグランプAssy
81580-52030  \3,470

 #バラ買いする場合は、
 ・リヤフォグランプ レンズ
 81581-52030  \2,690
 ・リヤフォグランプ ソケット&ワイヤ
 90075-99080  \560
 ・リヤフォグランプ バルブ (12V21W)
 90981-13043  \220

・リヤフォグランプ用車両側コネクタ
90980-11019  \260
・リペアターミナル(コネクタ用防水パッキン付き配線(配線長約15cm、2本必要)
82998-12440  \380

#ちなみに、
・バックアップランプAssyRH
81670-52010  \3,470
・バックアップランプAssyLH
81680-52010  \3,470

---------

ライセンスプレートランプAssy
81270-52010  \1,800  1個単価
#ノーマルバンパーから換装の場合、1個追加する。

・ライセンスプレートランプ用車両側コネクタ
90980-11162  \260
・リペアターミナル(コネクタ用防水パッキン付き配線(配線長約15cm、2本必要)
82998-12440  \380

(価格は全て単価)

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