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カロッツェリアのインナーバッフル、UD-K105です。

ご覧の通り木製ではなく樹脂製であり、強度はやや劣ります。
当然の事ながら裏側(写真左側)は中空(矢印部分)となっています。

確証はないのですが、共振されるのもイヤだったので対策を施すことにしました。
強度を上げるのであればパテ埋めするのが効果的ですが、面倒くさい(^^ゞ
妥協案として、コーキング材を流し込む事にしました。

今回用意したコーキング材は250gで、乾燥後も硬化しません。
強度的にはイマイチですが、柔らかければ共振もしないだろうと考えました。
まあ裏付けは何もないので、真似はお勧めしません(^^;)

もし真似するのであれば、量は300〜400g必要です。
また、表面に皮膜が貼るまでには24時間、皮膜安定までには常温で約3日かかりますから、
事前に施工しておいた方が良いでしょう。
突貫工事すると、はみ出たモノで大変な事にw


白い物ははみ出たコーキング材。見て見ぬふりを汁。

さて、コーキング材を流し込むか否かは別にして、裏面(バッフルとドアトリムの間)には
スポンジテープを貼り付ける必要があります。
これはスピーカの音漏れを防ぐためです。

キットに添付されているスポンジテープは、中空部分を塞ぐように貼っていきます。
上記写真では中空の内側に貼ったため、少し余りました。

この他に、厚さ9mm・幅15mm・長さ2mのすき間ふさぎ防水テープ
(3M製、素材はネオプレンフォーム)を用意しました。
写真で上に貼ってある物がそうです。
貼る事自体は多分有りでしょうけれど、テープの選択は失敗しました。

ずばり、厚すぎ(;´Д`)

せいぜい5mmくらいの物でいいかと思います。
厚すぎると、取り付け時にバッフルが歪み、ひいてはスピーカも歪む可能性があります。

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