でんしゃのデータ

 鉄道に関係するデータを、少しずつ掲載していきます。今のところは電車の音とイラストを少しだけ。

 MDレコーダーを買ったんですが、音楽を聴くためというより、列車の音を録るのが購入目的だったりして。でもちゃんとしたマイクを使っているわけじゃないので音質は期待しないで下さい。普通に走っている列車内でこっそり録音したものなので、当然ですが他の乗客の声なども聞こえますが、それもまた一興かと。RealPlayer(G2)で再生できると思います。

815系平成〜南熊本(157KB)New!

 JR九州の新型車両、815系です。旅行の際に録音しました。ワンマン運転のため、車内アナウンスは自動放送となっています。815系もインバータ制御を採用していますが、技術の進歩で独特の騒音は小さくなっています。207系と比べると音域が高いようです。モータの音は大したことないのですが、車内に響くレールの音は他の車両以上に大きいようです。車体が軽量なため音が車内に侵入しやすいのでしょうか。

207系加速音(137KB)

 京阪神地区で活躍中の電車「207系」。この電車はインバータ制御を採用しているため、独特なモータ音を響かせます。207系の音には大きくわけて2種類があり、今回録音した車両では両方の音が鳴っています。録音状態の関係で、音が良く聞こえるのは初期型(207系0番台)の方です。そのうち、後期型(207系1000番台)も録音するつもりです。

201系高槻〜摂津富田(1237KB)

 一昔前に、省エネ電車として登場した201系電車の走行音。作者の地元で録音したものです。関西では青色、東京では中央線快速のオレンジ色や中央・総武緩行線の黄色の電車です。この電車はチョッパ制御という方式で音もまた独特なのですが、残念ながらその特徴が現れているデータではありません。電車の走行音というより、車内アナウンスを録ったという感じです。

 「何でも走る!」というフリーソフトウェアをご存じでしょうか。Windowsのタイトルバー部分で絵を動かすというものなのですが、このタイトルバーは見てのとおり大変細長いスペースです。細長いと言えば真っ先に思いつくのはもちろん「電車」ですよね。そのための絵をここに掲載することにしました。すでに「何でも走る!用画像集」といったWebは沢山あるんですが、それを真似してみようというわけです。できるだけ地元の列車を中心に作っていきたいと思います。

 なお、これらの画像をクリックするとダウンロード可能です。(ビットマップファイル)

221系New!

221系

 JR西日本が、民営化2年後に新快速・快速用として投入した新設計の電車です。この系列以前にも新車は投入されていたのですが、基本的には国鉄時代のデザインを踏襲していたので、「正真正銘のJR電車」はこの221系が最初です。実は221系は私の一番好きな車両だったりします。丸みを帯びた白い車体と大きな窓は登場時には大変目を引く存在でした。もともとこの電車は競合路線(阪急電鉄)の車両に負けないレベルの電車として設計されたこともあり、車内の造作なども国鉄電車の陰気なイメージを払拭するような雰囲気になっています。221系より後に投入される207系・223系等、JR西日本の電車は全てこの221系のデザインを基本としているので、JR西日本のイメージを形作る中心になった電車ともいえます。
 残念ながら、2000年3月の新快速全列車130km/h運転化に伴い新快速の運用からは外されてしまいましたが、JR宝塚線や阪和線にも活躍範囲が広がり各線の乗り心地向上に貢献しています。

223系2000番台

223系2000番台
223系2000番台

 JR西日本が、新快速の全列車130km/h運転に向けて大量に投入した電車です。下に紹介している「223系1000番台」と同等の走行性能を持ち、かつ製造コスト低減を目指しています。悪く言えば廉価版なのですが、これまでの車両が凝り過ぎだったきらいもあり、今後はこの電車のような装備が標準になると思われます。窓ガラスもカーテンを省略するために熱線反射ガラスとなっており、外から見ると黒っぽく見えます。なお、223系2000番台は同・1000番台と共通で運用されており、両形式が併結されていることも多いです。

207系

207系

 JR西日本が、通勤電車の標準を目指して開発した電車です。従来の通勤電車(下に載せている201系など)に比べて車体幅を広げてあります。標準型というだけあって広範囲で活躍できるような装備になっていますが、現在は地下路線であるJR東西線と直通している学研都市線やJR神戸・宝塚線を中心に走っています。なお、この絵では7両編成になっていますが旅客の増減に応じて4両+3両に分割できるようになっています。4両の通勤電車なんて東京に住む人にとってはとても短く感じられるのではないでしょうか。

281系 関空特急はるか

281系(はるか)

 京都・新大阪と関西空港を結ぶ特急「はるか」です。1994年の空港オープンに先立ち登場しました。同時に登場した南海電鉄の「ラピート」と比較すると大変おとなしいデザインで、ロゴマークも古都をイメージしているように見えます。京都寄りの車両(この絵では一番右)には旅行客用の荷物室があり、そこには特大のJRマークが塗装されているのですが、この絵でも見えますでしょうか? なお281系は他に増結用3両編成もありますが、今回は作っていません。手元の資料は3両編成がまだなかった頃のものなので…。どこかで資料を調達したらまた載せます。☆一部修正しました(Apr. 22)

201系(オレンジ・青)

201系(オレンジ)
201系(青)

 一番最初に作成したのがこの201系です。東京・大阪ではかなりの勢力を誇る電車なのですが、他の画像集サイトでは見かけなかったような印象があります。そこで作ってみようと思ったんですが、車体の詳細な資料がなかったためにかなりいい加減なところもあります。細部より全体のイメージ重視ってことで許してね。色合い(特に青)はちょっと実物と違う感じもするので、あとで調整するかも知れません。

223系1000番台

223系1000番代(8両)
223系1000番代(4両)

 京阪神地区の「新快速」用車両です。最高速度130km/hという日本最速の通勤電車ということもあり、走りに徹した構造となっています。新快速用車両には他に221系(2000年春に新快速からは引退)と223系2000番台があるのですが、地元のファンの間ではこの1000番台が一番人気だそうです。こちらは詳細な図面が手元にあったので、無意味に細かく描いてます。この大きさだとほとんど見えないんですけどね。8両編成と4両編成を用意しました。お好みで8+4の12両や、4+4の8両としてお楽しみ下さい。☆一部修正しました(Apr. 22)


一つ前にもどる