ヌケガラ
知らない誰かも同じなのに
同じように感じているはずなのに
再び繰り返す毎日に身を委ね
僕らはいったいどこへ向かうのか
決まった線路があるわけじゃないのに
楽しく過ごすためには
嫌なものも口へ運ばなければいけない
白いものは黒に塗り替えられ
裸足のまんま希望は苦しみに
飴とムチをつかいわけられながら
常識の名の下に調教されてしまうんだ
人間らしいなんてどんなもんだ?
五感を満足させることなんてできやしない
感覚は削ぎ落とされ個性も言葉もエゴさえも
奪われてしまったよ
知らない誰かも同じなのに
同じように感じているはずなのに…