詩とイラスト[ Like A Moon ]コトバノカケラ 詩集6 自分でなくなる恐怖

自分でなくなる恐怖

いつしか自分自身を制御できなくなる
いつしか自分自身で欲望をむき出しにしている

自分が自分であるためにとかこつけて
欲望を剥き出しにして
手前のよいようにことを解釈して

そんなものある訳無いのに
勝手に理由ばっかり盛りつけて

後先考えずに自分自身を否定しているのか
肯定しているのかわからなくなる

いつしか自分を怖いと感じることがある
いつしかこのまま自分じゃなくなるかもと

このまま落ちていくと自分だとか
自分じゃないとか言っていられなくもなる

いつしか自分でいられなくなる日々
いつしかそれは自分じゃないかもしれない