詩とイラスト[ Like A Moon ]コトバノカケラ 詩集6 そこに石があるなら

そこに石があるなら

やりたくないこと 嫌になるくらい

どうしてこんなに耐えなきゃいけないの?
星の数ほどあるなかのその一つの一人

世の中を覆せないのに
覆すような勢いで

あんたが世界で一番偉いのか?
肩書きだけで生きている
なんとも悲しい星屑たちよ

なにをそんなに焦っているのか

この仕打ちを我慢していかなければならないのか?
くだらない、道理の通っていない、ガキ大将的な
その無意味な屈辱に

いつまで持ちこたえられる?
やりたくないことやらなきゃいい
嫌になるなら辞めればいい