1997/10/26 匿名希望さんからのメイル

よくぞやってくれたと拍手を送ります。そもそも私が血液型性格論に否定的な態度をとるきっかけとなったのは「骨髄移植」でした(自分はしていません)。なぜなら「血液型が変わる」ことがあり得るからです。「血液型が変わる」と「性格までも変わるのか?」という説明のしようがない疑問にぶち当たり、本で調べたが「調査で性格の変化は認められない。」とのこと。よくよく調べると「脳には血液脳関門が誕生前から(正確には脳の分化した間もないとき)存在し、血液を決定する糖脂質はシャットアウトする。」ということや、私は理系で大学の講義に「個体を決定するためには、遺伝子の発現機構が存在するはずで、性格も個体を決定する因子ゆえ、もしも血液型性格論が本当なら、血液型を決定する糖脂質が遺伝子の発現機構に存在するはずだが、証拠となるものはない。」とのこと。もはや以前私が夢中になっていた血液型性格論が嘘だということが明白になったにも関わらず、ある種のインチキ学者が血液型性格論を夢中になって研究して、人々を騙そうとしているのは非常に腑に落ちない気持ちです。早く日本社会もこの呪縛から開放すべきと考えております。


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