1997/09/18 古川敬章さんからのメイル

 このページの内容に全面的に同感してしまいました。というか、先にこのページを作られてしまってくやしい(?)気もします。

 私は血液型による性格判断は人種差別よりも悪質になる可能性を秘めていると感じます。血液型論は博愛主義を否定してしまいます。つまり、人間を安易にタイプ分けし、互いに相容れないものと決めつけてしまうわけで、肌の色で人を判断することよりもよりずけずけと人の人間性にあがりこみます。

 さらに私が思うに、よくありがちな「日本人論」にも、血液型性格判断に似たracism的な思想を感じざるを得ません。たとえば、こんな迷信があります:「ドイツは日本と同じく森林が国土の大部分を占めているので日本人とドイツ人は似ている」まったく非科学的で根拠がありません。日本人は「文化的ナショナリズム」を持ってしまったのでしょうか。

 わたしはアインシュタインも言ったように人間は年齢、性別、文化を超えて分かりあえるものだと思っています。ましてや血液型にどんな意味があるというのでしょう。


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