なまじゅ日記 2000年05月


05月31日(水) 晴れ

 最後に1本だけ残ったハイグロが、なかなか根を張らない。以前はあんなに成長して、トリミングするのが面倒なくらいだったのに、今は本当に成長が遅い。水の状態がよくないのだろう。

05月30日(火) 晴れ

 今日も暖かい。外に出ると風がなま暖かく、幾分気持ち悪くなる。
 昨日は水草が抜けていないと喜んでいたが、朝起きるとさっそく2本ほどやられていた。寝ている間に、じゃかずさんかじゃこずさんがあばれて抜いてしまったのだろう。なまじゅは這うように泳ぐので、ちゃんと根が張っていないとすぐに抜けてしまう。そのため、水草の生長が遅くなってしまうのかもしれない。

05月29日(月) 晴れ

 たいへん暖かい。帰宅すると、もう夜なのに、部屋の中がむわっとしていた。
 今日は、水草が抜けていない。毎日必ず1本は抜けているのだが、昨日の水換えの時にしっかり植えたからだろうか。帰宅して、水槽を見たとき水草が抜けていないと本当に気分がいい。ピクタスみたいな騒がしい魚を飼わない限り、水草は滅多に抜けないのだろうか。それとも、おとなしい魚でもやはり水草はよく抜けるものなのだろうか。または、水草に元気がなく、きちんと根が張っていないのだろうか。そういえば、以前ハイグロが元気だったとき、引っ張っても滅多に抜けなかったことを思い出した。

05月28日(日) 雨のち晴れ

 朝方は雨がちだったが、昼過ぎから雲間から太陽が現れて天気雨に変わった。僕は天気雨が大好きで、昼食の買い物ついでに雨を少し浴びてきた。
 今日は久しぶりにきちんと部屋を掃除し、じゃかずさんとじゃこずさんの水槽の水換えをした。水換えは先週の土曜に行っているので、今回は1週間に一度の水換えができたことになる。次は、渡米の直前に水換えをして行こうと思っている。

05月27日(土) 曇り

 なま暖かい空気で、夕方から雨が降るという予報だったのだが、結局まだ降っていない。汗ばむような湿気は今年初めてだ。
 そろそろ暖かくなってきたので、本格的に発酵式の二酸化炭素添付を考えようと思っている。今のままだと水草の元気はなくなるし、藻は増えるし、であまり水槽の環境が安定しているとは思えない。二酸化炭素を添付すれば少しでも水槽内の安定が保たれるかもしれない。

05月26日(金) 晴れ

 じゃかずさんとじゃこずさんは水草も藻も全く食べない。ピクタスの場合、水草とか藻は食べても栄養にならないのだろうか。草食(?)の魚だったら、水草を植えること自体困難なので、その点ピクタスは水草にとっていいのだが、藻は少しくらい食べてほしいと都合のいいことを考えた。

05月25日(木) 晴れ

 今日は札幌も最高気温が26度。上着が必要なくなり、半袖でもなんとか過ごせる気温になった。
 水槽の藻はかなり勢力を弱めていて、濾過器の吸い込み口が藻でいっぱいになってしまうこともなくなった。やはり藻対策の基本は、手で取り去ることのようだ。あのもやもやとした茶色い藻を食べてしまう魚がいたらいいのだが、どうだろう。

05月24日(水) くもり時々にわか雨

 今日は、じゃかずさんとじゃこずさんを、餌の時しか見てやれなかった。ということで、今日はまともな日記が書けない。無理して毎日苦し紛れの日記を書く必要もないのだが、こればかりは半分以上意地になっているので、仕方がない。とはいえ、渡米中はどうやって日記を更新するか、それが問題だ。ホテルに滞在している間は回線が保証されるので、大丈夫だろう。ただ、大学の寮に宿泊している間は、回線事情がよく分からないので、更新できない可能性もある。

05月23日(火) 晴れ

 前から書いているように、どうやら金魚の方がなまじゅさんよりもなつきやすい。同じように育てているので、遺伝子レベルで警戒の程度が違うのではないか。金魚の祖先のフナはどうなのだろう。なまじゅは、常に高速移動で煙に巻いていないといけないような環境に生きているのだろうか。

05月22日(月) 晴れ

 おなかふりふりではないが、じゃかずさんかじゃこずさんが、水槽の壁の方を向いて、ふらふら泳いでいるところを目撃した。壁に向かって泳いでもあまり意味がないと思うのだけど、あの動きは何なのだろう。

05月21日(日) 晴れ

 最近、じゃこずさんのおなかふりふりダンスが見られない。飼い主が別の部屋にいて、彼らの生活をつぶさに観察する時間が減ったためだろうか。おなかふりふりしても、見てくれる人がいないので、やめてしまったのだろうか。そのうち、じゃかずさんとじゃこずさんが住んでいる部屋にソファを置こうと思っているので、そうすれば、彼らとの交流(?)の時間も増えて、またダンスを見られるかもしれない。

05月20日(土) 晴れ

 久しぶりの水換え。バケツ1杯分を取り替える。よく見ると、やはり茶色い藻は減っているようだ。なんとか渡米の前までに、藻をきれいにしてしまうことはできそうだ。

05月19日(金) 晴れ

 さて、やはりそろそろつべこべ言っていないで水換えをしようと思い立った。明日の午前中に済ましてしまおう。さきほど、タンクに水を汲んでおいた。しばらく換えていないので、明日はバケツ1杯分(13リットル)ほど取り替えよう。

05月18日(木) 晴れ

 5月5日以降、水換えをしていないことに気づいた。明日かあさってにはなんとか水換えをしてやらないといけないだろう。こう予定が立て込んでくると、1週間に一度の水換えさえもままならなくなってしまう。多分、ピクタスはかなり丈夫な魚なので、へっちゃらなのだが、デリケートな魚はもっと余裕がなければ育てられないような気がする。
 ところで、大きな水槽の方が水質が安定するという話を聞いたことがある。もっともな話だが、そうなると、水換えは少ない頻度でもいいのだろうか。1週間に一度1/3程度を換水するという飼育法は定説のようだが、水槽サイズとの関係がよく分からない。多分大きな水槽でも水換えの頻度を減らしてもいいとは思わないのだが。おそらく、大きな水槽だとそれだけ多くの魚を飼育するので、やはり水換えの頻度は1週間に一度程度になるのではないか。となると、水槽サイズと魚の数は、水換えが1週間に一度ですむ程度に押さえておくべきだということなのだろうか。よく分からなくなってきたが、興味深い話。

05月17日(水) 晴れ

 久しぶりの雲一つない空。ストーブもいらなくなった。ただ、家の中はそれほど暖かくない。寝室は東向きのため、午前中しか陽が当たらないのだ。暑いのが苦手なので、夏は涼しくていいとは思うが。
 水槽の茶色い藻は、それなりにまめに掃除していたら、かなり減ってきた。その代償としてリシアが全滅してしまったが、いずれにしても、じゃかずさんとじゃこずさんにかなり荒らされていたので、やはりもう少し丈夫な水草の方がいいようだ。

05月16日(火) くもり

 今日も寒くて結局小さな電気ストーブを使っている。雨が降ったり中途半端に曇っていたりで、天気が悪いので、いつも肌寒い感じがする。
 最近じゃかずさんとじゃこずさんが、餌をやろうとすると必ず寄ってきてねだるのは、偶然ではないようだ。毎食いつも水槽前面に出てきて、水面近くまで寄ってくる。

05月15日(月) くもり

 5月も半ばというのに、寒くてよほどストーブをつけようかと迷うくらい。
 濾過器の吸い込み口に、毎日藻が引っかかる。引っかかってそこにくっつき、成長しているようだ。毎日取り除いているが、放っておくとそのうち濾過器が詰まってしまいそうだ。留守にしている間に濾過器が詰まって負荷がかかった場合が不安だ。

05月14日(日) くもり時々雨

 やはり照明時間を短くすると、藻の成長は多少抑えられるようだ。ただ、照明を消している期間はいいとして、また照明を始めるとすぐに藻は復活しそうな雰囲気。以前茶色い藻が大量発生したときには、丁寧に取り除くことによって、何とかその繁殖を止めることができたのだが、今回はなかなかしぶとい。

05月13日(土) くもり時々雨

 茶色い藻が毎日毎日増えているようなので、今日は日中照明を消しておいた。また、完全に藻にやられたリシアを石ごと取り除く。せっかく途中まではうまく育っていたのに、やはり二酸化炭素のない水槽では難しいのか、それとも僕が換水頻度を下げたのが原因かは分からないが、もう少しコスト(お金でも時間でも)をかけられる状況にならないと、水草をきちんと育てるのは難しい。

05月12日(金) 雨

 茶色いもやもやした藻が、全然減らない。前に水換えしたとき、ほとんどとりのぞいたのだが、どうやら、水草よりもずっと生命力が強いらしく、また復活してきた。いっそのことこの藻を育てようと思うくらいやけくそになってくる。

05月11日(木) 晴れ

 今日も、餌時には、じゃかずさんもじゃこずさんも、ものすごく興奮して水面近くまで浮かんできた。餌を与える時間はまちまちなので、その時間を憶えてねだっているとは思われない。大人になって食欲が増してきたのだろうか。そういえば飼いはじめの頃と同じくらいしか餌を与えていない。いつもおなかがすいているのだろうか。とはいっても、魚の場合、餌の食べ過ぎで体調を崩すことはあっても、餓死することはほとんどないそうだから、少ないくらいがちょうどいいのかもしれない。

05月10日(水) 晴れ

 じゃかずさんとじゃこずさんが大きくならないと2日前の日記では書いているが、これはほんとうかどうかは分からない。毎日見ていると成長が見えてこないということもある。だからもしかして、久しぶりに見る人には大きく見えるかもなどと考えた。ただ、あまり太っていないのは確かなようだ。体重と体長のバランスを保って少しずつ成長しているのだろう。そもそも太りにくい体質なのかもしれない。

05月09日(火) 晴れ

 キッチンの窓から、隣家の桜が見える。昨日発見したのだが、これはなかなか贅沢な感じでいい。全貌が見えるわけではなくて、枝がほんの少し見えるだけなのだが、今まで住んでいたところは街路樹くらいしか見えなかったので、身近に季節を感じることができるのは心地いい。
 いまさらだが、なまずさんは「底もの」と言われるだけあって、一日のほとんどを水底で過ごす。だから、なまずさんに与える餌は、浮かぶものではなくて、底に沈むものがよい。最近ではじゃかずさんもじゃこずさんも、餌の時にはかなり水面近くまでやってきて餌を召し上がることが多くなったが、それでも金魚のように水面に大きな口を開けて餌を待つなどという無防備なことは決してしない。とはいえ、なぜ彼らがずっと飽きもせず水底にいるのかは謎だ。きっと何か理由があるとは思うのだが。

05月08日(月) 晴れ時々雨

 じゃかずさんとじゃこずさんは、やはりあまり大きくならないようだ。少しずつ大きく成長してはいるようだが、金魚のように、ものすごく大きくなったり太ったりということはなさそうだ。餌をあまり与えていないということもあるのだと思うが、水槽の中だとだいたい10センチ程度の大きさにしかならないのだろう。

05月07日(日) 晴れ

 この前水換えをしたとき、今まで付けていたヒーターカバーを取り外した。ヒーターカバーには黒い毛のような藻がよく付着していて、しかも、よく吸盤がはずれて下に落ちてしまうので、いっそのこと外してしまえと思ったのだ。プレコなど、吸盤で壁に吸い付くタイプだと、唇をヒーターに付着させたままにして火傷してしまうことがあるようだが、ピクタスだったら多分大丈夫だろう。一度ヒーターカバーに付いている藻をきれいに落としたあとで、また装着しようと思っている。

05月06日(土) 晴れ

 今日はじゃかずさんもじゃこずさんもえらく興奮していた。濾過器の吸い込み口に、ばこばこぶつかって、高速移動する。なまず水槽は、吸い込み口が下にあるタイプよりも、水面近くにあるタイプがいいかもしれない。じゃかずさんとじゃこずさんは、たまにこのように暴れることがある。なぜだか全く分からない。多分何か理由があると思うのだが。

05月05日(金) こどもの日 晴れ

 プログラムのテストは無事完了。週末はゆっくりできそうだ。今日は3時くらいには帰宅し、家の掃除と、水槽の水換えをした。ロタラなんとかには藻がびっしりと生えていたので、手でもみ洗いして、きれいにした。すると、驚くほどよく落ちる。藻をかなり落として、水換えすると、いい具合に光合成を始めた。これでまた元気を取り戻してくれるとうれしい。じゃかずさんとじゃこずさんは、水換え直後、疲れたのか2匹で仲よくくっついて寝ていた。

05月04日(木) 国民の休日 晴れ

 結局今日も休むことができず。だが、プログラムの作成は完了。明日テストして問題がなければ週末はゆっくりできるだろう。
 水槽は、無事な水草が1本とない。すべて捨てた方がいいのではないかと思うくらい、焦げ茶のもやもやした藻が全体を覆っている。こういう時には少量の水換えを頻繁に行うのが有効なのかもしれないが、そこまでまめにやる余裕がないので、さて、どうしたものか。

05月03日(水) 憲法記念日 雨

 連休中だが、実験プログラムの作成で躓いているため、全く休むことができない。じゃかずさんとじゃこずさんの水もそろそろ換えなければならないのだが、なかなかまとまった時間がとれず、藻が大量発生したままになっている。

05月02日(火) 曇りのち晴れ

 魚というのは、どの程度の視角を持っているのだろうか。よく、じゃかずさんとかじゃこずさんが背を向けている時、水槽の近くを通るとびくびくっと暴れ出すことがあるので、かなり視界は広いと思う。魚は目が横に付いているので、草食動物みたいな感じなのだろうか。しかし、肉食の魚も、目は横に付いているではないか。うむむ。

05月01日(月) 晴れ

 ゴールデンウィークも特に予定はないので、じゃかずさんとじゃこずさんも食いっぱぐれることはない。ただ、6月に渡米するので、その間10日間ほどは餌をあげられない。10日くらいなら大丈夫だと思うが、どうだろう。


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