なまじゅ日記 1999年11月


11月30日(火) 雪

 最近、じゃかずさんとじゃこずさんの見分けが付かなくなりつつある。が、おそらくこの写真だと、左がじゃこずさん、右がじゃかずさんだと思う。pataさんなら多分見分けが付くと思うのですがどうでしょう?
 二人は相変わらず仲がいい。たいていこのように水槽奥のヒーターの下でくっついている。水温は25度もあるので、寒いわけではなさそうだ。くっついている方がやはり安心するのだろうか?

11月29日(月) 雪

 じゃかずさんとじゃこずさんを飼い始めてからもう3ヶ月になる。金魚の場合、これだけの期間エサを与えていれば、あっさりなついて、食事の時間になるとこちらに寄ってきてねだるようになるものだが、なまじゅは一向にそういう気配がない。なまじゅは人に慣れないのだろうか。それとも、僕の条件付けの仕方が悪いのだろうか。
 現在の水槽(これはFUJIのDS-7という35万画素のデジカメでの映像。画質がいまいち。いいデジカメを買えるまで辛抱していただきたい)。ハイグロフィラの成長が速すぎ、切っても切ってもすぐに天井まで伸びてしまう。水槽前面に控えめに植えていたものも、あっという間にこれだけの勢力を伸ばしてきた。ここまで成長が速いと、かえってきれいに育てるのが難しい。この点、グロッソスティグマも共通するらしい。成長の速い水草ほど簡単だと思っていたが、それは誤りであるようだ。といっても、成長の遅すぎるウォーター・クローバーのような水草はどうしようもないが(これは、後で分かったことだが、水中で絨毯みたいに成長させることは不可能らしい。そのうち枯れてしまう、といつかの"AQUA JOURNAL"に書いてあった)。
 ところで、誤植発見。27日の、「おかな見せダンス」は「おなか見せダンス」の誤り。pataさん、ご指摘ありがとう。

11月28日(日) 雪

 今日も寒い。夜、雪が積もった。
 水槽の水を1/3ほど交換し、伸びすぎたハイグロフィラをトリミングする。ハイグロは、ハサミで切り取った部分から酸素の泡を出している。トニナSPも、藻にやられて焦げ茶になった部分を切り取った。こちらは、切り取っても酸素の泡を出すことはない。グロッソスティグマは、今のところ順調のようだが、まだ絨毯を敷く程には到達していない。
 じゃかずさんとじゃこずさんは、相変わらず2匹でぶつかり合いながら遊んでいる。

11月27日(土) 雪

 雪が降っていて、とても寒い。積もるような雪ではなく、今日のようなちらつく雪の方が寒く感じる。去年は、たいへんな風邪をひいたので、用心しよう。
 夜、家に帰ってくると、じゃこずさんが「おかな見せダンス」を踊っている。pataさんが「お嫁に行けない」と形容する例のダンスだ。きちんと確認したわけではないが、多分あれはじゃこずさんだろう。最近は、いちいち鰭で見分けることをせず、ただ行動で見分けることが多くなった。というのも、ほとんど水槽奥のヒーターの下に隠れていることが多いし、前面に出てくる時は大騒ぎして見分けるどころではないからだ。

11月26日(金) 晴れ

 今日も、じゃこずさんがグロッソを食べている! といっても、噛んでいるだけで、どうやら完全に食べているわけではなさそうだ。気に入ったのだろうか。それとも、最近、エサを夜にしか与えていないので、不満なのだろうか。

11月25日(木) 晴れのち雨

 昨日から今日にかけて、じゃかずさんとじゃこずさんが、グロッソをたくさん抜いているようだ。さっきなど、じゃかずさんがグロッソをはむはむ食べているではないか。早く成長してくれないと、また根こそぎ抜かれてしまいそうだ。
 なまずを飼っている人のサイトにある写真を見て歩いても、水草をやっている人はあまりいない。砂利を敷いて、壺を置いただけ、というシンプルな構成で飼っていることが多いようだ。やはり、底物だと水草は適さないのだろうか。

11月24日(水) 晴れ

 グロッソスティグマは日中、1本だけ抜けていたが、それ以外は順調のようだ。このまま抜けずにいてくれたら、根が張って絨毯を敷いてくれるだろう。楽しみだ。
 じゃかずさんとじゃこずさんは、わりと大人しくしている。グロッソを抜いたら怒られると思って警戒しているようだ。

11月23日(火) 晴れ

 グロッソスティグマを1ポット手に入れた。さっそく植えてみると、以前失敗したウォーター・クローバーよりも根が長く、茎も太いため、抜けにくいことが分かった。実際、じゃかずさんやじゃこずさんがエサの時に暴れても、被害に遭ったのは1本のみだった。グロッソの植え方については、なるへそ(ゅさんのサイト)に詳しい。
 せっかく植えたのだが、グロッソは、植えて10ヶ月くらい保てばいい方だとのこと(Aqua Journal, 1998, 52)。時間が経つと、成長の速いグロッソは、幾重にも重なり、下の方からはがれてくるらしい。しかも、いったん水中で育ったグロッソは、根の張り方が水上葉のものより遅く、植え直すのは難しい。ここらへんは自分で体験しないと、いまいちよく分からない。
 最近、水草の調子がいいみたいだ。今日ハイグロフィラのトリミングをしたら、切り口から酸素の泡がどんどん出てくる。水換えを終えて水槽を覗くと、トニナSPからも盛んに気泡が出ている。グロッソも早速光合成をしているらしく、気泡が上がってくる。しばらく光合成の様子が見られなかったので、たいへん気分がいい。二酸化炭素の添付が効いているのかもしれない。

11月22日(月) 晴れ

 明日、グロッソスティグマが入荷するお店がある。ここには1ポット取り置きしてもらっているので、多分確実に買えるだろう。ただ、植えてもすぐにじゃかずさんとじゃこずさんによって掘り起こされる確率はかなり高い。流木の陰に植えるとか、じゃかずさんとじゃこずさんが通らない場所に植えようと、いろいろ考えてはいるが、ものの陰に植えても光が当たらなかったり、そもそろじゃかずさんとじゃこずさんが通らないところなんてない、などということを思いめぐらすと、なかなか難しい。
 もし時間があれば(それは今晩の仕事の進捗次第なのだが)、明日は水槽のレイアウトも考えてみたい。

11月21日(日) 晴れ

 品揃えが豊富な熱帯魚ショップに行く。ここには、巨大なレッドテールキャットがいる(値札はなし。小さい方は、「ワイルド」で、\12,000。「ワイルドなんちゃら」と付いているのは野生の意味らしい)。ピクタスも2匹いることを確認している。また、ここには(ほとんど定価なのだが)ADAの製品がたくさん置いている。
 先週行った時には元気だったピクタスのうち1匹のひげが途中から折れ曲がっていた。ピクタスはひげが命なので、あんなに折れ曲がっていたら買ってもらえないのではないかと余計な心配をしてしまった。しかし、ピクタス的にはどうなのだろう? 折れ曲がっていたら知覚機能に支障をきたしそうだ。痛々しくてかわいそう。
 今日行ったもう1店の店は、「あいの里」という札幌の外れにあるホームセンター。ここには大きなピクタスがいるという話だったので、確認に行ったというわけだ。ここのピクタスは実際かなり大きい。うちのじゃかずさんとかじゃこずさんの1.5倍くらいあるのではないだろうか? うちの子もあのくらいまで成長するとしたら楽しみだ。
 水槽のpH調整のため、珊瑚を再び入れた。水草のためにはpH6.0程度がいいのだが、じゃかずさんとじゃこずさんの健康のためにpH7.0程度を維持しておいたほうがよさそうだと判断したからだ。小さめの珊瑚を入れるとだいたいpH7.0程度になる。また、今日買ってきたTetraのKH測定試薬を使って、炭酸塩硬度をチェックする。どうも測り方がよく分からないのだが(飼育水に試薬を加えていくと、ブルーから緑そして黄色になると説明されているが、うちの場合、1滴目透明→2滴目薄い黄色になる。青などにはならない。黄色になったときの滴水がKHの値を示すらしいが)、KHは非常に低そうだ。これのせいでpHがきちんと測れていない可能性がある(KHが低すぎる場合、pH値を正確に測ることができないようだ)。
 とはいえ、じゃかずさんとじゃこずさんに異変はなさそうなので、今までどうりにしておこう。

11月20日(土) 晴れ

 先週、「来週グロッソが入る」と言っていた熱帯魚ショップに行く。いつもいるおじさんがいなかったので、近くにいるおばさんに訊いてみた。

「グロッソスティグマ入りました?」 「え? クサ?」 「……グロッソです」 「ああ、魚ですか?」 「いや、だから」

 などと、全く要領を得ないおばさんとやりとりしている間に、おじさんが現れてやっと話が通じた。ここのおばさんには訊いてはいけないようだ。
 グロッソは入荷が遅れたため、来週また買いに行くことにする。1ポット900円だが、それより安くなるそうだ。
 グロッソを買ったとしても、水槽のどこに植えるかを考える必要がある。今のまま空いたところに植えても、すぐにじゃかずさんかじゃこずさんに抜かれてしまいそうだ。グロッソを覆うベッドのようなものがあればいいのかもしれない。

11月19日(金) 曇り時々雨

 じゃこずさんが、トニナのあたりを好んでいるので、トニナがよく抜けてしまう。ハイグロと違って、根が深く張らないようだ。しかも、トニナの一部は黒ずんでいるので、そろそろ枯れてしまうかもしれない。明日か明後日にはグロッソスティグマを買いに行く予定だ。先週は手に入らなかったので、今週は何とか手に入れたい。

11月18日(木) 晴れ

 朝起きたら、たいへんなことになっていた。寝ぼけていたため、じゃかずさんかじゃこずさんか確認できなかったが、どちらか1匹が、二酸化炭素拡散筒の中に、頭を上にしてはまっていたのだ。バックすれば出られそうな気もするのだが、入り口が狭いため(ほとんど地面に付いている)、出られなかったらしい。昨日じゃこずさん(多分)がこんな格好をしていたので、あぶないなあとは思っていたのだが(この格好のまま、右に写っている緑の円筒にはまっていたのだ)。
 ゅさんに、コリドラスがはまった話を聞いたときには笑っていたが、本当になまじゅがはまっているところを見ると、おかしいながらもかなり動揺する。

11月17日(水) 雪

 水槽に苔が目立ってきたので、掃除する。ついでに、藻が付いたり穴が開いたりして汚くなった葉を切り取った。葉を切り取る際、普通の事務ハサミを使っているため、なかなか手の届かないところなどがあり、不便だ。ADAのカタログに出ているトリミング専用ハサミは\9,500もする。他社製品だともう少し安いのがありそうだが。
 拡散筒に充填された二酸化炭素は、どうやら2時間以上持つようだ。おそらく3時間程度ですべて放出し終わると思われる。

11月16日(火) 曇りのち雪

 昼間から寒いと思っていたら、夕方から雪がどんどん降ってきて、積もってしまった。
 日曜日から添付を始めたスプレー式の二酸化炭素は、効果があるのかないのかよく分からない。筒に充填した二酸化炭素は、すぐに無くなってしまうようで、日中は家にいないのでどのくらいの時間でなくなるか分からないが、おそらく1時間程度でほとんど水中に融けだしているのだろう。この程度の添付で効果があるかどうかは謎だ。

11月15日(月) 曇りのち雨

 昨日撮り損ねたウィローモスの写真。流木に、モスコットンで巻き付けてある。
 じゃこずさんの正面顔(サイズ大きい)。右にしっぽだけ見えるのがじゃかずさん。ぴんと伸びたひげが立派だ。やはりじゃこずさんは目立ちたがり屋なので、写真を撮ろうとすると、すぐに写真顔になる。
 ところで、本格的に水草水槽をやろうとすれば、結構なお金がかかることが分かってきた。中途半端は何かと嫌いな性格なので、来年あたりは大変なことになっているのではないかと思っている。
 そういえば、身近にハムスターとかチンチラといった小動物を飼っている人はそれなりにいるが、水生動物を飼っている人は全然いない。ハムスターは、預かった経験から言ってもものすごくかわいらしい。腕を上らせたり肩に上げたりすると、くすぐったくて、たいへん楽しい。しかし、僕がどうしてハムスターではなくてなまじゅを飼っているのかと言えば、それは間違いなく、その専門性(マニアさ)ゆえだと思われる。ハムスターは檻の中で飼うことになるが、檻の中の美しさを追求するのには限界がある。回し車に金属製のものを使うか、プラスチックのものを使うか、などこだわることはできるが、水槽のレイアウトの自在さから言えば些細なものだ(もちろん、部屋が広ければ、もう少し自由度は高まるが、今度はメンテナンスが容易ではないだろう。だったら犬でも飼うような気がする)。なまじゅは直接抱きしめたり、身体に載せることはできないが、彼らの住居をいろいろといじることは、プラモデルを作ってジオラマをこしらえるのと似た興奮がある。ガンダムのプラモデルを作る子どもと、戦車のプラモデルを作る子どもの違いかもしれない。ちなみに僕はどちらにも凝っていたので、どうしようもないのだが。
 などと言っても、たまには直接触れられるほ乳類がうらやましかったりする。

11月14日(日) 晴れ

 久しぶりに熱帯魚ショップに行く。今日は、たいへん広い熱帯魚ショップを発見。なまずがたくさん売っているし、ADA製品が充実している(高い)。
 本当は、グロッソスティグマを買う予定だったのだが、5店回っても在庫のあるお店がなかったため、我慢してウィローモスとADAのモスコットンを買ってきた(基本的にポットで売るグロッソスティグマは、早くにさばかないといけないため、問屋があまり扱いたがらないらしい)。ウィローモスは\500分購入したが、うちの流木には少し多かったため、残ったものを水を張ったバケツに入れておく。ウィローモスは、流木にうまく活着してくれると美しいレイアウトに貢献できそうだ。また、"テトラ CO2 オプチマット"を購入。これは、CO2が10g入ったボンベと、ボンベからCO2を充填する筒などがセットになったもので、\1,980で購入した。しかし、10gのボンベが\1,000近くすることから、明らかにランニングコストが高すぎる。ADAのボンベは、74gで定価\2,000(\1,200のやつもあるらしい)。もちろん、このADAのボンベの場合には、レギュレーターも買わないといけないので、初期投資はそれなりに覚悟しなければならない。でも、こういう小型のボンベ用のレギュレーターの場合、「みどボン」みたいな大きなボンベは使えないのかもしれない。こういう大がかりなシステムは、60cm水槽を導入した後にしようと思っている。
 pHの低下を長期にわたって防ぐため、珊瑚を買ってきた。濾過器のところに挟めて置いた。中央の白い固まりがそれだ。これを入れていると、夜でもpH6.5くらいに維持できる。
 ところで、熱帯魚ショップのおじさんによれば、ピクタスで水草水槽をやるなんてあまり聞かないとのこと。まあ、これだけ騒がしいなまずを入れた水槽で水草を育てるというのも確かに無謀な感じがする。
 訂正:今まで「ソニア」と言っていた水草は「トニナSP」の間違いです

11月13日(土) 晴れ

 午前中、水を1/3ほど交換する。ついでに、伸びすぎたハイグロフィラをトリミングし、植え直したりした。やはり、水槽を水草の絨毯にしたいので、明日にでもグロッソスティグマを買いに行こうと思っている。  二酸化炭素も添付してみたいが、とりあえずお試しという感じでスプレー式のを試してみよう。発酵式に惹かれるが、寒い時期はうまくいかないとのこと。

11月12日(金) 雨

 水槽をしばらく放って置いたら、水が蒸発して少なくなっていた。部屋の湿度は50%に満たないことが多いので、乾燥気味なのかもしれない。明日は、久しぶりに水を交換する予定だ。
 リシアとかグロッソスティグマなんかで、水槽の中に絨毯を敷きたいと思っているのだが、リシアは特に難しそうな感じがする。とりあえず、流木にウィローモスなんかを巻くのもおもしろいだろうか。

11月11日(木) 晴れ

 今日は、平成11年11月11日という、1が6つ続く日なのだが、特別なことは何もなかった。
 今日も、じゃかずさんとじゃこずさんの夕飯は、部屋の明かりを消してから与えた。そうすると、やはりじゃかずさんも出てくるので、2匹仲よく食べることができるし、食べ残しもなくなる。
 ゅさんによれば、グロッソスティグマは、成長が速くすぐに絨毯状になるということなので、買ってみようかと思っている。ただ、ウォーター・クローバーみたいに、またじゃかずさんとじゃこずさんに抜かれてしまうのではないかと思うと、二の足を踏んでしまう。

11月10日(水) 晴れ

 じゃかずさんとじゃこずさんの夕飯は、部屋を暗くして与えた。そうすると、いつもは隠れているじゃかずさんも出てきて、じゃこずさんと一緒に食べるので、餌の偏りがなくなるからだ。もっとも、pataさんが懸念しているような、生活習慣病などにはならないとは思うが。

11月09日(火) 晴れ

 餌を与えるとき、いつもじゃかずさんはヒーターか水草の下でじっとしているので、ほとんどじゃこずさんに餌を取られてしまう。じゃこずさんは休むときも水槽の前面にいることが多いので、餌を逃すことが少ない。部屋の明かりを消すとじゃかずさんも前面に出てくることが多いので、餌は暗いときに与えた方がいいのだろうか。心なしか、じゃかずさんはじゃこずさんより痩せているようだ。

11月08日(月) 晴れ

 昨日の写真で「多分、右から、じゃかずさん、じゃこずさん」と書いたが、どうも逆のような気がしてきた。背鰭が確認できない写真なので確実なことは言えないが、多分逆だ。
 ところで気になっていることが一つ。以前金魚を飼っていた時には、餌の時によくねだられていたのだが、じゃかずさんとじゃこずさんは特にねだってこない。だから、しばらく後になって餌の存在に気づくのだ。金魚より食いしん坊ではないだけなのか、餌の時間を学習できないのかは謎だ。

11月07日(日) 晴れ

 フィルターから水槽に水が溢れているようなので、フィルターの掃除をする。ついでに、抜けている水草を何本か植え直した。
 今日は久しぶりに写真を紹介しよう。まずは、水槽を前から見たところ。次に、ななめ上から見たところ。少しサイズが大きいので注意。
 じゃかずさんとじゃこずさんが最近お気に入りなのは、水槽の奥に張り付けてあるヒーターの下。今日も2人で密談をしているようだ(多分、右から、じゃかずさん、じゃこずさん)。

11月06日(土) 晴れ

 じゃかずさんとじゃこずさんは、日中はほとんど寝ている。カーテンを開ける前の薄暗い状態の時が一番活動的になる。おそらく夜中はかなり動き回っているものと思われるが、あいにくこちらは眠っているし、真っ暗なので見るのがたいへんだ。
 この、夜行性の習性はじゃかずさんとじゃこずさんを買ってきたばかりの時にはほとんど見られず、日中もよく動き回っていたのだが、大人になるとしだいにはっきりするようになった。今も2匹でくっついて寝ているようだ。
 デジカメを借りてきたので、明日は写真を紹介しよう。以前ゅさんが注文していた水槽の全体写真なども撮る予定だ。

11月05日(金) 曇り時々雨

 どうやら、飼育水のpHは安定に向かったようだ。今日のpHはほぼ7.0。pH安定剤の効果はてきめん。ただ、また換水する時に、pH安定剤を入れる必要があるのかどうかは謎だ。水道水の緩衝能力が低いのだとしたら、水を換えるたびにこの安定剤を投入する必要があるのかもしれない。緩衝能力のテスターも買った方がいいのだろうか。

11月04日(木) 晴れ

 風邪をひいたので煮込みうどんを食べようと思い、友人の車に乗せてもらって買い物に行く。買い物の途中で、pH上昇・降下剤と共に、"NISSO コンディショナー pH-安定剤"というものを見つけた。本当は、pH試薬の新しいものを買おうと思ったのだが、頭がぼうっとしているせいか見あたらなかったため、このpH安定剤というのを使ってみようと思い、買って帰ってきた。
 これの説明書きによれば、「緩衝能力(KH:炭酸塩硬度)のない水はpHの安定が悪く変化しやすい」とのこと。この安定剤は、pHの急降下を防ぎ、中性に安定させるものだというので、帰宅後、規定量の半分程、水槽に投下してみた。実は、テストスティックで飼育水の緩衝能力を確かめた後で用いるものらしいのだが、テストスティックを買うのは忘れてしまったために、見切り発車で投入してしまった。
 これが結構効果あったらしく、さきほどpHを測定すると、飼育水はほぼ中性の7.0を示していた。うちの水道水の緩衝能力がもともと低かったため、pHの急降下を招いたということだろうか。ただ、この効果は一時的なものである可能性もあり、しばらく様子を見る必要はあるだろう。

11月03日(水) 曇り

 少し扁桃腺が腫れているようだ(なまじゅではなくて、僕の)。風邪をひいたかもしれない。
 ゅさんのアドバイスによれば、pH降下剤は使用法が難しい上に、望むような効果は期待できないとのことなので、土を洗うことにした。バケツが13リットルのもの1つしかないため、10リットルのバケツを購入。

  1. 水槽の水を13リットルバケツに入れ、水草もすべて抜く。
  2. 13リットルバケツにヒーターを移し、じゃかずさんとじゃこずさんにも移動してもらう。水草は小さいプラスチック水槽に入れておく。
  3. 10リットルバケツで、水槽に残った水の大半を捨てる。
  4. 水槽にある土を、米をとぐ要領で洗う。
  5. 水草を植え直し、新しい水を水槽の2/3ほどまで入れる。
  6. 水槽にヒータを設置して、水温の上昇を待つ。
  7. 13リットルバケツの水を水槽に入れる。
  8. じゃかずさんとじゃこずさんは、一時的にプラスチック水槽に移ってもらう(古い水のまま)。
  9. じゃかずさんとじゃこずさんのいる小さな水槽を大きな水槽に浮かべて水温を少しずつ合わせ、水も徐々に入れ替えて、自然に大きな水槽に放流。
 じゃかずさんとじゃこずさんは、移動中、また「ぐぐぐー」と鳴いた。前より少し太い声になっているようだ。写真を撮りたいのだが、今手元にカメラがなく、撮ることができない。またカメラを手に入れたら写真を紹介しよう。

11月02日(火) 東京:晴れ 札幌:曇り

 札幌に戻ってきた。じゃかずさんとじゃこずさんは大暴れしていたご様子で、水草は抜けまくっているし、一部のハイグロフィアの葉は融けかかっている。なぜ葉が融けているのか訝しく思っていたが、水質が酸性を示していた(pH=5)ことから、そこらへんと関連があるのかもしれない。が、これだけ水質が極端に酸性に傾いているのにも関わらず、彼らは元気である。さきほど水を1/3ほど交換したところ、pHは7程度まで回復した。
 pH低下が原因かどうかは分からないが、クローバーもほとんど真っ茶色になって枯れてしまっていた。この水質は、水草にとって過酷なのだろうか。pH降下剤など買ってこようかとも思っているが、どれだけ効果があるかは分からないので、またしばらくあちこちのサイトで情報収集するとしよう。

11月01日(月) 東京:雨

 今日は風と雨がひどかった。代官山で雑貨屋巡りをし、秋葉原を多少ぶらついた。代官山はさらに開拓のしがいがありそうだ。
 帰札は明日の夕方の予定だが、どうやら便の変更ができそうなので、もう少し早い時間が空いていればそれで帰ろうと思う。


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