Lien用語事典
 
 
アミバ
 この手の事典には欠かせない項目…なのですが、ぼくには何のことだかサッパリです。
 北斗の拳に出てきた「アミバ」の事なんだろうなぁ…とは思うんですが。
 ってーかもうみんな元ネタ忘れてるんじゃないのか?
 
 
うさ耳 New!!
 晶のスタンド。
 スタンド名「ラビット・クイーン」。
 昔晶がエジプトに旅行した時、謎の男に矢で射られ、死にかけた。
 すぐに帰国した晶は緊急手術を受け、どうにか一命は取り留めたものの、あまりのショックにこの一連の出来事に関する一切の記憶を無くしてしまったのだ。
 しかし頭が覚えていなくとも、身体にスタンド能力が発露してしまった。
 それがこれなのである。
 なおこのうさ耳について志郎が言及すると、謎の発光現象と共に「触れてはいけない」と言われるが、もしこのうさ耳型スタンドについて説明しようとしたならば、荒木飛呂彦氏が生み出した「スタンド」という世紀の大発明とも言える概念について述べなければならなくなる。
 そうすると著作権やらなにやらのややこしい諸問題が発生するので、そのような事態を未然に回避するためにうさ耳がスタンドであるという事実を隠蔽しているのだ、というのが本問題に対するNASAの見解である。
 
 
かがり
 鎌鼬三人兄妹の末娘…は違うかがり。
 なんで役柄を表したら「かがり」になるの?
「かがり火」という意味の「かがり」なんだろうか。
 
 
花瓶 New!!
 菊の花を生けて同級生の机の上に置く物。
 …と、いつものようにバカを言いたいところだが、これは毒が強すぎるいたずらである。
 悪質な嫌がらせと取られても仕方がない。
 気の弱い女の子にこれをやると本気で泣かれてしまうかもしれないので要注意…というより絶対にするな。
 気心の知れた友人同士のおふざけ以外では決してやってはいけない。
 稀に天井にトラップとして設置する場合もある。
 ミレニアとかレイナとか言う人たちは当てるのが上手い。
 
 
北倉玄照
 主人公・志郎の実父。
 Lienのゲーム中で一番格好良い人。
 男気溢るる彼はまさに聖職者と呼ぶに相応しい。
 CVを子安武人さんとか堀内賢雄さんとかに当てて欲しかった。
 
 
北倉志郎
 デフォルト名固定の主人公。
 名前変更不可はCV入りというゲームシステム上やむなし。
 幽霊とはとても思えぬ普通人ッぷり。
 この辺、感覚的にDOS時代の大傑作「ビ・ヨンド」に通じるものがある。
 名字をカタカナ読みにすると「キータクラー」となってウィングマンの敵、名前をカタカナ読みにすると「シロー」となって地球連邦軍東南アジア方面軍コジマ大隊所属第08MS小隊の熱血新米隊長さんになれる。
 ってゆーかこのネタ絶対あると思ってたのに無かった。
 残念。
 
 
恭子さん
 一見大和撫子、しかしてその実体は齢二千年にも及ぶ大妖怪。
 仲間を持たぬ一種一匹の妖怪(ばけもの)、雷を放ち人語を理解する強力な妖(あやかし)。
 しかし破魔の霊槍「獣の槍」に自然石に縫いつけられ、五百年もの間封印されていた。
 …いや、嘘だってことは言うまでもないんですが、一応デタラメを並べたわけじゃないですよ。
 真由子に変化してたことあるじゃないですか。
 ……って恭子さんと全然関係ない。
 えー、狐です。
 白面の者じゃないです。
 沢渡真琴などという名前でもないです。
 この人の前でこっくりさんをやったらどうなるのかもの凄く興味があります。
 …気のせいか「きょうこ」という名前のキャラクターって多いような気がするなぁ。
 
 
楠青葉
「葉っぱ好き」という言葉の定義を「Leafファン」から「楠姉妹好き」に変えた偉大な姉妹の妹。
 姉である若葉の守護霊。
 小学生の時に死んだから外見も小学生のまま。
 それに対しておつむの方は若葉や志郎と同年齢…にはやっぱり見えない。
 小学生、とゲーム中ではっきり言えないのは仕方のないところ。
 この子をルリルリと見るか江戸川コナンと見るかでその人の趣味がわかります。
 心霊現象に対する知識がある人なら、この子の存在には一言あるかもしれないけれど、そーゆー細かいことはスパッと忘れてゲームを楽しむのが吉。
 初回プレイの時、若葉と青葉で別々のEDがあるのかと思ったのに無かった。
 
 
楠若葉
「葉っぱ好き」という言葉の定義を「Leafファン」から「楠姉妹好き」に変えた偉大な姉妹の姉。
 パッケージやゲームのタイトル画面では全然出張ってこないくせにシナリオ的にはメインヒロインを喰ってる。
 シンクロ率400%で暴走…って言いたいところだけど、この子の場合シナリオ的に洒落にならない。
 写真の使い方がいまいち下手だったのが個人的に惜しまれてならない。
 どーでも良いことですが、この子は基本的に霊視能力がないという設定。
 ゲーム中「志郎・若葉・青葉」の三人で会話しているというシーンはよく出てきますが、このシーンを若葉視点で考えると「自分以外誰もいないように見える空間から志郎と青葉の声が聞こえてくる」というわけですな。
 こりゃ怖い。
 若葉が怖がって怯えるのも無理はない、だってぼくも怖いもん。
 
 
近衛柚
 幽霊娘その弐。
 この手の設定のキャラはたいてい隠しヒロインとして登場するんだけど…このゲームでンなこと言ってもなぁ。
 主人公からして幽霊だもんな。
 悲劇の伝説が嘘だと思わせて笑わせ、実は嘘というのが嘘なんだと真相が分かって泣かせる。
 頭につけてる白い三角巾が気になって気になって気になって気になってしょうがない。
 このキャラのCGを100%見るのはちょっと難しい。
 ED・エピローグの最後の二行がもの凄く好き。
 
 
笹木みなも
 Lienの一番人気。
 ただし下から数えて。
「ヒロインの名前を思い出してみよう」と言われたとき、一人だけ思い浮かばないヒロインがいたらまず間違いなくこの子。
 ストII黎明期のザンギエフのようですな。
 ぼくも大して好きじゃないし。
 シナリオの質は悪くないんだけどなぁ…いまいち華がないんだよなぁ…。
 
 
30cm定規 New!!
 青葉専用刺殺・斬殺用汎用特殊光学霊子力兵器。
 通常は背面バックパック(スラスターノズル内蔵高機動バーニア)に格納することでエネルギーの浪費を防ぐと共に内蔵電池の補給を行っているが、いざ敵と対峙した際には右手を背
中に回して素早く引き抜き、ミノフスキー粒子霊力を送り込む事でサーベルを実体化させ、強力無比な殺戮兵器とする。
 この刀で斬られた傷は決して治ることがない。
 これを幻魔剣と言い、剣王フルカスの一族のみが振るうことが出来る呪いの力なのである。
「青葉専用」という文字が「青い巨星」に見えてしまう貴方はガンダマー。
 
 
心霊写真 New!!
 このゲームを遊んでいるとお気楽極楽って感じで日常茶飯事的に撮られているのでついつい忘れがちですが、実際に自分で撮ったりしてしまうと非常に怖い。
 ぼくは撮ったことはありませんが、八年ほど前、引っ越しをした親戚が新居で写真を撮ったらそれが心霊写真らしいと言うことで、大慌てで神社に行ったという話を聞きました。
 実際には多重露光か何かだったようですが、霊力を持たない一般人にとってはとても怖い代物です。
 素人が面白半分に手を出すと必ず手痛いしっぺ返しを受けることになるでしょう。
 なお、心霊写真と言うと霊現象の最もオーソドックスな物のように思え、目新しさはまるで感じませんが、歴史はかなり浅い。
 当たり前の話ですが、カメラが普及する前は心霊写真など存在しようがなかったので、今のようにメジャーになったのは近年になってからなのです。
 …うーん、なんだか真面目な事を書いてしまった。
 
 
竹之下武宏
 自称志郎の親友。
 あまりにも人間離れした性格だなーと思ったら本当に人間じゃなかったとは。
 でも結構好き。
 ヒロインになりそうでならなかった残念なキャラ。
 最初に会ったときに名前を思い出せないという設定、ギャグかと思ったら実は伏線だったとは。
 本作品中でぼくが最も上手い伏線だと思ったのはここです。
 
 
鷹取晶
 絵的には一番前に出てきているくせに実はメインヒロインとはあんまり言えないメインヒロイン。
「ガイバーーーッッ!!」と叫んで強殖装甲を纏いクロノスと戦う正義の戦士…ってそれは晶(しょう)。
 勝ち気で生意気でいつも手が早くて、でもすっごく可愛い女の子。
 これ以外の形容詞はたとえ神が許そうが「晶の騎士」であるぼくが許さぬ。
 メインヒロインのお約束通り、幼なじみで初期状態から相思相愛でスペシャルウェポン”お弁当”を所持していてユーザー人気一番になれない。
 髪はセミロング程度で赤系じゃないけど、これだけお約束を守ってくれれば十分。
 ぼくはキャラ的にもシナリオ的にも一番好きなんだけど、やっぱり若葉シナリオには勝てないでしょう。
 ゲームのテーマとか考えるとね。
 晶のうさみみの謎は世界七不思議の一つだともっぱらの評判である。
 他にも「秋子さんの職業」とか「浩之の???の物真似のとてつもなさ」が世界七不思議にランクインされている。
 
 
ねこねこなーご New!!
 全世界に5000万人(推定)ほど存在すると言われる若葉萌え人間のうち、約99%はこのセリフにより陥落したと伝えられている。
(民明書房『新たなる葉っぱ〜ソフトメーカーから姉妹へ〜』より抜粋)
 
 
メガネ、メガネ…… New!!
 本作品中で絶対に見逃してはならないイベントの一つ。
 これを見ずしてLien(特にギャグ面)を語る事はできない。
 今どきこんな事をするのは磯野波平くらい。
 
 
焼き肉
 晶の大好物。
 焼き肉と言えばやっぱり醍醐味は狩りだよねぇ、巧妙に仕掛けた罠に落ちた敵を火攻めにするときのえもいわれぬ芳香と獲物の咆吼、あの快感と言ったらもう………。
(竹之下武宏・談)
 
 
幽霊
 死者の霊が生前の姿になって表れたもの。(三省堂新明解国語辞典)
 京極堂こと中禅寺秋彦氏によれば、幽霊など存在するはずもないということですが、そんなことを言っていてはこのゲームは成立しません。
 ちなみにこのゲームに於ける世界観は仏教に基づいているようです。
 
 
ライトニング・エレクチオン
 玄照のミニ四駆。
 あまりにもダサい名前だが、ミニ四駆の大会などで玄照が小学生に混じって
「いっけぇーっ、ライトニング・エレクチオン!!」
とかって叫んでいる場面を想像すると妙にはまっているような気もする。
 是非、ミニ四駆に命を懸けている裂君や豪君と対決して欲しい。
 
 
ラビちゃん New!!
 晶の心の恋人。
 うさぎのぬいぐるみだけれど、音声録音装置のようなONEのからくりは無い。
 このエピソードで志郎はタイムトラベルしていますが、時間移動ネタは諸刃の剣なのです。
「時間移動は現在の所否定されている」とかって事を言いだして喜ぶ、心意気というモノを理解しない無粋な輩が必ず現れますから。
 例えばぼくとか。 
 アクアビートに搭乗して水の魔法を使う耳長族、と言って理解できる貴方、年がばれますよ。
 
 
Lien 〜おわらないきみのうた〜
 ゲームタイトル。
 発売前はまるで無名だったけれど、素晴らしいまでの完成度の高さであっと言う間に傑作エロゲーの一本となった。
 どんなに知名度の低いパソゲーメーカーでも、名作を出すことが出来れば口コミで勝手に評判が広がるという事を実証したソフトでもある。
 正式な読み方は「リアン」なのだけれど、ついつい「リエン」と読んでしまうのはぼくだけではあるまい。
 
 
リコーダー New!!
 日本国民が小学生になると強制的に購入させられる縦笛。
 笛というと横笛の方が絵になるが、横笛は吹くのが難しい。
 静にプレゼントすると音感+30の効果が得られる。
 三年間合宿で経験を積むと奥義「ハーメルンのホラ吹き」を修得でき、謎のコアラ軍団の召還が可能になる。
 
 
霊封扇
 玄照が作って晶に持たせたハリセン。
 封魔力だか封霊力だか知らんが、まーレインみたいなもんだと思えば良いのでしょう。
 …レインっつったってGガンのヒロインじゃないぞ、「ダーク・ダッシュ」っつー漫画に出てくるアイテムだ。
 ああ、ボケに対する説明なんてしたくないんだけど、この漫画は説明しないと誰も知らない可能性さえあるマイナー漫画だからなぁ。
 結構面白いのに。
 …っと、話が逸れた。
 個人的には命名センスは悪くないと思う。
 少なくとも「ライトニング・エレクチオン」に比べれば1.25倍(当者比)は格好良い。
 
 
ロリコン伯爵 New!!
 やきもち志郎が命名した、「晶にラビちゃんをくれてやった謎の男」。
 このエピソード自体は美しいと思いますが、「きまぐれオレンジ☆ロード」でも似たような話があった。
 パクッたわけじゃあないんだろうけど。