《第20回:国宝茶室如庵》

 

(国宝茶室如庵と庭園)

国宝犬山城の麓、名鉄犬山ホテルの前にある有楽苑。
ここは、国宝に指定されている如庵をはじめとする茶室が閑静なたたずまいを見せる庭園です。
如庵は、尾張の茶匠・織田有楽斎(信長の実弟)が京都建仁寺に元和4年(1618)頃に建てた茶室を移築したもので、現存する国宝茶室三名席のひとつとして、茶道史上貴重な遺構。
出札所で、備え付けの草履かサンダルに履き替えて、順路に従って庭園を一巡り。
途中、旧正伝院書院(重要文化財)でお茶を一服しながらの庭園観賞は、なかなか趣があって心が安らぎます。

数ある犬山名所の中でも、特に若い女性に人気が高い所です。

有楽苑

最寄駅 名鉄犬山線犬山遊園駅徒歩7分
開苑時間 9:00〜17:00
9:00〜16:00(12〜2月)
休苑日 12月30日
料金 入苑料1000円
呈茶料(一服)500円
住所 犬山市御門先1番地
電話 0568-61-4608