↑部品一式。

↑取り付け状態。ガッチリ！

↑KLICKfixアダプタを取り付けた状態。鍵付き仕様のアダプタを付けてみました。

積載能力が殆ど無いのはタルタルーガの大きな弱点です。通常のバイクでは問題にならないザック類は、背もたれがあるために背負うことが出来ません。オプションにはハンドルに取り付ける専用バッグが用意されていますが、これを使用するとハンドル周りにライトを取り付けるのに苦労するし、なにより、ハンドルが重くなるのが気になります。

リアホィールに荷重が集中するタルタルーガでは、荷物は極力前方に載せて重量バランスを改善したいところですが、個人的には後ろに載せたいところ。しかし、太いシートポストのお陰で、取り付けられるリアキャリアは1種類しかありません。そしてそのキャリアは色が選べず自動的にブロンズ色になってしまいます。キャリアはゲットはしてあるものの、いまだ使用したことがありません。そこで、シートの後ろにリクセンカウルのバッグを取り付けられるようにするべく、ステーを作ってみました。

アルミの支柱で背もたれのステーを延長し、その上にステンレスパイプを固定する構造です。アルミ材はボルト2本でガッチリ固定されています。ステンレスパイプはボルト1本でアルミの支柱に固定されますが、支柱に凹を設けてパイプが回転しないようにしてあります。単純な構造ですが、かなり強固に仕上がりました。

バッグを取り付けていない場合には、アダプタの両横にボトルケージを取り付けることも出来ます。

材料は、コの字のアルミ材とステンレスパイプ、アルミパイプ、ボルトとナット、ワッシャです。これらの材料は殆どのホームセンターで入手できると思われます。そのためか、日曜大工的な仕上がりにも見えますが．．．。

KLICKfixアダプタに取り付けられる小さなバッグです。四角い形で小さくコロンとした形がかわいいです。

収納場所は、主区画とその横にジッパー付きのポケット、ふたの裏にメッシュのジッパー付きポケット、左右にメッシュのポケットといったところです。

容量はあまりありません。コンパクトディジカメ、ケータイ、財布、おやつ（？）くらいを入れるといっぱいになってしまいます。ちょっとしたお出かけならば充分でしょう。

大きくない一眼ディジカメも入れることが出来ます。Nikon D70とキットレンズの組み合わせであれば、ギリギリ収まります。D70より小さいカメラなら楽勝でしょう。しかし取り出しまで考慮すると、主区画にはカメラ以外には殆ど物が入りません。おいらは、主区画にD70+キットレンズ、ポケットに財布とケータイというのが基本スタイルになりそうです。

防水性はそのままでは期待できません。黄色いレインカバーが標準添付されています。レインカバーは嵩張る物ではありませんが、もともと容量が小さいため、常に携行するとなると邪魔にも思います。

KLICKfixアダプタに取り付けられるバッグです。名前の通り、まんまショッピングバッグです。

楕円形のバッグで、名前には『ミニ』とありますが、容量はかなりあります。しかし、KLICKfixアダプタの荷重制限（7kg）があるため、あまり入れすぎないほうがいいと思われます。コンビニへおやつを買いに行ったり、本屋へ雑誌を買いに行く程度ならば充分に活用できそうです。