古い建物や調査する必要のある建物の場合、図面の無い場合がほとんどなので、採寸するために建物の「スケッチ」から始まります。 「スケッチ」といっても、デッサンやクロッキーとは少し異なります。 平面図、立面図、部分断面図を書き、そこへ採寸した数値、仕上げの材料、木材の材種、建具の種類など、作図に必要な情報を書き込みます。 これを「野帳」といい、実測調査から作図を行う際に一番重要な資料となります。
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