■ 調査事例 (一般住宅) ■

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 中古の建物を購入する上で、その建物に欠陥がないかどうか確認してほしいという依頼があった。

およそ10年前に新築された建物で、今回の調査では床の不陸や柱の傾斜、漏水箇所の有無、給排水設備、電気設備の状況などの確認を行った。結果、壁の一部に多少の不具合が認められたが、全体に大きな欠陥はなく、それを報告書にまとめて依頼者に提出した。

 中古住宅の場合、建築基準法に適合しているかどうか、あるいは欠陥の有無などについて、短時間で明確に判断することは難しい。依頼者にはそのことを事前にご了解いただいた上で確認作業を行っているが、購入する前に第三者を交えた簡単な検査をしておくことは有効なことと思われる。

 

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