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PCの前史時代の遺物の紹介写真

自作3インチ・ブラウン管オシロスコープ

Last Update (02/09/10)

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●自作3インチ・ブラウン管オシロスコープの紹介写真です●
現在のPC自作のルーツの更に前、前史時代と言うべき、真空管時代に自作した
3インチ・ブラウン管オシロスコープです(1968年製作)

1975年に、メーカ製の5インチ・シンクロスコープ(2現象)を購入するまで
活躍?しました、
現在では、田舎の押入で余生を送っています............(^_^)

ケースは、アルミ板をカッターでカットして、L字棒にネジ止めして組立てました
上蓋止め(下蓋も)は、タップを切って止めようとしましたが、アルミなのでNG
仮に、ガムテープ止めにしたのが、そのまま、30数年間。。。。。

回路設計は、図書館に通って、設計しました
回路は、真空管式です(電源整流にダイオードを使用)
詳細は失念しましたが、
DC動作で、ブラウン管を駆動しています
(ブラウン管の偏向版=+250V?、カソード=−1500V?)

水平走査回路の直線性が出ず、調整に手間取った記憶があります
最後まで(現在も)、低速度部分が調整出来ず、非直線です.....(^_^;;

(02/09/09)

◆画面をクリックすると拡大します

全体の概観です

上蓋(下蓋も)、ガムテープで仮止めしたまま、、、、
30有余年経っています
(予定では、タップを切って、ビス留めのつもりでしたが)


正面から

恥ずかしながらの、「手書き文字」です
しかも、
つまみを付ける前に書いたため、読めなくなっていますが、、、


内部です

ブラウン管は、磁気に弱いため、シールドが必要です
ナケナシの小遣いは、ブラウン管(1000円)に消えたため、
自作の威力を発揮して、晩酌の缶ビールと相成りました
(当時の缶ビールは、鉄製でした)

内部シャーシも自作です(アルミ板からカッターで切り出した)
上蓋は、ネジ止めでしたが、アルミのタッピングがNGで、
ガムテープ止めになってしまいました......(^_^;;



内部です(裏から)

雑然として汚い配線で、恥ずかしいです...(^_^;;
将来の改造を考え、真空管ソケット用の穴を開けています



今では懐かしい、真空管です
後方の2本は、シールドキャップを外して写真を撮っています

双三極管です
(型番は失念しました、
 写真を撮る時、確認するのを忘れました)


一番苦労した、高電圧発生回路です

トランス出力の 500Vを、倍電圧整流して
1500V を発生させています
使用している真空管は 1X2B が2本
(1X2B はテレビの高電圧(15000V)整流用の真空管です)
トランスは、ラジオ用(350V)にエナメル線を
手巻きして追加して、500Vとしています
1X2B のヒータ電源も手巻きで作りました



長らく、押入の奥に仕舞ってあった(捨ててあった?)ため、薄汚れて、見栄えが悪く
申し訳ありません。。。。。。(^_^;;

特に、あの「ガムテープ」は。。。。。。。???


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