2011秋闘要求書

2011/9/21

JMIUクボテック支部

  

 会社の将来展望と職場改善及び従業員の生活改善のため、次の事を要求します。

 1 経営改善要求

1.       経営戦略・事業戦略を提示する事。
・会社や事業の将来のあるべき姿とそこに至るまでのシナリオを提示する事。
・有価証券報告書に記載されている目標達成のための戦略・計画を提示する事。

2.       管理職研修制度を設ける事。

管理職の役割は、部下を通して、あるいは部下の能力を発揮させて、目標を達成する事です。企業経営の中核を担い、業績や目標達成、人の育成に影響を与えるこの管理職の能力強化を図る事は、即ち会社の発展・強化につながります。

3.       社員研修制度を設ける事。
・各事業所で社員のスキルアップのための必要な項目の研修制度を設ける事。
 この事により社員が会社にとって必要な能力を理解し、そのための勉強や準備をする事ができるようになり社員
 はより自発的な行動がとれる様になります。
具体的には、会社に必要な技能・初級管理職等に関するセミナー等を会社負担で受ける事ができるようにする事。

 

        2.職場改善

1.       パワハラを防止するために、以下の内容を管理職及びそれに準じる役職者に通達する事。
・過度な叱責・暴言をしない事。
 過度な叱責・暴言は社員を委縮させ、個人のやる気や意見が出にくくなり、会社にとっての損失となります。
 また、パワハラは企業倫理に反するとともに、昨今の判例でも損害賠償などが発生し、会社にとって金銭だけで
 なく信用の低下という大きな痛手を被る可能性がありますので、事前に抑止するべき事項だと思います。

2.       京都工場で実施しているペンギンシステム(勤怠管理しているシステム)を全社的に統一採用する事。
・各部門により、勤怠管理方法が違うのは問題、全社統一が望ましい。

・資源の無駄(ペーパレス化)を省くため手間が省けるため。

・統一化する事により、本社での管理が容易になり効率化が図れる。

        3.労働条件改善

1.       管理職を除いた社員の平均基準内賃金及び賃金アップ率を明示する事。

2.       個人評価に対する金額決定、及び業績による金額決定のための算出式または対応表の作成に関する進捗状況を明示する事。また、期限を今年度一杯とする事。

3.       個人に対して各評価項目に対する評価点数とその具体的な説明を開示する事。
今年の春闘及び夏の一時金要求の団交時に約束しておりました、評価説明に関する回答が未だに行われていません。 どのような理由で行われていないのかを説明する事。

4.       入社前に業績評価方法等の各種労働条件の詳細な説明を行う事。

 

                                   以上。