更新日記&徒然草。→トップページはこちら
■1/31(水)
 もらいものの株主優待券を握って、シネセゾン渋谷に「PARTY7」を見に行くが、満員ゆえ優待券野郎は断られる。そこで方針を変更、同劇場レイトの「浅田彰激辛コレクション・若者よ目覚めよ」(笑)特集上映の一発目「ベトナムから遠く離れて」を見ることにする。なんか開映までタワレコ渋谷で時間つぶすうち、あれよあれよと何か買ってしまいましたが。確かエリック・ドゥマルサンの音楽による「仁義」のサントラ、アサド兄弟の「オルタナティヴ・ピアソラ」などを買ったハズ。小林研一郎指揮チェコ・フィルのチャイコフスキー「悲愴」も。このCD、すごいコトにコバケン自らの作曲によるオケ作品「パッサカリア」という、ゴアなもの(「カル」ネタ)がカップリングされている。コバケンファン必携か。最初で最後の録音にならぬことを祈る。そういや日フィルを振った「幻想」は廃盤になっちゃったのだろうか。
 HMVでロイ・バッドのサントラ音源を集めたアンソロジーCD「BUDDISM」(今最も良く聞いている。素晴らしい)などを格安でゲットしてからシネセゾンへ戻る。「ベトナムを遠く離れて」は見ている間よりもそれを見たという経験を思い出す今の方が色々考えさせられるという点で、実に効果的な政治映画だといえるだろう。喉元すぎて熱さ忘れちゃどうしようもないもんね。複数の映画作家が参加している作品で、これら作家の中ではゴダールがもっとも有名だが、オレとしてはウイリアム・クラインが撮ったNYの反戦デモの記録映像が印象的。何がって、次から次へと現れるアメリカ愛国野郎どもの歪んだ顔である。よくまあこんな醜い顔の右翼ばかり選んで撮ったモノだと感心。「祖国が悪いだと?殺されないだけ感謝しな!」と口角泡を飛ばすババアどもなど。クラインの監督作「Mr.フリーダム」は遊び心もたっぷりの反米映画の傑作だったが、剥き出しの毒が見せられるとこうまでになるか。「ナパーム!ナパーム!」とただ叫び続ける街頭パフォーマンスの老人を撮った画も、何やらスゴい。そして冒頭とラストの、ひたすら米艦に搬入されるナパーム弾の束を追った映像。ゴダールの撮った「カメラ・アイ」編では、まぁ色々言えることは多いだろうけど、オレとしては「でも労働者のみんなは私の映画を見てくれない」っつーボヤキが一番笑えた。そりゃまあ、しょーがないッスよね。
■1/30(火)
 疲れ果てて帰宅すると、留守電に用件が一件録音されている。再生してみると、やわらかな口調の男性の声で、今まで聞いたこともないようなヘンな営業電話(?)が流れ出した。
 「‥‥と申します。本日は、コンピュータ電話を使いまして、女性の皆様にきものについてのアンケートを行っております。三十秒ほどご協力おねがいします。お答えは「ピンポーン」という音の後にお願いいたします」
 ったって、女性いないしなーというオレの思いをよそに、きものアンケートの幕は切っておとされた。
 「奥様は、きものが好きですか?」
 「ピンポーン」
 (‥‥‥)
 「きものを、どんな時に着たいですか?」
 「ピンポーン」
 (‥‥‥)
 ブツッ。
 ツー、ツー。
 誰に対してというのでもないのだが、「どうしてくれる?」という問いを心の中で発してしまったオレなのだった。
■1/29(月)
 マイカル板橋で北野武監督「BROTHER」見る。いいッス!この安さ!たけし映画っていやフランス人が喜ぶヤツでしょ?って思ってる方にオススメの、オーソドックスでカッチョいいギャング映画だ。「暗黒街の顔役」みたいな感じの映画がタマんない人なら男泣きかと。でも渡哲也はもっとなんかやんなさい。
■1/28(日)
 ビデオでブライアン・シンガー監督「パブリック・アクセス」見る。ある街にフラリとやってきて、そこのケーブルテレビを使って(笑)、街に謎の番組を流し始める男‥‥というストーリーに惹かれたが、なんともショボいタネ明かしに失望。
 ひさしぶりに女の子を誘って美術展など行ってみるのだ。東京ステーションギャラリーにて行われている「ハインリッヒ・フォーゲラー展」。東京ステーションギャラリーという空間自体も初めて行ったが、なかなかいい味出してる場所だ。フォーゲラーは、白樺派に影響を与えたユーゲントシュティルの画家ということだが、表現主義っぽい画を描いたり、第一次大戦後はソヴィエト・ロシアで社会主義プロパガンダ絵画を描いたりと、画風も人生も流転の人。絵画も緑の色使いを基本に据えた爽やかな色調がとても心地よいのだが、タッチが繊細であまり深さがないので、蔵書票や版画などの方がむしろ見ていてハマれる美しさがある。本の装幀から室内装飾まで行い、こないだ見たマッキントッシュと相通じるものがあるようだ。なにかこういう創作姿勢ってのが一つの流行というか、この時代の芸術家のスタイルだったのかも知れない。
 まぁ画自体も楽しかったが、何より画にツッコミを入れて笑う愉しみを久々に味わえて善哉善哉。
 恵比寿に移動し、ガーデンシネマで「ぼくの国、パパの国」を見る。なんか頭では面白いことやってんの分かるんだけどナァ‥‥。4つ隣のパキスタン人が上映の間ずっと隣の日本女性に喋ってんだよナァ‥‥。話の中でパキスタンの歌が出てくると一緒に歌うしさ‥‥。でもやってる映画の性質上、「うるせー、出てけこのパキ野郎!」とは言えない苦しさ。あの回に見ていた人はみな味わったはずだ。映画に共感するほどに、迷惑客への当然の反感が胸の中でシコリになってしまう苦しさを。その後、初めて恵比寿のビアホールっつートコロで飲み。‥‥今度は店のパフォーマンスのヨーデル野郎たちがうるさいぞ!多文化的騒音にさらされまくる日なのだった。
■1/27(土)
 朝からドカドカ雪が降り、夕方からは雨に。恐るべき路面状況である。めげずに歌舞伎町へ出て、シネマミラノで押井守監督「アヴァロン」見る。ぐは、駄作。しかしエンド・タイトルは素晴らしいので、サントラは購入決定。
■1/26(金)
 有楽町でぽっぽと待ち合わせ、シネ・ラ・セットのレイトショーでイ・チャンドン監督「グリーンフィッシュ」見る。二度目だが、何か今回はこの監督の技巧派ぶりが印象的であった。もちろん巧さに根拠を与える作家性というのを色濃く持っている人のようだから、画面の息づかいからしてすごく信頼して見られるのだが、技巧に走りすぎないことを祈りたい気も。冒頭の「出会い」のシーンや、ハンカチを燃やすシーンは本当に胸に迫る。
■1/22(月)
 昼飯を新潟駅近くの茶懐石料理店にていただく。白玉に肉団子が入って上にチーズがのってるやつがやたら旨かった。たまにはこういうのも良い。新幹線で帰京し、新宿タカシマヤにて「法隆寺展」を観覧。さらに銀座線で渋谷に移動し、渋谷シネパレスにてエドワード・ヤン監督「ヤンヤン 夏の思い出」を見る。本当にこの監督は場面作りが鮮やかで素晴らしいと思う。ストーリーはチラシなどから伺えるものとは違い、分かり易い癒しが訪れたりすることなく、すれ違いやはき違えを繰り替えす人々の生き方の様子をそのまま追っていく、といったもの。潔いがこの潔さが3時間近く続くとさすがに味が薄くなっちゃう感じもある。忘れがたい素敵なシーンも多いので一見の価値はある。
■1/19(金)
 水没してあえなく壊れた携帯の後継機を買うべく昼休みの間にTU-KA shopへ行く。今度はカラー液晶だ。カラーだからどうだこうだということは特にないんだろうけど、フシギと携帯メールをやる気になるからフシギ。
 定時後、新宿へ出る。テアトル新宿で今日で終わりの「Dead or alive2」を見るのだ。とりあえず早めに着いたのでさくらやへ行ってMDプレーヤーのリモコンを修理に出し、ヴァージンメガストアでCDを漁る。カンテ・フラメンコの巨星カマロンのアルバム"Antologia Inedita"、トニー・ガトリフ監督の新作"VENGO"サントラ、アニタ・オデイの「ジス イズ アニタ」の三枚。特に"VENGO"のサントラは熱い!トニー・ガトリフは今回の映画でジプシーのルーツをフラメンコ音楽に辿るとのことで、火の玉のように熱い内容のこのサントラを聞く限り、まだ見ぬ映画も超期待できそうだ。何故か日本語の曲も一曲入っている(笑)。
 で、三池崇史監督の「DEAD OR ALIVE2」見る。今回ははじめからマジメにやる気がないようだと聞いてはいたが、前作と違ってラストだけが何かマジメっぽくて、何だかなあーという感じ。哀川翔がコミックキャラをやるとホント面白い。
 帰りに新宿蔦屋レコードでサントラ2枚で980円セールというのをやっているため、ビレ・アウグスト監督版「レ・ミゼラブル」(ベイジル・ポールデュリスだ)、「マディソン郡の橋」、「スターウォーズ帝国の逆襲完全版」、サントラじゃないけどウテ・レンパーのアルバムなど買う。いやはや、「帝国の逆襲」はやはり名盤。
■1/18(木)
 夕食はたまには中野のラーメン屋で、と思い、北口の「奥州白河らーめん 南湖」で白河ラーメンなるものを食ってみる。醤油味だが、喜多方ラーメンとどう違うノリなのかいまいち分からず。醤油ラーメンは大好きだしけっこう食えるのだが、これ一杯で650円はどーかなーとも思う。
■1/15(月)
 雪の新潟から帰京。ずっと図書館から借りっぱなしのフランク・キャプラ監督「風雲のチャイナ」を見る。タイトル通り中国が舞台で、バーバラ・スタンウィック演じる宣教師が軍閥のボスであるチャン将軍と悲恋を演じるという、逆「上海特急」みたいな内容。「失はれた地平線」もイマイチだったが、どうもキャプラのこの種の作品はノレない。どうしても東洋人を誤解してると思っちゃうせいだろうか。しかしバーバラ・スタンウィック様はどんな映画でも素晴らしいです。
■1/14(日)
 9時ころ新潟着。新潟市は豪雪に見舞われている真っ最中で、電車も数分の遅れが出ている。まあ新潟だから数分の遅れで済むが、これが東京で降ったら一日中電車など動かないだろう、というほどの雪。
 どこぞの成人式で騒いで逮捕された「新成人」が問題になっていたと初めて知る。まあ逮捕者以外の成人にとってはいい勉強で、よい成人式だったのではなかろうか。逮捕の可能性を知って自分のキモをひきしめるも良し、警察権力の執行を間近に見て反権力の意志を固めるも良し、だ。どうでもいいけどこういうハナシが持ち上がった時に石原慎太郎の意見をすぐ拝聴しに行くのは、芸能界でなんか持ち上がった時にデビ夫人の意見を聞きに行くのを連想させるので、やめてほしいと思う。どっちも、何言うかは大体想像つくしな。
 鳥越俊太郎の番組でホームレスを追っている。地方公務員である父はホームレスというのは公共の保護を拒否しているだけの人々だと言うが、今の自分の社会的立場を考えると限りなくホームレスの人々に近い位置にいるはずで、とてもヒトゴトには思えない。もし今、両親ともおらず、アパートを追い出されたら、身分証明も保証人も住所もない人物なわけだから、常々したたかさに欠けると自覚している自分など、すぐに凍死か餓死だろう。
 妹(ダンサー)が持っているビデオソフトで、スタンリー・ドーネン/ジーン・ケリー監督「雨に唄えば」を見せてもらう。恥ずかしながら初見です。シド・チャリシーの出演シーンがやたら長いのが意味不明(笑)な以外はやはりの傑作。ケリーも良いが、ドナルド・オコーナーの1人踊りはほとんどディズニー・アニメなみのトリッキーさで、容易には忘れがたい。さらに同コンビの監督による「いつも上天気」。こちらは音楽がアンドレ・プレヴィン!ジーン・ケリーをふくめた旧友三人が再会するも、すっかり冷めた互いの仲に、「来たのは失敗だった」と、店の中に流れるワルツにあわせて心の中で三重唱をするシーンが笑える。さすがのセンス。ストーリーの展開はちょっとどうかなと思わせる部分もあるが、目頭が熱くなるのはこっち。ミュージカル映画を集中的に見てみようかなという気にさせられた。
■1/13(土)
 グリー時代の先輩同輩らとささやかに新年会‥‥との予定だったのだが、相変わらず定時にはあがれず、結局二次会から参加。新宿コマ近くの歌広場にて。空腹ゆえメシばっか食ってあんまり歌わなかったが‥‥。もっとも、歌える曲がないということもあるが。解散後、落合のジョナサンで隆慶一郎「影武者徳川家康」を読みながらピラフなど食う。プラス100円でワインを注文したら、ミニボトルが出てきた。ラベルを見てみるとメルシャンがジョナサン用に作ってるモノらしいが、100円でボトルとはごうぎな、と思っていると、店員さんが出てきて「スミマセン、こちらの手違いでボトル出してしまいました。ですが今回はサービスさせていただきますのでそのままお召し上がりください」とのこと。有り難い話だが、ミニとはいえ赤をボトル一本あけるのはオレにとっては困難な作業なんだが。ということでチビチビとやりながら「影武者徳川家康」上巻を読了するまで滞在。その後早朝2番目の新幹線で新潟へ。
■1/11(木)
 仕事場のスタッフが相次いで休み、地獄を見る。仏滅ゆえか。
■1/10(水)
 昼休みにチケットショップで東映と東京テアトルの株主優待券を購入、仕事あがってからそれを握って新宿東映へ。何を見るかっていったら深作欣二監督「バトル・ロワイヤル」だっ。すでに2000年ベスト10に入れてしまったが、ひじょーに正しいジュヴナイル映画。原作ファンと冷めた若者は非難の嵐らしいが、個人的には完全擁護したい。演技過剰や、なんか誤解してねーかというメッセージが目につく、まあそれは否定しまい。しかし思い出してみれば、超面白かった「いつかギラギラする日」なんかも、主人公のイマワの際のセリフは「ロックやろうぜ」だったし(笑)、誤解や過剰はむしろ90年代深作の持ち味と理解したい。三途の河強行渡河的傑作「仁義の墓場」も過剰のカタマリ。過剰なくして傑作なし。笑ってる観客もいるが、それでいいのだ。
■1/8(月)
 仕事始め。7時半頃早めにあがる。休みの間出ていた給料を引き出してタワレコに走る。値下げ中のRCAレッドシールで小澤/トロント響による武満徹「ノヴェンバー・ステップス」ほか:ファジル・サイのピアノによるガーシュウィン作品集:エリック・ドゥマルサンによる映画「影の軍隊」サントラ:トレヴァー・ジョーンズによる映画「13デイズ」サントラ:そして大物、アルヒーフから出ているヴァルヒャのバッハ・オルガン作品集全12枚組!しかもポイントカードの刻印点数が二倍になるセールとのことで、アッという間に100点・3000円分たまってしまった。何に使おうかなー。
 そんな事があった一方、携帯をポケットからトイレに落として壊してしまうというブルーな出来事も。
■1/7(日)
 TBSの「噂の!東京マガジン」で、別府競輪の場外車券売場が住民の大反対を押し切って日田市に作られようとしている、という問題を取り上げている。日田で売った車券のアガリは数%を残してすべて別府が持っていく仕組みで、現地にとってはなんのメリットもない。逆に日田住民はギャンブル場ができることによる風紀の乱れ、交通量の増加による危険度アップを心配して、市長以下住民の7割が反対しているのにも関わらず別府は中央省庁の認可をとって建設を強行しようとしているとか。両市長のセキララなケンカっぷりが面白い。どう見ても別府市長の方がバカ殿って感じだが。いちおう公人たるもの、もう少し恥ずかしくない政治姿勢を見せるべきではないかという気がするのだが、ことギャンブルの巨額のアガリがからむと、これほど欲望一直線の姿勢をヴィヴィッドに出せるのかと、そんなことに感心してしまった。
 新幹線で帰京。
■1/6(土)
 弥彦村「ロマンの泉美術館」でルイ・イカール展を見る。以前、なま大で日本のエンゼル像について論じた際にふれたことがあるが、弥彦の農村地帯にたたずむ小さな美術館で、館長はかの「薔薇族」を編集していた詩人、伊藤文學氏。以前はフォン・バイロス他の蔵書票(エクスブリス)展示が中心だったが、弥彦村に貸し出していたルイ・イカールの作品群を今回返却してもらって新たに加え、蔵書票とイカールを中心とした美術館となったとのこと。イカールの作風は個人的にはあまり好みではないが、蔵書票の方はいつ見ても素晴らしい。会ったこともない人々の蔵書にかつて貼られていた「書物愛」のシンボルの群れ。大樹のふもとで大判の学術書をひもとく自分(?)を描いた"Dr."の称号を冠する人物の蔵書票、妖精に囲まれながら絵本をめくる笑顔の少女を描いた某夫人の蔵書票、美しい田園にむけて開かれた窓からふきこむそよ風が窓際に置かれた書物の頁をぱらぱらとめくっている様。このような各人各様の「書物愛」がせいぜい5センチ四方の紙片に凝縮されて刷り込まれたものが、ずらりと展示されている。このこと自体が実にロマンティックな出来事ではなかろうか。最近は美術館の方は全然のぞかないで、館内のレストランを利用するだけの来訪者が増えてしまっているとのことで、実に勿体ない話である。弥彦村にお立ち寄りの際は是非ご訪問を。
■1/5(金)
 レイトでロジャー・ドナルドソン監督「13デイズ」を見る。まったく期待してなかったのだがフタを開けてみるとポリティカル・サスペンスのなかなかの秀作で、ドナルドソン/コスナー組としては「追いつめられて」以来の当たり。コスナーよりも脇をシッカリ固める俳優陣が光っている。これだけの群像劇を27歳で書き上げた脚本家は偉いの一言。
■1/4(木)
 WOWOWでスタンリー・ドーネン監督、ヘプバーンとアステア主演のミュージカル「パリの恋人」を見る。最初は「ポリー・マグーお前は誰だ!?」かと思った(笑)。まああっちがパクってんだろうけど。序盤はナイスながら終盤にいくにつれて平板になっていく。残念。つづけてボブ・フォッシー監督の「スイート・チャリティ」というのが始まったが、見てるとモロにフェリーニの「カビリアの夜」のリメーク。だがシャーリー・マクレーンにはジュリエッタ・マシーナの代わりはとても務まらん。見ててツラくなってきて中断。マイカルに「チャーリーズ・エンジェル」二度目を見に行く。何度見ても素晴らしい。この若草物語+007的テイスト。しかし、トム・グリーンってどこが面白いんだかこの映画からは不明。ドリューの母性本能爆発っぷりが確認できるのみ。
■1/3(水)
 なにしろ実家にはWOWOWがあるので映画には不都合ない‥‥のがこれまでだったのだが、今年の年頭ラインナップはヘボい。「恋に落ちたシェークスピア」とか、んなもん何度も見ねーよ。古い映画も殆どやらねえし困るのだ。深夜シェカール・カブール監督「エリザベス」を見るが、まあ日本人のコスチューム・プレイ嫌いを加速させる程度が関の山のデキ。これから面白くなりそうってとこでサックリ終わってくれて怒り心頭。
■1/2(火)
 WOWOWでスティーブン・ソマーズ監督「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」見る。日テレで時々やる長編ルパンみたいな映画。しかも、山田ヤスオ没後の。
 気をとりなおしてレイトでマーティン・キャンベル監督「ヴァーティカル・リミット」見る。最初の方は期待させるが‥‥パキスタン軍の弾薬庫からニトロを運び出す時点で、既に容器からニトロが漏れていたりする。すげえ。この基地、十回くらい爆発壊滅してるんじゃないのか。イザベル・スコルプコが出ているのが良い。(別に演技が良いわけではなく、出ているのが良いというだけ。)
■1/1(月)
 21世紀。カクベツ初詣に出るあてもなく、やはりマイカルへ。グレゴリー・ホブリット監督「オーロラの彼方へ」。意外な展開とは聞いていたが、ナルホドねえ‥‥映画の中盤で突如ジャンルが変わる映画(笑)。ジム・カヴィーゼルが好演。映画サービスデーで1000円均一という強みを生かし、レイトでラース・フォン・トリアー監督「ダンサー・イン・ザ・ダーク」二度目。ビョークの書いた音楽はどれもなかなかのモノだが、"New World"は何度聞いても涙腺が緩む泣かせ曲。しかし映画は見るほどに主人公に感情移入不能になっていく。客観的に見ることができてはじめて真価が分かる映画ではあるが、愛せない。31/1/2の三日間はレイトの後にさらにミッドナイト・ショーがあるということで、ウイリアム・フリードキン監督「エクソシスト ディレクターズ・カット版」を見る。さすがに見てて疲れたが、サブリミナル的シーンの頻発に肝を冷やされる。オレが10コ若かったら絶対夢に出るぞ、アレ。これまでの公開版よりもこちらの方が断然面白くなっていると思う。「オーメン」と抱き合わせてオールナイトとかやんないかなあ。
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