2002/12/8「記録」
今年の夏にめでたく結婚した某H氏が自宅を購入
引越し3週間目にして初のお宅訪問
現場は船橋と西船橋の間
東関東自動車道の船橋出口を出てすぐの所
新築だけあってキレイでよい家だ
この家が後々本当の”現場”になる
当日集まった人間は10名
私達は1時頃の集合に少し遅れて到着
ダイニングテーブルで軽く食べながらお喋りをするもの数名
ソファーで同じく会話を楽しむ者数名
いのみちが来るとの事だったので結婚祝いの花束を用意
贈呈
思わず花屋にあった「唐辛子」が目についてはなれなくて
入れてみたのだが気に入ってもらえただろうか
重要人物である潮田は未着
いつもと変わりないありそうな風景だったのだが何か違う空気を感じた
私はそう記憶している
あまり見かけない顔
某H氏の結婚式の司会をやった落○氏が居合わせたためなのか
それともただ寒かっただけなのか
今となっては定かではない
ただその落合氏もこの物語の重要人物の一人だ
集合はゲーム大会との事だったのだがとしきさんが不参加
これで飲み会になる事決定
それも一つ引き金だったように思える
そうこうしている間に潮田登場
増える一方の酒量を補うべく買出し部隊出動
この時点で徹っちゃんが仕事場へ向かう
彼も忙しいようだ
買出しから帰ってくるとずいぶん盛り上がっている室内
奥様の乾杯の音頭が何回も響き渡る
さらに増える酒量
かんぱーい
少しの間テーブルから離れソファーでとしきさんからの新築祝い
「テトリス繋げて陣地を確保」ゲームをしていると
台所で動き
高笑い
薄々感じていた”何か違う空気”が目の前に具現化し始めた合図だったのかもしれない
酔った勢いで自ら新品の冷蔵庫の製氷器を割る奥様
自らの行動に大笑い
まだ宵の口もいい所
そんな時間にすでにできあがっている一同
石くんは「家で用事があると」帰宅・・・
ベストなタイミングで席を立った彼の選択も間違いではない
ただこれから起きる出来事に巻き込まれなかったのが
幸福なのか不幸なのか・・・
私には判断がつかない
もちろんこの場合の"幸福"とは「ネタにできる」等の喜びであって
一般的な"幸せ"とはかけ離れている事を明記しておく
いつの間にやらいのみちが視界から消える
潮田は勝手に寝始めた
時折思い出したようにぶつぶつ言ってるが朋子とJonnyがお付き合い
私は大きくて重たい年上 落○氏の"お守り"
太った体が何かを求め あっちへふらふらこっちへふらふら
「イカ墨スパゲティーを作れぇ」と旦那に命令し
たまにちょっかいを出しに来る奥様をなだめすかしつつ
お守りは続く
酒に飲まれた大きな子供のお守りの話しは
いまだ歯に衣着せる自信がない
公共の場所であるWeb上では控えておこう
その後Jonnyが変わってくれるまで暫くお守りは続いた
そのJonny曰く
「おまえらだけ楽しそうに酔ってずるいな」とのこと
今回の更新で何か気がついた事がないだろうか
・・・そう・・・
あの「酒=Jonny/Jonny=酒」とまで言われる
天才酔っ払いの彼の姿が見えないのだ
もちろん飲んでいなかったわけではない
ただ周りの情況を見て酔えなかった
彼らしくない失態である
「Jonnyにも見せ場を作ってあげてから酔うべし」
彼の保護条例にまた新しい一条が追加された
いのみちにお迎えが来た
それを気にこの惨状を脱しようと解散の声
さすがの惨状の跡に一人でいるのが辛かったのだろう引き止められる 快諾
○合氏とJonnyを某H氏が運んで行く間 片付けをする
朋子に台所で洗い物をしてもらい
私は飛び散ったピスタチオやピーナッツの殻
いつの間にか移動した椅子などを片付ける
その間も潮田はテーブルに危ういバランスでつっぷし
奥様は二階のベットの中
H氏が帰ってくるのを待って
パン焼き機のパンを試食
心底疲れた彼の周囲に香ばしいパンの香りが漂った
その夜 降り始めた雨は遅くに雪になった
・・・東京の初雪だった
完
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