ポエム

  クリスマス・イブ

僕が君に会ったのは一度だけ
でももう会うことはない
もう二度と会うことはできない
君は僕達の前から姿を消した
さよならも言わずに
思い出を残して

運命に気付いていなかった頃
あの日に戻れたらいいのに
そうすれば君を救えるのに

君の夢や希望
それはきっとかなうだろう
そして幸せになるだろう
そんな思いは涙と一緒に流れ落ちた
君のことを思うと胸が痛くなる

僕達は君のことを忘れない
僕達にたくさんの夢を与えてくれた
19年と11カ月を精一杯生きた
志賀真理子さんへ

      ****/12730
 
 


(スタジオぴえろファンクラブ会報「PIERROT SHIMBUN」1990年2月(34号)掲載)

(注釈)
・伏せ字の部分は、僕の名前です。
・12730は、僕の会員番号です。
・会報は、縦書きです。
・僕が作った詩の原稿とは、一部異なっています。
 すなわち、ぴえろさんの方で勝手に修正されています。
 でも修正後の方がよい詩になっていると思うので、修正後のものを掲載します。
 

 
 

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