このネタは 6月20日(日)深夜に公開されたものです

爆笑ネタその.190

☆このネタはハーベストナイト・TASKさんに送らせて頂きます。☆

ペンネーム
宇多田カルビさん(応募ありがとう!!)
テーマ
西麻布のサル
ネタ
 梅雨に入るとジョギングを始める。その為暑くなると断念してしまい、
毎度長続きしないのだが、昨年暮に購入したこのマンションで暮らし始めて
以来、夜間の"騒音"に悩まされてる事も、実は走り始めた原因のひとつだ。

例えば、壁伝いにしばしば聞こえてくる、何やら「男女の営み」の

ごとき声!、そればかりではない、他にも..いやよそう、恐らくは
自らのストレスも原因だったのだ、こうして走り始めてからというもの
一向に気にならなくなってしまった、そもそも「声をさかんにアゲてる
とき、アップテンポ
」で、「声がオサまるとスローバラード」のBGM、
しかもそのタイミングも一定では「単なるAV」だった可能性の方が
高い(、勿論ワザワザ「確かめる」訳、無い)。第一本当に癇にサワる
のは、あのヘタクソな「ベースかナンかの音」の方なのだ、おおかた
"ミュージシャン志望"かなんかだろう、"プロ"でも目指してんダロか?
今どき・・、ま、いずれにしろ「音の大きさ」だけではないのだ、
人それぞれに不快に感じる"音"は..そンなコんなでジョギングにも一層
拍車がかかり、先日は気付くとついに渋谷区まで、走ってしまっていた。
その反省(?)に立ち、なるべく、この港区界隈から出ないよう心がけ、
〜 要するに「走ってる内に"道に迷って"遠くに行ってしまう」のダ 〜
おとといは"麻布周辺"を走るに留めた。ジョギング後の朝食は格別だ、
ふとTVに目を向けると「西麻布にサル出没」、ふーん...アりゃっ
たった今俺が走ってたトコじゃん!しかもまだ捕まって無いンだって?!
(そういや警官が、なんで"網"を持ってたンダ?)、気をつけよッと、
”間違われない”よ-に。
別に関係ないかも知れないが、何となく間違われない(?)様な気がして、
あくる日から"明るい内は"、走らない事にした。でも毎日走る訳では無い、
ヒザも痛いし、そこで「寝酒」でも買いに行こうとドアを開けると、やャっ
今度は向いの部屋から”男女の営み”の..!!、BGMも無いから今度は
"本物"、もとい「本番」か(、それともイタコごっこでもしてンのかナ?)
そこで思わず私が口にしたのは
        「西麻布の猿かっ?!」
アノ声が、"アップテンポ"の状態のまま「中断」したような気がした。
管理人コメント いっやぁー。久し振りの長編、たのしかったっす。
隣人は見栄を張ってるつもりなのか・・・。

1回確かめて見てわどうか。
・・・・・とりこまれちゃったりして。やられちゃうとか。

こわ。



爆笑ネタその.191

☆このネタはハーベストナイト・TASKさんに送らせて頂きます。☆

ペンネーム さくさくさん(応募ありがとお。)
テーマ あたりや
ネタ  それは、ある日のこと。

県道沿いの家の庭で友人あいちゃんが犬とあそんでました。
「あはは、ラッシーったら、あははは・・・。」楽しそうなあいちゃん。
「そら、ボール投げるよ!ラッシーとっといで!」あいちゃんはかなり気合が入っていたらしく、
ボールは庭を超えて県道まで、すっとんでいきました。
おそらく、ラッシーはご主人様の命令に背くとえらいことになってしまうと、
恐れていたのかもしれません。

そうです、ラッシーは思いっきり県道に飛び出してしまいました。
どっがーーーん。
ちょうど、家の前を通った車に見事ぶつかり、ラッシーはコロンと道に転がりました。
「きゃーーーー!!ラッシーーーーーー!!!!」
あいちゃんが抱きかかえて頭をなでてやっても、ラッシーはピクリともしません。
「すみませんっほんとに、ごめんなさいっ!!」
車の運転手であるおじさんも慌てて出てきましたが、全く動かないラッシーを見て、泣きそうだったそうです。
「あの・・・どうかこれで、・・わんちゃんのお墓でも・・・
ほんとにごめんなさい・・」
手に握られていたのわは、2枚の一万円札でした。
おじさんは、助手席のドアがべっこりへこんでいるのもかまわず、ひたすら謝り倒して
去っていったそうです。

おじさんが去ったちょうど一分後。
死んだはずのラッシーがむくりと起き上がり
何事もなかったかのように家の中へ
入っていきました。
あいちゃんはダーっと流れていた涙をピタリと止めて、
こいつは、使える」と思ったそうです。

それから、ラッシーは本名で呼ばれることはなくなりました。
新しい名前は、「あたりや」です。
そして、あいちゃんは今日も「あたりや」がいいかげんへこんでしまうまで、
県道に向かってボールを投げつづけています。
おわり。
管理人コメント これねぇ。いいっす。
味をしめてしまったわけです。

名前が「ラッシー」なのも素敵です。

時代を超えても、「ラッシー」は 人助けをするのだ。

ばうばう。