爆笑ネタその.190
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宇多田カルビさん(応募ありがとう!!) |
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西麻布のサル |
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梅雨に入るとジョギングを始める。その為暑くなると断念してしまい、 毎度長続きしないのだが、昨年暮に購入したこのマンションで暮らし始めて 以来、夜間の"騒音"に悩まされてる事も、実は走り始めた原因のひとつだ。 例えば、壁伝いにしばしば聞こえてくる、何やら「男女の営み」の ごとき声!、そればかりではない、他にも..いやよそう、恐らくは 自らのストレスも原因だったのだ、こうして走り始めてからというもの 一向に気にならなくなってしまった、そもそも「声をさかんにアゲてる とき、アップテンポ」で、「声がオサまるとスローバラード」のBGM、 しかもそのタイミングも一定では「単なるAV」だった可能性の方が 高い(、勿論ワザワザ「確かめる」訳、無い)。第一本当に癇にサワる のは、あのヘタクソな「ベースかナンかの音」の方なのだ、おおかた "ミュージシャン志望"かなんかだろう、"プロ"でも目指してんダロか? 今どき・・、ま、いずれにしろ「音の大きさ」だけではないのだ、 人それぞれに不快に感じる"音"は..そンなコんなでジョギングにも一層 拍車がかかり、先日は気付くとついに渋谷区まで、走ってしまっていた。 その反省(?)に立ち、なるべく、この港区界隈から出ないよう心がけ、 〜 要するに「走ってる内に"道に迷って"遠くに行ってしまう」のダ 〜 おとといは"麻布周辺"を走るに留めた。ジョギング後の朝食は格別だ、 ふとTVに目を向けると「西麻布にサル出没」、ふーん...アりゃっ たった今俺が走ってたトコじゃん!しかもまだ捕まって無いンだって?! (そういや警官が、なんで"網"を持ってたンダ?)、気をつけよッと、 ”間違われない”よ-に。 別に関係ないかも知れないが、何となく間違われない(?)様な気がして、 あくる日から"明るい内は"、走らない事にした。でも毎日走る訳では無い、 ヒザも痛いし、そこで「寝酒」でも買いに行こうとドアを開けると、やャっ 今度は向いの部屋から”男女の営み”の..!!、BGMも無いから今度は "本物"、もとい「本番」か(、それともイタコごっこでもしてンのかナ?) そこで思わず私が口にしたのは 「西麻布の猿かっ?!」 アノ声が、"アップテンポ"の状態のまま「中断」したような気がした。 |
管理人コメント | いっやぁー。久し振りの長編、たのしかったっす。 隣人は見栄を張ってるつもりなのか・・・。 1回確かめて見てわどうか。 ・・・・・とりこまれちゃったりして。やられちゃうとか。 こわ。 |
爆笑ネタその.191
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ペンネーム | さくさくさん(応募ありがとお。) |
テーマ | あたりや |
ネタ | それは、ある日のこと。 県道沿いの家の庭で友人あいちゃんが犬とあそんでました。 「あはは、ラッシーったら、あははは・・・。」楽しそうなあいちゃん。 「そら、ボール投げるよ!ラッシーとっといで!」あいちゃんはかなり気合が入っていたらしく、 ボールは庭を超えて県道まで、すっとんでいきました。 おそらく、ラッシーはご主人様の命令に背くとえらいことになってしまうと、 恐れていたのかもしれません。 そうです、ラッシーは思いっきり県道に飛び出してしまいました。 どっがーーーん。 ちょうど、家の前を通った車に見事ぶつかり、ラッシーはコロンと道に転がりました。 「きゃーーーー!!ラッシーーーーーー!!!!」 あいちゃんが抱きかかえて頭をなでてやっても、ラッシーはピクリともしません。 「すみませんっほんとに、ごめんなさいっ!!」 車の運転手であるおじさんも慌てて出てきましたが、全く動かないラッシーを見て、泣きそうだったそうです。 「あの・・・どうかこれで、・・わんちゃんのお墓でも・・・ ほんとにごめんなさい・・」 手に握られていたのわは、2枚の一万円札でした。 おじさんは、助手席のドアがべっこりへこんでいるのもかまわず、ひたすら謝り倒して 去っていったそうです。 おじさんが去ったちょうど一分後。 死んだはずのラッシーがむくりと起き上がり、 何事もなかったかのように家の中へ 入っていきました。 あいちゃんはダーっと流れていた涙をピタリと止めて、 「こいつは、使える」と思ったそうです。 それから、ラッシーは本名で呼ばれることはなくなりました。 新しい名前は、「あたりや」です。 そして、あいちゃんは今日も「あたりや」がいいかげんへこんでしまうまで、 県道に向かってボールを投げつづけています。 おわり。 |
管理人コメント | これねぇ。いいっす。 味をしめてしまったわけです。 名前が「ラッシー」なのも素敵です。 時代を超えても、「ラッシー」は 人助けをするのだ。 ばうばう。 |