まだ作りかけですが，平安期〜戦国前期までの概略です。
今後，詳細の追加と，戦国後期以降を追加する予定です。
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源義光，誕生。
源義家，常陸太田の勝楽寺に投宿。
源義業，新羅三郎義光の嫡男として誕生。
源義光，兄義家援助のために奥州に下向し，左兵衛尉を解任さる。（後三年の役）
二代源隆義，初代源昌義四男として誕生。
源義光，三井寺にて死去。７３才。
源昌義，常陸佐竹郷に住する。
源義業，死去。５７才。
佐竹昌義，馬坂城を占領する。
佐竹昌義，死去。
三代佐竹秀義，隆義ニ男として誕生。
源頼朝，常陸国に出立。（佐竹征伐）
隆義嫡男佐竹義政，常陸国府大矢橋において上総介平広常に謀殺される。
源頼朝，金砂山城を落とす。
昌義嫡男大掾忠義，討ち死。
佐竹秀義，花園山へ敗走。
佐竹隆義，死去。６６才。
四代佐竹義重，誕生。
佐竹秀義，源頼朝に臣下の礼をとり，奥州藤原氏征伐に従軍。
五代佐竹長義，誕生。
承久の乱。
佐竹秀義，北条泰時軍に参陣し，宇治川の合戦で軍功あり。
佐竹秀義，鎌倉名越邸にて死去。７５才。
六代佐竹義胤，誕生。
佐竹義重，死去。６７才。
七代佐竹行義，誕生。
佐竹長義，死去。６６才。
佐竹義胤，死去。５２才。
八代佐竹貞義，誕生。
佐竹行義，死去。４３才。
九代佐竹義篤，誕生。
佐竹貞義，剃髪し上総入道道源と称す。
佐竹義篤，家督を継ぐ。
佐竹貞義，鎌倉幕府による笠置攻めに参加。
このときの功により，佐竹氏として初めて常陸国守護職に任じられる。
新田義貞の攻撃により，北条高時自刃。鎌倉幕府滅びる。
足利直義，成良親王を奉じて鎌倉に下向。
佐竹貞義，この頃足利氏に帰参。
足利直義，佐竹貞義と鹿島氏の領地問題を裁定する。
足利直義，佐竹貞義に宮山村押領を命じる。
中先代の乱。
北条時行，鎌倉守護の足利直義を破る。
武蔵国鶴見の合戦で貞義五男佐竹義直，討ち死。
足利直義，佐竹貞義の救援で三河に逃れる。
足利尊氏，北条時行を破り鎌倉入り。
足利尊氏，後醍醐天皇の帰京命令を無視。
足利直義，新田義貞を討つため佐竹貞義に催促状を送る。
足利直義の軍勢に佐竹義篤・義春・師義の名あり。
北畠親房・顕家親子，陸奥国多賀城を発向。
佐竹貞義，一族郎党を佐竹楯に集め北畠顕軍を迎え撃つ。
新田義貞，三河国矢作川で高師泰を破る。
この頃，細川定禅・赤松円心挙兵。（尊氏方）
佐竹貞義，多賀郡甕甕の原にて北畠軍と合戦。
敗走して西金砂山城に籠城。
新田義貞，駿河国手越河原で足利直義を破る。
佐々木道誉，公家方に寝返る。
足利尊氏，相模国箱根竹の下で新田義貞を破る。
佐々木道誉ら，尊氏方に寝返る。
軍記に「（佐竹義篤）弟義春・師義共に（尊氏に）従い，京師に赴く」とある。
普門俊清，越中で挙兵。（尊氏方）
後醍醐天皇，楠木正家を常陸に派遣。
足利直義，近江国宇治川で千種忠顕と合戦。
細川定禅，脇屋義助を破り入京。
後醍醐天皇，比叡山に逃亡。
足利尊氏，入京。
公家方結城親光討ち死。
北畠親房・顕家親子，近江国に入る。
北畠親子・新田義貞ら，京洛中で足利尊氏を破る。
佐竹貞義，常陸国久慈西郡瓜連城に立篭る楠木正家を攻める。
佐竹義冬，久慈郡西ノ役で討ち死。
楠木正成，摂津国打出浜で足利尊氏を破る。
佐竹義春，足利直義の危機を救い，重傷を負う。
足利尊氏，兵庫から九州へ出航。
足利尊氏，佐竹義篤に東国鎮護を命ずる。
佐竹義篤・義春，常陸国に帰る。
足利尊氏，筑前国多々良浜で菊池武敏を破る。
佐竹師義，従軍。
新田義貞，播磨国白旗城の赤松円心を攻める。
北畠顕家，陸奥国へ帰る。
足利尊氏，博多を発し，備後国柄津に至る。
佐竹（師義），従軍。
足利尊氏，兵庫湊川で新田義貞を破る。
楠木正成，討ち死。
佐竹（師義），従軍。
足利尊氏，入京。北朝樹立。
斯波高経・佐々木道誉ら，比叡山を囲む。
新田義貞，京に侵攻。敗北。
千種忠顕・名和長年，比叡山にて討ち死。
足利尊氏，佐竹貞義に書状を送り，一族の忠死を賞す。
新田義貞，越前国金ヶ崎に入城。
千葉貞胤，尊氏方に寝返り。
佐竹貞義・義篤親子，瓜連城を落とす。
高師泰，越前国金ヶ崎を落とす。
足利尊氏，佐竹貞義を陸奥国雅楽庄地頭職に任じる。
一色範氏，尊氏方として肥後国犬塚原に出陣。
北畠顕家，陸奥国霊山を出向。
北畠顕家，下野国小山城を落とす。
小山朝氏，公家方に寝返り。
北畠顕家，鎌倉占領。
尊氏方斯波家長討ち死。
北畠顕家，美濃国青野原で土岐頼遠・今川範氏を破る。
高師泰・佐々木道誉ら，美濃国青野原に布陣。
北畠顕家，大和国に入る。
高師直，大和国般若坂の合戦で北畠顕家を破る。
高師直，和泉国石津で北畠顕家を破る。
北畠顕家・名和義高討ち死。
斯波高経，越前国藤島で新田義貞を破る。
新田義貞討ち死。
高師直，石清水八幡で北畠顕信を破る。
石清水八幡を焼く。
後醍醐天皇崩御。
足利尊氏・直義兄弟，天龍寺落慶供養に参拝。
佐竹義篤，随行する。
佐竹師義，後陣の随兵として参列。
十代佐竹義宣，誕生。
足利直義・高師直対立（観応の擾乱）
高師直方に佐竹師義の名あり。
佐竹師義，摂津国松岡城にて畠山国清と戦い，討ち死（？）
足利尊氏，新田義宗・義興，上杉憲顕らと戦う。
佐竹義篤・師義，軍勢に名を連ねる。
佐竹貞義，死去。６６才。
足利直冬，京の足利義詮を攻める。
足利尊氏，足利義詮を救援のため，京に向けて鎌倉を出立。
京上軍の先鋒に「佐竹（師義？）」の名あり。
足利尊氏，後光厳天皇を奉じて近江国武佐寺に逃れる。
佐竹右馬頭・同兄弟一族も同行したと記録あり。
佐竹義宜，家督を継ぐ。
東寺合戦に佐竹一族が参加する。
足利尊氏，死去。
鎌倉府の執事畠山国清（道誉），東国軍を率いて上洛。
軍勢の中に佐竹刑部大輔の名あり。
佐竹義篤，死去。５２才。
足利基氏，宇都宮氏綱・芳賀禅可と岩殿山合戦。
佐竹義宜，先鋒を勤める。
十一代佐竹義盛，誕生。
佐竹義宣，死去。４４才。
上杉竜保丸，上杉憲定二男として誕生。
佐竹義盛，鎌倉名越邸にて死去。４３才。
竜保丸，常陸太田城に入り家督を継ぎ，十二代佐竹義憲となる。
佐竹義憲，改名して佐竹義人となる。
十三代佐竹義俊，誕生。
佐竹義俊，家督を継ぐ。
十四代佐竹義治，誕生。
佐竹義俊，実弟佐竹実定に追われ孫根城へ逃れる。
佐竹実定，病死。
佐竹義人，死去。６８才。
佐竹義俊・義治親子，太田城に復帰。
十五代佐竹義舜，誕生。
佐竹義俊，死去。５８才。
佐竹義治，死去。４８才。
佐竹義舜，家督を継ぐ。
山入義藤，江戸氏らと共に謀反。
佐竹義舜，大山孫根に脱出。
山入氏義，孫根攻め。
佐竹義舜，金砂山に脱出。
金砂山合戦。
佐竹義舜，山入氏義に大勝。
佐竹義舜，岩城氏の援軍を得て太田城を奪還。
十六代佐竹義篤，誕生。
佐竹義舜，死去。４８才。
十七代佐竹義昭，誕生。
佐竹義篤，死去。３９才。
十八代佐竹義重，誕生。
十九代佐竹義宣，誕生。
秋田二代佐竹義隆，誕生。
佐竹義重，狩猟中落馬により死去。６６才。
佐竹義隆，家督を継ぐ。
佐竹義宣，江戸神田邸にて死去。６４才。
佐竹義隆，死去。６３才。
この年表は，私DDTが佐竹氏関連のコンテンツを作成するなかで，必要に迫られ作ったものです。
元資料は，「佐竹氏物語」「佐竹新太平記」「中世歴史叙述の展開」「SIMULATOR32号」等です。
考証等はしていませんので，誤記や間違いを発見されましたらご連絡ください。
なお，カッコ内は筆者の注釈です。
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