Sheryl Crow
Tuesday Night Music Club
(A&M:1993年)
かのヒュー・パジャム制作ヴァージョンをお蔵入りさせてしまい、慣れ親しんだ仲間達だけ作った1st。当時の彼女は70年代のロック、特にカントリーの雰囲気を色濃く漂わせた音作りが印象的だったね。「All I Wanna Do」のヒットもあったけど、グラミー賞3部門独占はちょっとした「事件」だったと思う。全米では400万枚以上売ったらしいが、このアルバムから
アラニス・モリセット
を経て女性シンガー・ソング・ライター隆盛への流れを作ったと言えるんじゃないかな。
The Globe Sessions
(A&M:1998年)
今やすっかりグラミーの常連で大物感の漂う彼女だけど、自分のやるべきことはしっかりわかってるみたいね。前作ではかなりハードな内容で世間を騒がせたけど、今作の音は1stと2ndの合間くらいの内容になってる。あくまで曲重視という姿勢が、今後の活躍も保証してると思ったね。チャド・ブレイクの仕事ぶりもさすがだし、どちらかと言えば1stの方が好きなオレにとってはヴァラエティ豊かだし良い仕上がりになってると感じた。女性シンガー・ソング・ライターなんて肩書きはもういらないでしょ。完成度高し。これまた傑作。
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