Ocean Colour Scene



Moseley Shoals

(Universal:1996年)





 間違いなく傑作。文句無し。1曲目から最後まで、一切駄曲がない。モロ俺好みな音作りだし。96年のベスト3に入るね。やっぱりギターのスティーヴがポール・ウェラーのバンドで演ってたという点がデカイと思う。白人が黒っぽい音をかっこよく出すのって、こういうやり方しかないと思うな。ソウル系は無理があるよ、やっぱ。イギリスのバンドって、必ずどっかにビートルズの影響が出るもんなんだけど、これだけちゃんと吸収して、しかも自分達の音にしてるっていうのはスゴイ。はっきり言ってオアシスよりもオレはこっちの方が好き。







One From The Modern

(Universal:1999年)






1. Profit In Peace 8. Jane She Got Excavated
2. So Low 9. Emily Chambers
3. I Am The News 10. Soul Driver
4. No One At All 11. The Waves
5. Families 12. I Won't Get Grazed
6. Step By Step 13. Carnation
7. July 14. Flood Tide Rising

※ 13. 14. : 国内盤のみ収録ボーナス・トラック
 手に取って、試聴することもなくレジへ持っていった。 買った後、「あぁ、オレの中でOCSってそういうアーティストなんだなぁ」って再認識させられた。で、やっぱりハズさない。ファンなら大満足の出来、ってところでしょう。今までのようにグイグイと迫るギターも健在だけど、音はよりシンプルに。ジャムのカヴァーもあり、コラージュにも新たな試みを見せつつ、静かにリスナーを熱くさせるサウンドは「モッド」と一言でかたずけるにはあまりにもソウルフルである。




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