News Letter n.22 [初出2010.4;更新2023.9]

ニューズレター(vol.22)

Table of Contents

第22回日本ソール・ベロー協会大会のお知らせ

《プログラム》

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【2009年度会員ベロー関係活動報告】

(2009年4月1日~2010年3月31日)

《著書》

  • ・佐川和茂(青山学院大学)『ホロコーストの影を生きて―ユダヤ系作家の表象と継承』(三交社、2009年5月)
     ベロー関係としては、「第2章 ソール・ベローとホロコースト文学」(36-63頁)

《論文》

  • 岩橋浩幸(大阪大学・院)「The Adventures of Augie Marchにおける饒舌の二つの型と回顧録形式」『関西アメリカ文学』46(日本アメリカ文学会関西支部、2009年10月30日):5-18.
  • 橋本賢二(大阪教育大学)「「演じてみせること」と「語って示すこと」―ソール・ベロー「壊し屋」での挑戦―」
    要旨:ノーベル賞作家ソール・ベローは劇作家としての側面も持っているが、そのことはほとんど顧みられたことがない。1956年の一幕劇 “The Wrecker”の戯曲を材料として、ベローが演劇というジャンルにおいて取った試みに光を当てる。長篇小説とは異なる「舞台芸術」の特質も同時に垣間見えてくる。
  • 町田哲司(関西外国語大学)「More Die of Heartbreak における死と再生をめぐって」
    Kwansai Review 27(関西英語英米文学会、2010年3月31日):29-39。.

    .《論文・補遺》
  • 岡崎 裕「残滓と肯定―『宙ぶらりんの男』論」『現代と文化』119(日本福祉大学、2009年3月):55-64.
  • 池田肇子「Saul Bellowが描いたポーランド―Mr. Sammler's Planet The Bellarosa Connection」『福岡女学院大学紀要 人文学部編』19(2009年3月):129-46.
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――
    《非会員ベロー関係文献》
  • 柏原和子「John Updikeの現実受容の世界観―Saul Bellowとの比較において―」『関西外国語大学 研究論集』90(2009年9月30日):1-14.
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【協会活動報告】

  •      
  • 2009年4月24日:『ニューズレター』第21号発行
         8月9日:「大会案内」「理事会案内」発送
         9月9日:理事会(於高槻市立生涯学習センター)
         9月9日:第21回日本ソール・ベロー協会大会(於高槻市立生涯学習センター)
    ①開会の辞 町田哲司(会長・関西外国語大学)
  • ②総会 司会:片渕悦久(代表理事・大阪大学)
    ③フォーラム・ディスカッション
    統一テーマ:「More Die of Heartbreak を読む」
    進行:町田哲司(関西外国語大学)
    発題者(50音順)と発題テーマ
    大場昌子(日本女子大学)「More Die of Heartbreak における reality とfantasy について」
    柿崎謙一(金沢医科大学)「『心の痛みで死ぬ人たち』に於ける性のアイロニー」
    片渕悦久(大阪大学)「脱線と反復の一人称語り」
    坂野明子(専修大学)「ヨーロッパ vs.アメリカ」
    佐川和茂(青山学院大学)「More Die of Heartbreak のユーモア」
    伊達雅彦(尚美学園大学)「80年代小説としての More Die of Heartbreak
    町田哲司(関西外国語大学)「Ben とKennethの再生をめぐって」
    懇親会 (龍門)
    2010年1月11日:「日本ソール・ベロー協会2010年度大会予告と研究発表の申し込み募集」発送
  •  
  • 【Keith Botsford氏からのメッセージ】
    Saul Bellow氏の同僚であったKeith Botsford氏より、下記のメールが協会本部に届いておりますので、紹介させていただきます。

    Dear Friend, I have created a new blog with Google Blogger and I want to share it with you.

    Just go to http://trolmagazine.blogspot.com/ and start reading, post comments and let me know what you think. Follow the feed.

    Please share my blog with your friends and family. I look forward to seeing you on my new blogspot.

    Yours, KB
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【東京支部活動報告】


  • 2009年7月29日(於青山学院大学・青山キャンパス)
              発表「バーナード・マラマッドのGod's Graceを読む」
    2009年12月20日(於日本女子大学・目白キャンパス)
              発表「レスリー・エプスタインのKing of the Jewsを読む」
    2010年3月17日(於日本女子大学・目白キャンパス)
              発表「セイン・ローゼンバウムのThe Golems of Gothamを読む」

  • 以上3回の参加者:大場昌子(日本女子大学)、坂野明子(専修大学)、佐川和茂(青山学院大学)、伊達雅彦(尚美学園大学)
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【2009年度会計報告】

(2009年4月1日~2010年3月31日)

収入の部 支出の部
前年度繰越金  2,692 通信関係費  14,240
会費 210,720 大会・懇親会・理事会関係費 81,416
懇親会費 60,000 ISBS 会費 126,946
展示料(大阪教育図書) 10,000 ホームページ関係費 36,144
_ _ アルバイト代 9,000
_ _ 次年度繰越金 15,666
合 計 283,412 合 計 283,412

  2010年4月1日

会長 町田哲司 印

以上の報告に相違ありません。

会計監査 横山哲彌 印

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【お問い合わせ先のご案内、および名簿記載事項の追加・削除等について】


 現在のところ、ベロー協会では、事務局機能を本部の方に移し、一元管理ができるようにしております。
 「お問い合わせ」および「名簿記載事項」の変更(特定項目の削除依頼含む)につきましては、machida@kansaigaidai.ac.jpまでメールで、もしくは573-1001枚方市中宮東之町16-1関西外国語大学・町田研究室まで文書で、お願いいたします。
 「名簿記載事項」の変更につきましては、「会費振込用紙」の「通信欄」をご利用いただいても構いません。通常、振込用紙では、お名前と入金額、入金日のみ確認いたしておりますので、何らかの変更のある方は、かならずその旨、通信欄にご記入くださいますようお願い申し上げます。
 「ニューズレター」、「名簿」、「振込用紙」以外の発送物につきましては、経費削減のため、できるだけメールにて送らせていただいております。迅速な意見の交換にも役立ちますので、ぜひアドレスをお教えください。名簿には、許可をいただいた方のみ掲載いたしております。
 
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              《役員》(2009年4月1日~2011年3月31日)
理事:伊達雅彦(北海道、東北地区)
   坂野 明子(関東地区) 
   大場 昌子(関東地区)
   佐川 和茂(関東地区)
   大工原 ちなみ(中部地区)
   片渕 悦久(関西地区)
   町田 哲司(関西地区)
   渡辺 克昭(関西地区)
   橋本 賢二(関西地区)
   半田 拓也(中・四国、九州地区)
   池田 肇子(中・四国、九州地区)
会長:町田 哲司
代表理事:片渕悦久
名誉顧問:渋谷 雄三郎
     モリス・オーガスティン(AUGUSTINE, Morris J.)
会計監査:横山哲彌
本部:関西外国語大学町田研究室内

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【原稿募集】

 事務局では、ニューズレターに掲載する原稿を募集しております。ベロー研究に関係のあることでしたら何でも結構ですので、本部までお送りください。できれば、添付ファイルにてお願いいたします。

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【会費納入のお願い】

 2010年度会費納入用の郵便振替用紙(日本ソール・ベロー協会:0940-5-109785)を同封いたしております。一般会員は2000円、学生会員は1500円となります。年会費未納者は、次年度より会員資格を失いますので、ご注意ください。
 日本ソール・ベロー協会とは別に、アメリカに本部を置くベロー研究組織としてInternational Saul Bellow Society(ISBS)があります。ISBSに所属される方は、年会費$45を、Liela H. Goldman, Editor, Saul Bellow Journal, 4955 Peggy Street, West Bloomfield, Michigan, 48322, U.S.A.までお送り下さい(昨年度と住所が違っておりますので、ご注意ください)。日本ソール・ベロー協会にお送りいただくこともできます(会計年度末に、その年お支払いいただいた方の分をまとめてISBSに送っております)。その場合は、日本ソール・ベロー協会2000円+ISBS 6000円で8000円、学生会員は、日本ソール・ベロー協会1500円+ISBS 6000円で7500円となります(ISBSに宛先を連絡する必要がありますので、振替用紙の通信欄に、氏名、住所、所属を英語でお書き添えください。ただし、昨年度ISBSに所属し、今年度変更事項のない方は、お書き添えいただく必要はありません)。ISBSに所属しますと、同学会の機関誌Saul Bellow Journal (SBJ) を受け取ることができます。年に2回発行されることになっておりますが、近年は発行が遅れ、未発行の年が多くなっています。ISBSの会費をお支払いいただいても、SBJ を受け取れない場合がありますので、ご了承のうえ、ご加入ください。

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【日本ソール・ベロー協会会則】

(2008年9月10日改正)

  • 第1条 (名称)本会は日本ソール・ベロー協会と称する。
  • 第2条 (目的)本会はソール・ベロー及び関連諸分野の研究と、会員相互の交流をはかることを目的とする。
  • 第3条 (事業)本会は前条の目的を達成するために次の事業を行う。
    1. 1. 総会の開催
    2. 2. 調査・研究のための諸活動
    3. 3. 調査・研究成果の刊行
    4. 4. 会報(ニューズ・レター)の発行
    5. 5. 研究発表会・講演会等の開催
    6. 6. その他、本会の目的達成に必要と認められる事業
  • 第4条 (会員)会員はソール・ベローの研究に関心を持ち、所定の年会費を納めたものとする。
  • 第5条(会費)本会の年会費は2000円、ただし学生会員の場合は1500円とする。アメリカのInternational Saul Bellow Society(ISBS)にも加入する場合は8000円、学生会員の場合は7500円とする。年会費未納者は、次年度より会員資格を失う。
  • 第6条 (役員等)本会に次の役員等を置き、会員の中から選出する。
    1. 1. 会長、代表理事各1名。理事会が理事の中より候補者を推薦し、総会で承認を得る。
    2. 2. 理事。各地区毎に若干名。構成員数に応じて増減。総会で選出する。
    3. 3. 会計監査 1名。総会で選出する。
    4. 4.その他、本会に必要と思われる諸役については、適宜会員の中から総会の決議に基づいて会長がこれを委嘱する。
  • 第7条 (役員の任期)役員の任期は2年とし、再任を妨げない。
  • 第8条 (事務局)事務局機能は本部が担当する。
  • 第9条 (経費)本会の運営は会員の会費、寄付金、その他の収入をもって当てる。
  • 第10条 (事業年度)本会の事業年度及び会計年度は毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終了する。
  • 第11条 (会則の変更等)本会の会則の変更、会費その他の重要な事項の決定は総会の議決による。。ただし、International Saul Bellow Society (ISBS) の会費が値上げされた場合は、総会の承認を得ずにISBS分の会費を値上げし、その旨を事後報告とすることができる。
  • 申し合わせ事項
    1. (1) 総会及び研究発表会は年一回開催する。
    2. (2) 本会の本部は、関西外国語大学 町田哲司研究室内に置く。

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