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2003年03月のサイト鑑賞

レイアウト

2003.03.28

ちうわけで,アンカーポイントの雑誌のようなウェブから。

雑誌や小冊子などを実際に作っていて,文字ばかり続けずにイラスト・写真などを間に入れるというのは,DTPの鉄則です。文字ばかりな単調なものは,誰も見向きもしないからです。

DTPの鉄則はまぁいいのだけれど,実際に本を読む人って,それほどイラストや写真を欲しているのかな。漫画しか読まない人は別として,活字のみの本しか読まない人のほうが多いように思うのだけど。

活字のみの小説はもちろん,その他の書籍にしても,週刊誌とかの雑誌にしても,写真やイラストを目的にしては読まないでしょう。あくまでもその記事の内容に興味を持って読もうと思うのではないでしょうか。イラスト集とか写真集は当然別の話だけど。

テキストとテキストの間に空間を持って,読みやすくすることを否定はしないけど,個人的にはイラストじゃなくて,ただの空白とかでもいいけどなぁ。というか,私がよく読む戦国史研究みたいな雑誌は,古戦場図のような地図とか以外,図版は入らないからなぁ。

もちろん,必要な情報を写真や地図のような画像情報で提供することは,レイアウトの問題とは別と考えますけどね。まぁ,こういう追加情報が文章の間にあると読みにくくて邪魔ですが。

雑誌から得られるものは多いと思います。個人のテキストサイトでも,雑誌からヒントを得て,楽しいページをどんどん作って欲しいと思います。

雑誌,というか書籍から得られるものが多いのは同意です。

ですが,ことレイアウトに関しては,もうこういう意見は,そろそろやめませんかね。ユーザが望んでいるレイアウトが画一的ではないなんて考え方も普及してきているように思いますし[see S.Noteのこれからのテキストサイト  03/03/21 Fri],ユーザスタイルシートを使う方も増えてきたのではないでしょうか。

所謂トップページの折り畳んだ上の部分という問題はあるにせよ,webは書籍のように限られた紙面の中でやりくりしなければいけないものではありません。書籍には書籍に適したレイアウトがあり,web上のコンテンツにはそれに適したレイアウトがあると思います。ウェブ製作者が,雑誌のそれに無理に合わせなくても,もういいのではないでしょうか。

さて,余談ですが。

ウェブは画像がなければこんなに普及はしなかったのです。

私は画像の有無より,リンクの有無と,公開の簡便さが普及の原動力と思うけど,どうでしょう。

サイトの死

2003.03.28

Wind Reportの難癖経由で読み始めて,色々書こうと思ってたらWind Reportの3/25(火)で書きたいことがほぼ書かれたのでいいや,と思ってたら感情にまかせて衝動的に書いてしまったので、冷静になるまで削除 && 保留されて,やっぱり書こうかなと思ってたら,3/26(水)のあのー( ̄△ ̄;で復活したンでやっぱり書かないかなと思ったけど,後半の重要な部分は削除されたままだったからやっぱり書こうかなと思ったンですが,いったん同意見が書かれている以上同じことは書かないで別の感想だけを書くことにしよう,と思ってたらまたもWind Reportの記事が消えてしまったわけですよ。

でですね,先にも書いてますが[see 闇黒日記],所謂サイトの死については既に古い概念だって気がしています。でも,Googleのキャッシュや,The Internet Archiveに補足される前に文書を消しちゃうのは,サイトの死より凶悪な気がします。いや,別に悪じゃないけど,一旦見て,後でそれについて書こうと思ってたら消えちゃってるなんてのは,言論封じに近い気がしたりしなかったり。

自分が文章保存しとかなかったのが一番悪いンですけどね。だって,出先だったンだもん。

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図書館

2003.03.17

DIVEの(3/17)ページの間の夢より。

自費出版の本なんて、著者の近所の町内の書店とか同人が集まる即賣會でしか賣つてないなんてことも多く、それこそ圖書館ででもなけりや讀めなささうなジヤンルもあるわけで、さう考へると寄贈は自費出版の著者にしてみれば自著を人の目に触れさせる絶好の場所なわけだ。

単に本好きとして,少しでも図書館のためになれば,と思ったのではないかな,と思ったり。

以前,市の図書館に勤務している知人に聞いた話では,図書館の予算ってものすごく少ないそうで,買いたい本も買えないんだそうな。しかも,その少ない予算の中から,貸し出し希望が多いような本(ex.ハリー・ポッター)をたくさん買ったりするもンだから,郷土資料とか,歴史資料とか,そういう図書館として保存しとかなきゃいけないような書籍が買えないンだそうな。

そういう状況を考えて,自費出版してでも郷土史を書き残そうとしているような方たちは,図書館に寄贈をしているのだと思うのです。

まぁ,図書館の存在意義が決して「無料貸本屋」と言ふわけではないというのには全くもって同意な訳で,そういう図書館の将来を真剣に考えている人にだけに負担を負わせるんじゃなく,流行本なんか自分で買うか,半年や一年くらいの順番待ちを我慢して,もっと図書館が有意義な本を買い揃えれるように利用者も要望しなきゃいかンのではないかという話。

句読法

2003.03.12

徒然の2月24日(月)にこんなことが書いてあった。

うちの会社の正式文書って、句読点は「,(カンマ)」ってコトになっている。カンマだと桁区切りのカンマと判別しづらい場合もあるし、なによりカッコ悪いんで個人的にはキライ。普通は「、(点)」だろってカンジ。

格好悪いかな。というか,普通って何。まぁ,MS-IMEやWXGの句読点は,デフォルトでは確かに「、」「。」だけど,横書き文なら「,」「。」が普通じゃないのかな。

てなわけで,ちょいと調べてみた。まぁ,ちょいとのつもりが,ぎっくり腰が再発したこともあって時間掛かっちゃったけど。

そんなわけで,長いので別文書[see 横書き文の句読点について]で。

で,これらを調べてて思ったこと。役所のサイトは重いし見難いです。本当に何とかしてください。ユーザスタイルシートを使っていると訳判らないトコとかあって,辛いっす。

文責,その他

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