OVA「新・キャプテン翼」(全13巻)

第1巻「翼よ翔け!世界への挑戦」 (リリース=1989年7月)
第2巻「敗北!ゼロからの再出発」 (1989年8月)
第3巻「復活!ゴールデンコンビ」 (1989年9月)
第4巻「集結!世界のライバルたち」 (1989年10月)
第5巻「対決!ヘルナンデスを倒せ」 (1989年11月)
第6巻「発進!J-BOYSサッカー」 (1989年12月)
第7巻「白熱!天才ディアス対全日本」 (1989年12月)
第8巻「決戦!ベスト4の激突」 (1989年2月)
第9巻「反撃!ホームタウンディシジョンを破れ」 (1989年3月)
第10巻「激闘!血まみれの死守」 (1989年4月)
第11巻「決勝!鋼鉄の巨人に挑め」 (1989年5月)
第12巻「追撃!世界一がみえた?」 (1989年6月)
第13巻「翼よ翔け!大空への誓い」  (1989年7月)
 (各巻30分)

原作:高橋陽一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:関田修
構成・脚本:並木敏
音楽:戸塚修
キャラクターデザイン:岡迫亘弘
プロデューサー:坂本要 沢登昌樹
企画:中野一雄 肥田光久 加藤長輝
製作協力:週刊少年ジャンプ

製作・著作:集英社 CBS・ソニーグループ ムービック
 
 

キャスト
 
第1巻 
大空翼:小粥よう子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
石崎了:丸山裕子 
シュナイダー:難波圭一 
井沢守:中原茂 
中沢早苗:坂本千夏 
早田誠:大塚芳忠 
岩見:広森信吾 
沢田タケシ:上村典子 
立花政夫:ならはしみき 
橋本:村山明 
第2巻
大空翼:小粥よう子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
シュナイダー:難波圭一 
石崎了:丸山裕子 
新田瞬:中原茂 
高杉晋吾:広森信吾 
片桐宗正:広中雅志 
早田誠:大塚佳忠 
次藤洋:堀川亮 
沢田タケシ:上村典子 
立花政夫:ならはしみき 
橋本:村上明 
第3巻 
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
石崎了:丸山裕子 
中沢早苗:坂本千夏 
片桐宗正:広中雅志 
ジャン:高戸靖広 
ピエール:塩屋翼 
ナポレオン:松本保典 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
立花政夫:ならはしみき 
橋本:村山明 
第4巻 
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
シュナイダー:難波圭一 
見上辰夫:飯塚昭三 
石崎了:丸山裕子 
片桐宗正:広中雅志 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
ナポレオン:松本保典 
立花政夫:ならはしみき 
橋本:村山明 

 

第5巻 
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
シュナイダー:難波圭一 
ピエール:塩屋翼 
ヘルナンデス:菊池正美 
石崎了:丸山裕子 
片桐宗正:広中雅志 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
立花政夫:ならはしみき 
橋本:村山明 
 

 

第6巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
ピエール:塩屋翼 
石崎了:丸山裕子 
片桐宗正:広中雅志 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
立花政夫:ならはしみき 
森崎有三:上村典子 
ディアス:草尾毅 
ナポレオン:松本保典 
パスカル:菊池正美 
フランス監督:西村智道 
橋本:村山明 
第7巻 
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
立花政夫:ならはしみき 
次藤洋:堀川亮 
森崎有三:上村典子 
パスカル:菊池正美 
ガルトーニ:北島淳司 
ガルバン:堀内賢雄 
ディアス:草尾毅 
アルゼンチンチーム監督:塩屋浩三 
橋本:村山明 
第8巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
ピエール:塩屋翼 
シュナイダー:難波圭一 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
立花政夫:ならはしみき 
ナポレオン:松本保典 
早苗:坂本千夏 
バルバス:塩屋浩三 
ミューラー:古田信幸 
ラミネス:小野坂昌也 
ビクトリーノ:子安武人 
橋本:村山明 
第9巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
ピエール:塩屋翼 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
井沢守:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
立花政夫:ならはしみき 
ナポレオン:松本保典 
バルバス:塩屋浩三 
橋本:村山明 
第10巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
三杉淳:溝口あや 
見上辰夫:飯塚昭三 
ロベルト:田中秀幸 
ピエール:塩屋翼 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
次藤洋:堀川亮 
立花政夫:ならはしみき 
ナポレオン:松本保典 
バルバス:塩屋浩三 
橋本:村山明 
第11巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
見上辰夫:飯塚昭三 
シュナイダー:難波圭一 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
新田瞬:中原茂 
次藤洋:堀川亮 
森崎有三:上村典子 
ミューラー:古田信幸 
シェスター:山口勝平 
マックス:中博史 
ミレウス:山崎たくみ 
橋本本:村山明 
第12巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
若島津健:飛田展男 
松山光:鈴木みえ 
見上辰夫:飯塚昭三 
シュナイダー:難波圭一 
ロベルト:田中秀幸 
片桐宗正:広中雅志 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
次藤洋:堀川亮 
新田瞬:中原茂 
バルバス:塩屋浩三 
沢田猛:上村典子 
ミューラー:古田信幸 
シェスター:山口勝平 
ミレウス:山崎たくみ 
橋本:村山明 
第13巻
大空翼:小粥よう子 
岬太郎:山田栄子 
日向小次郎:鈴置洋孝 
若林源三:橋本晃一 
三杉淳:溝口綾 
松山光:鈴木みえ 
中沢早苗:坂本千夏 
見上辰夫:飯塚昭三 
シュナイダー:難波圭一 
ロベルト:田中秀幸 
片桐宗正:広中雅志 
石崎了:丸山裕子 
早田誠:大塚芳忠 
次藤洋:堀川亮 
新田瞬:中原茂 
沢田猛:上村典子 
ミューラー:古田信幸 
シェスター:山口勝平 
橋本:村山明 

 

OP「So Long Dear Friend」 歌:JETZT 作詞:池上久 作曲:穴倉州吾(EPICソニー)
ED「最後のファーストキッス」 歌:鈴木祥子 作詞:川村真澄 作曲:鈴木祥子 編曲:佐橋佳幸(EPICソニー)
 
 

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 ストーリー【第1巻】全日本ジュニアユースのヨーロッパ遠征(パリで開かれる第1回国際ジュニアユース大会)のための選抜合宿が始まっていた。その頃、翼は前の中学生大会で負った怪我がまだ完治しておらず、合宿に参加できずにいた。翼を欠くJrユースチームだが、東邦学園高等部(インターハイ優勝校)との練習試合に勝ってはずみをつけ、テストマッチの第1試合が開かれる西ドイツ・ハンブルグへ向かった。が、「西ドイツの若き皇帝」の異名を持つシュナイダー、そしてキーパーの若林が率いるハンブルグJrユースチームに全日本は苦戦する。その試合の最中、翼がその試合の会場に到着した。
 【第2巻】しかし、全日本ジュニアユースのキャプテンを務める日向と松山は、合宿に参加していなかった翼の参戦を拒否。日向が1点をかえしたのみで、結局5-1で全日本は負けてしまった。次のテストマッチはブレーメンでおこなわれることになっていた。ブレーメンJrユースとの試合を前に若林も合流、若林も全日本代表として国際ジュニアユースに出場することを宣言。ブレーメンとの試合では、3点を先取され、日向、早田が2点をかえすものの、そのまま試合は終了してしまった。その試合を観戦していたイタリアJrユースチームは「全日本との試合で得るモノは何もない」と、練習試合を拒否された。それを聞いた翼は引き上げようとするイタリアチームに単独試合を挑み、ゴールを奪った。
 【第3巻】全日本選手全員の賛同を得て、次のバイエルンJrユースとの試合から翼も参戦することになった。その頃、フランスに住む岬太郎は、片桐から全日本への参加を要請されていたが、3年ぶりということもあり、参戦を決心できずにいた。ミュンヘンでの全日本対バイエルンの試合は翼が先取点を獲り、続けて日向、松山がゴール。キーパーの若島津もよく守り、3-0で勝ち、ヨーロッパ遠征試合で初の勝利を挙げた。その後のオランダとベルギーでのテストマッチにも勝ち、いよいよ、本大会が開かれるパリに到着した。岬も全日本代表への参加を決意した。翼と岬は再会を果たし、ゴールデンコンビが復活した。
 【第4巻】世界12カ国から集まった国際ジュニアユース大会の最初の対戦相手はイタリアと決まり、練習に励む全日本Jrユースチーム。しかし、若林のとばす過激な檄のせいで、不穏な空気が流れていた。しかし、それは、憎まれ役をわざと買ってでて、チームの結束を図る、という考えに基づいてのことだった。そして、ジュニアユース大会がいよいよ開幕した。
 【第5巻】国際ジュニアユース大会のオープニングゲームでイタリアと対戦する全日本。練習試合を断られたという過日の屈辱を晴らすためにも勝ちたい全日本。キャプテンの翼は、イタリアの反則覚悟の執拗なマークに苦しめられるが、全日本はよく攻めてゴールのチャンスを掴んだ。だが、翼の「ドライブシュート」も松山の「イーグルショット」もことごとく、ヨーロッパNo.1といわれるゴールキーパーのヘルナンデスに止められ、前半は0対0で終了。後半開始後3分の速攻でイタリアに先取点を許してしまった全日本は岬を投入。岬のアシストで翼が放ったヘディング・シュートで同点に追いつき、日向の「ネオ・タイガーショット」で逆転勝利した。
 【第6巻】続く初日の試合―西ドイツ対カナダは4-0で西ドイツの勝ち。ウルグアイ対ベルギーは3-1でウルグアイの勝ち。地元フランス対イングランドは3-1でフランスの勝ち。2日目―西ドイツ対ポルトガルは4-1で西ドイツが勝ち、Aブロックから決勝トーナメントに進出。ウルグアイ対スペイン1-0でウルグアイが勝ち、Bブロックから決勝トーナメントに進出。イングランド対マレーシアは2-0でイングランドの勝ち。日本との試合で右手を骨折したキーパーのヘルナンデスを欠くイタリアと、10年に一1人のサッカーの天才ディアスを擁するアルゼンチンは、5-0でアルゼンチンの勝ち。そして3日目―アルゼンチン対日本の決勝トーナメント進出を賭けた試合が始まった。しかし、ディアスからロベルトが会場に来ていることを聞いた翼は動揺してしまい、日本はアルゼンチンに3点の先取を許してしまう。
 【第7巻】やっと自分のペースを取り戻した翼は日向をアシストして日本は1点をかえす。立花兄弟の危険を省みないツインシュートでさらに1点をかえして、前半が終了。1点差で始まった後半、岬のジャンピングボレーシュートで同点に追いつくが、ディアスが8人抜きで得点、アルゼンチンは1点リード。だが、日向からマークをそらす作戦で、日本もまた追いつき4-4。残り5分で入った、フィールドの貴公子の異名を持つ三杉が得点し、日本はこの試合初めてのリード。残り2分、アルゼンチンも攻めるが、石崎が顔面ブロックでディアスのシュートを防ぎ、5-4で日本がベスト4に勝ち残った。(この巻 みどころいっぱい!)
 【第8巻】翼は岬から、ロベルトがサンパウロFCジュニアチームの監督をとしてフランスに来ていることを聞かされた。しかし翼は「今は試合第一。サッカーを続けていればきっとどこかで会える気がするんだ」と、今回の再会をあきらめていた。決勝トーナメントの第1試合―ウルグアイ対西ドイツは、ウルグアイのビクトリーノが先制ゴールを奪う。が、西ドイツはシュナイダーのファイヤーショットで同点に追いつき、さらに1点リード。ウルグアイは西ドイツの反則でフリーキックのチャンス。ここで西ドイツは「幻のキーパー」ミューラーに交代。ビクトリーノのフリーキックを防いだ。以後、ウルグアイは得点ができず、6-1で西ドイツが決勝戦に駒を進めた。第2試合―フランス対日本が始まった。その頃ロベルトはアルゼンチンJrユースの監督から翼をスカウトしようとしていることを聞かされる。そして彼は翼の試合を見るべく、スタジアムへ向かい、翼のゴールで日本が先制するのを見た。
 【第9巻】日本の先制を許してしまったフランスは、ピエールの「スライダーシュート」で同点に追いついた。日本は早田がイエローカード2枚連続で退場を宣告され、これに抗議した翼までイエローカードを受けてしまった。さらにフランスはPKで1点を重ねる。日本はゴールを奪うが、これはオフサイドの判定でノー・ゴール。そのほか、合計3点をノー・ゴールとされた日本は、3-1で前半を終了した。前半は「地元有利」に泣かされたが、翼たち日本は文句なしのゴールを奪おうと奮起していた。後半、雨が降り始めた。日向のゴールで2-3。井沢がナポレオンにスパイクされ負傷。代わりに三杉が入る。翼はピエールを抜こうと果敢に向かって行き、ドライブシュートで同点に追い付いた。
 【第10巻】激しく降る雨でグラウンド・コンディションが悪くなり、そのために起こるアクシデントが続き、日仏両チームを悩ませる。が、ピエールがゴールを奪い、またフランスがリード。ここで日本は、雨の影響を受けにくい空中戦を得意とする立花兄弟が交代で入るが、ゴールを果たせなかった上、ケガを悪化させてしまった。翼の執念のゴールで同点。それと同時に試合終了―4-4。この時点で日本には負傷者・故障者が続出していた。しかし、日本は3人しか許されない選手交代を全て使ってしまい、もう誰も交代させることができない状態で延長戦に突入した。雨は止んだが、これは0-0に終わり、PK戦にもつれ込む。結局、5-4(PK戦)で日本が決勝に進んだ。
 【第11巻】決勝戦―日本のゴールキーパーは右手を負傷した若島津に代わり、若林が務めることになる。対する西ドイツのキーパーは「鋼鉄の巨人」ミューラー。パワーと機敏さを備えたた上に隙のないミューラーの守りに、日本の選手たちは攻めあぐねていた。一方、若林も西ドイツチームのシュートを悉く防いでいた。西ドイツの反則で得たフリーキックのチャンスで、シュートした日向は、ゴールには失敗したがミューラーの弱点を看破したようだった。が、先取点を奪ったのはシュナイダーだった。
 【第12巻】西ドイツゴールに代わる代わるシュートを試みる日本だが、ミューラーの弱点と思われた股間も抜くことができず得点できなかった。前半29分、ヘディングシュートする岬のスパイクを、翼がプッシュするツープラトンダイビングヘッドシュートで、体ごとボールをゴールに押し込み、日本は1点を奪った。シュナイダーは、若林から2ゴールを奪って「全試合ハット・トリックを完成させる」ことを宣言する。翼は片桐から「ノートの52ページの項目を忘れるな」というロベルトからの伝言を聞いた。後半、シュナイダーは「サッカー選手としての勘」からフォワードであるにもかかわらず、翼を阻止するべく自チームゴール前まで戻るが、「ノートの52ページ」を思い出した翼の「自由」な発想のサッカーに翻弄され、パスを受けた日向がゴールを奪い、日本が逆転した。
 【第13巻】後半残り15分―西ドイツの必死の反撃、シュナイダーは果敢にシュートチャンスを狙う。ファイヤーショットを石崎が顔面でブロックするも、再度ゴールを狙うシュナイダー。翼のブロックさえもフェイントでかわし、ゴールを奪い同点に追いついた。石崎は脳しんとうを起こし、担架で運ばれた。代わって井沢が入る。残り7分、両チームそれぞれの思いを胸に、シュートの応酬。ロス・タイムに入り、翼が超低空ドライブオーバーヘッドシュートで決勝点を奪い、3-2で全日本ジュニアユースが優勝を果たした。試合終了後、ワールドカップでの再会をシュナイダーと誓った翼の前にロベルトが現れた…。


 …とは書いたものの、サッカーってあんまり分からないんですよね…。TV版もちょっとしか観てなかったし。ストーリーを書きながら、だんだん混乱してしまいました。でも、本当のサッカーより、ずっと楽しい。だって、本当のサッカーって「ドライブシュート」も「タイガーショット」も「カミソリパス」もなーんも出てこないし、「一体何メートルジャンプしてるんだ?」 というような、もしくは「体操の技?」みたいに華麗な空中戦もないんだもん(笑)。本物のサッカーも必殺技やってほしいな、勿論叫びながら(爆)。


広中さんメモ:片桐さんって、日本サッカー協会の人らしいんですが、どんな役割の人なのか今ひとつ分かりかねてます。長髪&サングラスの風貌もあやしい(11巻で怪しく光るサングラス)。どなたか詳しい方、教えてください(ともあれ、名前は端正な感じででいいですよね、うっとり)。選手に比べると出番は少ないけど、ちょこちょこと出てくるから、見逃せません。その他にもマスコミ関係者とか相手チーム選手とか、その他いろいろなちょい役(名無しキャラ)も、たくさんされていてチェックが大変!(他の声優さんも同じく)…そういえば、ここでも堀川亮氏と共演してますね。


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 つぶやき:レンタルして観たんですけど、辛かったー!なぜって、1巻に1話(30分)しか入ってないから、レンタル料がかさむ、かさむ。こういうのって、不条理を感じますよね。90分とかのテープと30分のを同一の料金で借りなければならないことに。
 それにしても、登場人物たちは、インナーナショナルな大会で、一体何語で意志の疎通を図っていたのか…?それはさておき翼くんは今見ても「文部省推薦」みたいな男の子だなぁ。何時もチームの全員を「くん」付けで呼ぶし、明るいし元気だし。でも必要以上に「翼くん!」「岬くん!」と呼び合う2人を始め、メンバーの面々にはちょっと「奇異な印象」…というか、あやしいものを感じても当然だよね。(^_^; これを機にC翼サイトを一通り見てまわったのですが未だにみなさん濃い、濃い。でも、C翼を楽しむサイトは多いのですが、データ系は少なくて、苦労してしまいました。「データなんて知ってて当たり前」の世界なのでしょうね。でも、ホント言うと、危うくハマりそうになってしまいました。でも、最初はキャラの顔の区別がつきにくかった(ので、声で認識してました)。


おまけ☆全日本ジュニアユースメンバー表(不完全)
1若島津健
2立花政夫
3立花和夫

5次藤洋(DF)
6 ?
7早田誠(DF)
8井沢守
9日向小次郎 (FW)
10大空翼(MF)
11岬太郎(MF)
12松山光(DF)
13
14石崎了(DF)
15沢田猛(MF)
16さの(MF)
17
18新田瞬 (FW)
19そりまち
20
21第3のキーパー
22若林源三(GK)
23
24三杉淳
 (カッコ内は決勝戦配置)