生年月日:宇宙歴467年1月14日(ラインハルト=467年3月14日生=よりもちょうど2カ月前)
身長:190センチで、ラインハルトより7センチ高い。(1-1)
旗艦:バルバロッサ
評判:「ハンサムな赤毛ののっぽさん」後方勤務の女性兵たちの噂。 (1-1)
上は公爵家の令嬢から、下は小間使いの少女まで、宮中の女性にかなりの人気があるが、本人はまるで気づいていない。(1-1)
「感じのいい人ですね」(イゼルローン要塞で行われた捕虜交換式で。byユリアン・ミンツ)(2-1)
「いい人間は長生きしないよ、とくにこんなご時世にはな」(ボリス・コーネフ)(2-4)
「辺境星域の王」帝国貴族の「賊軍」平定のための辺境星域での60回をこす戦闘すべてに完勝していたので。(2-6)
「一見おとなしやかな若者」(2-6)
「ジークフリード・キルヒアイスは特別だ―特別だった。(ローエングラム)侯は、いわば自分自身の半分を失われたのだ。それも、ご自分の
ミスで」byナイトハルト・ミュラー(2-9)
家族:父母がいる。父は司法省に勤める下級官吏。年俸4万帝国マルク。バルドル星系産の蘭を育てることと、食後の黒ビールだけが楽しみの平凡で善良な男。(1-1)
幼少の頃:スポーツは万能。成績は上位。(1-1)
町の少年たちのなかで、実力と人望をかねそなえていた。(2-8)
天性のけんか巧者。(2-8)
白兵戦:負けたことがない。(外伝)
射撃:大会では、いつも金メダル。(外伝)
容姿:ルビーを溶かした液で染めあげたような赤毛。感じの良い青い瞳。(2-1)
そもそも、1巻の第1章はキルヒアイスの登場シーンから、はじまるんですよ。最初のセリフは「星を見ておいでですか、閣下」。ただ、正確には「………」なんですけど(笑)。最期のセリフは「ラインハルトさま……宇宙を手にお入れください。それと、アンネローゼさまにお伝えください。ジークは昔の誓いを守ったと……」。488年9月9日没。
キルヒアイスの周辺の人たち
ラインハルト・フォン・ミューゼル(後 ローエングラム):キルヒアイスの隣家に引っ越してきた少年。これがきっかけで互いに無二の親友となる。後、銀河帝国ローエングラム王朝初代皇帝。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト(グリューネワルト伯爵夫人):ラインハルトの実姉。15歳の時、選択の余地もなく皇帝フリードリヒ四世の後宮におさめられ、寵姫となる。ラインハルトとキルヒアイスはこの人を救うために、軍人となる。このためこの女性がいなければ、歴史はこれほど動かなかっただろうという見方もある。キルヒアイスはこの人に初めてあったときから、最期の日まで、この人の言葉を忠実に守った。
アンスバッハ:ブラウンシュヴァイク公の忠臣。公の遺言を果たそうとして、とんでもないことをやらかしてくれた人。
オーベルシュタイン:この人が「ナンバー2不要論」をとなえ、ラインハルトがこれを入れたため、取り返しのつかないことになってしまった…と言えなくもない。いや、そもそも、ヴェスターラントの…いや、それを言い始めたらきりがない。ところで、キルヒアイスがオーベルシュタインに初めて会ったときの感想は「どうも得体の知れない人です」(1-3)だった。
ベルゲングリューン:キルヒアイスの部下。キルヒアイスの死後はロイエンタールの参謀長を務めたが、そのロイエンタールがオーベルシュタインの策謀に陥ったことをきっかけに謀反を起こした末、敗れたために、2人の上官を失ったことを嘆いて自殺。
「ラインハルトさま以外の何者に、それがかないましょう」(アムリッツァ星域会戦に勝った後、ビッテンフェルトの失敗を責めたラインハルトを
諌めた後)(1-9)
一番悲しいセリフ:「私は閣下の忠実な部下です、ローエングラム侯」(6-8)
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凡例:カッコ書きの数字(1-1)などは、原作小説の「1巻1章」に記されていることを表します。(おもな参考文献:田中芳樹著『銀河英雄伝説』)