原作:竹河 聖(タケカワ・セイ)『風の大陸』(富士見書房「月刊ドラゴンマガジン:富士見ファンタジア文庫)
監督・脚本:真下耕一
キャラクター原案:いのまた むつみ
キャラクターデザイン:結城 信輝
作画監督:黄瀬 和哉
美術監督:平田 秀一
撮影監督:高橋 明彦
音楽:大島 ミチル
キャスト
ティーエ:関 俊彦
ラクシ(アルン・アーダ):高山 みなみ
ボイス:屋良 有作
アルン・ハラド:広中 雅志
バルニ・リファス:江森 浩子
ガデン・ラクム:銀河 万丈
盗賊副長:郷里 大輔
家臣:佐藤 正治
盗賊A:平野 正人
B:川津 泰彦
見張り:田中 和実
仮面門:掛川 裕彦
役名なし:荻森 徇子
役名なし:中村 尚子
協力:青二プロ
主題歌
歌:西脇 唯「風の大陸」 (作詞・作曲/西脇 唯 編曲/萩田 光男) サントラ盤:ビクター音楽産業
VIDEO=発売:バンダイビジュアル
「なぜみんなで力を合わせない? 新しい畑を開墾し生産を上げる方が今のわたしたちにとっては重要なはずだ」
「絶望するのは、貧しさゆえだ。貧しさから抜け出すのは、みんなの力なのだ」
「ラクシ、みんな疲れたのだ。故郷を離れて15年も経つのだから」
「わたしも、疲れた…」
「ラクシ!」
疲れてます、アルン・ハラド。疲れ切ってます! マリアナ海溝より深く疲れてますよ〜。なんか、聴いてるこっちも「疲れた……(T-T)」と、悲しくなってきます。同じ場面が、原作「風の大陸」第1部邂逅編176ページあたりに出てきます。171ページの挿し絵の右側がアルン・ハラド。原作の挿し絵も、いのまたむつみ大先生(!)なので楽しめます。「故郷を離れて15年…」というくだりがありますが、これは15年前に強国の圧力のためにイタール公国を追われ、「新」イタール公国を作ったからです。ゆえに、新イタール公国の規模は大変小さく貧しいものなのです。
詳しいことは、原作を読むか「風の大陸」CDシネマで。