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Disk1「Go!Go!カジノ」
ビリヤード・神経衰弱・ソリティア
対帝国
ビリヤード:ミュラー→ワーレン→ルッツ→ビッテンフェルト→ロイエンタール
神経衰弱:メックリンガー→オーベルシュタイン→ヒルダ→ミッターマイヤー→キルヒアイス
ソリティア:ラインハルト
対同盟
ビリヤード:カリン→パトリチェフ→アッテンボロー→ポプラン→シェーンコップ
神経衰弱:バグダッシュ→キャゼルヌ→トリューニヒト→フレデリカ→ユリアン
ソリティア:ヤン
Disk2 「Let'sすごろく」
クリア時アニメムービー
クリア時階級 \ 陣営 | 同盟 | 帝国 |
尉官 | 1 スパルタニアンのパイロット | 6 落ちこぼれ |
佐官中佐 | 2 兵士たちの教官 | 7 黒色槍騎兵艦隊の一艦長 |
大将以外の将官 | 3 イゼルローン勤務の | 8 オーベルシュタインの部下 |
大将 | 4 艦隊司令官 | 9 大将 |
元帥 | 5 元帥 | 10 元帥 |
ペナルティを出すのはムライとオーベルシュタイン。振って出たサイコロの目の数だけ戻されます。
サポートはヒルダとアンネローゼとフレデリカとカリン。問題が2択or3択になるか考える時間が倍になる。
−山道を歩いている2人、その行く手に誰かがいるのを見つける。
ラインハルト:!?
−ロイエンタールとミッターマイヤーも気付いて、ラインハルトの所にやってくる。
ロイエンタール(鷲?のかぶり物):あなたが、ラインハルト様ですね。
ラインハルト:なんだ?卿らは?
ミッターマイヤー(グレーの狼のかぶり物):我々も鬼退治にお供いたします。
ラインハルト:そうか!よしっ、付いてくるがよい。
ロイエンタール:ありがとうございます。
ミッターマイヤー:わお〜〜ん!
−ラインハルトを先頭に歩いている一行。ラインハルトが行く手に何かを見つける。
ラインハルト:ん? 待てっ。
−草むらの中から、1匹の虎が現れて、吠える。
キルヒアイス:(驚いて)ああっ!
−虎が立ち上がると、それは虎のかぶり物のビッテンフェルトだった。
ビッテンフェルト:(ニヒヒと笑って)わたしも、鬼退治に連れて行ってください。必ずや、お役に立ちましょう。
ラインハルト:よし。皆の者行くぞ!
一同:おおー!(ミッターマイヤーは「わおーん!」、キルヒアイスは「はいっ、ラインハルト様)
−海に着いた一行。夕日に向かって舟をこぎ出す。
ラインハルト:(舟の舳先に立って)さあっ、鬼ヶ島へ出発だ!
一同:おお!
キルヒアイス:はい、ラインハルト様。
−そこへ、どこかから「お待ちください、閣下」と呼びかける声。一同、声のする方を見ると、洞窟が。真っ暗な洞窟中からコウモリが飛んできた!
オーベルシュタイン:(バタバタ飛びながら)私を連れて行かねば、何かと苦労しますぞ。
ビッテンフェルト:ふんっ! 貴様の助けなど必要ないわいっ。
オーベルシュタイン:なんだと。
ラインハルト:よせ。仲間は1人でも多い方がよい。さ、乗りたまえ。
オーベルシュタイン:ありがとうございます、閣下。(と、舟に乗る)
−すると、岸の方から「閣下〜〜!」と声がする。
−いろんな動物の集団が砂煙を上げながら走ってくる!
一同:ひるむ。
−なおも走ってくるその他大勢。
ラインハルト:ちょ、ちょっと待て!
−小さな舟に、飛びかかる。もちろん沈む舟!
ラインハルト:あ、あああああ!
ナレーション:こうしてラインハルトの舟は、鬼ヶ島に着く前に、沈んでしまいましたとさ。めでたし、めだたし。(おわり)
【ごほうび同盟】
ヤン:お疲れさん、よく頑張ったね。これで何とかわが軍の面目も保たれたってわけだ。まぁご褒美ってわけじゃないけど、秘蔵の映画があるので、見てってよ。
開幕−
ヤン:よいしょ、よいしょ。(と、柴を背負って山を登っている)おーい、フレデリカばあさーん!
フレデリカ:おや、まあ、ヤンじいさん。柴刈りは終わったのですか?
ヤン:(小川を飛び越え)よっ、ほっ。ほれ。このとおりじゃ。
−ドボン!とすごい音がして、黒い大きな玉−桃にはとても見えない−が川を流れてくる。
ヤン・フレデリカ:?
ヤン:何じゃこれは?
フレデリカ:まるで桃みたいですね。
ヤン:桃なら、食べられる筈じゃのう。
フレデリカ:はいっ!
ヤン:えいっ!(と、黒い玉を割る)
ユリアン:おぎゃあ!(とちょんまげ姿で中から飛び出す。)
フレデリカ・ヤン:おお!
ユリアン:ぼくはユリアン!鬼退治に行くんだ!
ヤン:それならば、このブランデーを持っていきなさい。
ユリアン:ありがとう。おじいさん、おばあさん。
ユリアン:それじゃ、行ってきます!
フレデリカ:気を付けるのよ。
ヤン:達者でな〜。(と見送る)
−たんぼ道をひとり歩くユリアン。その腰に下げたブランデーを誰かがかすめ取る。
ユリアン:?
−振り返ると、そこにはブランデーの瓶をあおっている犬のかぶりもののアッテンボロー。
ユリアン:誰だ、君は?
アッテンボロー:あーーっ、うまかった!オレはアッテンボロー。放浪の革命家だ。鬼ヶ島のかわいそうな鬼たちを解放してやらなきゃならんから、一緒に行くぞ。
ユリアン:うん、たのむぞ、アッテンボロー。
アッテンボロー:ワン!
−森の中を歩く2人。ユリアンの腰に下げたブランデーを誰かがかすめ取る。
ユリアン:? 誰だ君は!
(見ると、高い木にぶら下がっている猿がいる。それは…?)
シェーンコップ:オレはシェーンコップ。鬼ヶ島へつきあってやるから、酒をもらうぞ。ま、オレが来たからには大船に乗った気でいてくれ。
ユリアン:ありがとう。シェーンコップ!
シェーンコップ:こっちだ!うっきっきー!
−吊り橋を渡っている一同。ユリアンの腰に下げたブランデーを誰かがかすめ取る。
ユリアン:誰だ君は?
−見上げるとブランデーの瓶からゴクゴク飲んでるキジの…?
ポプラン:オレはポプラン。男の鬼はあんたたちに任せるぜ。ただし、女の鬼はオレの担当だ。何しろ、オレは16の時に最初の敵と最初の女を…
シェーンコップ:うるさいっ!うるさいぞ青二才。
ポプラン:ちっ!
ユリアン:さ、出発だ!
−海を行く舟(だけど戦艦)。こいでいるのは猿のシェーンコップ。先頭に乗っているユリアン。その背には「銀河一」の幟旗。
ユリアン:おお、見えたぞ。鬼ヶ島だ!
−鬼ヶ島の門の前に到着。
ユリアン:みんな、用意はいいな!
一同:おー!せーのっ!(門をみんなで押す。門はあっさり倒れる)
カリン:ようこそ!
ユリアン:えっ?
カリン:わたしはカリン姫。お待ちしてましたわ、ユリアン様。さあ、わたしと結婚するのよ!(と、ユリアンの袖を強引に引っぱる)
ユリアン:え、ちょっと待ってください。
カリン:何をおっしゃるの!(とすごい迫力)
ユリアン:ひっ!
カリン:行きますよ。
ユリアン:そんなーーー!(泣)
ポプラン:ねぇ彼女!オレとつきあわない?(とトラ柄の服の女の鬼達?を追い回している)
ナレーション:こうしてユリアンはカリンの尻に敷かれて暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。(おわり)
「Let'sすごろく」
クリア時アニメムービーシナリオ
Movie1
スパルタニアンのシミュレーション。プレーヤーが搭乗している。
オペレーター:ゲイン、ダメージゼロ。
ポプラン:おっ、やってるな〜。はーん、いい線行ってるじゃん。貸してみろ。
(とコントローラーをめちゃくちゃいじるポプラン)
プレーヤー:わああああああ〜
ポプラン:これくらいこなせないと、エースにはなれないぞ。へっへっへっへ…。(笑いながら立ち去るポプラン)
え〜?
(フラフラのプレーヤー、ふたの開いたシミュレーターから落ちる)
Movie2
(イゼルローン要塞で。訓練中の同盟兵士たち)
兵士達のかけ声:いち、に、いち、に....
プレーヤー:(自転車に乗りながら)兵士たるもの、常に鍛えていなければな。ほらほら、バテるのはまだ早いぞ!
(ジープ型の車に乗ったシェーンコップが登場)
なんだ、お前だけそんなものに乗っているのか、軟弱なヤツだな。
プレーヤー:シェーンコップ閣下?!
兵士たるものは常に鍛えておかねば、か。それは貴官とて同じ事だ!
・・・・・・え?!(汗)
貴官に模範を見せてもらうことにしようか。
な、何をなされるのですか・・・。
車でプレーヤーを追いかける。
兵士たるもの、常にぃ〜、鍛えておかねばなー! ほらほら、それいけー!そらー…!
(とやたらと嬉しそうに追いかけ回すシェーンコップだった)
Movie3
(イゼルローン要塞で)
ヤン提督に初めて報告書を出すんだ・・・。
(ヤンの部屋の扉の前に立つ。腕時計はちょうど6時をさしている)
プレーヤー:よし。約束の時間だ。いくぞ!
キャゼルヌ:ヤン、すまん、急な話があるんだ
プレーヤー:・・・少し、待とう・・・。
(10分後顔にキスマークをたくさん付けたシェーンコップが来る)
シェーンコップ:ふふん、ほらよ。(と持っていた花束をプレーヤーに渡す)提督、いや毎度のことなんですがね。
(6時半)
ポプラン:ユリアン、今度はあっちの方のワザを教えてやるからな。
ユリアン:何ですか、あっちって?
ポプラン:人生には戦いより大切なものがあるんだ。はははは。
アッテンボロー:おいおい。
(7時)
扉が開いて、ヤン以下、部屋に入っていった人々がそろって出てくる。
プレーヤー:ヤ・・・ヤン提督、これを。
(と言って花束を渡して立ち去る)
ヤン:はあ?
Movie4
(艦隊戦。戦艦の艦橋のデスクにあぐらをかいて座るプレーヤー)
プレーヤー:紅茶を頼むブランデー入りで。
従卒:はっ。
(運ばれた紅茶を一口飲んだところへ通信が入る)
ヤン:全艦に告ぐ。
(それを聞き、プレーヤー紅茶を吹く)
ヤン:敵艦隊を捕捉。全艦隊戦闘態勢をとれ。
プレーヤー:全艦、戦闘態勢!
(プレーヤーいつの間にか正座する)
ヤン:撃て!
プレーヤー:撃て!
プレーヤー:全速前進、敵の側面を突け!
(砲撃。戦況が有利になり、再びあぐらで座り直すプレーヤー)
Movie5
(元帥の任命式会場?)
トリューニヒト(演説):諸君、我々の強大な武器は今や全国民の統一された意志であるといえよう。勿論、各人には国家に反対する自由がある。しかし良識あるわが国民には明らかなはずだ。真の自由とは、卑小な自我を捨てて団結し、共通の目的に向かって前進することだと。諸君、この新たな元帥のもと、皆で手を取り合い戦おうではないか。
(熱狂する会場)
プレーヤー:・・・・・
(任命書?をトリューニヒトから手渡されるプレーヤー)
トリューニヒト:どうだ、わたしの仲間にならないか?
(と耳打ちするトリューニヒトの向こうに居眠りするヤンを見るプレーヤー)
プレーヤー:・・・いえ、わたしはヤン閣下についていくつもりです。
トリューニヒト:ふん。
(ぎぅううっとトリューニヒト、握手以上の力で手を握る。カメラのフラッシュの嵐…)
Movie7
(宇宙。艦隊戦)
ビッテンフェルト:攻撃の手をゆるめるな!
プレーヤー:はっ!全艦、前進。
オペレーター:艦長、新たな敵が見えます。
プレーヤー:もっと寄れ。ぎりぎりまでアップにしろ!
オペレーター:第13艦隊ヤン・ウェンリー!
ヤン:撃て。
帝国軍一同:わー!
ビッテンフェルト:どうした、応答しろ!
プレーヤー:司令官! 退却を。
ビッテンフェルト:馬鹿者シュワルツランツェンレイターに退却の文字はなーい!
(と言っているさきから、崩れ落ちる艦。瓦礫の中から一度起きあがったプレーヤーの頭部には大きなタンコブ。再び倒れる)
Movie8
(オーベルシュタインの執務室? 彼の横には「例の犬」が寝ている)
オーベルシュタイン:卿に頼みたいことがある。夜までこの仕事を片づけておいてほしい。(デスクの上には書類の山)
プレーヤー:よ・・・夜にまでに・・・でございますか?
(きらーん◇と光るオーベルシュタインの目)
プレーヤー:はっ、かしこまりました。
オーベルシュタイン:それから、犬の餌も頼む。
(犬、にやりと笑う)
時間は過ぎる。
(午前10時…午後5時…午後7時…午後10時)
(再びキラーン◇光るオーベルの目)
プレーヤー:お・・・終わりました・・・。
(とその場に倒れる。オーベルシュタインが「ちーん」とベルを鳴らすと別の士官がやって来る)
士官:はっ、こ、これは!?
オーベルシュタイン:つれて行け。代わりはいくらでもいる。それより犬の餌はまだか?
士官;はっ、ただいま。
オーベルシュタイン:ん?(と膝の上の犬と目を見合わせる)
Movie9
(ブリュンヒルトで。キルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールらが並んでいる)
ラインハルト:卿らはよくやった。特にキルヒアイス、今度の戦いは卿の活躍なしでは勝利し得なかった。
キルヒアイス:ありがとうございます、ラインハルト様。
ラインハルト:それから初めての先鋒で勇壮に戦った卿の働きもな。
プレーヤー:はっ! ありがとうございます!
ラインハルト:今後とも卿らの働きに期待する。以上。
(廊下でキルヒアイスと並んで歩くプレーヤー)
キルヒアイス:よかったですね、お互い無事に戻れて。今後もラインハルト様のためにがんばってください。
プレーヤー:はい、キルヒアイス様。
キルヒアイス:は?あまりからかわないでください。(笑顔)
Movie10
ラインハルト:卿の数多くの武勲をたたえ、皇帝陛下に代わり卿を帝国元帥に任命する。前へ。
プレーヤー:はっ!
(ラインハルトから元帥杖を渡されるプレーヤー)
ラインハルト:これからもよろしく頼む。
プレーヤー:はっ。心して!
キルヒアイス:おめでとうございます。あなたならきっとなれると思ってました。
ロイエンタール:先を越されたが、まあ致し方ない。
ミッターマイヤー:なんだ、卿は先になるつもりだったのか?
一同:ははは。
(元帥府へ戻りひとり喜ぶプレーヤー。ところ変わって、宇宙を進む艦隊)
プレーヤー:全艦、最大船速!(艦隊を指揮する後ろ姿。因みにマントの色は緑)
注)プレイヤーのセリフは黒バックに白文字で表記。声優さんはいません。
そうそう、初回特典でヤンかラインハルトの携帯ストラップが入ってました。私は店頭ででどちらにするか、それとも両方買うか、さんざん悩んだ(約1時間)末、ラインハルト様の方を買うことに決め、レジのお兄さんに「ください」と言うと、売り切れとの宣告をされました、ガーン。「やはり見栄えの良いカイザー(笑)の方が売れ行きがいいのか」と勝手に分析。「じゃあ、こっちでいいです。ください」というと、「ヤンの方ですね?」と確認され、「お。にーちゃん、もしかして詳しい?」と嬉しく思いつつ、そこはぐっと黙って支払いを済ませ、家に帰って早速、鼻歌交じりに開封♪らんらら〜ん♪るんるる〜ん……(さっき「こっちでいい」とか言ってたくせに結構嬉しいらしい)。しかし、「こ、これが、魔術師ヤン!?」と、やや悲しい。確かにヤンは美貌じゃないにしてもさぁ、もっと素敵だった筈……。もし、皇帝陛下の方を購入していたらどうなったことやら。
ゲームの内容も、おもしろさ云々より、「ヤンウェンリー」とかの表記にむかつく。「・」ぐらい入れろ!
そのほかにもクイズのこととか大小さまざまな不満が残るゲームでしたので、「ストラップにつられて2つも同じ者を購入しなくて良かった」と振り返るわたし。
でも「だれだ!ヤァ!」はたった一言なのに、みなさますごく個性的で、感心してしまいました。一部ではロイエンタール(若本規夫さん)の「ヤァ」が「ィヤア」に聞こえるとか、そこがまたいいとか(私もかなり賛同します)、そんな評判もあります。因みにキルヒアイス(広中雅志さん)の「ヤァ」は、「やっ」と、暖かくも爽やか。すばらし〜。すごろくのムービーはやっぱり「9」がお気に入り。言ってみたいぞ、「キルヒアイス様」!!