シャワーを浴びることをタガログ語でマリーゴ(maligo)と言います。
ところが,プールや海で泳ぐことも「マリーゴ」,風呂に入るのも「マリーゴ」,タライで水浴びも「マリーゴ」と言います。
要するに水を使って濡れる行為全てを「マリーゴ」と言うようです。
フィリピンの一般家庭には風呂桶(バスタブ)がありません。
ですんで,基本的に「風呂に浸かる」と云う概念が本来タガログ語には無いのです。
元々は川やオケに汲んだ水で身体を洗う行為を「マリーゴ」と言ったのだと思うのですが,それがシャワーに変わり,バスタブと云う物がフィリピンの生活の中で使われだしても,CWとして日本に来ての暮らしの中で銭湯に行っても,結局は「マリーゴ」で済ませてしまうようです。
シャワーの扱いも日本とは違っています。
日本では風呂は「身体を暖めるもの」ですが,フィリピンでのシャワーは水を主に使いますので「身体を冷やすもの」と考えられています。
このため,疲れているときや,夜はシャワーを使うなと言われます。
外出から戻った直後や,アイロンを使った直後も,シャワーを使ってはいけないと言われます。
どうやら体温が上がっている状態で,それを急に冷やすのは良くない,という考え方のようです。
シャワーの形態を金持ち順に書きます。
1.金持ちの家庭,高級ホテル=バスタブでお湯を使う(アメリカンスタイル)
2.小金持ちの家庭=お湯のシャワー
3.普通の家庭=水のシャワー
4.ちょっと貧しい家庭=オケへ汲み置きの水で水浴び
5.かなり貧しい家庭=水を買いに言って,その水で水浴び
基本的にフィリピン人はシャワー好きで,寝起き,外出前,夕方と機会があれば何度でもシャワーを浴びます。
じっとしていても汗をかくような環境ゆえの知恵かもしれませんねぇ。
必然的に,汗臭いと嫌われますので,注意しましょう。