我が母校である盛岡一高には、応援歌が校歌を含め13個もあります。 |
他校にくらべると、異様に多いかもしれません。 |
しかも、これ全部を覚えなきゃならないんです。 |
卒業してからも、忘れたことがありません。 |
なんたって、校歌の節が「軍艦マーチ」なのですから... |
校歌 | 作詞 | 伊藤九万一 | 選曲 | 佐香貞次郎 |
1. |
世に謳われし 浩然の 大気をを此処に 集めたる 秀麗高き 岩手山 清流長き 北上や 山河自然の 化を享けて
汚れは知らぬ 白堊城 |
2. |
明治十三 春半ば 礎固く たたまれて 星霜此処に 幾かえり 徽章の松の色映えて 覇者の誉れは 日に月に
世に響くこそ 嬉しけれ | |||||
3. |
忠実自彊の 旗高く 文武の海に わたる日の 久遠の影を 身に浴びて 理想の船路 一筋に 雄々しく進む 一千の
健児の姿 君見ずや |
4. |
振えや杜陵の 健男児 海陸四方 幾万里 巉峭峙つ 起伏の岨 澎湃寄する 激浪の 其処奮闘の 活舞台
其処邁進の 大天地 | |||||
1. |
杜の都に聳え立つ 白堊の城を仰ぐ時 学徒一千英気は薫り 高邁な精神溢るる今ぞ 理想は高く日の本の
津々浦々に打ち広めん |
2. |
霞立ちたる岩手山 情け深き姫神と 吾等若人胸には宿る 宏遠な精神諭すは今ぞ 松の木陰に語り合う
吾等が理想高まらん |
3. |
清き流れの北上と 産ぶなす吾等男子児等が 久遠の光うち輝きて 真摯の道を歩むは今ぞ 質実剛健の息吹は
雄々しく強く満ち溢れん |
1. |
あの輩は 何者ぞ 我には 紅き心あり 紅き心の 熱血は 血潮に染めし 応援旗 血潮に染めし その旗を 仰がぬ者は あるべきか
などて刃向う 敵やある |
2. |
あの輩は 何者ぞ もとより我等が敵じゃない 陸奥に覇者たる 盛高の 威力を示すぞ 今ぞ今 威力を示すぞ 今ぞ今 敵手を屠って 帰れ友
などて刃向う 敵やある |
杜陵ぞ弥生の 雲紫に 花の香漂う 遊宴のむしろ 尽きせぬ奢りに 濃き紅の その紅こそ 白堊の健児 勝て勝て我等が 意気をば見せん 燃えなん我等が 心をこめて 月影さやかに 映れる城に 若人の凱歌を 聞かん
今宵また |
1. |
血潮の旗の 征くところ 桂冠ここに 百星霜 我が光栄と 輝きて 遮るものの なかりしに あな仇人の 鬨の声
友よ鉾とれ 闘わん |
2. |
緑に燃えし 原頭や 勝たずばやまぬ 雄心に 血をすすりけむ 青杉の 誓いの跡を 今ここに また繰り返す 勝ち戦
友よ鉾とれ 闘わん |
1. |
見よ新緑の 色深く 生気溢るる 白堊城 重き使命を 身に浴びて 健児一千 青春の 胸は希望に 高鳴りつ
雄叫ぶ姿 ああ偉なり |
2. |
天地もとより 我が幸ぞ 人の和ここに 一団の 炎と燃ゆる 応援旗 選手の意気は 天を呑み 自在の威力 ここにあり
いざ闘わん いざやいざ |
第五応援歌(敗戦歌) | 作詞 | 三上賢吉 | 高橋六介 | 合作 |
1. |
むせぶ悲憤の 誓いより 幾多の星は うつろいて 我が学舎の 先陣が
立てし功は いや栄ゆ |
2. |
今原頭に 寄する敵 戦の庭の 花吹雪 散らさで彼等 返しなば
誇りはとみに 地に落ちん |
3. |
北辰光 冴ゆるもと 白堊の城を 立ち囲む 松の緑の 永遠に
凱歌は 人に許さじな |
盛高 よいとこ 猛者の 出所 裏の薮から 猛者がでるよ 此処で勝たなきゃ 男が立たぬ 必死になって
ドンと行くぞ |
北上 流れ 音高く 岩手山が そそりたつ 我等が 堅固 健脚を 示すは今日ぞ 此の時ぞ どうせ勝つなら さっぱりと きれいに勝てよ 我が選手 ヨイショ
フレー フレー 一高 |
第八応援歌(壮行歌) | 作詞 | 森田 祐 |
1. |
干戈交ゆる 幾星霜 栄えある勝利を 得る迄は 熱血燃ゆる 闘魂で 重なる勲 幾度か
若き熱血 白堊城 |
2. |
闘魂燃ゆる この戦 我等が血潮の 応援旗 闘志と闘志の 触るる音 ああその音を 君聞くや
仰げば日輪 冴ゆるなり |
第九応援歌 | 作詞 | 毛藤光正 | 多田健三 | 合作 | 作曲 | 折原耕介 |
1. |
北上の辺り つめ草萌えて 集いし者よ 覇者たる我等 燃ゆる血潮に 応援旗振れば
吼ゆる雄獅子に 勝利を誓わん |
2. |
岩手の嶺の 残雪溶けて 選りし者よ 覇者たる我等 上がる歓気に 拍手をすれば
冴ゆる月影 凱歌を叫ばん | |||||
3. |
杜陵の森に 青葉は茂り 進まん者よ 覇者たる我等 募る闘志に スクラム組めば
紅の陽に 栄冠を捧げん |
4. |
上田丘に 紅葉は散りて 雄々しき者よ 覇者たる我等 溢るる胸に 面を伏せば
カペラの星に 涙を垂れん | |||||
第十応援歌 | 作詞 | 瀬川 規 | 作曲 | 石原 真 |
1. |
夕日を浴びる不落の城へ 凱歌を口に帰りゆく 我等が希望は天をも蓋い 進む道には光あり 一高健児ここにあり
一高健児ここにあり |
2. |
松葉三針千歳蒼く 矜は永久に満つるなり 我等が意気は銀河を越えて 進む道には限りなし 一高健児ここにあり
一高健児ここにあり |
1. |
白堊の城に 風さわぎ 真紅の旗が 乱れとぶ 戦の庭に 我立てば
野心に燃えて 血潮湧く |
2. |
白堊の城に 攻めよせる あの軍勢は 何者ぞ 我等が紅き 熱血の
剣の前に 敵はなし |
3. |
白堊の城に 花は散り 勝利の声が 湧き上がる 北の健児が たてこもる
白堊は固し 永久に |