マフラー交換記

準備するもの
メガネレンチ(12mm) メガネレンチ(14mm) 耐熱シート

上記が最低必須工具です。あと締め付け時に規定トルクを
出したいのであればならトルクレンチが必要です。
耐熱シートは有ればバンパー保護に役立ちます。


まずは全体像から

・これはサブサイレンサーとエンド部。
・こちらは中間パイプフロント側 
 上がPRORACER、下がノーマル。 
 上がPRORACER、下がノーマル。
 サブサイレンサーはノーマル比 φ146→φ153でした。
 ノーマルは何故か一本物ではなく継いでます(^^; 
 エンド部は同比 φ240相当→φ153でした。
 (青波線部) 微妙に径が違っています。(φ51〜φ54)
 通路径は同比 φ54→φ60.5でした。
 PRORACERは均一φ60.5でした。
 参考に重量はトータル13Kgでした(ノーマル:13.5Kg)
 曲げも緩やかなRになっていてスムーズな排気の流れを
 軽量化にはあまり貢献出来ていませんので軽量化をお考えの
 考慮されています。
 方には他の軽量マフラーをお勧めします。(RM-0〇Aとかね)
 
   
 作りはやはり何処も綺麗に仕上がって流石!って感じです。
 

交換作業

交換にはまず4輪共ジャッキアップの必要があります。
馬(リジットジャッキ) 4個必要です。
作業性考えるとスタンドなどにあるリフトで高く上げたら
交換し易いんだろうなぁっと思います。

まずは、中間パイプ。(フロント側)

この3箇所のボルトの取り外しから。
14mmのメガネを使います。
※初めて取り外す場合 かなーり硬く固着しています
CRCなど潤滑させて何とか取り外しましょう(^^
 
うちの菜菜ちゃんもいらっしゃいます(笑)
 
 
 
こちらは、リヤ側。
この2個所のボルトを取り外します。
12mmメガネを使います。
こっちも潤滑しておきましょう。
 
これでマフラーはぐらぐら状態となります。
あとは3箇所あるゴムブッシュを取れば脱着できます。
これまた潤滑しておきましょう。
慣れてないと外すの困難ですが頑張ってくださいね。
ポイントはパイプ側から外す事かな。
特にエンド側は車体に付いたままでもOK。
 

っと、てな具合で純正を脱着して後は逆の手順で車体へ組み付けしましょう。
取り外しが出来れば取り付けは簡単ですね?
順序としては、

1.中間パイプリヤ側ゴムブッシュ1個所で車体へ組み付け(本締めは後で)
2.同じくフロント側をボルトで締め付け

この時点で中間パイプはとりあえず車体に付きます。

3.次にエンド部を車体に取り付けます(ゴムブッシュ2個所)
4.付けたら次は中間パイプとエンド部を仮締めします。
5.後は微調整しながらフロント側本締め、リヤ側本締めで完了です。

締め付けトルクは22N・m位(説明書では39〜49N・m)

全て完了したからと早く走りたい・・・ワクワク・どきどきで作業終了・・・
の前にまずはジャッキアップのままエンジン始動。
そして、各部の排気漏れ、締め付け確認をしましょう。
これで完璧なら作業終了です。

※交換から走行数百キロした後、再度増し締めおよび締め付け確認しましょう。

おまけ

ノーマルとの比較早見表(実測データ)
 
ノーマル
PRORACER
中間パイプ径(mm) φ51〜54 φ60.5
サブサイレンサ径(mm) φ146 φ153
エンド部パイプ径(mm) φ54 φ60.5
サイレンサ径(mm) φ240相当 φ153
中間パイプ重量(kg) 6.5 8.0
エンド部重量(kg) 7.0 5.0